SIDEWALK TALK

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高校講座

2010-12-23 09:40:30 | テレビ番組
Kirishima_rinaオッサンになると、見たい TV プログラムが極端に少なくなっちゃう。
見るとはなしに見るのは、
スポーツ中継、ドキュメントやルポルタージュ、ディスカバリー ch くらいかな。
もともとモノへの執着が薄い質だから、TV に限らず、
何かにのめり込むという好ましいビヘイビアが欠落してるんだよな。


そんな僕だけど、最近お気に入りの番組がある。
『高校講座』がそれだ。
特に、「英語」と「日本史」がオモシロい。
向学心などはこれっぽっちもないんだけど、
見てると、目からうろこ的な気づきが結構ある。


日本史でナビゲーターを務めている女の子がカワイイ。
NHK のアナウンサーなんだろうか or タレントなんだろうか?
台詞は、アドリブなどはなく、すべて予定稿なんだろうけど、
ツボをついた質問と当を得た受け答えがいいリズムを奏でている。


講座自体も、僕が高校時代にこんなの習ったかな?
という、興味深い内容だ。
たとえば、「近代のアイヌ」について。
たとえば、「琉球から沖縄へ」について。


真剣に見てるわけじゃないから、内容は右から左なんだけど、
僕レベルが日本史(特に近代史)を知るにはちょうどいい。
受信料も払ってるしね。


この国のニュース

2010-12-01 12:42:45 | テレビ番組
Shrimpここ数日、ニュースのヘッドラインは、歌舞伎役者の傷害事件一色。
芸能レポーターのみならず、
ジャーナリスト(と称する人たち)も、大マジメにコメントしている。


これは、トップニュースで扱うようなことなんだろうか?
大人になりきれない不良同士が、酔っぱらったあげくケンカした
というだけのありふれた、そしてどうしようもなくくだらない事件だと思うのだけど。


そりゃあ歌舞伎は日本を代表する大切な文化・芸術のひとつだし、
あのエビフライはそれを担っていくスターなんだろう。
けど、たかが役者、たかが芸人じゃないか。
しかも若造で、人間国宝でも何でもない。


すぐお隣では、北朝鮮や中国の反対を押し切って、米韓軍事演習がおこなわれている。
WikiLeaks で、米国の外交公電約25万通が暴露された。
島根県では、鳥インフル疑い。
下関では、6歳の女児がアパート敷地内の側溝で遺体で発見された。
ひこにゃんが彦根署で、魁皇が福岡で、一日警察署長。
ボン・ジョヴィが、一人でざるそばを食べていた。


この国の報道は、どういう基準でニュースのプライオリティを決めてるんだろう?
まぁ視聴率目線ってことは、みんなうすうす気づいてるんだけど…。
スポンサー&視聴者あっての民放局なのは理解しているつもりだけど、
報道がキャピタリズムに走りすぎるのは、民意をミスリードしてしまうんじゃないかな。


Thanksgiving Day

2010-11-26 10:40:00 | テレビ番組
Thanksgiving_day昨日あたりから、Twitter で「感謝祭」ついてのつぶやきがあったり、
オバマ大統領が Apple という七面鳥に恩赦を与えたという TV ニュースを目にしたり、
今は感謝祭のシーズンらしい。


「感謝祭」って、聞いたことあるけど、何なんだ?
で、ググってみた。
なるほど、もともとはピルグリム・ファーザーズの行事だったのか
などと感心して、
いったい感謝祭っていつなんだと調べてると、恐るべきことが発覚した。


きょう、結婚記念日やんか!

毎度のことながら、すっかり抜けていた。
すべり込みセーフかな?
忘れてたことを、まだ嫁に覚られてなければいいんだけど。


七面鳥ってのはどうもフォルム的に苦手だから、
今夜、焼き鳥にでも誘ってみよう。
Apple くん同様、何とか恩赦を賜りたい。


Happy Thanksgiving Day!
世界中が、そして何よりもわが家が、平和でありますように。
(★`≧∀≦)=O[お願い!]


