SIDEWALK TALK

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ジュリィィィィ~

2008-06-30 09:05:52 | 日記・エッセイ・コラム
日本最初のロック・グレイツ、ジュリーこと沢田研二御大のコンサートに行きます。

G.S.I LOVE YOU G.S.I LOVE YOU

 沢田研二
 価格:¥ 2,000(税込)
 発売日:2005-03-30



昨夜、とある飲み会に参加。
その宴席で、友だち -彼女は松山千春ファンで、今回の病気のこと心配してました- から
「大ちゃん、8月3日ヒマ?」
ときかれ、なんの誘いかと思ったら、ジュリー還暦ツアーでした。


ファンかどうかべつにして、1度ライヴにいってみたいアーティストは、
ブルース・スプリングスティーン
永ちゃん
そして、ジュリー。


マニアな楽曲は知らないけど、あれだけヒット曲があるから、
僕でも楽しめますよね、きっと!


スウェーデン風ミートボール

2008-06-28 13:27:06 | 健康・病気
Meatball会社が休みでも、休日にはかれこれ用事がある。
きょうは、ひさしぶりの完全オフ。
なんにも用事がないと、真っ昼間からビールを飲む
という悪い習慣がついてしまった。


なんの自慢にもならないけど、僕は家事をまったくしない。
それでも、時たま魔がさして、料理をすることがある。
きょうは、昼酒のアテに、スウェーデン風ミートボールを作ってみました。


「スウェーデン風」とカッコつけてみたけど、タネをあかせば、なんのことはない。
ふつうのミートボールにリンゴンベリーソースをつけて食べるだけ。
コケモモのジャムみたいなやつですが、意外にあいますよ。
なければ、クランベリーソース or イチゴジャムで代用しても OK! かな。


「死に神」報道

2008-06-26 11:42:30 | ニュース
Newspaper朝日新聞のコラム「素粒子」での「死に神」報道に、非難の声があがっている。


これら批判に対し、素粒子は、真摯に受け止めるという一方で、

「死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです」
「風刺コラムはつくづく難しいと思う」
「法相らを中傷する意図はまったくありません」
「表現の方法や技量をもっと磨かねば」

などと、お詫びともつかぬ、ある意味開き直りともとれるコメントを掲載した。


死刑制度の是非はともかく、
朝日新聞は法治国家の何たるかをまったく理解していない
と、いわざるを得ない。


よしんば法律論を抜きにしても、鳩山法相がいうように、
被害者遺族の心情や死刑を執行した係官の葛藤などをまるで無視した心ない記事だと思う。


朝日新聞は上質なシニシズムのつもりで書いたのだろうが、
この無神経さは天下の公器としていかがなものだろう?
チープな面子にこだわらず、驕りを捨てて、謙虚に襟を正すべきだ!


おまえにチェックイン

2008-06-24 13:48:28 | テレビ番組
いつだったか、大沢誉志幸がなにかの TV 番組に出演した際、
「シンガーを引退する」
と、コメントしていた。
四捨五入すると、第一線(シーン)から身を引く、みたいなニュアンスだった。


なのに、いつの間にか、こんなのリリースしてたんですね。

Season’s greetings~春 Season’s greetings~春

 大沢誉志幸
 価格:¥ 2,500(税込)
 発売日:2008-05-28



新曲(2曲だけ?)にくわえて、

往年の名曲「そして僕は途方に暮れる」や「 CONFUSION 」などの 25th ver.
吉川晃司に提供した「 LA VIE EN ROSE 」のセルフ・カヴァー
なぜか聖子ちゃんの「 SWEET MEMORIES 」のカヴァー

など、なかなかの内容だ。


僕としては、ジュリーに提供した「おまえにチェックイン」を収録してほしかった。
この楽曲を、大沢自身が歌ったレコーディングは過去にもなかったと思うけど、
復活記念に一発カマしてほしかったな。


ちなみに本家ジュリーのときのコーラス(「チュルルルチュッチュ…」のパート)は、
ジュリー、佐野元春、伊藤銀次、大沢誉志幸の4人だった。
ホント、カッコよかった!


