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世界一のブス国

2010年06月20日 | 海外事情
 世界一のブス国って解りますか? 一般的に香港と言われているようです。そして、世界一女性が幸せな国、それも香港だそうです。
 確かに、女性上位と言うか女性がかなりいばっていて、男を引き連れて歩いていますね。その男たちは臆面もなく彼女のバッグを肩から提げるお財布君でもある訳で、さながらお嬢様と召使い。
 食事なんか大変ですよ。お箸を渡して、料理を取り分けて、彼女が食べてからじゃないと口をつけられない。
 そして、メインイベントのバレンタインデー。この日は花束を彼女の職場へ送ります。決して自宅ではいけない。なぜなら、他人が見ていないと虚栄心をくすぐられないから。その花束を持って終業後のバレンタインデートと相成る訳ですが、花束やデートコースががしょぼかった場合は、公衆の面前でその花束でぶん殴られます。何度目撃した事…御愁傷様。
 これが一般的なカップルです。
 結婚後は、男女関係が逆転して、夫がいばっていると聞きますが、どうしてどうして、今時の主婦で家事をこなす人などほとんどいないでしょう。
 料理は全部外食でOK。洗濯は、ポンドで幾らのランドリー屋に持ち込めば2時間で洗濯から乾燥まで終わり、畳んで袋に入れてくれます。
 掃除は元々そういった習慣がありません。
 こんなところが、世界一幸せな女性なのでしょう。
 では、世界一のブス国。これにはいささか、意義有り。香港で暮らしているとあまり感じませんが、大陸から戻るとその差は歴然。化粧っけのない素顔の大陸中国人の方が、化粧ごてごての香港中国人(本人たちは中国人ではなく、香港人と言い張るが)より格段の差を持って勝利。
 何より、香港中国人はスタイルが悪いのです。マカオで毎年行われる、マカオレーシングのレースクイーンをしても「残念」な、短足、腹ポッコリ。見ていて辛い。もちろん本人たちはイケテルつもりですが。
 香港ブスNo.1説を不同にした根拠は、「女優陣は皆台湾か中国本土の人」。確かに。
 が、実は世界一のブス国(この場合は男女共に)はシンガポールです。これはかなりの確率で香港など寄せ付けないでしょう。
 電車に乗って1車両に1人くらいは「綺麗」もしくは「可愛い」そこまでいかなくても「まあまあ」くらいの人はどこの国にも居るものですが、シンガポールに限っては皆無。町を歩いても、買い物をしていても、どこに行ってもブスばかり。なぜなら、シンガポールは他民族国家にも関わらず、それぞれの民族が個別のコミニュティを築き、混じ合うことなく今日まできているそうです。
 そこだ。
 嘘だと思うなら一度シンガポールへお運びください。
 因にシンガポールで出会った人と偶然タイで再開した事があります。シンガポールではセンスのいいイケ面と感じていましたが、タイでは、「ただのおっさん」でした。これだけ周囲のレベルによって印象が違うってことです。
 もし、容姿に自信が無いなら、「いざ行かんシンガポール」。

知らなかった珍ルール Part.1

2010年06月11日 | 海外事情
香港
 シグナル8以上の台風時は、学校、会社や役所などの公共機関は休みになる。
中国
 気温が40度以上になると、学校、会社や役所などの公共機関は休みになる。だから中国の最高気温は39.9度までしかない。
アメリカ(カリフォルニア州)
 ホテルの部屋でオレンジを食べると罰金。
アメリカ(ルイジアナ州)
 男女の下着を一緒に干したら罰金。
シンガポール
 自宅で着替え中など、覗かれたら、覗かれた側に罰金が科せられる。どうやら公然わいせつということらしい。デバ亀天国。
タイ
 僧侶の隣に女性は居てはいけない。僧侶には席を譲る。
 朝と夕方に国家が流れ、その時は直立不動の姿勢で国家を聞く。
香港、シンガポール、タイ
 空調設備のある施設内全面禁煙。喫煙者には罰金が科せられる。
香港、中国、シンガポール、タイ
 公共の交通手段は全て飲食禁止。喫煙者には罰金が科せられる。誰も守っちゃいねー。 

