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江戸飯 年越し(かけ)蕎麦

2012年12月31日 | 江戸飯
 朝からおせち料理作りに没頭。ただし、昨年よりも簡素にしました。形ばかりですが。こちらは明日の朝、重箱に詰めます。
 そして2012年大晦日になりました。本当に、昨年の大晦日がつい昨日のことのようです(少し大袈裟か)。本日は、風は強かったものの、暖かめでしたので、2012年最後の掃除も洗濯も難なくこなせました。後は、年明けを待つばかりです。
 
 年越しではないのですが、夕飯に年越し蕎麦。江戸時代風に、大根おろしとさらしネギが薬味のかけ蕎麦です。辛めのつゆで、固めの蕎麦です。一説によると、江戸ではネギを薬味に入れるのは野暮とされ、唐辛子か大根おろしだったとか…。本当でしょうか?




 椿の木、一面に蕾が実を膨らませ始めました。昨年までは、一輪くらいしか咲かなかったのですが…。剪定と、油かすの肥料を2回与えただけですが、これほど違うのかと、植物の生命に驚きを隠せません。「これまで放ったらかしで、ご免なさい」。咲いたら見事でしょうね。






 葉を落として元気のなかった梅の蕾も膨らみ始めました。写真がぶれぶれだ。




 それでは皆様、良いお年をお迎えください。



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醤油麹風びんちょう鮪の煮付け

2012年12月30日 | 田舎生活の衣食住
 2012年も後2日。いよいよカウントダウンです。やり残した事はないか…。やり残した事だらけです。2013年こそは、実ある年にしましょう。
 昨年の今頃、某神社に願掛けをしました。今年中に、お礼をしなくてはと、行って参りました。
 明日はいよいよおせち料理の仕込みです。寒くないと良いのですが…。冬場の台所は冷えますものね。

 さて、前に煮込みにしたびんちょう鮪のあら。そのまま冷凍保存していたので、それを本日は酒粕で煮てみました。うん。これは、正しく醤油麹の味です(醤油麹は一度食べた事がある)。
 付け合わせの大根の葉も、麹で炒っちゃいました。







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酒粕で塩麹風チャンプルー

2012年12月29日 | 田舎生活の衣食住
 久し振りに暖房いらず(炬燵しかないけれど)の日中になりました。穏やかな日です。毎年元旦の朝はこんな感じですね。朝から、庭の千両や菊を正月用に切り出しました。
 さて、一世を風靡した塩麹なるもの。食べた事はありませんが、麹というからには、酒粕でもいいんじゃなかと、酒粕を溶きながら少量の水で煮詰めて、塩を加えてみました。
 そのソースで、豚コマ、白菜、ゴーヤ(乾燥させて冷凍保存を戻した物)を炒めたチャンプルー。最後に胡椒をふって味を整えたところ、「美味しい!」。風味もあって癖になりそうです。
 そして、身体がぽかぽかです。




 お詫び 前回の「江戸飯 豆腐のすり流し」で、書くのを忘れていましたが、「最後に辛しをふる」と江戸時代のレシピにはあります。唐辛子じゃないのか。と思うのですが(ふるとあるから)、何せ江戸時代の事。もしかしたら和辛しの可能性もあります。我が家では冒険はせずに唐辛子でいただきました。


 

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江戸飯 豆腐のすり流し

2012年12月28日 | 江戸飯
 本日も身体の温まる汁物です。江戸時代も、これで暖を取っていたらしいですよ。レシピは簡単。豆腐をすり潰して、味噌汁にします。そして最後に水溶き片栗粉を回し入れるだけ。片栗粉で冷め難い碗にしたのでしょうね。




 今日も含め、今年も残すところ4日となりました。


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びんちょう鮪と粕汁

2012年12月27日 | 田舎生活の衣食住
 昨日よりも気温は低いらしのですが、陽射しがあるので温かく感じる一日になりました。まずは、昨日の正月飾り。あれからダイソーで三方を見付けたので購入しました。




 そして、寒い日にはこれ。野菜の粕汁です。温まります。




 びんちょう鮪のあらが、200円でした。かなり身の厚い大きめの切り落としも入っていてお得です。本日のこれだけで、お腹いっぱい。ステーキくらいの大きさでした。大根、牛蒡などと煮込みました。牛蒡が旨い!







