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師走は大忙し

2009年12月28日 | 田舎生活の衣食住
 年賀状、おせち、雑煮、正月飾り、和服って、準備で大忙しで、沖縄旅行記も一休み。
 なにせ、野菜も魚も、もちろんおせちの材料もかなり高価になってしまい、少しでも安いところを探して、あちこち、スーパーを走り回ってます。そして、その間に、正月和服を着る予定なので、襦袢に半襟つけたり、大掃除したり…。
 なぜにこの寒い冬に最大のイベント。正月がくるんだーっ。
 そんな中で、こっちは急いで買い物してるのに、ババアは狭い通路で世間話し。頼むから、レジ済ませて、外で話せよ。しかも、商品(食べ物)の上に肘置いたり、つばは飛ぶし、きちゃない。
 もう85歳は過ぎただろうババアが、「(旦那が)死んで12年だからさー」って。買い物途中で、人のじゃましながら言うことじゃないやん。
 レジに買い物かご置いたまま、買い物続ける、バカ女。それを律儀に待ってるこれまたバカっ。とにかく、田舎者は自分のことしか考えられない。そしてそれが通用しちゃう。
 また、レジの職員も知り合いが来れば、どんなに並んでいようとも世間話し。
 以前、郵便局で、長蛇の列なのに、バカっ話しをしている局長に、「こちらでは処理していただけないのですか」と言ったことがある。勤務中、知り合いとどうでもいい話しをしてるのを、これまたジッと待つのも田舎者。
 勤務中は、金貰ってるのだから、仕事に集中しろ。
 アメリカで、すぐに、「エクスキューズミー(申し訳ない)」と言うのは、それがエスキューズだからさっ。そうしないと危険だから。そういった気配りをしないですむってことが。田舎の平和的部分だと思うが、あまりにも酷すぎる。
 また、年賀状を出しに郵便局に行けば、こっちがまとめて輪ゴムで留めて「年賀でお願いします」って言ってるのに、全部宛先を読むし。
 あのー、これ、法律違反でしょ? 自分にとって何の得になるの?
 ただ単に、「知りタイマン」なんだよね。興味本位。家から一歩外に出ると腹が立つことばかりなのが田舎だっ。
 どうにかならないかね? 田舎者。
 沖縄の八重山諸島を旅して、我が田舎の方が便利だし、色々選択肢もあることが分かったが、八重山の人の方が、人として大きい。人間って、物質的なことではなく、環境で正確が育成されることが分かった。
 なんかさ、関東の中途半端な都市で、中途半端に生きてるって、結局、人そして中途半端なんだよ。

「二輪二脚の八重山巡り」首里城で怒る

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 八重山諸島、沖縄本島と約2週間旅し、怒りといった感情を忘れていたのだが、首里城で、切れそうになってしまった。首里城に対してではなく、観光客のマナーの悪さにだ。
 うるさい。とにかく、うるさい。黙ってろ!
 国内外、結構旅をしているが、こんなにうるさい人の遭遇したことは無いくらいに、誰もがうるさい。はしゃいでるのだろうか? ぴーぴー、きゃーきゃー、アホみたいな会話をでかい声でしまくる、老若男女。何者だーっ。
 中国にだってここまでうるさい人は居なかったってくらい騒々しさで、居ても立ってもいられず、足早に城内を去ろうとするのだが、1組だけがうるさいのではなく、全体がうるさいものだから、前に進むとまた別のくるさいグループが居る。そんなことを繰り返しているうちにあっと言う間に、城外へはじき出された。
 そして、首里城の一番の見せ場の正殿とその前に広がる広場を観て居ない。だが、それらしく物も見当たらず、民族衣装を着けた係りの人に尋ねると…。あれっ。ここ? といった感じのコジンマリとした正殿が。しかも、修復中。
 紫禁城を想像していた自分も悪かったのだが、想像を遥かに越える規模に少々落胆。気を取り直して、「出店やチケット売り場ができたりして、庭が小さくなったんでしょうねぇ」と聞くと、「最初からこんなもんですよ」とあっさり。
 だが、城内で観た、模型(写真右下)を見る限り、もっと広い筈なのだが…。