オートロックと言う名の手動ドア Battle.3

2010年06月09日 | 海外事情
 家に帰る事自体がストレスになったが、大家(中国人)も厳しく管理事務所に言ったらしく、しばらくは暗証番号でドアの開閉に差し障りは無くなった。
 しかし、半年もすれば、やはり0のキーに不具合が生じ、認識されたりされなかったり。
 「そろそろヤバい」と思ったら、すぐに管理事務所に乗り込んで、話しするとか紙を見せるではなく、直接メンテナンスのエンジニアの手を引っ張って、大門の前まで連れて行くことにした。
 そして、「解ったか」。「解った」。「いつ直るか」と確認するのだ。
 そもそも修理自体が、部品を取り替えるのではなく、接触の悪くなったのがコードだとしたら、そのコードの先を切って繋ぎ直すというのが中国の一般的な方法なのだ。なので、コードの中程が切れていたりしたら一生直らないということになる。
 何度も何度も、管理事務所で鬼のように怒りながら、結局、2年間も住んじゃったけどね。
 あれだけ人間が余っているのだから、オートロックじゃなくても、門番を24時間置けばいいのにさ。そういう所が、新しいもの好きの一面でもあるのだ。
 しかし、非常口も無く(確認した)、そのぶっ壊れかけた大門からしか出入り出来ないマンションってヤバくないか?
 このマンションのポンコツ振りはほかに類を見ず、色々な問題が後から後から勃発したのだった。これもまた後ほど。
 

オートロックと言う名の手動ドア Battle.1

2010年06月09日 | 海外事情
 自室のオートロックは自己管理で解決出来るが、自分ではどうにもならないのが、建物自体に入る為の大門。これは中国風の呼び方で、エントランス(そんな立派な物じゃなくて門は鉄格子だし、エントランスは雑居ビルの廊下みたいな感じ)に入る為のドア。これが日中は開きっぱなしなのだが、夜間から朝にかけて閉ざされ、暗証番号を入力しないと開かないシステムになっている。最初はそれも知らなかった。
 セキュリティ的にそうなっているのだろう。
 ある冬の寒い夜。仕事で遅くなり帰宅したのが深夜2時前後。ガッチリ締まった我がマンションの大門。何度、暗証番号を入力しようが、最後まで認識される事も無く(その暗証番号が長くて、しかも0が多いから頻度が高い0がいかれちゃってる)10分経過。仕方なしに、道路の面した門に常駐する警備員に言いに行く。言葉は通じないがこうなったら、中国語に一番近いと思われる広東語で事情を説明する。向こうは中国語。
 それでもなんとか通じるもので、1人の警備員が一緒に大門まで来たのだが、開かない。すると、「明日の朝6時になれば清掃員が来るからそれまで開かない」。「清掃員が入れるのならその鍵で開けろ」。「俺たちの仕事じゃない」とそのまんま。
 こう言う場合は執拗に怒るのが自分の癖で、私の中のメトロノームの針は振り切れたが、何せ言葉が不自由なのだから、一端引き下がるしか無いのだ。
 その日は大人しく会社に戻り(深夜3時。まだ社員が居るってのも凄いけど)、暖房も無い(通常勤務時間以外の冷暖房は切られる。これも腹立たしいのだが、この件についてはまた後日語ろう)オフィスで朝6時までを過ごし、帰ろうとしたら、今度は、会社の夜勤のおっちゃんが、ドアにガツッリ鍵かけて(持ったまま)、寝ちゃってるよー。
 結局朝7時に、件のガードマンにガン飛ばしながら帰宅して、9時にまた件のガードマンにガン飛ばしながら出勤さ。
 そして、その日の昼、管理事務所に乗り込んで、バトルの火ぶたが切って落とされることになるのだった。
 つづく

