ごっとさんのブログ

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   薬と猫と時々時事

ずいぶん久しぶりの月2回目の定例麻雀

2024-10-21 10:36:51 | ギャンブル
今月は定例麻雀を早めにやり、その折たまには2回目をやってみようかという意見が出てすんなり都合も合い2回目の麻雀を開催しました。

今回は皆さん早く集まり気持ちよくスタートできました。問題の東1局は比較的手がよく、10巡目ぐらいにタンヤオ、ドラ1を聴牌しました。まだ早いこともあり、今日の運勢を見るという事でリーチをかけました。

するとすぐ親のH君からリーチがかかり、数巡目に親満を振り込んでしまいました。これはツキがなさそうで注意しないといけないと思ったのですが、その後STさんに交通事故のような満貫を振り込んでしまいました。

これでハコテンの危機となりましたが、南の1局に役がないドラ2を聴牌しました。ハコテンを回避しようと3面待ちでしたのでリーチをかけたところ、またH君に追いかけられてしまいました。当然のように私が振り込み、これが満貫でついにハコテンになってしまいました。

南の1局で半荘が終わるというのは、記録的な早さかもしれません。この辺りは半ヅキで大負けする可能性があるということが、しっかり入っていなかったのかもしれません。

2回目は守りの麻雀に徹したのですが、SKさんが2度続けてリーチ一発自摸などがあり、なんとか若干沈みの2位で切り抜けました。問題は3回目の親の時でした。比較的早く6,9竹待ちで、9竹でピンフ、純チャン、イーペイコウ、ドラ2という跳満を聴牌しました。

ここですぐSKさんから6竹が出たのですが、上がらず回してしまいました。その後STさんが上がったのですが、麻雀は上がってなんぼのゲームですので、6竹で上がっておくべきだったのかもしれません。

その後4回目には3ピン、3万の待ちで自模り四暗刻を聴牌しましたが、どちらも1枚ずつ出ており、リーチはかけませんでした。やはり半ヅキの時は良い手が来るのですが上がれず、この時もH君に振り込んでしまいました。

こういった役満聴牌では降りることもできず、勝負に負けてしまうというのが麻雀の難しさかもしれません。今回は非常に早く進行したため、5回目の半荘をやることにしました。この東ラスぐらいで、ドラ暗刻で役のない手を聴牌しました。

2,5,8ピンですのでリーチをかけたところ全く自模らないのです。あきらめかけたところ何と海底で自模り跳満となりました。これで何とかトップが取れそうと思っていましたが、STさんが絶好調となり千点差でトップをとられてしまいました。

今回はこれといった綺麗な手は出なかったのですが、最終的に2位2回、3位2回、ドベ(ハコテン)1回と私の一人負けで終了しました。大負けしたのですが、なかなか楽しい麻雀ではありました。

ガンのリスクを下げる晩酌の最後にお勧めの飲物

2024-10-20 10:34:29 | 
このブログでも書いていますが、私は毎日風呂から出ると主にウイスキーの水割りを飲んでから寝ています。どうもこの1杯で寝つきが良くなる気がしており、健康よりこちらを優先しています。

最近の研究で、夕食の時間が遅い人はガンのリスクが高まるという結果が報告されました。この結果はフランスの4万人以上を対象とした研究によるもので、1日の最後の食事を21時半以降に食べる人は、女性の乳ガンリスクが1.5倍、男性の前立ガンリスクが2.2倍高くなっていました。

遅い時間に夕食を食べたことで、睡眠や覚醒、体温や血圧、ホルモン分泌など身体の活動を24時間周期で調節している体内時計が乱れ、ホルモンの分泌量が変化しホルモン依存性ガンのリスクが高まったと考えられます。

また中国の研究では、夕食から2〜3時間以内に就寝する人は、4時間以上たってから就寝する人に比べて大腸ガンのリスクが2.5倍高くなっていました。

またアメリカの早期乳ガン患者を対象とした食事調査で、夕食後から朝食までの夜間の絶食時間が13時間未満の女性は、以上の女性と比べて再発率が36%、死亡率が21%高かったことが報告されています。

健康を維持する上で朝食は欠かせません。朝食を抜くと体重が増加しやすくなり、肥満のリスクを高め、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病につながり、心臓や血管の病気にかかりやすくなることが報告されています。

日本人を対象とした研究でも、朝食抜きのグループでは、ガンを含めたすべての死因による死亡リスクが、男性で43%、女性で34%増加し、特に循環器系の病気で死亡するリスクが高くなっていました。