「二輪二脚の八重山巡り」守礼門の目の前で聞いた…

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 首里城までは、ゆいレール(モノレール)の駅から歩いてもわずか15分。にも関わらず、バスで行くことを勧められたり、客引きのタクシーが居たり…。思うに南国なので暑いから皆さん歩かないのだろう。これは東南アジアの人に匹敵する。
 15分など何でも無いじゃん。
 そして、着いた首里城。またも修学旅行の生徒で一杯。更には国内外からの観光客で、息が詰まりそうな程の人人人だった。さすがは、沖縄。
 だが、「アレが無い」。アレとは、沖縄観光の王者的存在の守礼門のこと。すると首里城と道を隔てた所に、ひっそりと門が…。そう、門だけ。しかも、「あれっ」とさっきとは違うあれが飛び出さんばかり。
 何せ、守礼門の目の前で(’後ろ側です)、「守礼門はどこですか?」って聞いちゃったくらい。
 世界中の観光地で良く経験する、「ガッカリ」だ。因に世界の3大ガッカリは、シンガポールのマーライオン、エジプトのピラミッド、コペンハーゲンの人魚像だそうだが…。

「二輪二脚の八重山巡り」本島上陸!

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 いよいよ、最後の目的地、沖縄本島。もう、空港からしてインターナショナル。空港からモノレール乗り場へ行くのもおっかなビックリなくらいに広い。
 大都会なのだ。
 ホテルの前や観光地近辺には、個人タクシーがたむろして、客引きに余念がない。タクシーをチャーターして、観光地を回れと言うことなのだが、これまで、島でのんびりと過ごして来たので、このドライバーたちの駆け引きみたいなものがこすっからくて嫌な気分にさせられた。
 本島には1泊2日。観光に当てられる時間は1日しかないので、首里城と牧志市場しか予定には無い。朝9時半には那覇に到着し、ホテルに荷物を預け、早々に首里城へ。

「二輪二脚の八重山巡り」ちゅらさんの家…小浜島

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 NHKの連続ドラマ「ちゅらさん」のヒロインの生家・民宿「こはぐら荘」としてロケに使われたことから、一躍有名になった民家(だそう)。撮影時に使用した民宿の看板をそのまま残しているのですぐに分かる。実際は民家のため敷地内に立ち入ることはできない(らしい)。と言うのも(もちろん無闇に立ち入らなかったが)、「こはぐら荘」の看板が出ていたので、すっかり民宿だと思っていた。
 この島では、実に良く道を聞いた。島の大きさに反比例して、道が多いのだ。そして、まどろっこしい。畑で働く人や、洗濯物を干している人、塀越しに覗き込み、果ては自転車を止めて、玄関から道を聞きにも行ったりも。大岳(うふだき)展望台頂上で作業中のNTTの職員のまで…。
 その、展望台へ登る途中では、下りて来る人が、「これ使った方が楽だから」とどこかで折ったのか? 木の枝の杖をもらったが、木刀のような大きさでその後、自転車で持ち歩くことも叶わず、後から来る人へ向けて、「使ってくださいね」と心を込めて、目立つ所に置いて来たのだが、伝わっただろうか?

「二輪二脚の八重山巡り」ちゅらさん一色の小浜島

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 美らさん=ちゅらさん。これ読めなかった。うつくしら? だと思ってました。
 NHKの連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台になったとかで(全く観てない)、どこもかしこも(と言っても3カ所くらい)ちゅらさん。まあ、それまでこれと言った観光名勝もなかったのだろう。「ちゅらさん」のロケ地が観光地になっているくらいだ。
 ここは、大型リゾート施設「はいむるぶし」があるのでも有名だが、そういった高級感漂う過ごし方には全く興味がないので、無視。島の集落ともシュガーロードで大きく分断されており、接点もない。
 そのシュガーロード。サトウキビの刈り込み後はただの農道。趣もなーんにも無い道だった。
 歩いても回れる小さな小浜島。だが、アップダウンはかなりあるので、自転車はきつい! バイクか電動自転車(この島にだけあった)を勧められたが、なにせ、与那国も走破した脚力を誇るわたくし。やはり、自転車だ。本音は一番安いからだけどね。
 そして、島の周囲を海岸沿いに走る道が無いため、見所を訪れるためには、島を縦横しなくてなならず、同じ道では無いが、重複するような走りが求められるので、やはり自転車では厳しい。
 レンタバイク・自転車店は港に2軒しかなく、歩いて観光している人も数人見掛けた。
 

「二輪二脚の八重山巡り」竹富島で人情に触れる

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 自転車を借りたのは、なんと元出羽ノ海部屋の力士だったおじいが営む店だった。おじいの事務所(?)の壁に飾られた力士の写真に、「これどなたですか?」と目を付けたことから、話しが弾み、なんと、レンタル料金も2時間600円のところを切りよく500円におまけしてくれた上に、自転車を戻しに行くと、お昼までごちそうになり、その後は、車で島を案内と、至れり尽くせりのもてなし。後で分かったのだが、お昼をごちそうになった後、フェリーの出港に合わせて島内観光で時間を調節してくださっていたのだ。
 相撲の話しから、島の歴史、島の現状など、尽きることなく教えて下さり、「こういう出会いがあるから旅は楽しい」を実感した。そして、やはりこういった自然の中で生きていると、人として大きくなれるのだな。と。こちらまで優しい気持ちになれる。
 雰囲気、大きさなど、次回は是非宿泊したい島。

