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オレンジ芋/海南島旅行

2014年11月30日 | 田舎生活の衣食住
 オレンジ芋を頂きました。オレンジ色のさつま芋をです。調べたところ、「アヤコマチ」でした。丁度良い甘さで、昼食後なのにバクバク食べてしまいました。




 中国のハワイと言われているらしい海南島でしたが、正直な感想は、「どこがハワイじゃ」。似ても似つかない所でした(笑)。ハワイに行った事ないけど。
 ホテルからタクシーをチャータして観光地を巡りましたが、これがもう、何処に行こうが何を観ようが、「金、金、金」。日本で言うなら代々木公園や井の頭公園のような公園迄入園料が必要なのです。
 「博鰲東方文化苑」にてショーも観ましたが、終わった後、直ぐに返してはくれません。細い通路を歩かされ、そこの出口でまたまたショーの料金とは別に、献金と称された強制的な金です。



 タクシーのドライバーに、「何処でも良いから金の掛らない所に連れてってくれ」と、叫んだ程でした。
 で、連れて行かれたのが土産物屋やショッピングセンター。 
 「だから、金の掛らない所だってばあーっ」。
 海南島に金の掛らない所はありませんでした。
 因に、中国人は海水パンツを履いていても足下は靴下と革靴。独特のセンスをお持ちです(笑)。
 名前は忘れましたが、小さな山の上に縁結びの神様が居るというので行ってみました。無論入場料は取られます。
 そして山と言うか岡を登ると、岩肌にかなり太めのチェーン(ブランコのチェーンのような物)が手すりとして張り巡らされ、そこに、「どういった目的で拵えたのだ」と言いたくなる様などでかい南京錠が多数掛っていました。「縁結びが南京錠ってか」。一度関わったら二度とは逃げられない様な縁結びでした。
 ホテルのマッサージルームで足マッサージを受けたのですが、それがまた、「へったくそ」この上無し。ただ足をさすっているだけ。「なんじゃこりゃ」。
 しかもマッサージ師は皆、ご立派なおっぱいちゃん。これって、所謂、そういう事? 
 海南島って、昔は罪人が送られたそうです。どこの国でも島流しってあるのだなあと思った次第。しかし、思うのですよ。海南島は取り敢えずは、年間を通して温暖で、寒冷地にある所よりは過ごし易いのではないかと。案外、島流しになって良かった人も…居る訳ないか。
 



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卵丼、かじき鮪(まぐろ)の漬け焼き/貧乏生活の知恵

2014年11月29日 | 田舎生活の衣食住
 かじき鮪(まぐろ)のあらがてんこ盛りで100円でした。これをニンニク、醤油、酢、砂糖に漬け込んでシンプルに焼きました。酢を加えたのは、醤油を少なくし、塩分を控えるためで、結果、南蛮漬けです。
 揚げ焼売と大根の皮のキンピラで、ランチプレートです。プレートにすると洗い物が少なくて良いのですが、病院食みたいで味気ないですよね。




 ご飯は卵丼にしました。




 今回は玉ねぎとニンジンを卵でとじましたが、初めて独り暮らしを始めた十代の頃のご馳走でした。当時は玉ねぎを卵でとじただけ。それでも醤油の香りと甘辛い味が食欲をそそったものです。
 なにせ当時は食パンの耳とワカメのスープが主食でしたから(笑)。食パンの耳は近所のパン屋で一斤分の袋に入って20円。これにイチゴジャムを塗ったものが朝食。昼食はデッサンで白い分を消しゴムに使って余ったパンの耳。夜はご飯を焚きましたが、白ご飯にワカメのスープです。
 若かったなあ(笑)。今じゃ到底出来やしない。
 それに、今でこそコンビニや弁当屋が何処にでもありますが、あの頃はコンビニも弁当屋も無く、唯一、「小僧寿司」があったのみでした。
 週に一度、ここでちらし寿司(確か300円くらい)を買って食べるのが楽しみでねえ。
 そのような経験があるからか、バックパッカーだってできちゃうし、重慶マンションより酷いアパートだって住めちゃうのでしょう。
 「香港って美味しい物がいっぱいあるのでしょう」と聞かれますが、あっても普通に暮らしている者は、行きませんから。そんな高級レストランには。
 キッチンもないアパートがほとんどだったので、炊飯器ひとつを購入し、これで全てを賄っていたものです。
 ご飯を炊く時に、脚の長いステンレスの鍋敷きをその中に入れ、その上にやはりステンレスの器に入れたお菜を入れて蒸し上げる。こうして主食とお菜が一緒に出来上がるという訳。
 インスタントラーメンも炊飯器で拵えていました。熱くなってスイッチが上がってしまったら、そこに布を挟んで押したままにしておきます。
 この方法で、鍋料理も出来ましたよ。
 バンコク、香港の YWCA時代はキッチンも何も無かったのですが、双方とも眠る以外のほとんどの時間を仕事に奪われていた為、外食が主でした。休日は一歩も外に出たくないので、菓子パンやらカップ麺で過ごしたものです。
 上海に移り、きちんと独立したキッチン付きのマンションに住んだ時は嬉しかったものでした。
 キッチン付きに住んだら、昼も弁当持参。日本人の弁当って数種類のお菜を少しづつ詰めるでしょう。中国人にはそれが珍しいらしく、良く、「温めてあげる」と電子レンジに入れてくれていました。
 中国人は、白飯(もの凄い量)に野菜の塩炒めみたいな物など一品のお菜で良いらしいです。ただし、もの凄い量。
 中国人は冷たい物は身体を冷やすので、食べないと言われているのでおにぎりの文化はありません。が、アイスとか食べてるじゃないか。ビールは? ソフトドリンクは? 思いっきり身体を冷やしていると思うのですが…。

