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衣葉丼/ポンコツ6

2015年03月26日 | 江戸飯
 衣笠丼(油揚げ)、木の葉丼(蒲鉾)で、親子丼の鶏肉に代えて拵える「江戸飯」です。今回は、薩摩揚げを使ったので、衣葉丼と勝手に命名。
 本当はネギで良いのですが、タマネギのほうが甘味が出て美味しいので、そちらにしました。薩摩揚げ自体が甘いので砂糖は控え目に味付けしました。甘辛汁(つゆ)が絡んで美味しい。弁当なので卵はとろりとさせずにしっかり火を通しています。
 副菜は、ブロッコリーの辛し和えとニンジンのグラッセ。




 この弁当箱(タッパーだけど)、使い易い。一軍に昇格です。保存、温め、そのまま丼にもなるという100円ショップの優れ物。

 最近読んだ江戸飯のレシピ本です。デコ弁は我が家の家風(大げさだ)に合いませんでしたが(笑)、江戸飯はぴったりです。










 休日出勤をした折り、仕事の無い筈のポンコツが居ました。そしてまた大声で株の売買をしていたのです。突然の自分の出現に、慌てて電話を止めて仕事をしている振りをするポンコツ。
 「お前、仕事ねえだろう」。と、思いましたが、黙っていると、直に帰り支度を始めました。
 電話代節約の為に会社の電話を使っていたのですが、わざわざ足を運んでまで?

 

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「江戸おかず」/香港に行くなら年末がお勧め

2014年12月27日 | 江戸飯
 「江戸おかず~12ヵ月のレシピ~」を読みました。ひと月ごとに旬の食材の食べ方のレシピ本です。切る、焼く、煮るが基本ですが、本来家庭料理はこのようなもので良い気がします。調味料も、塩、醤油、味噌、酒とシンプルですが、十分に美味しそうです。
 拵えてみようと思いますが、普段の我が家の食卓も、ほとんど「江戸おかず」なのです。




 残すところ今年も後5日です。早い! 早過ぎる! 冬至も過ぎ、これからは徐々に陽が長くなっていくのも不思議な気持ちです。だって、冬本番はこれからでしょう。しかし、本当に、冬至から日の出の時間が早くなっています。朝6時半には未だ暗かったのに、昨日はしっかりと明るくなっていました。
 さて、昨日は終日出掛けてたついでに正月用の買い物も済ませました。
 計5時間、飲まず喰わず、ついでにトイレにも行かずにひたすら、安い店を物色して買い物でした。どうしてこうも正月には物が高くなるのか…。
 しかし、何軒も回ったかいあって、どうにかこうにか予算内で買い物が終わりました。後は、お節料理を拵えて年が明けるのを待つのみです。
 ついでに年明けから値上がりするらしい、トイレットペーパーも少しだけ買い置きです。
 ああっ、今年の正月番組を録画したまま、未だ観ていない。これを片付けなくちゃ。

 携帯電話に不在通知あり。見慣れない電話番号です。普通なら無視するのですが、諸事情ににより業者かも知れず、その番号に掛け直しました。
 「不在通知があったのですが…」。
 「……」。
 「どなたですか」。
 と聞いたところ、なんと。
 「多分、間違いだと思います」。
 多分って。思いますって。何と言う日本語だ。お前が掛けてきたのだろう。多分と、人事のように、思いますと、責任回避の言葉。明らかに間違いだったのだから、まずは詫びるべきでしょうが。
 「申し訳ありません。間違いでした」。
 と、何故言えないのだろう。これも新人類の新しい言葉遣いなのだろうか。
 そして、責任を負いたくないといった考えが、そうさせているのでしょう。ああ、電話代損した。
 