「二輪二脚の八重山巡り」竹富島は神様の島

2009年12月26日 | 八重山諸島の旅
 島全体が海の美しさを演出している、「居るだけで心地よい」そんな島だ。歩くだけで、喧噪と離れた自然を感じることができる。
 現在では新築に際し、は赤瓦しか許可されず全体の景観を守るといった試みもされるほど、赤瓦の古民家が未だ現役、それは、沖縄では珍しく戦災を受けなかったことからだ。
 そして、この島は人口に対する神様率が日本一と言っても過言ではないだろう。聖地とされる御嶽(うたき) が17カ所、足を踏み入れることが憚られる。そんな神秘さがある。

「二輪二脚の八重山巡り」赤瓦の竹富島

2009年12月24日 | 八重山諸島の旅
 ファリーが島に着くと、4~5軒のレンタサイクル屋が港で、マイクロバスで待ち構えている。このシステムはありがたい。けど、どこの店のマイクロバスに行くかが問題。旅行社に対して平行ではなく、手前から奥にと言った順番なのだ。
 こういった場合、みんな手前から行くよね。
 と、言うことで、まず手前のマイクロバスに行くが、もう満員で断られ、次マイクロバスの店になった。料金は均一。しかし、乗ったのは自分だけ。もっと奥のマイクロバスには誰も行った気配はない。
 これって場所的に有利・不利があるのでは? 後で、聞いたら、この順番はローテーションで変わるのだそ。それなら公平だ。
 竹富島は、起伏もないので、サイクリングにはベストな島。歩いても十分に回り切れる。
 集落の中は地盤が砂なので、自転車のタイヤを若干取られたりもするが、地図で観ると喫茶店や民宿、食べ物屋などがひしめいているものの、実際には、「ん? ここご飯屋?」みたいな感じで、とても静かで、島の雰囲気を壊すことは無い。
 星砂で有名なカイジ浜やコンドイビーチ、西桟橋等、島を取り巻く海の蒼さは絶品。
 ここは、アクティブに動き回るのではなく、何もしないで過ごすのに相応しい。心の休暇が必要になったら、やはり島に泊まって、目が覚めたら起きて海を観る。歩きたくなったら宛てもなく歩く。
 そんな優雅な時間を送るのに相応しい。

「二輪二脚の八重山巡り」西表島に思うこと

2009年12月24日 | 八重山諸島の旅
 大きな島なので、宿泊をして、カヤックやトレッキングで自然を楽しむというのがこの島での過ごし方なのだと思う。そして、やはり上原の方が開けているのだろう。今回のように、入り口だけではその自然は自由分に味わえないと言うことか。
 そして、ここは1人旅ではなく、仲間とワイワイ楽しむのがベスト。テレビ番組でタレントたちが虫を探したり、釣りをしたりしているのは、本島に楽しそうだもの(「水曜どうでしょう」参照)。
 種額旅行の学生もカヤック体験してた。
 機会があったら、今度は是非数泊して、大自然を体験したいと思う。