 「寒い、寒い」と早めに就寝してしまうので(お陰で週に1時間のみの観たいテレビも途中でうたた寝をしてしまう始末)、どうしても早朝と言うか、未明に目覚めてしまい、これまた「寒い」。
 若い頃ってどうしてあんなにも眠かったのか、不思議なくらいに朝が早くなりました。お年を召した方が早朝からゲートボールなんぞを嗜むのが良く分かるようにもなった次第。もう少ししたら自分もゲートボールの輪に入っちゃうのかな(笑)。





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スパゲッティ・ミートソース/香港の年金制度

2014年11月28日 | 田舎生活の衣食住
 朝から図書館、そして病院を梯子、その後買い物と、家に戻ったのは正午過ぎだった為、出来合いのスパゲッティ・ミートソースでお昼を済ませました。懐かしい昔の味。そう給食の味に似ていました。
 予め、白菜のガーリック炒めだけは拵えておいたので、それを前菜に、久々のパスタで、とても美味しくペロリと食べた後、デザートにバナナを2本。




 これでも食べ過ぎを気にして、最初に野菜から食べるようにしているのですけどねぇ。
 食べ順ダイエットとかいって、野菜→汁物→肉・魚→炭水化物の順で食べると、痩せるっていうけれど、この理論が正しければ、どうして欧米人はあんなに太っているのだ! と疑問を抱きつつも、野菜から食べる。だけは実行しているわたくしです(笑)。
 そして月末恒例の野菜のかき揚げを今回はビッグサイズで作りおき。




 香港在住時に年金制度が出来ました。それまではなかったのです。その制度がこれまた如何にも香港流と言うか、掛け金をそのまま現金でも良し、香港株に代えても良しなのです。その割合も実に多々あり、受け取り時に、株価が上がっていれば現金よりも得をしますが、下がっていれば損をするといった一種のギャンブルなのです。
 それは、年金を納め始める時点で申請するのです。自分も含め日本人はギャンブル無しの、掛け金そのままを受け取りを選択しましたが、香港のローカルは株に代えていました。国民性でしょう。どれだけギャンブルが好きなのだと思ったものです。
 そしてその年金ですが、外国人は一度だけ途中で解約して受け取る事が出来ます。
 二度目は、満期迄待つしかありません。
 自分も、香港を離れる事になった時点で、一度解約しています。その折り、政府の役所に出掛け、宣誓をするのです。何やら書かれた紙(意味が解りやしない)を読み上げました。
 中国大陸では年金制度はなく、言うなれば子どもが年金。ひとりっ子制作の真っただ中ですから、そりゃあ大切に育てられ、軍隊や雑疑団は人材不足なのだそうです。そりゃそうだ。
 ただし、額は解りませんが罰金を支払えば、何人でも子どもを設ける事が出来るのと、農村では男子が産まれる迄何人でも可能。少数民族も制限はありません。
 するとやっぱり中国人ってやつは…。少数民族の村と隣接する村では、「どうして隣の村が良くて我々は駄目なのだ」と、ひとりっ子制作を公然と無視。だから彼らは「少数民族なのです」といった理由は通りません。



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蕎麦と麦飯三昧/歯医者/マスクの文化

2014年11月27日 | 田舎生活の衣食住
 ダイエットしている筈なのに、だから蕎麦にしたのに、かえ玉をしてしまう、駄目なわたくし。
 しかし、大好きな甘い物は控えています。「あーっ、ケーキをホールのまま食べてみたい」。「桜餅をが鼻から飛び出す程食べたい」。
 体重って減らすのは至難の業ですが、増えるのはあっという間。食べ過ぎたと思うと、いち日でどーんと増えてしまいますよね。
 若い頃は、一週間旅行に行くと、3キロくらいは減っていたものでした。飲まず喰わずで歩き回るから(笑)。それに、痩せようと思えば、ちょっとセーブするだけで大丈夫だったのが、やはり代謝が悪くなっているのでしょう。
 以前、ふた月程、毎日3~4時間歩いても、腹の出っ張りはなくなりませんでした(笑)。この時は、夕飯の主食をさつま芋に代えてみたところ、体重が減り始めました。さつま芋にダイエット効果があるのではなく、米よりもカロリーが低いので、摂取カロリーをセーブ出来るのだそうです。
 またさつま芋の登場か…。美味しいから良いですけどね。

 そうそう、歯が痛くて固い物が食べられないからと、ホールケーキにフォークを突っ込んで食べていた中国人がいました。確かに軟らかいけど、それってどうなのだろう…。本当に中国人って、その場その場しか考えていないのですよ。歯が痛いから軟らかい物を食べる。ここでお仕舞い。砂糖の固まりの甘い物を食べたら、余計に悪化するところまでは考えが及ばない。痛くなった時に、気が付くといった具合です。

 香港の歯医者でびっくり。なんと、歯を削ったカスを飲み込まないように、口の中にゴムの幕を入れ、喉と口を分断するのです。よって、シャーって音のする吸い取り機を口に差し込む必要も無いのです。これは凄い。留学中の大学病院だったので、学割(?)がききました。
 クリニックでは、どんな治療をすると、幾ら掛ると、予め説明があり、患者が選べます。保険が利かず高価ですので、自分の場合は●●香港ドルまでの治療とお願いしました。
 日本に戻り、歯医者に限らず、CT撮影が高価な事に支払い時に驚きましたが、日本では治療費を支払えない人が居ないという事でしょうね。
 上海では、良心的安価な歯医者がありました。中国人医師のクリニックですが、医師は日本語も解する事から、日本人の患者がほとんどでした。ここは、目の玉が飛び出す様な支払いもなく、日本並みの料金でした。