たかじんのそこまで言って委員会

2010-11-21 13:58:59 | テレビ番組
Takajin日曜日、家にいると、見ることが多い。
報道番組のようでもあり、討論番組のようでもあるが、
四捨五入すると、バラエティ番組の範疇に入るんだろう。


たかじんは、この番組は東京のキー局では絶対放送しない
と、宣言している。
出演者も、東京では言えない本音が言える
と、一様に口が軽い。
僕の地域では、福岡と大分のローカル局で視聴できる。


この番組もマスメディアであることには変わりないから、
すべてを鵜呑みにすることは危険だ。
だから僕は、前述のように、バラエティとして楽しんでいる。


きょうの番組には、西村真悟が出演している。
西村氏について僕は何の感慨もないけど、
今この人をブッキングするのはこの番組ぐらいだろう。
氏には賛同できない部分が多いんだけど、ここまで極右だと、
おかしみを通り過ぎて、もはや清々しささせ感じちゃうな。


ともかく、暇な日曜日、
お昼過ぎには、「たかじんのそこまで言って委員会」
黄昏時には、「あ、安部礼司」
これが僕のルーティンになっている。


Everytime You Go Away

2010-11-13 16:13:25 | テレビ番組
Rose_byrneブログをはじめたころ、
よく映画のレヴューを書いてエントリーしていた。
それほど映画に詳しいわけじゃないし、
物事を斜めから見るようなところがあるから、
内容はろくなもんじゃなかっただろう。


最近は、映画のレヴューも、音楽の論評も、ご無沙汰気味。
シラけたオッサンの愚痴みたいな、痛いブログになってる気がする。
ポジスマ -Positive & Smile- の原点に立ち返んなきゃな。


きのう今日で、WOWOW 映画、3本ほど鑑賞。

  『2012』
  『ノウイング』
  『理想の彼氏』

うたた寝をしなかったところをみると、そこそこオモシロかったんだろう。


『2012』と『ノウイング』に関しては、うーん?エンディングが…。
キリスト教徒、とりわけカトリックの信奉者には、
この手のプロットは、何か心にくるものがあるのかな?
仏教徒の僕には唐突感が否めないし、力技過ぎる気がしたな。


『理想の彼氏』の方は、ありがちな歳の差ラヴコメ。
肩の力を抜いて楽しめたんだけど、エンディングの BGM にノックアウトされた。

  「 Everytime You Go Away 」 by Daryl Hall & John Oates

英題は『 The Rebound 』(反動 or 反発と訳すべきかな?)らしいけど、
まんま『 Everytime You Go Away 』の方がシックリくると思うんだけど…。
まっ、このタイトルじゃネタバレになるか。


ホール&オーツといえば、
こないだ観た『ナイト&デイ』でも「 Private Eyes 」が効果的に使われていたし、
The Bird & The Bee が彼らの初期作品をトリビュートしたアルバムを今年リリースした。
アメリカで、再ブームでもきてるのかもしれない。


以上、とりとめのない雑感を、脈絡なく書いてみた。
とりとめも脈絡もないついでに、最後にひと言。
ローズ・バーンは、やはりカワイイ!


代表選雑感

2010-09-05 16:30:07 | テレビ番組
Weathercock先日、民主党の代表選がスタートした。
告示後最初の日曜日のきょう、
朝の政治系番組は民主党が TV ジャックしていて、
かつての大与党 自民党は見る影もない。


今回の代表選について、僕は投票権もないくせに迷っている。
首相がコロコロ替わることには眉をひそめてしまうが、
菅さんにこの難局を乗り切れる能力があるんだろうか?
菅首相の経済政策は、きまって誰かの受け売りで、
トリッキーで軽薄なものが多い。


こないだ JC の後輩が、Twitter でこんなことをつぶやいていた。

毒にも薬にもならなそうな候補者と劇薬の可能性がある候補者。
どちらにもリスクを伴うのでもどかしいところだが、
今の世の中どちらがいいか。
それは明らかでしょう。


わが意を得たり!とは、このことだ。
小沢一郎という人が清廉潔白な政治家だとはけっして思わないが、
必要以上にメディアの攻撃を受けている印象がある。


菅さんが言うところの
「数」や「おカネ」を重視する政治は古い
は美論のように聞こえるが、これはオプティミストの戯れ言といわざるを得ない。
おカネがまつわらない政治など、古今東西きいたことがない。
また、数を無視して民主主義を語ることはナンセンスだ。