今日はロック(6月9日)の日だそうで…

2010年06月09日 | 海外事情
 思い出した、中国のオートロックと言う名の手動ドア。
 最初は、引っ越した翌日、新居の大掃除が終盤に差し掛かり、「お茶でも飲もう」と電気パネル(コンロだね。自動消火装置なんかない)に薬缶をかけて、掃除で使った汚水を流しに、ドアの外に出た。
 新しい部屋で汚水を流すのも嫌だったし、すごそこには雨水用の排水溝があったので。
 オートロックのドアだとは知っていたので、ドアを全開にして、動かない事は確認した…にも関わらず、何と、ドアノブに手をかけようとしたその瞬間、無情にも我が新居から閉め出されてしまったのだった。
 その時、掃除の途中もあり、へんなジャージに、ババシャツ(救いはダッポリして水色だったこと)、サンダル履きの手にバケツを持った、丁髷。
 正に、氷付く瞬間。
 目の前が真っ白になった。右も左も解らないばかりか言葉も通じない異国。どうしよう。どうにもこうにも、頼れる人もいないのだ。しかも部屋の中では湯を湧かしている。
 恥も外聞も投げ捨て(元から持ち合わせちゃいないけど)、左右のドアをノックすると、どうにか左側の住人が開けてくれた。
 事態を説明しようにも言葉が通じない、バケツを持った丁髷(私の事だ)葉、ズカズカと他人の家に入り込み、机の上の紙に勝手に見付けたボールペンで、鍵、門、締、火、湯などと書き出した。
 通じない。ならばと、その部屋の窓伝いに部屋に戻ろうと、身を乗り出すと、状況が解ったらしく、大慌てで止められ(そこは11階)、「待ってろ。鍵を開ける職人を読んで来る」と(言っていたと思う)、隣人はエレベーターホールに向かって走り出した。
 よく分からないが、閉まったままのドアの前で、バケツを裏返しにして腰をかけて待つ丁髷。
 15分も過ぎただろうか、隣人とアタッシュケースを下げたおっちゃんが現れた。
 その時、おっちゃんに請求された金額は200元。ぜってー、ボッタクリとは解っていたが、この状況においては、「もう言われただけ支払います、払わせてください」状態。本当は50元くらいだよね。
 自分のミスには寛大になるのだ。
 その後も、突然ブレーカーが落ちて、真っ暗の中、外の明かりを頼りにドア全開で、ブレーカーを探したりしていた時も、たまたま見付けて助けてくださったのはその隣人。いい人もいるのです。少ないけれど。
 後に、マンションの敷地内に管理事務所があることを知るのだが、この時点では、全く知らなかったのだった。
 このオートロック閉め出し事件は完全に自分のミスなのだが、その3カ月後、完全にオートロックと言う意味を把握していない中国人との長きバトルが繰り広げられることになるとは、思いもよらなかったのだ。
 ロックの日と言う事で思い出した。

我が人生で封印していたこと

2010年06月08日 | 海外事情
 自分は、人と比べて、「恥ずかしい」よ思う事が少ない方だが、これだけは笑いにして他人に話せず封印。そうこうするうちに3年間くらい自分でも忘れてしまっていた事件。
 なぜ思い出したかは追ってお話しするとして、その事件とは…。
 とある香港のビル。エレベーターの前に立った途端に急に差し込みがきたのだ。分かりやすく言えば、腹が痛い。しかも激痛。
 トイレが先かエレベーターが先か? 普通に考えれば、トイレが先決なのだが、その時自分は、決められた時間までに決められた場所まで行かなくてはならなかったのだ。遅刻は言語道断と判断したわたくし。無謀にもエレベーターに乗り込んだ。「どうか後1時間は持たせてください」とこんな時だけの神頼み。
 経験のある方ならお分かりかと思うが、腹の痛みには波があり、激痛、微痛みが数分(数秒か)あってもその後、急にシャキッとして、また数分後に波が来る。
 最終的には、トイレで用を済ませなければ根本的解決にはならないのだが、それも早すぎては何度もトイレに駆け込み、遅すぎては間に合わない(これは無いけどね)と微妙な時間差がある。
 電車の中や、トイレの無い町中でこういう冷や汗かいた人って結構多いだろう。
 その時はビル内なので、いざとなったらトイレは確保可能。とにかく急ごうといった思いだったのだ。幸いなことに、エレベーター内には誰も居なく自分だけ。そこで、しちゃったのです。オナラ。放屁ってやつ。
 だが、これだけ痛いのだから、そのオナラの臭いったら、とても自分の体から放たれたとは思いたくもない程だった。反面、これで少しは、腹が楽になるだろう。と思ったのもつかの間、次の瞬間、エレベーターのドアが開く。
 「えっ」と青ざめるわたくし(多分)。
 エレベーター内にはこの世の物とは思えない異臭とおかしな東洋人1人(わたくしのことだけど)だ。
 ドアからもれる光の筋が広がるに連れ、逆光の中、光を背負って現れたのは…。
 当時、香港でNo.1の人気を誇る四天王の1人Lだった。
 「あっちゃー」。どうするね、このガス室。こういう時に便利なしょぼくれたおっちゃんもいやしないし、どう考えても犯人はわたくし。
 しかも、自分は、その人のファンだった。
 あまりの恥ずかしさといたたまれなさに、そのまま、この事実は封印され、完璧に自分の記憶から葬り去られたのだった。
 しかし、考えようによっては、香港のトップスターの人生の数分は、いただいたぜ。そういう考え方もある。
 

