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本当の「オールド」ジャズ

2010年12月29日 | 今時の上海2010
 上海名物の「おじいちゃんバンド」によるジャズ。バンドの「和平飯店」で行われているジャズを聞きに行ったのが、なんと12月25日。クリスマスの夜。なんで他人の誕生日を祝わなくちゃいけないのか? の疑問を抱きつつも、大勢の観光客や、ローカルのカップル、家族連れで賑わいながら、6時半から8時まで聞き入る。チャージは150元。さすが一流ホテルは飲み物も、食べ物も高い! 「食えるかこんな高いもん」。
 で、ジャズは、選曲がもはやジャズではなく、チャーニーズ化された演奏。進駐軍のためのジャズっといった感じ。なぜか、戦前上海に赴任していた小野田少尉(あの有名な小野田さんは上海に居たそうです)を思い出し、「小野田さんはこういった曲でダンスしてたのだろうか」と小野田さんの帰国時の姿が頭を過る。
 ジャズ観賞後は、クリスマスだもの、「味千ラーメン」(笑)。1杯21元にホッと胸をなでおろしながら、満腹、満足の夜でした。

ゴーストタウン再び?

2010年12月29日 | 今時の上海2010
 3年前の北京「西遊記気分」に続いて、またもゴーストタウンです。さて。ここどこ? 上海郊外のいわゆる映画村。「上海影視中心」です。地下鉄9号線の終着駅・松江新城からタクシーで31~35元。入場料は50元でした。
 「家族の肖像」、「三丁目の夕日」、「華麗なる家族」などなど、戦前戦後の日本を舞台にした、日本の映画やドラマも数多く撮影されています。
 この日は、ローカルの撮影が2本。ほかは寒いころもあってかほとんど人気の無い、不思議な空間でした。詳細は追って、そのうちに詳しく書きますが、なにせ、今、時間がないので、まずはこの写真でご容赦ください。
 ほかにも撮影村は4つくらいあって、それぞれに、紫禁城を実物大に再現しちゃった所とか、万里の長城(さすがにこれは実物大ではないな)を作っちゃったりとかの大スケールらしいです。遠いので、気軽には行けないのが残念ですが、今回念願かなって、オールド上海を観ることができました。
 また、後日書きますが、戦争物が多いらしく、戦車や、ジープなどの軍の車が倉庫に多数眠っていました。