 昨日は終日冷たい雨でした。ですが、ひるんではいられません。本場・中国仕込みの(中国では乗っていないけれど)自転車で、合羽を着込んで買い物です。
 合羽のほかにつばのある帽子を目深に被り、眼鏡にマスクといった出で立ちは…怪し過ぎる!
 そんな恰好で銀行にも立ち寄りました(笑)。
 そういえば、マスクって日本の文化だと聞いた事があります。諸外国の人は不思議で仕方ないのだそうだとも。
 しかし、タイではバイクタクシーのドライバーは軒並みマスクを着用していましたし、中国でも売っていました。現在恥ずかしながら愛用している、桃色のガーゼに豚の図柄が刺繍されたマスクは、紛れもなく中国産です。
 確か、天津の露店で2元(約30円弱)で購入しました。これを日本で、しかもこんな田舎で使用するのはかなり恥ずかしいのですが、薄手のガーゼで、目の下迄すっぽり収まる大きさで、眼鏡が曇らないのです。
 今更ながらですが、もっと大量に買っておけば良かったと後悔しています。
 出来るなら、シンプルな白ガーゼで良いのですが、と言うかその方がずっと良いのですが、中国人は可愛い物を異常に愛するのか、シンプルやノーマルな物って中々ないのですよ。
 どこでそんな服を見付けてきたんだ! と叫びたくなる様な、ケツフリルのブラウスとか、おばはんも、それ、シャツワンピースじゃなくて、シャツだよねとか、その模様は何処をどうしたらそうなるのだ! と言った、頭を抱える様なセンスのオンパレード。
 一説には(あっ、これも都市伝説かな)、現在の中年よりお年を召した方たちは、若かかりし娘さん時代に、あの文化大革命が起こり、お洒落を楽しめなかった為、幾つになっても可愛らしい服を好むのだそうです。
 自分は、単に美的価値観の違いだと思っていますが。
 ただね、アメリカで感じたのですが、幾つになって男でも女でも、皆、自分の好きな服装をしている。日本では年を取ったら、灰色やえんじ色、茶色といった地味な暗めの服になりますが、「そんなの関係ぇねえ」。なのです。
 それってステキだなあと思ったので、中国人のセンスも「良いと思います」。
 やはり外国は個人主義。日本人は「皆一緒」が大好きなのだあなあと、思わざるを得ません。
 余談ですが、一発屋って言われているお笑いさんのギャグって、結構使えますね(笑)。
 




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ロール白菜/バンコク大洪水

2014年11月26日 | 田舎生活の衣食住
 夜冷え込むので、8時には寝てしまいます。よってもう何日もテレビを観ていません。現在、観ているのは、某ドラマ一本のみ。それも、途中で眠くなり、うたた寝をしてしまうのです。
 海外に住んでいた頃はむそぼるように雑多に観まくった日本のドラマ(バッタもんのDVD)だったのに、いざ帰国すると全く興味がなくなるのは、忙しい時はあれこれ家事が気になるが、暇だと全く気にならない。といった心境と同じでしょう。

 ロールキャベツがあるのだから、白菜だって良いじゃないか。しかもイカ大根の補充用なのだから和野菜が合う筈。と、ロール白菜を拵えてみました。具無しの白菜巻きです。うん、合いました。
 しかし、煮込むとぺちゃんこになってしまいました(笑)。当たり前ですね。






 バンコクにて、ある朝、出勤しようとして外に出て驚きました。なんと、道路が水没。腿の辺り迄水に埋まっており、道路はさながら川のよう。
 あの汚れた下水も逆流している筈であり、かなりの汚水の中を歩くのですから、それは嫌なものでしたが、出勤しなくてはなりません。 「うへーっ」と思いながら、役に立たない傘をたたみ、パンツを捲り上げて出勤となりました。
 直ぐさま、ゴムボートタクシーが出ていたので(自分の出勤には間に合わず)、タイの人にはなれっこのようでした。
 会社に着くと直ぐに脚を入念に洗いましたが、これが幸いしたようで、後に聞くっところによると、「水虫になる」そうでした。水虫で済めば幸いだと思われる程の汚水です、
 しかし、雨が止み、暫くするとまるで湖の如き地表が、あっと言う間に渇き、退社時刻には何事もなかったかのように道が現れるのでした。知らなかったのですが、下水が粗悪なので、良くある事だそうです。
 一度だけでしたが、貴重な経験をしたと思っています。
 ついでに、バンコクでは良く停電をします。出勤し、さあ仕事といった矢先の停電もありました。そんな時は、デスクを離れて心静かに涼しい所に身を置くしかありません。タイ人は慣れっこで、新聞などを読んでいました。
 当時はタイは電力を自国で作れず、ラオスから購入していたのです。まあ、それと停電は関係ないでしょうが、不安定だったのは確か。
 因に、王族の住むエリアで停電はないそうです。「やれば、出来るんじゃん」。
 余談ですが、バンコク名物の大渋滞の一端を担うのは王族。王族の車が通ると警官が交通整理をし最優先で通すのです。どうして王族か分かるのかと言うと、車に王族ステッカーが貼られいるのです。
 自分が勤務した会社のタイ側(日本との合弁会社)の代表は王族でした。んっまあ、さすが王族。曜日代わりで7色の同じ車種のベンツを所有しておりました。はい、全てに王族シールは貼ってありましたとも。




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イカ大根、おひたし、かき揚げ/タイで「タンブン」をする

2014年11月25日 | 田舎生活の衣食住
 前日から煮込んでいたイカ大根。煮た大根の美味しい季節になりました。当たらない(どんな調理法をしても食あたりがない)事から「大根役者」と言いますが、むしろ、生でも、火を通しても、どんな調理法でも食べられるオールマイティな野菜だと思いませんか。
 千切りにしたサラダも美味しいですし、焼いて醤油をたらしても美味しいですよ。
 因に「大根役者」と同意語で、欧米では「ハム・アクター」と言うそうです。
 何処を切っても断面が同じ事から、演技がワンパターンしかないといったところでしょう。