 今頃の香港はクリスマス&年末のセールの期間です。旧正月のももう一度、大安売りがありますが、この時期も見逃せません。
 ブランド品だって、8割り、9割り引きになるのですよ。サイズが合えば、色を気にしなければという問題もありますが、それでもコーチの大型バッグを約3000円で購入出来たり(これは型落ちなのでしょうが、茶のオーソドックスな物が買えたので一生物です)、ブランドのスーツだって約3000円でした(これも黒いオーソドックスな物)。因に、自分は足が小さいので、ブランドの売れ残りセールで、本当に格安で購入出来るのです。
 それにデパートだって0時迄開店しているので、本当に便利。
 香港に行くなら、年末か、旧正月前がお勧めです。ただし、旧正月は閉まってしまう店も多いので、前日迄が勝負ですよ。
 




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「池波正太郎の江戸料理を食べる」/上海生活の始まりと終わり

2014年12月26日 | 江戸飯
 「池波正太郎の江戸料理を食べる」を読んでいたら、浦里(うらさと)という興味深い料理を見付けました。吉原の朝ご飯だったそうです。粋な名前じゃないですか。
 梅干しを叩き、大根おろしと、細かく刻んだ大葉を合わせたもので、ご飯に乗せて頂くそう。
 読んだだけでさっぱりとした口当たりと、熱々のご飯の湯気が思い起こせますね。
 これは炊きたてのご飯に合う筈。是非に食べたいひと品です。こういった物で朝ご飯って十分。




 終日出掛けた為、お昼は弁当でした。

 今年も残り僅か。テレビも特番が組まれ始めました。が、今年年頭の正月番組を録画したまま、未だ観ていないまま、とうとう年末になってしまいました(笑)。
 急いで観なければ。

 上海に住み始めて直ぐの頃です。旧正月の1週間の休日前から風邪の症状に見舞われました。
 次第に高熱のため、身体がだるくて仕方なかったのですが、業務をこなして休みに突入。
 丁度知り合いが遊びに来たので、一緒に夕食を摂ったのですが、その途中から具合が悪くて仕方ありませんでした。
 知人から、「大丈夫か」と聞かれるくらいです。一緒に夜景を観るため、外灘へと向かった地下鉄で、ついに倒れそうになり、急遽ひとり帰宅しました。
 それからの1週間、寝たり起きたり。記憶がないこともあったくらいです。食事もろくに摂らず、知人から頂いたお土産のチョコレートで凌ぎました。
 なぜ、病院に行かなかったのか? 具合が悪すぎると病院迄行く気力がないのですよ。
 旧正月が明ける頃には、大分良くなり、業務に影響はありませんでしたが、わたくしの上海生活は、こんな幕開けでした。
 そして、上海生活の最終日、喉に違和感を感じ、嫌な予感。予感的中で、帰国日は、空港でも飛行機内でも実に辛いものでした。
 それでも気力で帰国した翌日から、高熱に見回れ、酷い寝汗。そして鼻水も止まらず、脳みそが溶けて出そうな勢いが続きました。
 市販の薬など一向に効きません。寝たり起きたりを繰り返し、自然治癒まで1週間以上。
 これは偶然なのでしょうか? 上海が鬼門だったような気がします…。



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ビンチョウ鮪(まぐろ)のニンニク醤油煮/中国の絵馬

2014年12月15日 | 江戸飯
 ビンチョウ鮪の切り落とし部分が、てんこ盛りで150円でした。こういったものを目にすると、後先考えずについぞ手が伸びてしまう貧乏性です。
 幸い、この度はほかにお菜となるストックもなかったので、残り少なになっていた大根と煮付けました。
 ニンニクを加えたのは、底味にする為と香りつけです。





 ほうじ茶ではなく、煎茶で焚いた茶飯。釜の蓋を開けた瞬間に漂うお茶の香りが心地良く、また茶飯にしてみました。




 お昼を食べたのに、どーーしもお腹が空いて空いて、たまらずにかけ蕎麦を食べてしまいました。しかし、自分なりに大好きなラーメンや焼きそばを控えて蕎麦オンリーにしているのですよ。蕎麦も大好きだけれど。