シニカルな言い方をすれば、
毒にも薬にもならない vs 煮ても焼いても食えない
という図式かな。


結果はどうなるか?神のみぞ知る…だ。
愚かであれ、賢明であれ、
未来においてまちがった選択ではなかったと思える方向へ歩んでほしい。

Red Cliff

2010-08-12 10:33:00 | テレビ番組
Lin_zhiling2今日から夏期休暇、お盆休みです。
けど、残務やら電話番やらで、ひとり事務所なう。
といっても、午後は家でマッタリしようと思う。


映画でも見ようかと WOWOW の番組表をチェックすると、
『レッドクリフ』の Part I とPart II を連チャンで放送するようだ。
この映画は、いうまでもなく、
三国志の赤壁の戦いをフィーチャーした作品。
けど、三国志ファンの僕とすれば、少しもの足りないかな。


もっとも、もの足りないのもやむを得ない、とも思える。
三国志のあれだけ壮大なサーガを、
映画という時間的制約のあるプラットフォームで表現すること自体
不可能だと思うからだ。
だから、この映画は画面効果(VFX)やワイヤースタントを楽しむ作品なんだと思う。


正直いうと、僕のお目当てはリン・チーリン。
僕的には、『レッドクリフ』はリン・チーリンのための映画なんだよな。


STATE OF PLAY

2010-06-13 12:47:27 | テレビ番組
State_of_playきのうから梅雨入りしたとのこと。
きょうは、朝から雨が降ってる。
ということで、HDD に録りためてた映画
『消されたヘッドライン』(原題:State of Play)を鑑賞。


敢えてジャンル分けすれば、
政治サスペンス or メディア・サスペンスといったところだろうか?
大物政治家、軍需産業、女性問題、殺人鬼、これらが絡み合って二転三転するプロット。
ラッセル・クロウの緊張感のある演技。
日本ではあんまり注目されなかったけど、いい映画だった。


ただ、ラストに配されてるドンデン返しは必要なかったと思う。
あの小手先のサプライズによって、
「権力とメディアのせめぎ合い」「政治と軍需産業との蜜月」
という、大きなテーマが矮小化されてしまった。


うがった見方をすれば、
何かしらの権力がそうさせたのだろうか?
考え過ぎか…。


4回戦ボーイ

2010-04-01 14:02:00 | テレビ番組
Boxing党首討論の正式名称は、
「国家基本政策委員会衆参両院合同審査会」
という、長ったらしくて厳ついものらしい。


文字通り、国の根幹にかかわる政策を議論すべき場であって、
相手を誹謗中傷する三文芝居であってはいけない。
そういう意味では、きのうの党首討論は普天間問題に特化していて、
前回よりもマシだったと思う。


党首討論は、高度な意味での「プロレス」であるべきだ。

プロレスを頭から八百長と決めつけているひとには理解不能だろうけど、
プロレスは勝ち負けよりも内容。
ファンも、選手も、しょっぱい試合をもっとも嫌う。


与野党どちらの党首も、レスラーとしてはまだまだだ。
技のキレも、受け身のスキルも、オーディエンスの支配力もイマイチ。
4回戦ボーイの試合を見せられてるようで、
正直しょっぱかった。


龍馬の親戚

2010-03-15 12:38:03 | テレビ番組
Ryomaden鳩山邦夫氏が、きのう TV で、
「私が、坂本龍馬の親戚だということがわかりまして…」
と、訳のわからないカミングアウトをしていた。
逆説的にいえば、
龍馬は、アルカイダの友だちの友だちの親戚ってことか?


さて、NHK 大河ドラマ『龍馬伝』。
たぶん、第1話から欠かさず見てる。
見てるってことは、今のところオモシロいんだろう。
NHK 大河は、たいてい途中で見るのをやめちゃう。
『龍馬伝』はどうだろうか?


坂本龍馬は、日本の歴史上、もっとも人気のある人物の一人だろう。
とはいえ、龍馬となると、
どんな作品も、どうしてあんなに手放しで褒めちぎるんだろう?


義経にしろ、秀吉にしろ、西郷隆盛にしろ、
作品によっては、悪役になったり、ダークサイドの部分が演出されたりすることがある。
僕の知る限り、龍馬に関しては皆無だと思う。


この『龍馬伝』もおそらく、最後まで"いいヤツ"龍馬でいくんだろうけど、
後半、ダークサイドに陥った龍馬を描くのもオモシロいと思う。
そしたら、ひさしぶりに大河を最終回まで見ることができるかもしれない。