 とにかくご飯を食べて食べてしまうので、野菜でお腹をごまかします。
 白菜はさっと茹でておひたしにし、酢醤油と一味唐辛子で頂きました。





 我が家の月末の定番。ニンジンとタマネギ。そして納豆のかき揚げです。





 タイでは結婚式は挙げなくても、出家をする。男子にとって出家は大変名誉な事なのです。女子は出来ません。
 出家の時期、日数は個人に委ねられていますが、その間、会社は公休が適用されます。
 盛大なセレモニーを経て剃髪し、出家をするのです。多くの人は、結婚前の時期に一度行うようですが、数度繰り返す人もいます。
 すると、知り合いは祝儀を弾み、セレモニーに参加するのです。
 自分もタイで勤務中、2人の同僚が出家しました。いずれも地元に戻っての出家なので、セレモニーには参加出来ませんでした。
 その内のひとりが、地元の寺院の屋根の葺き替えに「タンブン」を集め始めました。「タンブン」とは寄付・お布施のような物です。日本でも旦那寺の改築などの際には寄付を募りますが、それと同じです。
 よって、行った事も見た事もない、タイ北部のイサンという地方のどこかの寺に、我が名を刻んだ屋根瓦があるのです。
 タイで暮らした痕跡です。




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イカ大根/象村からやって来ました

2014年11月24日 | 田舎生活の衣食住
 4はい分のイカの耳とゲソが98円(胴体は刺身にした残りの詰め合わせと思える)。大根1/2本が14円(見切り品)。これはもうイカ大根しかないでしょう。幸い、出汁の良く出たおでんの汁も少し残っているのでそれを使って、格安に出来ました。
 七輪で煮込みたいなあなどと思いつつ、ガスでコトコト煮込んで一晩寝かせます。





 寒くなってくると、台所の湯気に癒されませんか。自分はお湯を魔法瓶に移し替える際の湯気と、トポトポという音が好きです。同じ作業でも、夏場は特に何も感じないのに、秋から冬になると妙に風情を感じます。
 太った! ああ、体重を減らすのは実に根気がいるのに、増えるのはあっと言う間。この矛盾をどうしてくれる(笑)。まあ、このところ炭水化物異常摂取しているので、仕方ないか。
 しかし、困るのです。Uターンしてこちらに住み始めてから太ってしまい、以前の服がピチピチなのです。
 ぐっと気を引き締めて、身を引き締めるぞ!


 バンコク市内名物の、象。行った事のある人なら一度は目にした筈です。
 子象が市内を練り歩き、象使いがバナナを売ってそれを子象に与える商いです。
 よくよく考えると、「なんであんたの象に、お金を払って餌を与えなくてはならないのだ」と、思わなくもありませんが、それなりに商いとして成り立っているようです。
 ですが、実はこれって違法なのです。象をバンコク市内に入れてはいけないといったお達しがあった…筈。
 しかし、象村にはテレビもなければ、象村の人は文字が読めなかった。なので、バンコクに象を入れてはいけない事を知らなかったのでした。
 そして、ノッシノッシと子象と共にやって来るのでした。
 バンコク在住の経歴を持つ、故鴨志田穣氏が、この象使いが何処に泊まっているのかを不思議に思い探した事があったそうです。
 すると、空き地に象の糞が数多落ちていたので、多分野宿しているのだろうと結んでいます。
 一度、象村に行こうと試みて、どこをどう間違えるとそうなるのか分かりませんが、猿村に行った事があります。孫悟空のモデルとなった猿が、縦横無尽に町中で暮らしていました。感覚で言うと、野良猫と同じに、どこにでも普通に居るといったところです。
 タイって本当にのどかだなあと思いました。
 因に、タイは、日本の3倍の国土に1/3の人口です。



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カレー蕎麦/都市伝説

2014年11月23日 | 田舎生活の衣食住
 超簡単カレー蕎麦。今回は白菜が豊富にあるので、具は白菜のみ。市販のカレールー1欠片を入れて煮込むだけ。我が家は甘口を使用しているので、麺汁には丁度良い甘さです。煮立ったら、麺汁を少々加えて蕎麦屋風の味に整えます。
 辛い物が好きなので、これでもかと、唐辛子を振って頂きます。






 以前書いているので、ご存じの方は飛ばしてください。
 世界一のブス国と言われているのが香港。日本に一時帰国後は然程感じませんが、大陸から戻ると、「確かに」と納得出来ます。
 どの国でも北の方がルックスは良いように感じます。
 反面、世界一女性天国と言われているのも香港です。これは是非に非ず。納得です。
 何せ、男は執事でもあるかのように気配りを怠りません。女性の荷物を持って歩くのは勿論。食事でも女性が箸を付ける迄食せず、ありとあらゆる「よいしょ」も怠りません。
 ある人は、「俺が飯を作って、子どもをに食べさせ、幼稚園に連れて行く間に、女房は化粧をしている」と言っていたくらいです。
 家事など出来なくても、また、しなくても良いのです。
 ブス国に話を戻します。正直、自分はシンガポールを一位に挙げたい。三カ月居ましたが、男女共に、「奇麗だ」と思った人は全く居ませんでした。
 なのに何故、香港だけがやり玉に挙げられるのか。性格によるところが大きいのではないかと思われます。
 また、香港の女優陣のほとんどが台湾や大陸出身だと言う事も香港ブス説を裏付けているようです。
 男性はどうかと言うと、小柄で中性的な人が多く、男性タレントを育てるので有名な、日本の某大手芸能プロダクションが目を付け、バックダンサーを組ませたのですが、如何せんリズム感がなかった。
 そう、香港の人ってリズム感皆無。トップアイドルでさえ、見ている方が赤面してしまうような踊りっぷりです(笑)。