 今年は火や水のある神聖な場所に飾るとされる、輪締めを台所に飾りました。
 年々信心深くなっていきます。これまでは地元で有名な寺院へ初詣(大分遅くなり参拝客が少なくなってから)行っていましたが、昨年からは、先ずは氏子である神社へ詣出てからにしており、年内にはお礼詣出も済ませるようにしています。
 今年も年頭に詣出た寺社仏閣へのお礼も済ませました。

 中国の旧正月。日本はおみくじを引いて枝に結び付けますが、中国では赤いリボンを寺社内の木の枝に結び付けます。自分も蘇州の寺で行いました。
 また、日本の絵馬と同じように木札を奉納するシステムもありますが(と言うか、そもそもは中国の文化でしょう)、こちらも真っ赤な木札で、予め文字が記されているので名前を書くだけです。その文字は、「開工大吉(仕事の成功を祈る)」とか、「身体健康(健康を祈る)」、「全家平安(家庭の安泰)」、「万事如意(全てが思い通りになる)」、「大吉大利(目出たい事が重なる)」などです。
 その中から自分の望みの札を選ぶ訳です。はい。これも上海で行いました。
 香港では大晦日にコンサートに行き、そこでのカウントダウン。ほかの年には花市にて年越しをしたりもしました。
 花市は年末に俄に立つ、正月用の生花を扱った市場です。そして買った花を抱えてこれまた歩くのが香港流。何につけイベント毎は歩くのだと認識ください。
 北京に移り住み、同じ様な花市はありましたが、こちらは年始にも開いており、扱っているのは造花と風車でした。よくよく考えたら、あのド寒い北京の冬に咲く花は限られているからでしょう。
 もの凄い人ごみの中、造花数本と風車を購入したのですが、その日は風が激しく、手にした風車はグリングリン回り、千切れそうです。そんなグリングリン風車を手に風に向かって帰路を急いでいたのですが、市の賑わいから離れると、途端に恥ずかしくなったものでした(笑)。




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茶飯、巾着煮/海外でも雑煮を食べる

2014年12月13日 | 江戸飯
 朝から午前中、大掃除に費やしました。毎日掃除をしていても、気が付かない場所や細かな部分は汚れているもので、一念発起。終えてみると、気持ちも晴れやかになります。
 まあ、1年の締めで正月を迎えるためなので当然なのでしょうが、どうしてこんな真冬に大掃除なのだ! と思いませんか? 5月と10月とかにこの習慣があったらもっと楽なのになあと、冷水で雑巾をすすぎながら思った次第です。
 池波正太郎氏の「江戸料理を食べる」を読んでいたら茶飯が出てきました。これなら直ぐに出来るぞっと、早々ほうじ茶で焚いてみました。本当は味醂や醤油も入れるのですが、高血圧症の為、ほうじ茶のみです。
 ほんのりと色が付き、ほんのりとお茶の香りがして、いつもと違っておつでした。





 お菜は、大根と巾着の煮物です。寒いいち日だったので、温かさが有難かった。





 今年は寒いように感じますが気のせいでしょうかねえ?

 海外でも正月元日には、雑煮だけは拵えていました。最も大晦日と元日しか休みではないのです。ただし、醤油が違い(大枚はたけば日本の醤油も手に入る)、真っ黒い雑煮でした(笑)。しかし塩分はそれ程でもありません。特に色の濃い物が丁度日本の溜り醤油のような風合いなのです。
 具は、大根、ニンジン、青菜、椎茸などの野菜でした。そもそも我が地方の雑煮は、醤油味のけんちん汁の中に餅を入れるのです。
 香港に渡り、最初の正月に失敗したのが、餅。日本からの輸入品は高価なので、ローカルの餅で賄おうとしたのがいけなかった。そもそも中国の餅は炒める用の物で、日本の物とは異なるのでした。
 翌年からは、餅だけは日本製を購入して、真っ黒けの雑煮で新年を祝ったものでした。何だか、腹黒い一年になりそうでした(笑)。