 ピザ。250円也。


 


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正月飾り

2012年12月26日 | 田舎生活の衣食住
 寒い。風も強い。こういうのを「しばれる」とでも言いましょうか。冬ってこんなに寒かったの? を改めて実感しています。
 さてさて今年も残すところわずかになりました。毎年、月日の流れが早く感じるようになっています。

 我が家のチープな正月飾りも済みました。
 リビング。鏡餅の上に乗せたのは、庭先から詰んだ、金柑です。金屏風は、しめ縄の梱包。そして、目出たいと言えば七福神。




 玄関。門松立てて、壁には南天。








 しめ縄。風に飛ばされなければ良いのだけれど。しっかり固定しました。




 そして、ふと見付けた。目出たいお皿。正月に下ろしましょう。








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白菜の翡翠揚げ焼売

2012年12月23日 | 田舎生活の衣食住
 カレイが半額で、しかも白子付き。塩焼きにしました。それだけでは寂しいので、白菜を使って、簡単揚げ焼売を一品。奇麗な緑色になったので、翡翠焼売と命名。
 ただし、今回は蒸すのではなく揚げたので、餃子でもいいか…。
 みじん切りの白菜(塩で揉んで水けを飛ばします)に、同じくみじん切りのニンニク一片を、片栗粉と搦めて、手で握って、小麦粉の上をコロコロ転がし、これが皮の代わりに。
 そしたら揚げ焼きにするだけです。
 タマネギと片栗粉の焼売の応用編です。
 シャキシャキで野菜感たっぷりでした。
 本場中国の餃子にはニンニクは入りません。それどころか、白菜餃子の具は白菜のみ。セロリ餃子やネギ餃子など、野菜のみの餃子も色々あります。そして、日本のようにラー油や醤油もつけずに、そのまま食べます。
 水餃子が基本。お持て成しは水餃子になります。焼き餃子は、前日の残りを食べる時の調理方法なのですが、我々日本人には、やはり焼き餃子が一番ですよね。
 焼売は…。飲茶にはありますが、一般家庭ではポピュラーではなかったような気がします。香港はいざ知らず、大陸では見掛けなかった。







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クラム・チャウダー

2012年12月22日 | 田舎生活の衣食住
 うひょーっ。寒いなんてもんじゃない。炬燵から出ている部分は痛いくらいの冷たさです。冬ってこんなに寒かったっけなあ? 
 こんな日は、温かいクラム・チャウダーで身体の中から暖まりましょう。アサリ、ニンジン、タマネギです。ベーコンは入れていませんが、アサリの旨味がたっぷり。
 そう言えば、サンフランシスコのフィッシャーマンズマーフ名物クラム・チャウダーを食した事がありますが、噂ほどではなく、粉っぽくて味ものっぺらした感じたったのを思い出しました。
 ボストンも確かクラム・チャウダーが有名ですが、こちらも「旨い」と言う程じゃなかったなあ…。自画自賛でも我が家の味が一番ってね。




 鰆(サワラ)の切り身の黒胡椒焼き。肉厚だ。




 さつま芋と生姜の天ぷら。衣薄めの揚げ焼きです。生姜はね、冷蔵庫のチルド室(これが何だか分かっていなかった。なにせ、壊れるまではかなりの年代物で、洒落た設備なんぞなかった)ってなところで勝手に半冷凍になり、そしてまた勝手に半解凍になりで、グズグズになってしまっていたので、慌てて天ぷらにしました。揚げるとね、辛味が飛んで、食べ易い。




 温まったら眠くなりました。







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大根餅

2012年12月21日 | 田舎生活の衣食住
 この冬一番の冷え込みだそうです。痺れるような寒さでした。

 本日は、長い中国・香港生活で、好きだった点心の大根餅。2年間くらいまでは結構作っていましたが、このところ、無精を決め込んでいたので、ご無沙汰でした。
 金華火腿(はむ)は、都会では分かりませんが、この田舎ではまず手に入らないので、以前はベーコンを代用していましたが、本日は、豚コマを細かく切って代用。
 桜海老か干しエ海老ないので、大根と豚コマのみです。
 まずは大根を千切りにして、豚コマ、塩胡椒、上新粉と合わせて、レンジでチン。これで蒸し上がります。このまま食べても良いのですが、今日はオリーブオイルで焼いてみました。本当は胡麻油です。
 美味しい!