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煮染め/使ってはいけない言葉

2014年11月22日 | 田舎生活の衣食住
 朝晩、寒い、寒いと言っていますが、陽射しさえあれば我が家は春のようにポカポカなのです。
 幅広の縁側などはサンルームのようでもあり、汗ばむ程です。
 真冬でも日中、暖房無しで過ごせ、少しばかり得をした気分に浸れます。

 おでんの残り汁で、大根とニンジン、焼き蒲鉾を煮込みました。煮染めとしていますが、味はおでん。そりゃそうだ(笑)。2日煮込んだだけあって、味がしっかり染みていて美味しく頂きました。
 一汁一菜の質素な食事ではありますが、ご飯二膳食べてしまいました。






 貧相な食生活なので、庭の花をご覧ください。木瓜(ぼけ)も花を咲かせました。奇麗ですよね。新撰組副長・土方歳三の刀の鍔(つば)は木瓜の鋳型です。模様は梅。因に目貫(めぬき)は山椒。有名な赤鞘(さや)を見ただけでも分かりますが、かなりの洒落者だったのでしょう。
 土方が梅花が好きだった事は有名ですが、木瓜の花って梅花に似ていますよね。




 南天と菊と山茶花は寒々とした景色を彩ってくれる、貴重な冬の花。










 意味が解らず、ついつい使ってしまいがちですが、使ってはいけない単語です。
 香港にて、「はい」。イントネーションは「い」が上がります。これは絶対にタブー。「い」が下がる場合は可能です。意味はとても日本語では口に出せません。「ちゃお はい」と使います。ご興味のある方はお調べください。
 中国にて、「ちゃお」。これも香港と同様スラングな言葉ですので、使う事もないでしょうが、喧嘩を売っていると思われます。
 タイにて、「きれい」と褒めてはいけません。「きれい」はタイ語では真逆の「汚い」という意味です。
 また、「コーヒー」も駄目。喫茶店などで注文の際には注意しましょう。「カフェ」と言ってください。「こーひー」は香港の「はい」と似た言葉でかなり卑猥な意味です。
 タイの職場で、日本語のテキストを読んでいるスタッフがいたのですが、その日本語が、「ようこさんを強姦する」といった言葉。そんな言葉、いつ、どこで、だれが使うのだ。「覚える必要ないない」。それにしてもテキストに取り上げた人の気が知れない。
 スタッフは面白がって言っていました(笑)。




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白菜蕎麦/レアなアルバイト

2014年11月21日 | 田舎生活の衣食住
 週に2~3時間しかテレビを観ないのに、その内の1時間だったのに、なんとした事か、途中で居眠りをしてしまいました。気が付けば番組終盤…「観てねーよ」。わたくしとした事が…それ程でもありませんが、ちょっと悔しい!

 白菜をこれでもかと入れて煮込んだ蕎麦。煮卵と油揚げは煮染めの具です。いち日で、この蕎麦を3玉食べてしまいました。ほかに麦飯一膳。
 蕎麦には鰹出汁、うどんは昆布出汁が合いますよね。海外在住時、キリリと辛目の固茹で蕎麦が食べたくて仕方ありませんでした。どうしても茹で過ぎ、甘めの汁ばかりだったのです。
 麺の話ついでですが、やはり子どもの頃の味覚に左右されるのでしょうが、実は、讃岐うどんや北海道・博多ラーメンなど、各地の名物と言われている麺をあまり好ましく思えないのです。
 炭水化物摂り過ぎのため、麦飯のほかには蕎麦を食べるようにしたのです。どうにも炭水化物が美味しくて止まりません。野菜たっぷりの蕎麦に、納豆麦飯。これでほかにお菜はいらないくらいというか、本当に昨日は、お菜を食べませんでした。





 香港で、変わったアルバイトの申請がありました。国籍、年齢、性別、身長、体重の制限があります。何だ、何だです。
 何と、日本人の犯罪者が逮捕されたとかで、目撃者の面通しの為のダミー要員でした。
 何とまあ変わったアルバイトもあったものです。それにしてもその犯人、何をしたのでしょう。因に日本人の二十代の男性でした。
 案外に、海外で留置されている日本人って居るもので、バンコクでも終身刑を言い渡され、自分が在住時に8年服役していた日本人も居たと聞きました。
 上海でも在住時に密輸で逮捕された日本人が新聞に乗っていました。
 世界中、何処に行っても日本人は居ると言われていますが、犯罪に手を染めている日本人も結構居るのだなあと人事なので、漠然と思いました。
 そう言えば、某有名子役だった日本人が、逮捕されたのが香港でしたよね。




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天ぷら蕎麦/とある香港のフリーター

2014年11月20日 | 田舎生活の衣食住
 蕎麦生活。昨日は野菜のかき揚げの天ぷら蕎麦でした。昔は天ぷらと言えば海老天で、野菜のかき揚げなど思いもしなかったものです。何とまあ、貧相になったものでしょう(笑)。いえいえ、野菜の美味しさを改めて知ったのでもあります。


 