「二輪二脚の八重山巡り」由布島まで数十年振りのツーリング

2009年12月24日 | 八重山諸島の旅
 仲間川クルーズを終えてもまだ昼前。どうやら数時間に1本バスは走っているらしいが、次のバスまで2時間待ち。しかも待つ間に時間をつぶす場所も、居場所すら無い。加えて、人の気配すら無いのだ。さっきまで、観光客で賑わっていたクルーズ船乗り場も大型観光バスが発車してしまえが、人なんかいやしない。
 唯一ある土産物屋の店員に聞いたところ、その土産物屋ではレンタカーは併設しているのだが、この辺りにレンタサイクルは無い。どうやら、もはや、現代人は車でしか移動しないようだ。
 土産物屋から歩いて10分くらいの所に、レンタカー屋がもう1軒あり、そこではバイクも扱っていると言うので、数十年振り(以前15年振りと書いたが、思い出したら20年以上だった)に50ccに乗ることになった。
 で、由布島って何さ。知らないが、ほかに行く所は無い。折角、西表島まで来て、2時間足らずで戻るのも憚られる。行くしか無い。農道でひと走り練習後、いざ、ツーリング開始。
 おっかなびっくりだっが、走ってる車も歩いている人も嫌しない。全くの独壇場。気が付いたら、バックミラーを見ることも、メーター確認も忘れてた。これ、普段自転車しか乗らないからだよね。まずい、まずい。
 「イリオモテヤマネコに注意」って立札が出される程、イリオモテヤマネコは良く現れるのか? そして、車に引かれちゃったりしてるのか? は不明だが、1時間弱で由布島に到着。何のことは無い、舗装された1本道。
 ここでまた、大型観光バス発見。久し振りの人の気配だ。
 「ああ、そうか? 水牛車で渡る海の向こうが由布島」だった。しかし、水牛なんか嫌しない。三線を引いてのんびり構えてるお兄さんが、乗り場の人。「水牛車乗りますか?」。「乗らないです。写真撮りたいのですが、いつ水牛来ます」。
 どうやら、時間で一斉に行ったり来たりしているらしい。
 すぐに水牛の一斉帰還が始まった。これはもう、風情とかではなく、水牛車のラッシュアワー。知らなかったが、由布島へは歩いて渡ってもお金取られます。で、由布島には何があるのさ?
 今調べた。熱帯亜熱帯の生き物たちが、自然のまま生息し、海岸には、マングローブが広がり、トントンミー(とびはぜ)やシオマネキ、天然記念物のセマルハコガメや珍しい蝶に野鳥そして、鮮やかな花々などの亜熱帯の自然を観ることができるらしい。

「二輪二脚の八重山巡り」西表島で冠鷲に遭遇

2009年12月24日 | 八重山諸島の旅
 西表と言えば、イリオモテヤマネコが有名で、島のあちこちで観ることができる…のは石像とか看板。道には、「イリオモテヤマネコ注意」の写真入り看板。橋の欄干や郵便局前にまで石像がある。もちろん、本物にお目にかかれはしなかったが、 95羽しかいない冠鷲(特別天然記念物)がマングローブの中にこつ然と姿を現した。通りすがりだったのきっちり写真に撮れなかったが、これはラッキー。
 

「二輪二脚の八重山巡り」西表島

2009年12月24日 | 八重山諸島の旅
 石垣島発着の西表島ツアーはだいたい1万5000円~。内訳は、石垣島からの往復フェリー運賃と、仲間川か浦内川のクルーズ、それに由布島観光や、小浜島などがセットになっているのだ。昼食込みが多い。カヤックやトレッキングなどのツアーも各社売り出しているが、観光主体だと、こんな感じのコースになる。
 石垣島から西表島までは上原港なら片道およそ2000円。大原港なら片道およそ1500円。それに仲間川クルーズが1500円。浦内川のクルーズは1800円。個人で行けば約1/3くらいで済む。
 これは個人で行かなくては…。実は浦内川の方がピナイサーラの滝等興味深い見所も多いのでそちらにしたかったのだが、面倒なことに、上原港から浦内川クルーズへの乗り場まではバス利用となる。もしかしたら、石垣港にある「西表島観光」に申し込めばクルーズ会社の送迎があったかも知れない。
 が、前日、例のANAクーポンで仲間川クルーズ無料のクーポン券を発見。「これはもう使うしかないよね」。と、早々、申し込み、ファリーに乗船。沖縄特産の紅芋タルトとサンドイッチなんかも買い込んで、ちょっとした遠足気分で上機嫌だったのだが、その機嫌はすぐに憤りに変わっていった。
 同じファリーの後方に座った20代半ばの男性と、60歳前後のおばはん。とにかく、乗って来たときから、しゃべりっぱなしで、「うるさい」。一時も口を閉じちゃあいない。「おまえらは焼き蛤か(口開きっ放しだから)」と心の中で叫びながら、「しかし、そのうちに大人しくなるさ」。など、なんのその。
 30分以上の乗船中ずーっとしゃべくりまくり。しかも、声がでかい。聞きたくもないのに、若者は、石垣島の出身で東京の学校を出てアメリカ留学。しかし、家の事情で帰省。そして、その友人の母親が1人で石垣島旅行中なので、アテンドとして西表島まで行くらしい。と事情把握。これ、みんなに聞こえてたと思うよ。とにかく特に、おばはんの声でかかったから。
 何度も、「うるせぇ」と叫びたくなるのを、「ほんの数十分。自分の人生数十分を共有するだけの人だ」と言い聞かせていた。
 上原港からクルーズ発着場までは徒歩7分程度だが、送迎があった。
 個人でクルーズだけ参加の人は少ないらしく、クルーズの船着き場には大型観光バス数台と、おそろいのかりゆしウェアを制服にしたドライバーが数人待機。その中の1人のドライバーが60代のお母さんと参加中の娘さんを気に入っちゃって気に入っちゃって、「お母さんこの島には独身の男はいくらでもいますから…」。どうやら未亡人らしい。「親孝行な娘さんでいいねぇ…」。お母さんじゃなくて、独身の男がいくらでも選べるのは娘だろう。おまけに、お菓子かなんか手渡して、クルーズから戻るのを待ってるかと思いきや、なななんと、クルーズの船長(?)といつの間にか交換してやがった。
 そして、「私はバスのドライバーで船の運転は始めてです」って、いいのか?
 さらに、うるささ爆裂の例の息子の友達がアテンド中のおばはんとアテンド君も乗り合わせることになった、我が、仲間川クルーズ。
 マングローブも何もありゃしない、おばはんはまたどうでもいい話しをしゃべくりまくりで、「うるせぇ」。さすがにドライバーはきっちりガイドしてくれたが(始めてにしては上手かった)、折りに付け、自己アピールも織り込むことは忘れていなかった。
 天気悪くて、肌寒い西表島。違う意味でも寒かった。

