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そんな上海事情。映画村

2010年09月30日 | 上海の旅
 ないのです。バッタ屋。バッタ天国だった上海なのに。
 日本のドラマ、テレビのDVDも、奥まった個室でひっそりと売買。今は万博時期だからセーブしてるだけだが、中国なのに。
 この写真は静安寺周辺の、オールディースでよく出て来るビル。
 ここを模した映画村はちんちん電車も再現されて、日本のドラマや映画もみんな上海の映画村で撮影されている。
 「三丁目の夕日」、キムタク主演の(タイトル忘れたが)昭和初期の金の亡者一家の話し、この夏の「家族の肖像」などなど。
 上海郊外には映画村が5つもあって、その1つは、紫禁城がそのまんま再現されてるって。やっぱ土地があるだけあってスケールでかい。
 で、撮影に関係なく、見学できるからねっ。

近頃の上海事情

2010年09月30日 | 上海の旅
 いやー、変わった。スーパーでもコンビニでも、ビニール袋が有料。2元也。日本はアメリカ気触れでエコだから分かるけど、どうしちゃったの中国。
 だったら袋いらねーやい。
 そして浦東国際空港。喫煙所が無い。あんなに合った喫煙所がたった一カ所。しかも、税関後は、ライター全部取り上げられる。
 抗議すると、喫煙所にライター設置してあるって。あったさ、普通の100円ライターが箱に入って、ご丁寧に鍵かけられて。
 で、いいけど、それぞれの国に着いたら、長時間の禁煙状態で、煙草吸いたいと思っても、今度はライターが無いのだ。
 そこまで考えろってのは中国には無理。良かったー。マッチ持ってて。
 町でも、取り締まりが強化されたとかで歩き煙草の人はほとんど居ない。これ6年くらい前の香港状態。
 こっちとしては、「どうしちゃったんだよ。らしくないぞ、中国」。
 そして、空港で、とっくに登場時間終わっても、まだまだらしく、乗務員が「ふわー、ばりばりノータイム」と叫んで空港内を走り回っている。何語さ?
 韓国語だった。酷いもんだ。40分はかかったろうか、登場時間に飛行機に乗り込んだのはほんの数人。後から後から出て来る韓国人。で、来ても家族だとかお仲間が居ないとまたどっかに行っちゃう。さすがの中国人も困った顔で韓国人を集め回る。
 なんだか、幼稚園製の缶蹴り鬼みたいだった。
 韓国人って言っても、見た目、「ど田舎の農民」だな。あれ。初めての海外。万博。
 好き勝手。集合時間なんて生まれて初めてだったのだろう。
 置いて行っちゃえばいいいのに。と思うくらいに、んまーバラバラで集まらない。しかし、登場してるのは数人だから飛行機、飛ぶにも飛べず。
 しっかりと耳に焼き付いた「ふわー、ばりばりノータイム」。どうやら、「ふわー」は、「聞いてください」。「ばりばり」は分からないが、「とっても」とか、「全く」とかいう意味だろう。韓国人ってイタリアンだ。
 韓国人を動かすには、「日本人が乗りました」がいいんだとさ。笑い話によるとねっ。

そして缶詰になった時のホテル

2010年09月28日 | 上海の旅
 缶詰になったのは仕事場だが、近くのホテルを用意してもらい、移動。ここは、中国では有名なリーズナブルなチャーン店。期待はしていなかったが、綺麗に掃除もしてあって、室内も新しく、アメニティもあった。
 そして、ここでもシャワーブースの仕切りはガラス。好きだなー、シースルー。ただし、部屋との間はちゃんとした壁。
 唯一、気に入らなかったのが、椅子やテーブルなどの家具が真っ赤っ赤なこと。中国人的発想なのだが、安らかに眠る部屋だからね。基本。
 さて、ここで事件。初日も深夜を回ってからのご帰宅となったのだが、なんと部屋を間違えて、カードキーを翳す。当然開かず、操作音だけがむなしく響く事数分。寝ぼけ眼の男性がドアを開けて出て来たのだ。「ドッヒャー」、咄嗟に、「どいぶちー」と謝ったが、部屋の主が優しい中国人で良かったー。これ、ぶん殴られる可能性も無きしもあらずだ。
 フロントに文句を言いに行っても通じやしねー。
 結果は私の読み違いだったのだが、紛らわしい数字書いてるんじゃねーよ。ってとこかな?
 上海は戦いです。こんなこと毎日です。さて、お次の失敗談は…。
 

