山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

富士山と静岡の茶の旅

2010-05-02 22:56:22 | ぶらり旅
5月2日は八十八夜、立春から八十八日目にあたる。このころに摘んだお茶は
味が良いそうだが、私はお茶ときたら掛川のバイパス沿いにあるお茶の文字が
浮かび写真が撮りたくなりスキー、キャンプ道具を乾かしている間に
ちょっくらバイクでお出かけしました。

山旅で残った食料をリックに詰めてバイクを走らす。



掛川の道の駅に到着
あまりにも天気が良く、気持ちがいいので富士山を見にもう少し走る事に
そして到着した所は今年2回目の浜石岳



おー少し雲がかかっているがスゴイ富士山
新茶はないがドリップコーヒでひと休み
今年の富士山もなかなか雪つきが良いみたいだー



昨日の北アルプスから想像つかないくらいの新緑
ポカポカ陽気で気持ち良い。
これが山でも欲しかったが・・・



親子連れが結構登っていた。
バイクで登るのは少し気が引けたので下りはバイクのエンジンを止めて
山を下りる。自然と一体化気分で風を切る、なかなかのスピードで下りて行く。



そして帰りに例の場所へ
この茶の文字、東名を走っている時もかすかに見えたと思ったが・・・
良く見ると茶畑ではなく針葉樹の木のようだ。
だから1年中茶の文字が見えるのかなー
山の上に鉄塔があるので上まで行けそうだが今回はここまで



ちょっと遊んで写真を撮ってみました。
お茶をいただきますーて感じで撮りました。
今度は茶の近くまで足を運んで見よう。

茶の文字は粟ケ岳の中腹にあり、正面の茶畑から写真撮影


槍ヶ岳山スキー(3日目)

2010-05-02 21:08:57 | 山スキー
4月29日~5月1日(3日目) 槍ヶ岳(新穂高~槍平~槍ヶ岳) 2泊3日 テント泊
                  天候 曇りのち晴れ 行動時間 4時間

 3日目のルート


夜の天気に朝起きた時はもう下山モードに
私も家には1日に戻ると言っているので、帰りが遅れると心配するので・・・

のんびり撤収していると雲の切れ間から晴れ間がのぞく。
朝一番にスキーヤーが登って来て話すと夜中2時に新穂高を出て来たようだ。
やっぱりスキーは荷軽で日帰りのほうが滑りも楽しめてこれがベストスタイルだと思う。
少し羨ましかったが仕方ない。

撤収完了! 遅かったが8時過ぎに下山開始
下山はさすがにスキーは早い。荷物も来た時よりは軽くまだマシだー
あっという間に滝谷へ

そこからは今回は河原ルートで戻る。
すでに今日登って来た人のトレースがあり同行者も安心して歩く。
1カ所チビ谷を越える手前が河原がなく難儀するがあとはフラットに近くオールスキーで
通過できる。

白出沢登り返しもGPSで確認して40mくらい登り返すだけだった。
行きもこれで行けば問題なくスキーシールで行けたはずだ。
良い勉強になった。
朝からデジカメの電源が入らなくあきらめていたが、同じCanonの電池を借りて
立ちあげると私の電池でも復活!

<やっと山写真>


白出沢から西穂高
下山時にこの景色は少し悲しいかったがしょうがない。
もう頭は温泉の事しかない。

<笠ヶ岳方面>


こちらも良い眺めだった。

<杓子平のアップ>


おわんに溢れそうな雪庇
下が崩れたら凄い事になりそうな感じだ。左俣谷を通る時は気を付けないと
崩れたら林道まで流れそうだ。

<頑張って上げたMTB>


穂高平小屋まででも上げた甲斐があった。
帰りは快適なダウンヒルあっという間に駐車場に到着

しかし今日上がった人で自転車をデポしている人がいなかったなー
この林道なら押して上げてもそんなに足にはこなかったが・・・

<2本目登り返し新穂高の景色>


私の荷物を車に置いて、同行者の荷物を取りにまたMTBで今度はヒルクライム
荷物を置くと体は軽く、ガンガン漕げる。

<穂高とMTBポーズ>


下山して悔いは残るがスッキリした気分
上高地から入るのも良いが私は新穂高から入る槍ヶ岳が好きだなー
バスを使わなくて済むし人がすくない。
ここはまたリベンジが必要だ!

<とりあえずひとっ温泉>


寸志で入れる温泉

<運動した後に入ると体が軽くなる温泉>


疲れを癒す為に軽く入る。
なかなか一人では入りにくいので今日は誘って入ってみる。
昼までも10人くらい入っていた。一人水着の女性も・・・
隠さないで入っていたら私のモノは見られていた。減るものでもないけど
大したモノでもないが。

この後は平湯へ行きひらゆの森の温泉へ
その前に食事と思いそばを頼んだが少し遅くれただけだが、気を使ってくれて
生豆腐をサービスしてくれた。
山菜ざるそばととてもマッチ美味しかった。

今回の山行 3日でピークを踏めない情けない結果だがピークを狙うだけが
山ではないので十分楽しめた山旅立った。
山でこだわりの食事、宴会、のんびりするもまた楽しいのである。

一人で来たらピークを目指すのも楽しみだが、仲間と来た時はいつもと違う
楽しみが良いのだから

槍ヶ岳山スキー(2日目)

2010-05-02 20:01:41 | 山スキー
4月29日~5月1日(2日目) 槍ヶ岳(新穂高~槍平~槍ヶ岳) 2泊3日 テント泊
                  天候 曇りのち雪 行動時間 6時間