中国には「あれも」無かった

2010年06月08日 | 海外事情
 普段は全く無くても問題ないが、いざとなったら欲しくなる物。それは、うがい薬。昔風に、塩水とか、お茶とかでも代用出来るが、喉が熱を持っていたり、痛い時には、欲しくなる。しかも、中国、内陸型気候で冷えるし、空気が乾燥している時期が多いので、風邪引くんだな。
 外資系の病院によっては外国から輸入しているうがい薬を処方してくれる場合もあるが、それも常時ではなく、ドクターも、「(うがい薬)中国には無いんですよ」と、一般に売られている、甘ったるい口内消毒液で代用するしか無いと言う。
 それならば、と目をつけたのがターメリックだ。これなら外資系のスーパーで買える。ターメリックは、東南アジアでは殺菌作用のある調味料として有名。
 早々、ターメリックでうがいという運びとなった。ターメリックはうこんのこと。料理にも使用できちゃうし。でもうこんの粉末を入れる料理って何だ? 自分は、カレーの時、市販のルウを使ってもうこんは入れるようにしている。
 それと、サフランライスのサフランの代用とか(サフランライスなんて数年に1度くらいだけど)。後は気分で煮物に入れてみたり野菜炒めか?

民族性が分かる小咄

2010年06月06日 | 海外事情
 ある船に火災が発生した。船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、
イギリス人には、「紳士はこういうときに飛び込むものです」。
ドイツ人には、「規則では海に飛び込むことになっています」。
イタリア人には、「さっき美女が飛び込みました」。
アメリカ人には、「海に飛び込んだらヒーローになれますよ」。
そして日本人には、「みんなもう飛び込みましたよ」。

 ここまでは知っていたが、続きもあるらしく、
フランス人には、「海に飛び込まないで下さい」。
ロシア人には、「ウオッカのビンが流されてしまいました」。
韓国人には、「日本人はみんな飛び込みましたよ」。
中国人には、「おいしそうな魚が泳いでますよ」。
中国人には、「あ、今飛び込んだフランス人のポッケから宝石が落ちましたよ」。

 ほかに、
船員「船長!まだ韓国人が残っていますが」。
船長「ほっておけ」。
船員「なぜですか」。
船長「生き残られると迷惑だ。服が濡れたと賠償請求されてしまう」。

 また、
船長「もうあなたとコリアンしか残ってませんよ」。
日本人はあわてて飛び込んだ。
船長「今の日本人の態度を見ましたか」。
韓国人は、火病って船から落ちてしまった。  

 後半は先の小咄を参考に付け足したのだと思うが、 
イギリス人には、「紳士はこういうときに飛び込むものです」。
ドイツ人には、「規則では海に飛び込むことになっています」。
イタリア人には、「さっき美女が飛び込みました」。
アメリカ人には、「海に飛び込んだらヒーローになれますよ」。
そして日本人には、「みんなもう飛び込みましたよ」。
 ここまではお見事。特に日本人はそうだよねー。笑った笑った。中国人は魚よりも宝石だわね。その方が的を得ている。
 韓国人に関しては、分からないのだが、クリーニング代は中国人も請求する。