 その香港人、仮にA君とします。彼は、所謂フリーターでした。その時も、短期集中のアルバイトをしていたのです。
 働くからには賃金が欲しいからであり、それは当然の事なのですが、A君の場合は違っていました。働けば働く程、お金が無くなっていくのです。
 と言うものそもそもかなり安い時給に加え、遅刻する度に分単位で給与を差し引かれるシステム。ペナルティ制で、金が掛らないと規則を守らない中国人(香港も含む)は多く、遅刻は元より、就業時間内の携帯電話禁止。破れば罰金といった会社は多くあります。
 で、話をA君に戻すと、遅刻で引かれ罰金が就労で得られる賃金に追い付かないので、働けど働けど、借金が増えていくのでした。
 だったら辞めれば良いものをとお思いでしょうが、短期集中の為、期間を満了出来ない場合は、ここでも罰金が生じるので、辞めるにも辞められない蟻地獄なのでした(笑)。
 そもそも、遅刻をしなければ良いだけの話なのですが、そこは香港人。遅刻は自分が悪いのではないのです。「バスが遅れた」。「渋滞した」。挙げ句は、「いつもなら間に合う時間だった」などなど。ようするに、「あんたが早く家を出れば良いだけの話なんだよ」。なのですがね。
 そんなアルバイトに励む(決して励んでいないけれど)A君の様子はどうかと言うと、「キャーキャー」言いながら、何だか楽しそうでした(笑)。
 結構な能天気は香港の人の特徴です。本当に、「大きな事も気にしないワカチコ」なのです。あっ、ただし損をするのは駄目。大いに怒ります。
 ある日本人が、何事もない所で、わざと一カ所を見詰めて立ち止まっていたそうです。すると案の定、香港人がわらわらと集まり、ちょっとした人垣が出来たと笑っていました。損をしないように取り敢えずは集まるようですよ(笑)。海外生活、そんな楽しみ方もあります。



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おでんを食す/食品管理2

2014年11月18日 | 田舎生活の衣食住
 スーパーで買い物中。静かな店内に響き渡る聞き慣れた音楽。「チャチャーン、チャチャチャチャーン~」。そう、我が携帯電話。鳴っているのは、「鬼平犯科帳」のオープニング・テーマ。「しまった」。焦れば焦る程携帯電話が見付からず、自分と共に店内を動き回る「鬼平」のテーマ。
 好きで選んでいる曲なのに、恥ずかしかったのは何故?

 今からこんなで真冬はどうすると、自分を叱咤していますが、朝晩の寒さが身に堪えます。冬になれば夏が恋しく、夏になれば冬を待つ。こんなことを繰り返してあっと言う間に一年が過ぎていきます。
 今年も早かった。気が付けば残すところひと月半。ここまでくると、「早く正月になってくれ」と思います。
 こんな寒がりでよくもまあ、北京の冬を乗り越えたものだと、今更ながらそう思います。
 何せ日中の平均気温が-10度でしたからね。出勤のバスをを待つ間に家に戻りたくなったほどです。
 川は一面が凍り付き、橋迄行くのが面倒な人たちは川の上を歩いて渡っていましたが、こもし氷が薄かったら…と思うと、れは見ていて怖かった。
 そして全体にセピアのフィターをかけたような北京の景色に、炭売りがリヤカーを引いた自転車を走らせる光景。その炭から立ち上る煙…ステキな光景でした。
 日本も昭和30年代くらいまでは似た様な風景が広がっていました。自分はそんな季節に身体を対応させいた時代を懐かしく思います。人は便利と同時に忘れてしまったものも多いのです。

 一晩寝かせたおでんですが、良く味が染み込んでいました。そのまま和芥子で食し、蕎麦の具にもしました。温まります。あっと言う間に食べてしまったので、はんぺんを足してまた煮込んでいます。






 食品管理のつづきです。
 香港や中国の広東省では、レストランで、食器は自分で湯煎する習慣があります。食器とお湯が運ばれて来るので、お椀に湯を満たしそこに小さな碗や湯飲みを箸で摘んで回して洗います。レンゲも直接食べ物に触れる部分は洗います。
 この習慣、中国大陸で全てではないらしく(自分が住んだ所ではなかった)、北京郊外の城壁村でその作法に乗っ取り食器と湯を出された時は勘当しました。久し振りに香港仕込みの腕を披露(笑)。
 どうしてなのかを考えたのですが、その村には水道がなかったからだと思われます。
 汲んで来た井戸水は貴重品。ちゃちゃちゃと指で擦り洗いしてお仕舞い。
 要するに、自分で湯煎する習慣は、「ちゃんと洗っていないからね」というところから始まっているのでした。
 また、店で灰皿を所望すると、取り皿を指定されたり、床を指差されたりします。最初は躊躇しましたが、分かったのは、灰皿も食器も一緒に洗っているという事実。なので、彼らにとっては取り皿を灰皿にしても何ら不思議は無いのです。にしたって…ですよね。
 そういえば香港の人はティシュを持ち歩いて、湯煎のいない食器はからぶきしていました。効果あるのか? と思いましたが、彼らは奇麗になると信じているのでした。
 神経質な日本人はウエットタイプでふいたりもしていました。そして、嫌だったのはテーブルや椅子がベタベタする、汚れていると顔を顰める日本人。
 そこまで嫌なら、ローカルの店に入らなかれば良いのです。高級店ならそんなことはないのですから。もっと言えば、だったら清潔な日本に居れば良いのですよ。
 これは日本人の料理家に聞いた話ですが、一流レストランのシェフでも、布巾と雑巾を使い分ける事を知らないのだそうです。「小ちゃい事は気にしない、ワカチコワカチコ」が中国流。
 中国で日本人のほぼ100%が食べてお見舞いされるのが、路上で売っているパイナップル。縦に切ったパイナップルを食べ易いように串にさしてあります。
 これ、外の埃をバンバン吸い付けているくらいじゃ、問題ないように思えるのですが(日本だったら大問題だ)、何故だろう? フルーツなんて多少痛んでいても食中毒や下痢なんかしませんよね。ほかに理由があるとしたら水。とにもかくにも、これを食べた日本人は間違いなく下痢をします。
 中国のスーパーで売っている野菜は、ほぼ新鮮ではありません。あっ外資系は別です。炒めるのが主流なので然程気にならないのでしょう。なので、帰国してから、スーパーの見切り品になっている野菜でもなあんとも思わないですね。





