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アムロオープンテニス決着

2019-02-19 10:02:08 | テニス
オランダのロッテルダムで開催されているアムロオープン(ATP500)は、前回錦織が準々決勝を突破したところまで書きました。

錦織の準決勝の対戦相手はスイスのワウリンカとなりました。ワウリンカは膝の故障で戦列を離れ、昨年末に復帰しましたがなかなか良い成績を上げることができず、早期敗退を繰り返し現在80位程度までランキングを落としています。

グランドスラムも3回も優勝し3位まで上がったのですが、もう33歳でもあり完全復帰は難しいだろうと考えていた選手です。今大会もワイルドカードで出場し、かなり厳しいドローを勝ち上がってきました。

試合が始まると、すばらしい片手バックを始め、往年の力強さが戻っていました。錦織もそれほど調子が悪いという感じではなかったのですが、ワウリンカに力負けをしたという感じで、1セットは2-6で取られてしまいました。

ところが2セットになると錦織のショットが決まりはじめ、ワウリンカの良さが出ませんでした。ワウリンカは元々ムラのある選手で、ジョコビッチやナダルに勝つ試合をしたかと思えば、下位選手にあっさり負けたりしていました。

2セットはこのワウリンカの悪いところが出たようで、6-4で錦織が取りました。これならばと期待したのですが、3セットになりワウリンカのサーブの調子が非常に良くなってきました。

この試合8本のサービスエースを決めたのですが、その内7本がファイナルセットに出たのです。これではなかなかブレークできず、4-4となった時にはタイブレークになるかと思っていました。

ところがこの直後のゲームで、ワウリンカの素晴らしいリーターンエースやバックのストレートが決まり、錦織のサービスゲームを取られてしまいました。このまま次のゲームも取られ4-6で敗退しました。

錦織にミスが多かったわけではなく、上回る良いショットを出してきたワウリンカをほめるべきでしょう。錦織はこの試合には負けましたが、現在7位のランキングがフェデラーを抜いて6位になることが決定しました。

決勝に残って欲しかったのですが、少しずつ上位に挙がっていますので次の試合を期待しています。

決勝はワウリンカとフランスのモンフィスの戦いとなりました。この試合はワウリンカにやや精彩がなくモンフィスの一方的な展開かと思いましたが、1セットを6-3で取ったモンフィスが2セットは急に動きが悪くなり1-6で取られてしまいました。

それでもファイナルセットはモンフィスが良さを出し6-2で取るというやや荒れた試合になりましたが、モンフィスの初優勝で終わりました。

今週は大坂なおみが出場するドバイ選手権が始まりましたので、またテニスから目が離せない週になりそうです。

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