アジアの煙草事情と我が国

2010年06月03日 | 海外事情
 総理、竜頭蛇尾での辞意表明。
 しかし、煙草税を引き上げるっちゅー話しは生きてるんだろうな。どこかの大臣だか何だかが「欧米では…(高価だ)」なんて、女の子の、「○○さんが言っ てた」みたいな発言してたが、そんなに欧米好きなら、アメリカみたいに国民の投票で大統領(総理大臣)を決めればいいのに、それはそれなのか?
 そう、確かに、欧州では煙草高いみたいだ。香港で最初に煙草を買おうとして、値段聞いてびっくらこいて、買うのを止めたもの。
 確か1箱600円くらい。当時日本では230円だからね。買おうとした店がホテル内だったので、「ホテル料金だから高いのだ」と思ってたら、どこでも 600円。
 それでも比較的安い、アメリカ産だと言うが、「これは(豊臣)秀吉ブランドか」ってなくらいにド金色のパッケージで、どこから見てもアメリカンに見えな い怪しげな煙草を吸っていた。
 そして、打開策として、隣接するボーダーの深せんまで煙草買い出し。当時は、1日ビザが100香港ドル(約1500円)。で、外国人はワンカートンの持 ち込みが可能(香港人は5個まで)。煙草1箱が40円だから、ワンカートンで400円+ビザ代1500円=1900円。
 香港でワンカートン買ったら6000円。
 愛煙家には厳しい価格を利用した商売もある。いわゆる闇煙草。屋台街なんかですぐに逃げられるように、木製のアタッシュケースみたいな箱をパカッと開い て見本の煙草を置いている、古惑仔(チンピラもしくは極道)まがいの方から購入する方法。銘柄を告げると、どこかから、仲間が持って来てくれる。
 それから、電話でオーダーして希望の場所に届けてもらう、出前方式もある。
 規制が厳しくなればそれなりに商法にする人もいるっちゅーことさ。
 そんな厳しい香港から比べて、ほとんどただみたいな中国とタイ。30円や40円。因に輸入煙草(日本製も)は100円くらいか(買った事ないから分から ないや)。
 中国で吸っていたのは、中南海。一時日本でも売ってたけど、40円の物を300円で売るなんて、「なんてぼったくりしてくれてるんだか、国を挙げて」。
 ニコチンの量で、少なくなるに連れて値段も60円、100円と高くなる。安い煙草はブルーカラーの象徴ってこと。
 だが、この中南海は、「マイルドセブンと似ている」と、在住日本人に人気が高かったため、そのうちに上海では手に入らなくなった。
 人気があるのになぜ? と思うでしょ。そこが中国のこすっからいところで、この銘柄は北京産なんだって。
 北京の物が売れるのはしゃくに障るから、「上海産の物を作る」と、中南海を上海から消した政府。しかし、「上海産の物を作る」では無く、「上海産の物を 作ろう」でも無く、「上海産の物を作れればいい」でも無く、「上海産の物を作れたらいいなー」でも無く、「上海産の物を作ってみたい」が正解。結局代わり のブランドなんか出来やしないさ。オリジナル性無いんだからさ。中国のお家芸。
 値段は忘れたが、多分1箱30円とか35円くらいのMORE LIGHTちゅーのをタイでは愛飲。こちらはお国柄平和に何事も無く過ぎて行った。
 我が国の愛煙家は、嗜好品にも関わらず、禁煙家よりも不当な税金を否応無しに徴収されているにも関わらず、喫煙場所は減り、店なんかもいい気になって (回転も早まるし)禁煙。
 電車なんか乗ろうにも、駅は終日禁煙。旅してたら2時間もしたら吸いたくなるさ。愛煙家から徴収した税金で喫煙所作るくらいの配慮をみせろ。