ガンのリスクを高める危険因子として特に注意したいのが、ジュースやソーダなどの砂糖入りの飲料です。フランスの研究では、砂糖入りの飲料を1日100ml多く摂取するだけで、ガンの発症リスクが18%上昇したという報告もあります。

酒は多くのガンに関係していて、飲酒量が増えるにしたがってガンのリスクが増えるのは紛れもない事実です。そこで提案したいのが、食後の酒の1杯をコーヒーに置き換える方法です。

以前からコーヒーに含まれるポリフェノールは、生活習慣病やガンを防ぐと言われてきましたが、最近でもコーヒーによるガン予防効果については、国内外の多くの研究から明らかになっているのです。

なかでもコーヒーの摂取により、前立腺ガン、子宮体ガン、口腔ガン、皮膚ガンなどのリスクが低下することが確認されています。

とはいっても風呂上がりの水割りをコーヒーに変えるのはかなり抵抗があり、あまり実践できそうな気はしません。

発達障害と腸内細菌の驚くべき関連性

2024-10-19 10:34:29 | 健康・医療
最近脳腸相関という言葉をよく目にしますが、このブログでもヨーグルトと長寿との関連などを取りあげています。

これは腸と脳は情報のやりとりをしてお互いの機能を調整する仕組みがあり、いま世界中の研究者が注目する研究対象となっているようです。

近年発達障害や気分の落ち込み、さらには幻覚や妄想など心身にさまざまな影響が出る疾患(精神疾患)と腸内マイクロバイオータや腸内代謝物との関連も非常に注目を集めています。

自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などさまざまな名称で呼ばれてきた発達障害のことを、2013年からまとめて自閉スペクトラム症と呼ぶようになりました。これはアメリカ精神医学会の診断基準に基づいたものです。

自閉スペクトラム症は、数多くの遺伝子が互いに複雑に影響し合うことで発症すると考えられています。主な症状としては、言葉の遅れや会話が成り立たないなどの社会的コミュニケーションの困難さがさまざまな場面で見られます。

他者と感情を共有することが苦手で、対人的な相互関係を築くことが難しかったりもします。また興味や関心がひとつの事柄に限定されやすく、こだわりが強く、感覚過敏であったり、逆に鈍かったりするなど感覚についても困難さが見られることがあります。

こうした特徴だけでなく、身体に現われる症状もあります。自閉スペクトラム症児は、正常児と比較して胃腸炎や腹痛が多くみられ、腹部にガスが蓄積しやすく、下痢、便秘、排便痛といった消化器症状を示す傾向になるとされています。

また自閉スペクトラム様症状が重いほど、消化器症状も重くなることが経験的に知られています。そのため自閉スペクトラム症は、遺伝子の変異だけでなく、腸内のマイクロバイオータや腸内代謝物もその発症に関与しているのではないかと考えられていました。

そうした腸の関与を調べるために、実験が行われました。まずヒトの自閉スペクトラム症児から採取した糞便中に含まれる腸内マイクロバイオータを、無菌マウスに移植します。その後このマウス同士を掛け合わせ、生まれてきた赤ちゃんマウスの行動を調べるのです。

その結果移植された親から生まれ育ったマウスは、同じ行動を何度も繰り返す反復行動が高まり、自発的な運動量も減り、社会性が低下するという自閉スペクトラム様症状を示したのです。

次にこのマウスの脳で使われている遺伝子を調べたところ、糞便移植していないマウスと比較して560種類以上もの遺伝子の使われ方が変化しているものの、遺伝子自体に変異はありませんでした。

このことから遺伝子自体に変異が入るのではなく、遺伝子の使われ方が変化することで自閉スペクトラム症が発症することが示唆されました。

その他いろいろ分かってきたのですが、脳腸相関はかなり複雑なものであることは確かなようです。

老化抑制に強く影響するサーチュイン遺伝子

2024-10-18 10:32:45 | 健康・医療
最近老化抑制の話をよく取り上げますが、やはり私自身の老化が進んでいるためかもしれません。2月に新型コロナで肺炎となり入院して以来、割と簡単に体調を崩すようになりました。

やはり肺炎で肺の機能が損なわれると、この歳ではなかなか完全に復調できないのかもしれません。現在老化を抑制する方法は大きく2つあるという説があります。ひとつはダメになった臓器を全部もしくは一部を交換する方法です。

脳死移植だけではなく、歯のインプラント、人工関節、眼内レンズといった人工臓器だったり、ウシの心膜やブタの大動脈弁で作った生体弁を交換するなどがすでに行われています。2022年に米国で遺伝子操作によって作られたブタの心臓を移植する手術などがこの典型かもしれません。