最初のホテルは

2010年09月28日 | 上海の旅
 アメリカのチェーン店「ベストウェスタン」グループでした。アメリカ横断の際や、その後も何度も随分とお世話になった思い出のチェーン店。中国にまで進出してたんだね。なぜかほっとした安心感と、「こんなに高級ホテルは久し振り」の旅行気分満喫。
 シャワーのみだが、洗面ブースは、曇りガラスの壁で仕切られ、なんとも、無駄に色っぽい。
 上海って未だ、この洗面水回り周辺をガラスにする建築技法好きなんだなー。
 ソファまであるホテルは本当に久し振りだが、あんまり家具が多くても使いこなせず、一度もソファに腰を下ろさなかった貧乏性の自分。

豫園

2010年09月28日 | 上海の旅
 最終日、ようやく時間が取れて、豫園へ。上海唯一と言っても過言ではない観光地。ほかは、東方明珠くらいしかないものね。
 だが、人人人。万博と豫園セットの観光コースなのだろう。一周歩いただけで、所持金が寂しいこともあり、バッタもんのクロックスのサンダル14元のみ購入。これ、履き馴れると軽くて便利だものね。それに田舎で自転車走らせてる我が身にはバッタもんで十分。
 豫園の周辺には、安ーい、貧乏っ臭い衣類の小店が並び、また、同じように問屋さんの入ったビルもあり、「上海だったらここで買え」の七浦興旺服飾市場 (七浦路)がこじんまりとした感じで、現地での衣類調達には持ってこい。ただし、日本で着るには勇気がいる。
 七浦路まで大規模になると目が回る自分は、本当は静安寺の崇光(そごう)裏のこちらも露店街が好きだったのだが、万博クリーン可制作ですっかり消え失せていた。
 北京もしかり、こうして表面だけ近代化されていき、一見綺麗にはなるが、味わいが失せると言うか、混沌とした上海らしさが無くなって行くのは寂しいね。

スープカレー

2010年09月26日 | 上海の旅
 高い。これだけで、40元。中華弁当だったら4食分。で、具が少ねー。もっと揚げた野菜とかゴロゴロ入ってるもんだろうが。
 しかし、辛くて、いい汗かいた。
 中国、香港は出前天国だからねっ。

 上海の詳しい内容は近日公開。だって、とにかく、今は疲れてるから。

毎日、このお弁当

2010年09月26日 | 上海の旅
 ほとんど毎日食べていたお弁当。この日はキノコ盛り合わせだが、お肉なんかももちろんある。中国の出前で、入れ物が発砲スチロールみたいではなく、昔、のり巻きやお稲荷さんが入っていた寿司弁当が入っていた木の薄皮のひょうぎだったかな? 名前忘れたけど、駅弁もそれだったっけ。
 その器に入っているのもいいし、中国の弁当は白飯におかず一品ぶっかけて終わりの所、副菜二品に味付け卵1/2とウインナー1本、厚揚げみたいな湯葉が付いてる。で、特にウインナーが美味しい。
 おかずも、ちょうどいい味付けでこれで11元。日本円で150円しないんだよっ。でもコレステロールとか体脂肪は増えそう。