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おでん/山茶花咲いた/食品管理

2014年11月18日 | 田舎生活の衣食住
 コトコトとおでん(大根、ゆで卵、ニンジンとタマネギ入りの巾着)を煮込んでいるので、キッチンが良い香りで充満しています。鍋から上る湯気を見ていると、「寒くなった」と実感します。
 おでんは、煮込んで一晩寝かせて、からのお菜です。



 東京で勤務していた会社の近くに、老舗のおでん屋がありました。黒光りした柱に年月を感じさせる店でした。ある時、休業してリノベーションをしたのですが、直後のおでんは心無しか味が落ちたように感じたものです。
 歴史を感じさせる店舗で食べる方が、感覚的に美味しさが増すといったところでしょう。因に、大根と卵、昆布の繰り返しで食べていました。
 大坂では、さえずり(鯨の舌)のおでんも食べたのですが、印象に残っていません、

 我が家に冬を運んでくれるのは山茶花。今年も奇麗な紅色の花をつけてくれました。こちらに住んで最初の年は一個しか花が咲かなかったのですが、剪定や肥料など手を加えただけ、その期待に応えて年々開花が多くなりました。「可愛いやつです(笑)」。
 その山茶花。挿し木も根付いて、ちび山茶花も蕾をつけているのですよ。




 先日不思議に感じて、頭から離れないのですが、「マクドナル」で注文したところ、「○○バーガー(メニュー)でお待ちの方」と呼ばれました。「○○バーガーで」の「で」に引っ掛かったのですが、これって正しいのでしょうか?
 「○○バーガーをお待ちの方」で良いんじゃないかと、頭を捻りながら受け取ったのですがね。
 「で」を使うなら、「外でお待ちの方」とかじゃないのかなあ。だって、自分は、○○バーガーじゃないもの。○○バーガーに乗っていないもの!
 「~だったでしょうか」。「~の方になりますね」。といったおかしな日本語の一環でしょうか? 
 古い人間なので、こんなひと言で、気持ちがどーんと萎えてしまうのです。

 本日は食品管理の話。
 まず驚かされたのが、中国の賞味期限です。パンや卵など、尋常でない長さの賞味期限が定められています。パンは防腐剤などが多大に含まれていると思われ、卵のそれは理解不可能。
 それでも食べていましたけれど(食べざるを得ないので)、卵はじっくりと火を通していました。買う時も一個一個耳元でふってみてから(パックではなく個別売りも多い)でしたが、それで何が分かるかは不明(笑)。
 冷凍食品の管理が悪く、思うに何度も冷凍解凍が繰り返されているのでしょう。食中毒になった話は以前書きましたので、今回は遺物混入の話。
 香港のスーパーで購入したパック詰め野菜の中から、何とホッチキスの芯が出てきた事がありました。気が付いたのは口の中。もし、気が付かなかったら…と思うとぞっとします。
 タイのレストランでは、食後に出されたコーヒーを口に含んだ瞬間、舌に異物を感じ、洗面所へ直行。
 何と、それは、蠅でした。そこは日本人経営の和食屋です。ちょっぴりがっかりしたものでしたが、どうして抗議しなかったのか今でも不明。抗議していたら無料になったかも知れないのに(笑)。
 その理由を考えると、人って環境によって左右される部分が大きいと思うのですよ。それでタイではゆったりとした気分で日々を過ごしていたので、細かい事には拘らなかったのではないかと…。これが中国だったらひと騒動だったでしょう(笑)。
 日本の一流料亭も中国・香港に出店したなら、こんなものといった話です。
 まず、和食屋のほとんどが味噌汁は煮えたぎらせるので風味が飛び、豆腐などは巣が入ってしまっています。お茶は一日同じお茶葉のままでお湯を注ぎ足すので、出涸らしもいいとこ。まずはこれでがっかりします。
 思うに、お茶、味噌汁の管理は現地スタッフが行い、お茶は中国茶の入れ方なのですよ。味噌汁もスープと同じ考えなのでしょう。
 何も「チャイニーズ・ジャパニーズ(中国系和風屋=バッタ屋と呼んでいる)」の店に関してはそれでも良いと思うのですが、日本で名のある料亭やホテルの和食屋でもこんなものです。
 唯一合格点だったのが、香港は「時代劇場」前の集合ビル内にある(今もあるかな?)沖縄料理「えん」でした。お茶も味噌汁もいつ行っても美味しかった。
 お茶と味噌汁がそうなのですから、料理はもちろんです。
 さて、話を戻して、一流料亭の香港店にての出来事です。厨房には日本人の板前も居ますが、現地スタッフも修行やら下働きやらで働いています。
 松坂牛のステーキ。これはかなりの高級品。これを現地スタッフに任せるのもどうかと思いましたが、そのスタッフにはそれだけの腕があるのでしょう。
 が、そのスタッフ。極上の松坂牛を床に落としてしまったのです。「嫌なもの見ちゃった」と思いましたね。あっ、因に自分の注文ではありません。念のため(笑)。
 そして次の瞬間、拾い上げると、何喰わぬ顔でフライパンで焼き始めました。まあね、火を通してはいるけど。「見ぬ物清し」とは言うけれど…その店自体の信用が揺らぐ様な出来事でした。言わなかったけどね。つづく