アルバム・タイトルに、「春」とクレジットされているところをみると、
シリーズ化して、続編(「夏」「秋」「冬」)をリリースするつもりなのかな?
なら、続編での収録に期待したい。
もちろんコーラスは、オリジナルの音源を使って。


飛行機フェチ

2008-06-22 11:26:43 | まち歩き
Airplain3中国の取引先 陸さんが、緊急来日。
けさ、トンボ返りで香港へ戻られるというので、お見送りに空港へ。
無事、台北経由で帰っていかれました。


空港といえば、こないだ飛行機好きを自認している
不思議な女の子に会いました。


彼女曰く、
「飛行機といっても、軍用機などじゃなく、あくまでも旅客機やカーゴじゃなきゃダメ
とのこと。


さらに、
「背中の雰囲気やお腹のフォルムが何ともいえず、スキ
とも。


僕には理解不可能な感性だけど、以上のコメントから推察するに、
彼女は、「航空マニア」じゃなくて、「飛行機フェチ」
ということなんでしょう。

いろんな人がいるなぁ…


今日のはヤバイ

2008-06-21 15:23:34 | まち歩き
Rain3きのう、豪雨にたいして余裕ぶっこいたエントリーをしたけど、
今日の雨はヤバイ。


今夜、中津ソニック会っていう JR 九州関係の飲み会があるんだけど、
この豪雨のなか(もちろん屋内だけど)、やるんだろうな?


もっともタクシーで会場まで向かい、小洒落た部屋で飯食うだけだから、雨は無関係なんだけど…。
なんとなく、心が折れますね。


雨に泣いている

2008-06-20 09:41:55 | テレビ番組
Rain岩手・宮城内陸地震の被災地は19日昼前、被災後初めての雨が降りだした
というニュース。


土砂崩れダム決壊など、2次被害が心配だ。
仮に決壊しなくても(もちろん、しないに越したことはない)、
「するかもしれない」という不安をかき立てられる被災地の皆さんの精神状態を慮ると、
お気の毒でしょうがない。


相手が自然だけに、人間の無力さを痛感させられる。
それでも、嘆いてばかりはいられない。
政府および行政には、できるかぎりの措置を講じてほしいですね。


さて、わが九州北部も、きのうから大雨に見舞われている。
福岡・佐賀・長崎の3県で少なくとも100棟以上の住宅が浸水し、
僕が住んでる大分県でも崩れた土砂が線路を覆い、電車の運行が一時ストップした。


そんなニュースを耳にしてか、全国の友だちからお見舞いのメールをいただきました。
油断は禁物だけど、幸いなことに、僕の街は災害がほとんどないエリア。
今回も、たしかに断続的な豪雨はあったけど、
TV ニュースを見るまでは、とくべつスゴか雨だとは思わなかった。


ともかく、メールをいただいた皆さん、ありがとうございました。
僕は無事です。


僕は、雨が大キライ!
じつは今夜、飲みにいく予定があるんで、
「そのときまでには、雨が止めばいいな」
なんて、のん気なことを思ってた。


大したことはできないけど、
被災地の皆さんに、こんな僕にでも何かできることがあるか、
すこし考えてみようと思う。


The Stranger: 30th Anniversary Deluxe Edition

2008-06-19 12:35:23 | 日記・エッセイ・コラム
ここ数年、ロック・グレイツたちの記念盤のリリースが目白押しだ。


Born to Run: 30th Anniversary 3-Disc Set [CD & DVD] Born to Run: 30th Anniversary 3-Disc Set [CD & DVD]

 Bruce Springsteen
 価格:¥ 4,512(税込)
 発売日:2005-11-15


3年ほどまえだったか、
ブルース・スプリングティーンの『 Born to Run: 30th Anniversary Edition 』が発売された。
コレはよかった。
ライヴ DVD 『 Hammersmith Odeon, London '75 』でのパフォーマンス映像は圧巻だったし、
悪名高き元マネージャー マイク・アペルのまさかのコメント出演などのサプライズもあった。


This Year's Model This Year's Model: Deluxe Edition

 Elvis Costello
 価格:¥ 3,296(税込)
 発売日:2008-03-04


エルヴィス・コステロも今年、『 This Year's Model: Deluxe Edition 』をリリースした。
ことさらに30周年と謳っていないけど、おそらくそういうことだろう。
コレも、ライヴ DVD が秀逸だった。


The Stranger The Stranger: 30th Anniversary Deluxe Edition

 Billy Joel
 価格:¥ 5,524(税込)
 発売日:2008-07-08


そして今回、前述の2作品と並ぶロック史上の名盤がリイシューされる。
そう、ビリー・ジョエルの『 The Stranger 』の30周年記念盤だ。
あのフィル・ラモーン自らリマスタリングしているらしい。
そして未発表曲に、お約束のライヴ DVD 。