 こちらは、レンジから出した状態。蒸し上がってから包丁で切り分けます。







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なま酢

2012年12月20日 | 田舎生活の衣食住
 気が付けば、今年も残り僅か。「暑い」だの「寒い」だの言っているうちに、あっと言う間の1年でした。年々、月日の流れが早く感じられます。そろそろ正月の準備をしなくては、
 おせち料理の琴を考えていたら、なま酢が食べたくなりました。大根もニンジンもあったので、取り急ぎなま酢作り。刻んだら塩で揉んで少し置いたら、水にさらしてから水気を切って、砂糖と酢で味付けするだけ。簡単ですが、さっぱりとして箸休めにもってこいです。





 作り置きの卯の花と。




 揚げ焼売。付け合わせは蒸した白菜。




 



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卯の花を炊いた

2012年12月19日 | 田舎生活の衣食住
 今日も強風。どれくらいかと言えば、物干ハンガーと言うのですか? クリップで沢山止めるあれです。あれがねえ、風に煽られて、なんと壊れて落ちてしまいました。スペアはないし、ショックです。
 折角お日様が出ているのに…仕方なく室内に退散です。

 おからが1袋で56円でした。ニンジンと一緒に卯の花に。ヒジキなど入っていないので、味の浅さは否めませんが、まずまずです。
 こんところ、アップするのも憚られるくらいに、同じようなお菜しか作っていないと反省。以前は、点心やらパスタやら、和洋華作ってみたりしていたのですが…。怠慢もありますが、近頃、こういったあっさりした和食が好ましいので致し方ありません。その分、おせち料理は今年よりもバージョンアップさせて手作りするか。







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青菜のカレー

2012年12月17日 | 田舎生活の衣食住
 本日も寒い一日でした。風がないので、狭い庭先を行ったり来たりしながら、椿や梅の芽を確認していました。昨年までは一輪しか開かなかった椿が、今年はたわわな蕾を付けています。春先に剪定したのが良かったのか、それとも油かすを与えたのが良かったのか…。これまでは家庭菜園一本やりで、草木は蔑ろにしていたのですが、きちんと四季の花を咲かせようと、今年の春から心機一転。やはり四季折々の花は風情がありますものね。

 いよいよ冷蔵庫も隙き間だらけ。これといっためぼしい食材もないが…。青菜がある。まだいけるぞ。ということで、青菜のカレーにしてみました。本当はすりおろしてルーに混ぜてしまえば良いのだけれど、煮込みでいいやと手抜きです。
 付け合わせには、タマネギとニンジンに、戻していない乾燥ゴーヤを加えたかき揚げ。ですが、写真でもお分かりのように、この乾燥ゴーヤが固くて、歯にぐきり。よくよく考えれば当たり前ですね。
 味噌汁は、豚汁の残りです。









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野菜チャンプルー

2012年12月16日 | 田舎生活の衣食住
 我がボロ屋が揺らぐ程の強風でした。幾分気温が上がったので、暖かく過ごせましたが、それでも風は強く、窓から外を眺めていると、木枯らしのようにも見えました。
 この前まできれいな紅色だった紅葉(もみじ)も葉を落とし、庭がうら寂しくなってしまいました。
 さて、今日のお菜は…。冷蔵庫の中は、残った屑野菜と豚コマ少々。野菜炒めにしようか、そうだ! 乾燥させて冷凍庫に保存してあるゴーヤがあった。では、豚コマと、ゴーヤ、タマネギ、青菜、ニンジン、モヤシをオリーブオイルで炒めて、溶き卵でとじて、チャンプルーにしよう。冷凍庫のニンニクと生姜もみじん切りにして隠し味に。味付けは、塩胡椒でも良いのだが、炒めているうちに、酢醤油で食べたくなりました。
 後は、豚汁で良しとしよう。