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イカ大根

2013年12月10日 | 江戸飯
 朝から降っていた冷たい雨が、昼前に上がりましたが気温は上がりません。寒い寒いいち日で、むしろ室内よりも外の方が暖かく感じました。
 こんな日は鍋で暖まりたいところですが、昼はさすがに、鍋という感じじゃないですよね。昨日大量に購入したゲソと大根でも煮よう。味付けは薄めでおでん風がいいな。
 あるカリスマ・ブロガーの方が、タイスキを作っていました。忘れていたお金が、箪笥の底から出て来たような懐かしさ&嬉しさ。しばらく食べていないけれど、「食べたい」。
 近々チャレンジしてみます。





 ついつい撮影し忘れてしまうのですが、冬の寒々とした景色に、庭の山茶花が奇麗な紅色を添えています。



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イカ大根

2013年11月19日 | 江戸飯
 病気をしてから、いち日の気温の変化を如実に身体で感じます。未明よりも明け方に冷えが厳しくなり、朝5時を挟んで、綿入れを羽織ります。そして炬燵に足を入れても、午前9時くらいまでは爪先に冷えを感じるのですが、10時ともなると一転。部屋の中にも陽が射し始めると、ぽかぽかとし、綿入れを脱ぎ捨てても暑いくらいです。
 今日などは、午前10時から正午くらいまで縁側で過ごしていたので、大いに汗をかいてしまいました。そこからは炬燵なしで過ごし、夕餉のしたくなぞをしていると、また薄らと汗ばみます。
 いち日の締めの風呂が問題でして。沸かし式ではなく給湯のせいかも知れませんが、湯桶は良いとして冬は洗い場が辛いのです。身体を洗っている間に寒くて、いやーな気分になる(笑)。
 一度に顔、頭、身体など無理無理。まずは、湯船の中で洗顔し、洗い場で流し、髪を洗って再び湯船。そして身体を洗って湯船。現在はこんな感じですが、本格的な冬になると、湯船の中で洗顔、そして湯船に泡が溢れないように細心の注意を払いながら、髪にシャンプーをつけて泡立てます。
 そして洗い場で流し、湯船、洗い場で上半身を洗い、湯船、下半身を洗い湯船。と、こうなります。ユニット式の小型の風呂ならまだましか?

 本日は、イカと大根の炊き合わせです。関東ではイカ大根と言いますよね。付け合わせの青菜は大根の葉のおひたし、味噌汁の具は豆腐と大根、ニンジンです。これに毎度義務のように食べている納豆がつきます。
 質素だなあ。でも、人間も本来はこんな食べ物でも十分なのではないでしょうか? 
 江戸病いは栄養不良からくる脚気と言われていましたが、それは白米を食べていたからで、麦飯を食べさせただけで完治したそうです。また、玄米は総合栄養食でもあり、繊維質も多いですが、ビタミン、ミネラルなどなど、十分に満たされています。
 現在のように、多種多様なお菜がなかった時代、織田信長は、平常時、いち日に玄米5合を食べていたそうです。そして戦になると一升の白米を食べていたそうです。多分干飯(ほしいい)でしょうね。
 以上、玄米食の勧めでした(笑)。でも、白米の美味しさには適わないという方の方が大多数ですよね。自身も白米大好きです。それが、玄米を6年も食べ続けると、白米のふっくらさが、歯ごたえを感じなくなってしまいました。
 ひとつ言える事は、麺も大好き。パンも好き。それでも米が主食の民族に産まれて良かった(笑)。
 

 