「二輪二脚の八重山巡り」絶景川平湾

2009年12月21日 | 八重山諸島の旅
 出発から約2時間程で着いた川平碗は、団体バスが止まり、グラスボートの乗り場やチケット売り場、お土産屋が数軒(ひしめいてはいない)、最近まで寂れてたけど、グラスボートで当てたみたいな感じだった。
 そして、海岸に行ってビックリ。真っ白い砂浜と真っ青な海。「すげー。南国だー。沖縄だー。珊瑚だー。これぞエメラルドグリーンだ」と静かに心の中ではしゃいでいたわたくし(何せ1人旅だし)。
 しかも、これまでと違い、ここは観光客密度が(かなり)高く。どこに行っても人がいないところは無い。グラスボートのスタッフも待機してるし。
 んな訳で、「このビーチ独り占め」的な時間が取れないのが難だ。もっとゆっくりしたかった。しかし、この日は天気も良く、やっと南国らしい日射しと気温で、砂浜を歩いているだけでも、日材がきついくらいだった。
 隣接する公園からの眺めもきれい。団体用の記念撮影の台があり。ここで2列とか3列とかになるのだな。
 これまで、自分の撮影は自動タイマーで行って来たのだが、さすがにここではちょっと人の目が恥ずかしかったぜぃ。もちろんタイマー撮影は慣行。しかし、あまりにパシャパシャは気が引けて、少し先のどこかの工場みたいな所に入り込みそこから海を背負って数枚パシャ。

「二輪二脚の八重山巡り」川平の前に御神崎灯台へ寄り道

2009年12月21日 | 八重山諸島の旅
 市場のおばあに勧められて、「そんなにいいなら行ってみるか」とは思ったが、もはやマイサイクルと化したホテルの自転車では無理。意を決して、バイクを借りることにした。バイクで市街地を走るのなんか15年以上振り。
 話しは前後するが、西表島でバイクを走らせたのが実に15年以上振りで、この時は歩行者は無し、ほとんど車の通っていなかったので、何なくクリアしたのだった。この話しはまた後ほど、西表島編で。
 だが、今回は、市街地から山道に入る。ビミョー。
 レンタルバイクは数冊のフリーペーパーから見付けた、長期滞在していたアパートメント・ホテルの裏にあり、料金も5時間1000円と手頃だったため、そちらで借りる。レンタルバイク屋ではなく、バイクも貸しているホテルだった。南国風の綺麗なホテル。バイクも水色と黄色と可愛い配色で、新しい。フロントでバイクを借り、事情を説明して、「ここの道は誰も通らないから練習したら」ってことで、少し練習し、比較的、人通りの少ない、西回りのコースを選択。
 この道は、前日に自転車で行った道。海沿いの1本道で風を感じながらのツーリングはかなり気持ちいいし、自転車じゃないから、「どんな坂道だってやって来い」なのだ。
 なので、どこだって行っちゃうぞ。バイクフル回転で坂を上り着いたのが、御神崎灯台(うがんざき)。「ひゃー。空が真っ青」。「海も真っ青」で、完全に、「来て良かった」。
 そもそも石垣島の観光は、市街地だけでいいやと思っていたのだったが、こりゃあいかん。本島の石垣島を観ないで変える所だった。やっぱ島に来たら灯台だよね。バイク様々である。