中国買えない3つの物

2010年06月01日 | 海外事情
 必要な物を必要な時に買えないのが中国と認識しよう。いくら便利になった。大都会は資本主義の国みたいだと言っても、やはりそこは中国。そうそう物が有る訳ではない。
 まず、必要になったのが、ヘッド部分の小さい歯ブラシ。日本では常識だが、意外と売っていない。香港ですら無かった。最近ではあの100円ショップのダイソーが香港に出店しているので、100均の物なら買えるようになった。
 次はくん煙殺虫剤。いわゆるバルサン。中国で初めに借りた部屋が小きたねーなんてものじゃなく、外の方がよっぽど増し状態で、一晩かけて一睡もしないで大掃除して住めるようにしたが、温かくなって気温が上がったら、やはり…。ダニだの蛆だの衣魚だの…。
 町中探してもくん煙殺虫剤が無いので、樟脳とスプレー式の殺虫剤でその場はしのいだ物の、気になって、部屋に居るのも嫌状態。
 その週末、早速、香港までくん煙殺虫剤を買いに走った。すげー、高い買い物だ。
 最後は、顔剃り用のカミソリ。何でも顔を剃るのは日本人とフランス人だけだそうな。そんな訳で帰国した時は多めに買って持って行っていたが、ある時、うっかり機内持ち込みバッグに入れているのを忘れて没収…されそうになった。
 しかし、それは困る。延々と粘って、預けるようにしたのだが、自分のスーツケースははるか昔に機内に積み込まれ…。
 太字マジック1本分くらいの分量のカミソリは、段ボールにぽつんと入れられて、ターンテーブルを回っていた。
 これも、今では中国・香港では買える。多分、お洒落な人が眉毛カットに使う為だと思われる。安全剃刀はあるんだけどね。

揚げ焼きそば(硬焼きそば)の話し

2010年06月01日 | 海外事情
 自分の中の、好きな食べ物ランキングでかなり上位にランクインするのが、揚げ焼きそば(硬焼きそば)。しかも海鮮塩味。これに練り辛しと酢をかけて食べるのが最高。なので、日本を離れていても、どーっしても食べたい衝動に駆られる事がある。
 タイではパッタイ(焼きそば)は有名だが、揚げ焼きそばもある。太めのパリパリ麺にちょっと甘い野菜と肉や海鮮の餡がかかっていて、日本の揚げ焼きそばのイメージにかなり近い。肉は、豚、牛、鶏。海鮮はほとんどが海老。この中の1種を選んで作ってもらうのだ。
 日本のそれと違う所は、練り辛しと酢を入れなくてもいいやという感じの味であること。これは大好きなメニューだったが、あまり見掛けなく、屋台で買っていた。正確にはタイ人に買って来てもらっていたので、残念ながら名前は忘れちゃった。
 香港にも、揚げ焼きそばはある。こちらは細い麺の外側はパリパリだが、中はしっとり。そこにやはり野菜と肉、海鮮の餡がかかっているもの。外側のパリパリ麺はすきなのだが、食べ進めていくうちに麺が普通のゆで麺になってしまうのが残念。まあ、万事において残念なお国柄だから仕方なしと。
 そして中国大陸。本場っぽいここにでは滅多にお目にかかれない。ただし、ガイドブックで紹介しているような、または有名店などには行った事が無いので、飽くまでも、ローカルが通うぼろっちい店に限るが。
 上海で唯一見付けたのが、揚げた麺というより、丸い固まりのママ出された感じのバカでかい揚げ麺。多分1人で食べる物ではないのだろう。餡は野菜と海鮮(海老とイカだったかな)で塩味で美味しいのだが、餡に対して麺(丸い大きなベビースターの化け物的)が大きすぎて、どーしても余る。
 それと、食べられなかったと言うか、バカ中国人が頼んだのが、泥鰌の揚げ焼きそば。餡の具は千切りネギとそのまんまの泥鰌のみ。泥鰌もさくなんて繊細な作業は施されておらず、あのお姿で。何十匹も餡の中に泳いでた(死んでるよ)。
 皿が置かれた瞬間飛び上がりそうになった一品。「バカじゃねーの」。いくら何でも食わねーだろ中国人でも。
 ほか中国本土で揚げ焼きそばと出会った事は無い。
 そう考えると、揚げ焼きそばは日本の創作なのだろうか? 