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150円の鮪の刺身

2013年11月14日 | 江戸飯
 近所のスーパーの大安売り。鮪のさしが150円で買えました。ならば久し振りの鮪の刺身だ! 気合いが入り過ぎて、厚く切り過ぎてしまいました(笑)。もちろん、大根のつまで、山葵醤油のオーソドックスな食べ方です。
 むむ…。まあ冷凍鮪なのは当然ながら、水っぽい。解凍方法が悪かったのか? 味も大雑把。こんな鮪食べた事があったぞと、上海に住んで直ぐの頃を思い出しました。
 職場の同僚たちと行った、鮪料理の専門店。日本人経営の本格派だと、中国人スタッフ(日本在住歴も長く、日本語は完璧)に連れられて行ったのですが、かなり良い値段の割には、びしゃびしゃの水っぽい味もしな鮪の刺身に閉口しました。
 私の場合、旨い不味いは分かりますが、値段との対比で、安価であれば、「まあこの値段ならこんなものか」と納得して食します。例えば、同じ上海のチャーニーズ・ジャパニーズ(中華系和食)の店であれば、20~25元(300~400円くらい)ですから、味噌汁が煮詰まっていようが、秋刀魚の腑が生焼けだろうが(避けて食べる)、もつ鍋が焦げ付いていようが、ラーメンの麺がくたくただろうが文句は言いません。
 反面、値段だけは高額なのに、不味い場合はテーブルを引っくり返したくなります。実際にはしませんが(笑)。不味い物を食べた場合、10~20代の頃だったら、再度違う店で口直しをしていたものでした。
 そしてその件の鮪料理の専門店で、ほかの日本人女性2人が口々に、「上海で、こんな美味しい鮪を食べられるなんて(知らなかった)」。「嬉しい」。「美味しい」。そして連れて来てくれた中国人スタッフにお礼三昧。
 そうか、美味しいのかと、私は無言で食べていましたが、心の中では、「もう二度と来る事はない」と思っていました。
 そして中国人スタッフと離れると、その舌の根も乾かぬうちに、2人の日本人女性は、「不味かったよね」。「高いよ」。「あんな店もう行かない」。と罵詈雑言。
 女って怖い! と実感しました(笑)。そういった表と裏、本音と建前を旨く使えないのです、私は。

 話が長くなりましたが、そんな鮪の刺身をメインに、大根の皮と葉の佃煮、納豆とニンジンのかき揚げ、アサリ(剥き身)と千切り大根・ニンジンの味噌汁でした。
 最近漬け物を食べていないので、そろそろ食べたくなってきました。



 



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江戸庶民の日常食とタイの病院食

2013年11月08日 | 江戸飯
 風が少し強かったけれど、秋晴れの良い天気でした。我が家の縁側は冬でも日中は穏やかな陽射しで暖房入らずなのです。この季節なら汗ばむくらいです。
 本日は、お昼ご飯に手をかけられなかったので、予め弁当用意し、温めるだけにしておきました。蜆(しじみ)の味噌汁も作り置きで温めるだけ。
 そして食卓に並べてふと思ったのが、「これって、みな江戸時代からあるメニューだ」。でも、食器がこんなだから、病院食に見えてしまう(笑)。器って大切な事を実感しました。
 蜆の味噌汁に、玄米ご飯+納豆、卵焼き、青菜のおひたし、赤魚の煮付け、キンピラゴボウです。
 もう義務の様に毎日納豆を食べています。本当はご飯には何も乗せないかけないで食べたいのに。なぜなら、肌荒れや血糖値に納豆は良いと知ったからです。身体の健康と言うか、正常に保つ為の食品などを調べていると、昔から口にしていた物が主だっていると気が付きます。
 
 