3年振りの上海は…

2010年09月26日 | 上海の旅
 お久し振りです。上海に行っていました。それが、数日の滞在の予定が10日間に伸びたため、所持金並びに、着替え不足で、日に日に小汚く薄汚れていく自分。
 で、何をしてたかと言うと、缶詰状態で朝から深夜まで仕事でした。
 帰りの空港で、万博土産を抱えた観光客を見て、「そっかー、今、万博だ」と。
 唯一外に出て撮った写真がこれ。東方明珠でしたっけ? とにかく疲れて、帰りは空港までのタクシーでも、飛行機でも、空港からのリムジンバスでも、口を開けて眠り続け、今も眠い。

天山茶城の「見事なお手前」

2010年06月29日 | 上海の旅
 中国緑茶を愛飲していることは以前お知らせしたが、今回は、中国緑茶の桂花茶を発見。桂花ってキンモクセイのこと。輸入食品に店で、新しく仕入れたらしい。だが、数箱しかなかったので、お試しといったところで、そのうちに姿を消すことだろう。
 緑茶ベースと言うのも気に入ったし、値段も1パック150円と良心的だ。本場の値段を知っているので、馬鹿らしくって買えないのは、オイスターソースなどの調味料と韓国味噌。
 早速飲んでみたら、あらら…桂花の香りがしない。眠る前にリラックスさせるのに好んでいた桂花茶だったのだが…2箱買ったのに、残念。
 中国では現地のリプトン製のハーブ茶が4種類販売されていて、最近ではまれに日本でも見かけるが、カモミール、ローズヒップなど3種はあるのに、なぜか桂花ダけ無し、しかも10パックで300円。これは高い! 現地では25パックで150円前後だもの。
 ハーブ茶ってほとんどが紅茶がベースになっているので、自分にはキツいのだ。やはり緑茶。中国茶と言うと、烏龍茶(ウーロン茶)、普洱茶(プーアル茶)があまりにも有名だが、現地(大陸)では緑茶の方がポピュラー。
 龍井茶(ロンジン茶) なんか、もの凄く美味しいし、高価な物になると、旨味も香りも、十分に堪能出来る。
 自分は、水仙茶(ソイシン茶。烏龍茶の一種だが軽い感じ)、壽眉(サウメイ茶。白茶の一種で無発酵)を好んで飲んでいたが、どうやら水仙と壽眉は広東省の物らしく、上海などでは手に入らなかったので龍井茶に切り替えた。
 上海にはお茶市場があって、試飲させてくれる。お菓子も食べさせてくれるので、ちょっと一休みにはいい感じだ。「そんな高価なお茶とても買えませんから」の超高級龍井茶は、「お見事なお手前」でした。
 ほかにもここではフルーツ茶を購入出来るのも嬉しくて、良く通ったものだ。フルーツ茶はピーチ、ストロベリーなどの自然の甘味のある物から、ブルーベリー系の酸っぱい物まで。50g10元くらいからの量り売りで購入出来るので、少しずつ色々な種類を買えるのも嬉しい。
 8000㎡の敷地には多くの店舗がひしめき合っているが、それぞれ専門のお茶の種類がるので、一回りしてから腰を押し付けるといいだろう。メインの建物は1階が茶葉専門店で、2階が茶器、3階が骨董品や工芸品売り場に別れている。
 余談だが、お茶を飲み過ぎたら気になるのがトイレ事情だが、結構綺麗だった記憶があるので心配なく試飲してみてはいかが?
 場所は、中山西路520号 玉屏南路口(玉屏南路と中山南路の交差点)で、地下鉄明珠線の延安西路駅で下りて10分程。中国独特の朱色の古式建築物なのですぐに分かる。営業時間は8:00~22:00で無休。
 同じように上海の有名な観光スポットである豫園を取り巻くようにお茶屋さんはあり、こちらも試飲できるが、天山茶城の方が安い。
 どちらにしても常連さんになっちゃえば、それなりのスペシャルプライスで販売してくれる。
 初回にの訪問でも必ず値切る事。「いいの?」ってくらいにおまけしてくれます。なぜか、お菓子(プルーンみたいな物)とかも山程もらった。