中国人の衛生観念

2010年05月28日 | 海外事情
 大方の会社やビルには清掃専門の人がいる。清掃会社職員の場合もあるだろが、大抵は、地方出身者の出稼ぎ労働者を個人で雇用。
 この清掃担当者、日本のようにオフィスタイム終了後の深夜などに清掃を行う出のは無く、通常の勤務時間内に作業をする。
 なので、社用電話を掛けている横で掃除機の爆音がしたり、時間居終われて仕事をしているその机の上を拭かれたりもするのだ。
 だが、一番の問題は、彼らの衛生観念。彼らのほとんどは名前を聞いても分からないようなど田舎から出て来ているので、水洗トイレなどを見るのも初めてくらいの認識なのだ。
 よって、机を拭くのも、キッチンを拭くのも、トイレの便座を拭くのも、全て1枚の同じ雑巾で行ってしまう。ご丁寧に、給水機の蛇口、冷蔵庫の中、電子レンジの中もトイレ雑巾で念入りに。
 まず、自分の机は、「掃除しなくていい」と断るも、たまたま席を席を外していた時に拭かれてしまったりもするので、その清掃員の動きから目が離せない。
 トイレに関しては、まあ良しとしよう。便座もドアノブも洗面台も一緒に拭いて入るが、取り敢えず床だけはモップを使っていたので。便座を使う時は気休めかも知れないが、一応自分で紙で拭く。
 問題はキッチン。口に入れる物だけに気が気ではない。取り敢えず、日課だった弁当を止めて、使わないようにしたのだが、給水機はそうもいかず、こちらも前に誰かがお湯を汲んで、蛇口の先が少しでも綺麗になってからのみ使用。
 なんでこんなことに気を使わなくちゃならない。
 これは然るべき対処が必要と、上司に報告したが、この上司がまた使えない奴で、自分で言えばいいのに、中国人スタッフから言わせたものだから、中に入った中国人スタッフ自体が、なぜいけないのかが分かっていなく、その後、改善されたことは、机だけは別の雑巾で拭いてくれるようになったものの、肝心のトイレとキッチンは相変わらずさ。
 だったらせめて、机とキッチンを一緒の雑巾にしてくれよ。

中国の冷凍食品事情

2010年05月28日 | 海外事情
 一時、中国で製造されている餃子から殺虫剤の成分が混入され、大問題になったが、そんな危険な部質が混入されていなくても、普通の状態でも危険なのが冷凍食品。
 それは、日本の有名メーカーの物だが、日本では販売されておらず、提携工場で、中国国内向けに作られている冷凍パスタ。
 ホワイトソースのシーフード、ミートソースなど、4種類あり、味もなかなかで、店で食べよう物なら、煮込みうどん並によーく湯がいた腰も何もないパスタが主流の中国で、インスタントできちんとしたパスタだったのも気に入っていた。
 特にホワイトソースのシーフードが気に入って我が冷蔵庫には欠かせない食品となっていた。
 いつも通りに、数個購入し、早速電子レンジで温めて食べたのだが、異変はちょうど2時間でやってきた。
 嘔吐と発熱。典型的な食中毒。しかし、仮にも日本のキング・オブ・冷凍食品の有名会社の名前で出している食品だ。まさか…。
 そのまさかは、製造会社に問題があったのではなく、販売店。
 冷凍と言う観念が無いため、冷凍庫の温度調整もしていなく、一度解凍した物でも、また冷凍して並べて置くのだ。
 凍らせていれば安心。とだけの解釈。酷い所になると営業時以外は電源オフ。中国人には、どうして、冷凍保存の意味から教えなくてはいけませんよ、メーカーさん。
 なので、件の冷凍餃子も、工場に蠅でも居て、従業員が殺虫剤を撒いちゃったんじゃないの? くらいに思っていたら、こちらはそんな簡単な問題では無かったけれど。

中国人の理解出来ない脱羞恥心

2010年05月26日 | 海外事情
 外国人誰しもが最初に奇異な習慣と思うのは、所構わず痰を吐く事だろう。「カーッ、ペッ」なんてものではなく、「オエッ、ンゴ、ンガーッ、ゲフ」。
 痰が絡んでしまったので咳をして出そうなんて生半可さではなく、正に命振り絞って無理にでも出す、勢いである。
 「悪い物を体外に出す」という考えらしいが、出ない物を無理に出さなくてもいいのに、と思わざるを得ないくらいに苦しそうな声を出しながら吐くのだ。
 これを、道端だろうが、エレベーターだろうが、駅構内だろうが、どこでもやる。人の目はそもそも気にしないから、冬場など気を抜いて道を歩いていると、足下にかかりそうなくらいの近場でやられることも多々。
 それよりももっとびっくりしたのが、ながら嘔吐。これは北京でニチゾ油滴な行為だが、さすがに上海では見掛けななった。
 何かをしながら嘔吐するのだ。特に頻繁に発生するのがバス。バスで移動しながら嘔吐。ある朝、バスに乗り込んだ途端通路に嘔吐したばばあ。だったら、吐いてから乗ればいいものをと思うが中国人的考えは違うのだ。
 とにかく、朝の通勤ラッシュ時の嘔吐率は高く、朝から酸っぱいような嫌ーな臭気に見回れることも多々有る。
 さらに、驚いたのが、あの近代的な北京の地下鉄車両内での座りしょんべんおやじ。もちろん、ズボンは履いていたが、通路にしゃがんだ姿勢での垂れ流し。早めにトイレ行けよ。男なんだから道端でしてもいいじゃん。中国なんだから。と誰もが思うだろうが、中国人的には違うらしい。
 「早く(目的地に)行きたい。でも、吐きたい(トイレ行きたい)。2つ同時にできれば、時間を得する」のだ。