 病院食みたいといった話が出たところで、私が昔した入院談。それは、タイのバンコクでナンバー3にランクする総合病院でした。まず驚いたのは、365日24時間、休みなく稼働している事。そして医師は、患者の指名制。本来の病院のあるべき姿だと思います。
 だって病気や怪我には日曜も昼夜もありませんからね。それに医師を指名出来るって事は、医師は人気によってサラリーに影響が出るのでしょう。日本の様に、医師の横暴や傍若無人などありません。皆さん、熱心に患者の声に耳を傾け、最善の治療をしてくれます。
 そして病院の設備が凄かった。ちょっとしたショッピングモールです。前にも書きましたが、和洋華のレストラン街や、スターバックスコーヒーも入っています。
 笑えるのが、タイのお土産屋さん。わざわざ病院でタイシルクや像さんの置物を買う人は居ないと思うのだけれど(笑)。
 と、まだまだ報告した事はありますが、それは次の機会にして、本日は病院食です。昨今の日本の病院食は知りませんが、そこでは、朝食時にはメニューを見ながら昼食のオーダー。昼食時には夜、夜には翌朝と、和洋華から飲み物、デザートまで自由に頼めるのです。ただし病状により、頼んでも却下される場合もありますが、これまた凄いのは、配膳係りの人(医療関係者ではありません)が、患者の病状を把握しているのです。
 私の場合も、「軟らかくてし消化の良い物しか駄目だ」と言われオーダーが通らなかった事もありました。
 良く食べたのはフレンチトーストや単なるトースト(当時家にトースターがなかったので、妙に食べたくてたまらなかった)、目玉焼き、後はうどんやパスタ類だったでしょうか? オレンジジュースやポタージュスープも良く飲んだ記憶があります。
 タイで、ローカル食を食べ続けていたので、この時ばかりと洋食、それも実に簡単な家庭料理が食べたくて仕方ありませんでした(不定期に続く)。


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アサリと海苔の佃煮、クラムチャウダー、マヨネーズを使い切るのだ

2013年11月05日 | 江戸飯
 冬は陽射しが長くなるので、埃が目立ちます。それに炬燵やら衣類やらも埃がたちますし。天気の悪かった日は目立たないので、それから晴れたりした日は大変。朝から掃除機引っ張り廻しています。

 久し振りの江戸飯は、アサリと海苔、そして椎茸の茎もいれちゃった佃煮です。海苔と椎茸の茎はアレンジです。しかし、どれをとっても良い出汁がでますよね。






 昨日、クラムチャウダーを作ったので、朝は、ホットサンドとサラダでアメリカン・ブレックファーストにしてみました。ホワイトソース作りの時に、茶こしで小麦粉をぱらぱらと加えるとだまにならないと聞いたのでやってみましたが、えらい手間でした(笑)。
 以前にも書いた記憶がありますが、クラムチャウダーと言えば、ボストンかサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ。どちらでも訪れた時は食べていましたが、粉っぽくて余り好ましいとは思えませんでした。
 もちろん、それなりのお店なんかではなく、そこいらの下手すりゃ、紙コップに注いでくれるような店ですがね。
 やはり食の繊細さは日本に軍配! かな?





 残り少なくなったマヨネーズ。こっちの握力低下もあるのでしょうが(年のせい)、どうしても最後まで使い切るのは困難。しかし、これだって料金の内。絶対に使い切るのだと意気込み、底を切り離して、チューブの中に大根を入れて(大根サラダです)こそげとってしまいました。
 いつも思うのですが、もっと簡単に最後まで使い切れるようなパッケージを開発していただけないものでしょうか?








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里芋、レンコン、イカ、アサリ、大根

2013年10月24日 | 江戸飯
 台風接近。この週末は大荒れになりそうです。どの地域にも被害がないようにと願います。

 食材を上げてみたら、全てが江戸飯になりました。玄米ご飯、アサリと大根の味噌汁、里芋とイカの煮っころがし、レンコンのキンピラです。
 アサリはむき身を購入して使用しています。人によっては嫌いそうです(多分輸入物)が、私は結構気に入っています。砂出しをしてあるので、そのまま使える点。奇麗に砂が吐かれている点。殻がないので(剥がす手間がかからない)ほかの具材を混ぜても良い点。
 ここ数カ月、味噌汁の味付けをかなり薄目にしているのですが、それでも十分と言う事は、これまで濃過ぎたなと反省しています。ほかも出来るだけ薄味を心掛けています。
 勿論、身体の事もありますが、もっと素材の味を味わおうといった考えからです。するち必然的に和食になりますね。







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イカとゴーヤのぬた、イカとレンコンの炒め煮、イカと里芋の煮っころがし