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天ぷら蕎麦/トイレのリノベーション/都市伝説第二弾

2014年11月17日 | 田舎生活の衣食住
 陽が落ちてから、夜、とても寒いので、さっさと寝具にくるまって眠ってしまいます。
 冷たい寝具や嫌で、既に電気毛布を仕様中。真冬でも暖房機無しで冷たい布団に入っていた時期もあったのに、軟弱になったものだ。
 記憶が確かであれば、日本で最初に発売された電気毛布は「ゆめ」という掛け毛布でした。我が家でも使用していましたが、気が付けば敷き毛布が主流の昨今。確かに敷き毛布の方が機能的に思えます。
 それから、何十年も寝具の暖房機は使っていませんでしたが、上海で余りの寒さに敷き毛布を使用しました。
 日本のそれよりも細長い(横幅が短い)、ちゃちな敷き毛布。最初の晩は、こんなちゃちな物の上に体重を掛けて良いものかと不信感が募り、上掛けにしたところ、見事に風邪を引きました。関係あるか否かは分かりませんが。
 以降、敷き毛布は手放せず、室内の寒さに閉口していたので、休日はほとんどベッドの中で敷き毛布で暖を取っていた次第。
 そのちゃちな敷き毛布は、1000円もしませんでした。

 蕎麦でカロリーダウン生活続行中。普段は、青菜とネギ、生姜を具と薬味にしていますが、この度のみは、カロリーを気にしながらも、玉ねぎのかき揚げの天ぷら蕎麦にしました。
 汁(つゆ)を飲み干さなければ良いんでしょ。などと言い訳をしつつです。




 トイレを100円均一グッズでプチ・リノベーションしてみました。築50数年のボロ屋ですが、水回りは何度かリノベーションしているので、奇麗は奇麗でも、根本には建築当時の面影が残っているので、木を使ってのナチュラルな感じにしてみました。
 今回はペーパーフォルダーです。どうにもステンレスの物が嫌で探していたのですが高い。そこで見付けたのが100円ショップで売っていたパイン材のキッチンペーパー・フォルダー。これを柱に打ち付けてみました。
 ストック用の棚も100円ショップの木箱を繋ぎ合わせただけ。ペーパーより若干大きくて、滑り落ちるので割り箸で止めています。オブジェも全て100円ショップで。
 棚、タオルハンガー、細々した物を収納する木箱も、全て100円ショップ製。
 網戸は、木枠のみ、量販店で木材を購入して作りました。網部分は100円ショップです。






 トイレへのアプローチ。藍暖簾をイメージしています。この奥に短い廊下があり、ドアを開けるとトイレになります。






 香港の人に、「何人?」と聞くと、十人が十人、「香港人」と答えます。決して中国人ではなく、香港人なのです。中には、「北京産まれの香港人」とまで言い放つ人もいます。それって中国人で良いんじゃないの? と思うのですが違うらしい。
 ひと言言いたい。国連に香港って国は認められていないから。
 香港・湾仔の消防士は美男揃い。若い女性の間では真しやかに噂されています。その消防署。道路から丸見えのところにバレーボールのコートがあり、消防士たちが上半身脱いでプレーをしている姿はまるで「トップガン」そのものでした。
 確かに、「キュン」ときちゃうかも…。
 バンコクでは、外資系スーパーマーケットの「カルフール」と「ロータス」は、必ず近くに位置しなくてはならない。
 言われてみれば、我が家から近くは(と言ってもバスで2停留所)道路を挟んでほぼ正面にありました。
 双方の間には陸橋が架けられているので、行き来は容易ですが、タイ人は体力温存のためか(?)道路を余り渡らないそうで、向かい合わせのライバル店でも影響なく営業出来るのだそうです。
 因に、タイ人は決して道を走らないというのも都市伝説のひとつ。理由は暑いからだそうです。




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柿のなます、鮭の醤油麹漬け/バレンタインデー

2014年11月16日 | 田舎生活の衣食住
 通常の大根のなますに柿の細切りを混ぜて和えるだけです。甘くてちょっと変わったなますになります。
 柿に酢はどうかと思われましたが、違和感なく合います。見た目も奇麗で、お口取りにピッタリ。




 トラウトサーモンの醤油麹漬け焼きです。美味しい!



  
 どうにも炭水化物が美味しくて、食べ過ぎてしまうのですが、ご飯はどうしても止められないので、食パンを控え、うどんを止めて蕎麦にすることにしました。うどんの方が安価なので、ついついうどんにしていましたが、蕎麦の方がローカロリーでもあり、ビタミンB1、B2、タンパク質が豊富。うん、蕎麦にしよう。







 バレンタインデーは日本では、女性が男性にチョコレートを贈り告白をするといった、お菓子メーカーに踊らされた日に成り下がっていますが、中国・香港では、男性が交際中の女性に花束を贈ります。
 送り先は飽くまでも職場でなくてはなりません。何故なら他人に知られないと意味が無いからです。
 その花束は、ほかの人の物に見劣りしてはいけません。何故ならプライドが傷付くからです。
 香港の場合、夜にはその花束を持ってカップルで町を歩きます。だったら会った時に手渡せよ。などと思ってはいけません。女性を感動させるのではなく、女性の虚栄心を満足させるのが目的なのですから。
 実際にあった話です。ホテルのロビーで花束でぶん殴られた男性あり。理由は定かではありませんが、花束にはそんな使い道もあるのですね。因に、その時、ホテルはキャンセルになったそうです。
 ホテルと言えば、中国大陸では、男女は夫婦(家族)の証明がないと同室への宿泊は拒まれるそうです。だからでしょうか? 自治区(深圳)では、やたらと同棲している事を自慢している中国人が多かった。(入社の)面接でも、聞いてもいないのに、関係もないのに、皆さん自ら進んで話してくださいました。自慢なのでしょうか。「だからなに?」といった感じです(笑)。




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