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肉じゃが

2012年12月13日 | 田舎生活の衣食住
 うーっ、寒い。寒波なのか…。そう言えば忘れていましたが、夏の終わりから、庭を整え始めたのですが、如何せん蚊が多く、秋口になったら再開しようと決めていたところ、あっと言う間に寒くなり、石や砂利を一所に集めたままでした。春までお預けになりそうです。
 ちょっと遠くの八百屋さんまで脚を伸ばして、1個10円のジャガイモ、タマネギやら、2個で100円のこんにゃくやらを購入しました。ジャガイモ料理も珍しいでしょう。別に嫌いではないのですが、我が家では、好んで食卓に上る野菜ではありません。しかし、日本の食卓の定番とも言える肉じゃがは別。久し振りに作ってみました。
 一日前に下茹でした野菜に、豚コマを加えて一晩寝かせたので、味が染み込んでいました。特にタマネギがえも言われぬ美味しさでした。
 この肉じゃがの歴史をご存じですか。なんと明治になってからだそうです。それは当たり前、江戸以前は肉を食べなかったじゃない。そう思われるでしょうが、なんとジャガイモの普及自体が明治以降なのだそうです。それ以前のイモの煮っころがしと言えば、里芋だそうですよ。
 そこで見慣れないジャガイモをどうやったら美味しく食べられるかと考えて出来上がったのが、肉じゃがだそうです。




 久し振りの歯医者で、良く分からない衛生士とか申すお嬢さんとの会話に腰が抜けそうになりました。ステインの説明をしたかったのでしょうが、「お茶を飲まれますか」。うーん。これは何と解釈すれば良いものやら。歯医者の椅子の上で、お茶のおもてなしか? そんな訳はない。「お茶を飲まれますか」って、どこかの新興宗教でもあるまいし、お茶を飲まない日本人っているのかな?
 余りの言葉に愕然として返事が出来ませんでした。そしたら次は、「お煙草は吸われないですよね」。って、これ何と言う文法だろう。「お吸いになられますか」じゃないのか。
 と言うよりも、「お茶やコーヒー、煙草などで、歯にステインが付着し、黄ばみます」とか言えば良いんじゃないの。
 このお嬢さん、何か質問すると直ぐに奥に引っ込んで、ベテランナースが説明に来るのだけれど、衛生士って何者なんでしょう。しかも、やった作業は医師で出来る。なんだかなあ。



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しめじの炊き込みご飯

2012年12月12日 | 田舎生活の衣食住
 日中は良いのですが、この時間(午後4時過ぎ)になると、途端に冷え込みます。指先が冷たくなってきました。朝も、霜柱をさくさくと踏みながら外に出て行くのは寒い。

 さて、長く読んでくださっている方はご存じかと思いますが、私はご飯は白くあってこそのご飯派で、上に何かを乗せる丼物はまだ良いのですが、ご飯その物に味付けをした炊き込みは余り好みません。釜飯やお茶漬け、パエリア、おかゆといった類いはほとんど口にしないのですが、唯一例外なのが、自作の炊き込みご飯です。
 しめじとニンジン、油揚げを刻んで、出汁と砂糖、醤油で煮詰め、米と一緒に焚くだけ。味が濃くなく、しかも茸が好きだからなのか、我が家の定番だったせいか。これだけは時折食べたくなります。
 油揚げがなかったので、しめじとニンジンのみですが、それでもお菜いらずです。根が貧乏性だからね。




 そろそろ食べ切ってしまいたい白菜を、オリーブオイルのガーリック炒めにしました。そのニンニクの味の染み込んだオリーブオイルで、鯖の揚げ焼き。表面に小麦粉を振ってあります。おろした生姜と酢醤油で頂きましたが、ニンニクの香りと、オリーブオイルのまろやかさが相まって、いつもとはひと味違う鯖焼きでした。




 味噌汁は、そう。食材の残りで。大根、ニンジン、しめじです。








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