2013年10月23日 | 江戸飯
 イカが安かった。いつもの耳とゲソの詰め合わせ6はい分で98円。早速、大量なイカ料理といきました。
 まずは、このところ気になっていたぬたです。庭からネギを引き抜いてこようと思って、ふと考えたら、冷凍庫に乾燥ゴーヤがあることを思い出し、早々に戻して、下処理をしてぬたにしてみました、苦味もなく、酢味噌にも合ったひと品になりました。





 そして、レンコンと炒め煮にして麺汁で味付けをした物。レンコンのパリパリとした食感はたまらないですね。





 こちらは晩ご飯用の仕込みです。定番の煮っころがし。お気付きの方もおられるかも知れませんが、このブログで里芋は登場するのは初めてではないでしょうか。記憶があやふやですが、もし登場していたらそれは市販のお惣菜です。なぜかって? だって里芋を調理したのは、数十年振り(年がばれますが、そうとうな年月です)だからです。
 子どもの頃、台所の角で、里芋の子ども(大きな芋に小さな子分みたいなのがくっ付いているでしょう)を、包丁で取っていて、と言ってもお手伝いではなく、誰も気付かない間の悪戯と言うか、出来心と申しましょうか…。
 本当に幼い頃だったので、里芋がぬねるなどとは考えも及ばず、つるりん…。左手の人差し指の先が皮一枚でくっ付いている状態でした。指先は神経が過敏なので痛いの痺れるのって。
 既に診療時間外ではありましたが(昔の個人医院は、結構気軽に夜中でも対応してくれました。もちろん時間外料金など取りません。医師もプロ意識を持ちながらも、町のお医者さんといった慈悲に溢れていましたよね)、近所の行き着けの外科に担ぎ込まれました。あれから数十年、里芋は私のトラウマです。食べるのは好きですが、調理が出来ない。
 しかし、まあ、数十年も経ったことでもあるし、もう里芋はぬめって危ないと分かっているし。細心の注意と集中力をもち…いえいえ、決して包丁は使わずに、茹でてからつるんと指で剥いて、残った皮は、指で剥がしました(笑)。
 そして、数十年前の私の指がどうなったのか…。幸い骨のない先っぽを1センチから5ミリくらいに斜めにすぱっと切ったので、下から肉が盛り上がり、数カ月後には古い皮がぺろりと剥がれ完治しました。
 それでも詰めにや指先には、傷跡があります。そして、良く分かりませんが、ほかの指の爪よりも成長が早いのが特徴です。
 そんなこんなの渾身の煮っころがしです。盛り付けた様子はまた明日。







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大根蕎麦、鮪(まぐろ)と大根の炊き合わせ、カニかまの天麩羅

2013年10月18日 | 江戸飯
 盛り蕎麦が食べたくてたまらなくなりました。蕎麦定食にしてみよう。食事に汁物は欠かしたくないので、普段は、蕎麦でもうどんでも温かい物にしていますが、本日は盛り。盛りなら大根蕎麦にしてみよう。
 大根蕎麦って、某地方の食べ物らしいですが、どうして大根? かと言うと、通説は食糧難の時代のかさましだろうとの事ですが、一説には、大根を蕎麦に混ぜ込む(最近は乗せる)事で、蕎麦どうしがくっ付く事を避けるのだそうです。私的には、こちらの方が理にかなっている気がします。
 大根は茹でますが、生でもシャキシャキして美味しい。今日は、電子レンジで1分加熱してから冷水でしめました。
 食器が夏っぽいのですが。





 ほかには本鮪のアラと大根の炊き合わせ、カニかまの天麩羅でした。







 あれっ! ちんまりと鎮座する、これは何だ?





