SIDEWALK TALK

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イモ天と平和

2018-08-23 09:44:25 | 食・レシピ
Letter結婚して20年以上経つんだけど、
嫁さんの実家は今でも僕を婿殿扱いしてくれる。
下にも置かない歓待ぶりは、枚挙に暇がない。


おばあちゃんがご存命のころ、
迂闊にも、サツマイモの天ぷらが好物だと、
口を滑らしたことがある。
すると(当然というべきか?)、次におじゃましたとき、
おばあちゃんは僕のためにイモ天をつくってくれていた。


好物といっても、イモ天は2~3枚食べれば充分。
そのとき、僕の前には大皿一杯にイモ天が盛られていた。
おばあちゃんのご厚意を無にするわけにもいかず、
僕はひたすらにイモ天を貪り食った。


8月23日は「天ぷらの日」らしい。
天ぷらバンドのフロントマンといえば、エビ天だろう。
僕はエビが苦手。嫁さんは大好物。
天ぷらがでると、僕と嫁はイモとエビをひっそりと交換する。
おばあちゃんのイモ天は、
今でもわが家の平和に寄与しているのである。

有朋自遠方来

2018-08-21 11:40:49 | 旅行
Letter大学時代の先輩が遊びにきてくれた。
おふたりは埼玉(羽生)と名古屋の方。
つまり、日本有数の酷暑地帯に住んでいらっしゃる。
だからというわけでもないけど、
夏にもかかわらず、食事は鍋にした。


初日は鱧ちり、2日目は水炊き。
満喫してもらえたようで、ホッとしてる。


おふたりとも、僕が1年のときの4年生。
ある意味、もっとも頭の上がらない関係なんだけど、
先輩が優しいのか、僕が厚かましいのか、
めくるめく楽しい時間を過ごすことができた。


お互いお酒は弱くなってるんだけど、
2泊3日、とにかくよく飲んだ。
僕の地元は河豚も名物だというと、
次はトップシーズンの冬にまた遊びにきてくれるという。
まさに「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」なのだ。

立秋

2018-08-07 08:47:14 | 日記・エッセイ・コラム
Letterここ数年、猛暑の夏が続いてるんだけど、
とりわけ今年は「殺人的な猛暑」といっていい。
実際、毎日のように熱中症による死亡事故が起こっている。
海外メディアでも、東京(日本)のあまりの暑さに驚いて、
「Killer Heatwave」や「Deadly Heat Waves」と報道されている。


8月7日。立秋とのこと。
そんな旧暦をあざ笑うかのように、今日もめちゃ暑い。
しかし、日本の美習慣によると、立秋を過ぎれば残暑と呼ぶらしい。
この酷暑は、もうすでに残暑なのだ。


この残暑をどうしのぐか?
ハッキリ言おう、我慢しかない。
酷暑の分だけ夜のビールがうまいと開き直って、
「Until the Night」と念じながら、炎天下の日々を過ごす。


さらに冷えたビールにくわえて、
飲み相手が別嬪さんだったりすると、なおいい。
もっとも季節や暑さに関係なく、
美人と飲むビールはやたらとうまいのだ!
暑気払いは美人とビール。これに勝るものはない。