地図 滝谷避難小屋から2510m付近まで 

朝4時に起床と思っていたが、夜に時計を紛失してしまい気が付いたら外は明るく
朝5時前だった。

この日も朝から荷物を軽量化する為に、ガッツリ食べた。

6時過ぎに滝谷避難小屋を出発、とりあえず槍平を目指す。
滝谷からはスキーシールで難なく歩けて槍平まで1時間ちょっとで到着

ここで今日の寝床を作り、荷軽で槍ヶ岳を目指す。

<中ノ沢>


昨日のルート選択ミスがあり私は沢沿いをそのままスキーで登る。
登山者は最短ルートで繋ぐがスキーヤーは傾斜の緩い所を登る方が楽なので
同行者と分かれて登る。

<2100m付近>


この時点ではまだそんなに雪は降っていなかったが時間が経つにつれて
天候は悪化する一方で

<鳥も寒さにやられて>


雪に潜っているのか全然動かない。
木にとまっている同じ鳥もいるが雪にうずくまる鳥もたくさんいた。
しかも弱っているので大きい鳥に襲われて餌食になっていた。
かわいそうだが仕方がない世界かー

途中で2700m付近まで行ったがホワイトアウトで下山してきた人に会う。
上はさらに条件が悪そうだ。
そのまま登るが2500m付近でホワイトアウトへ
私はGPSがあるので登るだけなら登れるが、同行者と分かれて今日の行動を
どうするか伝えてないので悩む。こんななか森林限界を過ぎて登ってしまうと
方向が分からなくなる。上に登ってないか心配になり登山ルートの方へ移動

最後の1本木の所でどうするか悩んでいたようだ。間にあった!
これ以上登っても何も見えないので下山を決めて二人でテントへ戻る。
しょうがない宴会でもするか。焼酎500mlと酒500lmあるから・・・

<さらに天候は悪化>


沢の下部まで下りてきたが雪がかなり降っている。

<テントも雪をかぶる>


12時頃にテントへ到着
まさかの天候に為す術もない。もう今日は宴会モード
昼から酒飲めるのもまーいいかー

<レトルト活躍どはどて煮>


今回4,5人用のエスパーステントを荷上げ。
昨年会社の人に貰って初めて使用、二人では広すぎで3人くらいは寝れそう。
快適なテントだった。

<槍平小屋では水確保>


ホームページで確認していたが、何と水場を小屋の人達が確保してくれていました。
小屋の営業はしていないが雪崩の影響で改修しているようで毎日雪かきをしていました。

テントをする人には大切な水ですからありがたやーです。

<夕方いったん稜線が見えるが!>


明日はどうするか?天気が良かったら登りたい気分だが
同行者の体調が良くないみたいなので下山する事に!

夜になるとまた雪が降ってきてテントに積もる。
時々突風が吹いて明日も天気が心配に・・・

つづく・・・





槍ヶ岳山スキー(1日目)

2010-05-02 07:44:46 | 山スキー
4月29日~5月1日(1日目) 槍ヶ岳(新穂高~槍平~槍ヶ岳) 2泊3日 テント泊
                  天候 雨のち晴れ 行動時間 7時間

 黄色が初日行動地図

29日早朝に家を出て新穂高へ9時前に到着
平湯トンネルを抜けるとそこは雪国だったで、峠ではかなり雪が降っていて山は
薄っすら雪化粧していた。新穂高ではザーザー降りの雨で出発を少し遅らせて
10時頃出発した。

これがあと後行動時間を狂わせてしまう結果に。

スキー道具を担いでしかもテント泊、最近ここ2年は楽して立山へ行っていたので
ずっしり重たく30分間も歩けない。すぐに汗だくになりかなり苦痛だった。

しかもMTB持ちで乗れたのは最初の5分くらいであとは穂高平小屋まだで
ひたすら自転車を押す羽目に!
穂高平小屋まで雪崩は1カ所有、それ以外は雪なしで自転車使用可能
まだ除雪は行ってない模様。

<MTBは穂高平小屋の上400mまで>


そこから林道の雪が繋がってスキーシールで歩行可能



一か所目の砂防ダム付近は雪がいったん途切れたがあとは雪が繋がっている。



初日は写真4枚だけで、全然余裕がなく写真を撮る元気がなかったのが分かる。

白出沢出合まではだましだまし、重たい荷物に耐えながら歩いていたが
白出沢からはヤバかった。

一緒に行った人が登山オンリーなので、先行者の足跡を追って夏道に近いルートで
歩いているので斜めの斜面をひたすらトラバースするように移動
シール歩行の私は難儀して途中で板を持つことになりとどめを刺された。

時間だけが過ぎて夕方近くになる。

このままでは槍平までたどり着かない。それどころか滝谷の避難小屋にも着かない。
県警のヘリが上空を飛んでいて手を振りたい気分に・・・
17時頃にやっと到着

避難小屋近くで男女二人に追いつかれ、私たちだけでなかったと少し安心。
避難小屋は先着一人で計5人の利用だった。

本当に寝床に辿り着けてホッとした。

荷物を軽くするために、かさばる物から食べる。
ビール500lm2本にキムチ鍋、朝はレトルトおでんとこれで3kgは軽量した。

避難小屋は寒いかと思ったが、完全装備の寒さ対策で寝ている時は暑いくらいだった。

夜中カチカチと音がするので、幽霊でも出たかと思いLEDランタンで照らすと
こんな冬にネズミが食べ物をあさっている音だった。小さいネズミで目を光らせ
床の下へ逃げて行った。

その後熟睡して、起きたら外が明るくかった。

つづく・・・