 正解はこれ。





 なんと1380円の蚊遣りが、500円でした。それなら来年に向けて購入。次の夏(終わったばかりですがね)までは飾っておきます。





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江戸のお造り

2013年09月14日 | 江戸飯
 久し振りの江戸飯です。まあ、普段から江戸時代も食べていたような物が主流なのですが、江戸の料理本や庶民の食卓に乗っていた記録のある物を江戸飯のカテゴリに入れています。
 日本人が刺身を食べ出したのは、室町時代。醤油の誕生と普及によって、現在のように山葵醤油をつけて食べるようになりました。しかし醤油は高級品であったため、刺身は身分の高い人しか口にできない高級な料理でした。  
 一般庶民に刺身が広まったのは、醤油が庶民にも普及した江戸時代の末期からで、江戸では刺身を専門に扱う「刺身屋」という屋台もでるほど流行ります。そんな江戸時代の末期まで、刺身を食べたい食通たちはどうしていたか。そう酢味噌で食していました。あの藤枝梅安にも酢味噌で刺身を頂くシーンが登場しています。
 と前置きが長くなりましたが、酢味噌で食べる刺身=江戸のお造りです。びんちょう鮪のサクが、これで106円。安いでしょ!





 そしてレンコンとゴボウの焼きカマボコ。





 ザ・江戸飯は、玄米ご飯に、蜆(しじみ)の味噌汁です。





 お腹いっぱい食べたら眠くなりました。







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穴子丼、鮪(まぐろ)の唐揚げたたき風、「40度超えたってねぇ」。

2013年08月14日 | 江戸飯
 暑い、暑いと思っていたら、昨日は気温40度を超えた所もあるとか…。凄まじい猛暑ですねえ。昔は、30度超えたくらいで暑がっていたのにね。
 気温40度の中国の法律ってご存じですか? 中国(大陸)では、気温が40度を超えると、学校や銀行、役所など、全ての公共機関が休みになります。そう、なるのです。それが法律なのです。よって、どんなに暑くても、公式発表は39.9度までです。何の為の40度の決まり何だか(笑)。しかし、それが中国。だから中国。よって中国なのです。

 昨晩は盆の入と言う事もあり、鮪のたたき風お造りにしました。そして、残しておいた策の鮪を、夜のうちにニンニク醤油・マヨネーズで味付けして、片栗粉をまぶして油で揚げた唐揚げにし、たたき風盛り付けにして、朝ご飯のお菜にしました。



 さらに麺汁とマヨネーズで味付け。




 いち日一食はお刺身だけでも可と言うくらいに、大好きなのですが(予算の関係でほとんど食べられず)、鮪だけはあまり好みではないのです。それで、刺身用の策をもったいないのですが、唐揚げにしちゃった。


 本日のお昼は、穴子丼でした。鰻より安価ながら、ほとんど変わらない食感と味。いいじゃん。穴子でも。鰻と比べると若干の堅さくらいしか分かりませんでしたよ。





 副菜はキンピラゴボウです。





 一昨日に、門から玄関までの飛び石の周りを掘りました。何故なら、雨が降ると、一面水浸しになり、引いた後、飛び石の上が泥でドロドロになるので、周囲を低くすれば良いのではないかと思った次第。
 勿論、このままにはしておきませんよ(出来上がってからのお楽しみにねっ)。ですが、2日間、このままなので、ここを跨いで物干や物置に行かねばならず、また、自転車での出入りも難義しています。考えたら当たり前なのですが、実際に経験しないと分からないといった習性は…拙い。中国人化してきている(笑)。
 ここまで深くしなくても良かったんだけどなあ(笑)。いち日で、蟻穴が…忌々しい。







 今年もニラの花が咲きました。これがあのニラだなんて想像もつかない愛らしい白い花です。





 今年の天候不順のせいなのか、我が家の土のせいなのか、それとも育て方か、キュウリもトマトも枯れてしまいました。トマトなぞは、昨日出掛ける時は何でもなかったのに、帰宅して「どこかおかしい」と、首を捻ってみたところ、支柱ごと2本倒れていました。重みに支柱が耐えられなかったのでしょうか? 大慌てで支柱を立て直しましたが…。






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