香港の違法住宅

2010年05月26日 | 海外事情
 香港にはビルの屋上に出来たペントハウス=天台屋(テントイオック)という部屋がある。あのせせこましい香港の住宅事情から考えるとテレス付きで、ほおtんどが屋上一軒家なので、周囲への気配りも必要ない(まあ、どこで気配りは要らぬ心配ではある)。何より窓が最低でも二面にあるので、風通しがいいのだ。
 因に香港都市部に蚊はいない。空気が悪いからでしょう。
 そんな理由からある時、天台屋物件を集中的に探すことにした…のだが、まず、地域が限定される。その理由は、基本的にビルの屋上に家を建てるのは禁止されているため、新規での物件はまずない。法の目をかいくぐるかのように、昔に建てられた古い物件。となると、古いビル→古い町となる。
 香港島なら上環以西か、北角辺り。
 次に、不動産屋の入り口に物件概要が張り出される事もないので、直接、希望を伝えて、たまたまその物件を取り扱っている不動産屋を探し出す。もしくはリクエストをしておいて、物件が入ったら連絡してもらう。
 さて、そんな天台屋探し、2軒見つかった。
 最初の物件は、北角市場の手前、目の前は市場までの1本道の下町。古びたビルを上がった屋上は、エアコンの室外機から流れた水で足場が湿り、何やら、機械類の間の隙間を入った薄暗い所に、超レアな、もはや30年前に見捨てられたような、色も変色した木製の作り付け2段ベッド、いやむしろ押し入れの段のある窓から陽も差さないような物件。
 こ、これは完全に大陸からの不法入国労働者の住まいだー。
 2軒目は、天后の高士威道南側の物件。4階建ての古い唐楼(エレベーター無しは唐楼、有りは西楼)。三件長屋になった天台屋。
 一件ごとに柵が有り、小庭(コンクリートだよ)に面した入り口を入るとすぐにキッチン。大型冷蔵庫が、「きったねー」。キッチン全て油でベトベトだが清掃済み。これが香港人の衛生観念。
 なので、汚されるのを嫌う大家が予めキッチン無しの物件を提供する事もある。香港では女性が料理出来なくても、しなくてもハンディにならない社会背景があるのだ。
 そして、3畳くらいのせっまーい、薄暗いリビングというか、1部屋。その奧が、6畳はあろうかというバカでかいバスルーム。そして、香港には珍しくバスタブ付き。しかも欧米タイプのかなりの大きさ。窓もある。
 生活の場が、風呂主体ならいいけどね。何より、長屋形式で隣に見知らぬおっさんの、猿股が干してあるのが嫌だった。
 また別の不動産屋から連絡が有り、今度は上環。前の2軒よりは新しめだが唐楼の11階のマンション。これはもう部屋ではなく掘建て小屋だ。
 聞くところによると、そもそも天台屋は違法建築なので、政府に認められておらず、基本的には、不法滞在者として罰せられるらしいのだが、そこはそれ、香港だから、あまり、いやほとんど、いやかなりの高確率で、追求はない。
 その違法建築を建てたのは、不動産屋でもなければ、大家でもなく、家を持たない低所得者もしくは、いわゆるホームレスの方々が、勝手に忍び込んで、勝手に建てて、勝手に住み着いたのが原点という話し。
 諦めました。夢の天台屋。