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コレステロール、中性脂肪が基準値越えの場合

2025-02-24 10:31:28 | 健康・医療
私は既に医療から卒業する歳になっているのですが、肺機能が衰えておりこのための吸入薬を使用しています。

健康診断も断っているのですが、いわば医師の顔を立てる意味で受診しています。この数値に特に悪い部分はありませんので、健康とはいえなくとも病気ではない状態かもしれません。

健康診断の脂質検査でコレステロールや中性脂肪の数値が高いと指摘される人は多いようです。こういった価が高い場合のリスクとしては、動脈硬化が進みやすく狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など血管が細くなることで引き起こされる病気が挙げられます。

また中性脂肪が高いと内臓脂肪が蓄積され、肥満の原因になるほか脂肪肝への進展する恐れがあります。これらは糖尿病のリスクになりますし、脂肪肝は肝臓ガンのリスクにもなるため注意が必要です。

ただしコレステロール値や中性脂肪値は低ければいいというものではなく、中性脂肪は体内のエネルギー源になるので、数値が低すぎる場合倦怠感などの症状が出る人もいます。コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸の原料であり体に必須の成分です。

健康診断の脂質検査項目には、中性脂肪のほかにLDLコレステロール、HDLコレステロール、総コレステロール(TC)、ノンHDLコレステロールがあります。

LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれ、肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ働きがありますが、過剰になると動脈硬化を引き起こします。HDLコレステロールは善玉コレステロールを呼ばれ、余剰なコレステロールを回収する働きがあるので、数値が低いと問題があります。

総コレステロールはこの2種を合わせたもので、以前は主にこの数値で病気のリスクを判断していました。しかし体に良い働きをするHDLコレステロールが高いことで総コレステロールも高くなることがあるなど、病気のリスクを正確に判断できないため、最近ではLDLコレステロール、HDLコレステロールを見て判断しています。

ノンHDLコレステロールとは、総コレステロールからHDLコレステロールを差し引いたものです。悪玉と呼ばれるコレステロールはLDLコレステロール以外にもあり、それらを表わしたものです。

LDLコレステロールやノンHDLコレステロールが高いのであれば、動物性脂肪を含む食品や卵の摂取を控えめにしましょう。例えば動物性脂肪を含む食品には、肉の脂身のほかウインナーやベーコンといった加工肉、牛乳やヨーグルト、チーズといった乳製品が該当します。

一方中性脂肪は炭水化物の過剰摂取や飲酒、脂肪の摂取によって高くなります。コレステロールや中性脂肪の数値はそれほど気にすることはないような気がしますが、健康のためには控える必要がありそうです。


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