もうひとつは、全身の細胞に働きかけて、糖化を可能な限り均等に遅らせる方法です。テロメアの短縮を防いだり、伸ばしたりするアプローチもそのひとつですが、いまは長寿に関係する特定の遺伝子のスイッチをオンにすることで長寿を目指すという研究が盛んに行われています。

そのターゲットのひとつとして世界の研究者が注目するのがサーチュイン遺伝子です。これは別名長寿遺伝子と呼ばれ、老化や寿命の制御に重要な役割を果たしています。

サーチュイン遺伝子は、現在哺乳類ではSIRT1からSIRT7までの7種類が発見されており、それぞれの遺伝子から作り出される特定タンパク質(サーチュイン酵素)の発現量を増やすことで老化を制御しています。

7種類のうち最も重要な働きをしているのがSIRT1で、血糖値を下げるインスリンの分泌を促したり、糖や脂肪の代謝をアップし、神経細胞を守って記憶や行動を制御するなど、老化や寿命に大きな関係があることが分っています。

SIRT3は細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアにおいて、エネルギー(=ATP)の合成を促します。SIRT6はDNAの2本差の修復に関係します。染色体を拡大するとヒストンと呼ばれるタンパク質にDNAが巻き付いていることが分ります。

DNAの一部に生物の特徴を決めたり、細胞の活動を支えるために必要な約10万種類のタンパク質を合成するための設計図である遺伝子が刻まれています。

染色体はDNAを2回巻き付けたら、残りのDNAを別のヒストンに巻き付けるといった構造になっていて、DNAが絡まって切れたりするのを防いでいます。老化のメカニズムには、このDNAのヒストンへの巻き付き方が深くかかわっているようです。

この遺伝子の働きを決める仕組みをエピジェネティクスと呼んでいますが、この辺りも老化と深くかかわっているようです。

この様に老化の仕組みは色々と明らかになっており、老化の制御も現実味を帯びています。これが本当に必要なのかは難しいところですが、興味があることは確かといえそうです。

結婚するメリットは高齢者にも、心臓病やガンまで

2024-10-17 10:35:29 | 文化
私の世代は皆結婚世代ですので、友人の中でも結婚していないのが一人いるだけです。それが現在は生涯未婚率も高くなり、結婚しない、できない人がどんどん増加しているようです。

ここでは結婚のメリットを紹介しますが、あまり意味はないのかもしれません。人間科学の専門家によると、夫婦は運動の機会を増やしたり、喫煙や飲酒を減らしたりより良い食事をとったりすることによって、互いの健康を改善したり保ったりするよう助け合っているとしています。

こういった数多くの要因が、うつ、心理的苦痛、高血圧、炎症などに関連するリスクを減らし、死亡率を下げるのに役立っています。しかしこうした利点は結婚しているすべての人が得られるのか、というのがここのテーマとなっています。

結婚がメンタルヘルスに良い影響を与えることを示す根拠は豊富にあるようです。調査では既婚者は未婚者に比べて自尊心、人生の目的意識、帰属意識が高く、より幸福である可能性が高いことが示されています。

その理由のひとつには、身体的な接触や親しい交わり、頻繁な愛情表現が、ドーパミンやオキシトシンといったいわゆる幸せホルモンを分泌することが挙げられます。そうした夫婦はまた孤独を感じることも少なく、心血管疾患や死亡の確立されたリスク要因が孤独となっています。

幸せな結婚生活を送っている人たちは、独身者よりもストレスを感じにくいことが分っています。この点は男性の方が女性よりも多くの恩恵を受けています。その理由として人間関係でのストレス要因に対しては、女性の方が男性よりもネガティブな反応を示す傾向にあるようです。

また既婚者はうつ病になる確率が低く、うつ病になった場合でもその後の経過が比較的良好になります。身体的な健康へのメリットも同様に根拠があります。結婚は冠状動脈性心疾患、糖尿病、ガン、脳卒中にかかった後の生存に良い結果をもたらすことが分っています。

加えて既婚者はガンのリスクも低くなっています。100万人以上の患者を対象とした大規模な研究では、既婚者は転移ガンになる確率が17%低いことが分っています。

この様な数々の要因が、既婚者は独身者よりも長生きするという研究結果が、アジアやヨーロッパなど世界各地で報告されています。献身的な人間関係を結んでいる人は、病気やガン治療、手術からの回復が早いことが分っています。

このように結婚によるメリットがたくさん出ていますが、実際面で本当に受けられるか疑問はありますが、孤独でいるよりは良さそうな気がしています。