僕的には、ドキュメンタリー「 The Making of The Stranger 」が楽しみだ。
『 Born to Run 』のときも当時のメイキング秘話が聞けて興味深かったから、
今回も知られざるエピソードがあると思う。


津城跡

2008-06-18 10:10:25 | うんちく・小ネタ
Tsujo今回の訪津では、関谷真美さんのライヴにくわえて、
前回わずかにしか見られなかった津城跡を散策することも楽しみのひとつだった。
津に着いて早々、ホテルに荷物を預け、津城跡を訪れた。


津市教育委員会が設置している案内看板によると、
「津城は、織田信長の弟 信包(のぶかね)によって築城された」
と、ある。
築城当初は、五層の天守閣があったらしい。


その後、紆余曲折を経て富田氏(知らん?)が城主となったが、
関ヶ原の戦いの前哨戦で西軍の攻撃を受け、
津城および津城下は荒廃したらしい。
五層の天守閣は、このとき、焼失した。


さて、津のシンボリックな存在といえば、一も二もなく、藤堂高虎である。
高虎については、前回の訪津紀行「かんぴんたん」で触れたので、今回は省く。

【 Go URL 】----> http://blog.goo.ne.jp/kiribakonet/d/20080226


ことし2008年は「藤堂高虎公入府400年」にあたるらしく、
街のあちこちにそのことを寿ぐ幟が立てられていた。
現在の津の原型、つまり津城の縄張り、津城下の町割りは、
この高虎がおこなった。
江戸末期の津城には天守閣がなかったらしいが、
おそらく高虎の時代にもなかっただろう。
関ヶ原役後に入府したことを鑑みれば、
高虎の性格や政治的嗅覚からいって幕府にはばかって
天守閣を再建しなかったと思われる。


さて、津城跡である。
現在は「お城公園」として整備されているが、その面積はごくわずかでしかない。
といっても現在残っているのは内堀だけで、
かつての外堀を含めると相当な規模だったことが伺える。
このことは、お城からかなり離れたエリアの町名に「東丸之内」などがあることから推察できる。


Tsujo2前述の津市教育委員会の案内看板には、
「江戸時代終わりの津城の様子(現在の津城)」
という図面があった。
僕には図面を読む能力などないけど、
外堀と内堀で「回」字型に設計されていて、
高虎の築城思想の一部が垣間見える。


お城公園には、商工会議所側の入り口に三層の櫓(丑虎櫓?)が再建されているだけで、
これといった建造物はない。
天守閣はもちろんだが、焼失後その場所に建てられていたであろう本丸御殿も跡形さえもない。
ただ現存している石垣から想像すると、内堀だけで相当な数の櫓があったと思われる。
天守閣など無用の長物で、実際の守備は櫓のほうが重要
という、これも高虎流だろう。


ともかく、現在のお城公園だけでは、古の津城を偲ぶことはできない。
なんせ32万3千石の大藩なのだ。
僕のような無知な訪問者のために、津(市教育委員会)は城跡に史料館を設置していただければ、
もっと楽しめると思う。

この街で夢を見てた

2008-06-16 10:03:36 | まち歩き
Sea2先週末、三重県津市を訪れた。
訪津の主な -というより、唯一の- 目的は、
不思議なご縁で知己を得たミュージシャン
関谷真美さんのライヴに参加するためだった。


知己といっても、真美さんと実際に会ったのは2度にしか過ぎない。
オマケに、彼女の音楽に触れたのもつい最近で、
彼女の作品もごくわずかしか知らない。
そんな僕がアレコレ書くのは古くからのコアなファンに対しておこがましいけど、
抑えがたいエモーションがあり、
思いの丈を文脈など考えずに気ままに綴ってみたい。


小さな声で言いたいんだけど...
僕は若いころ、
単なるアクを芸術の核心的なものからでている
というふうに、勘違いしていた節がある。


その点、真美さんの音楽には(いい意味で)アクというものがない。
このことは、彼女の才能以前にそなわったパーソナリティと
育ちによるとしか思えない。
この人は、
アーティストにありがちな嫉妬心が皆目なく、
芸術にとってしばしば無用有害な競争心は前世に置き忘れたようであり、
歌を作る(歌う)こと以外の人間関係はすべてひとへの思いやりで終始している。


そして津という海の香りがする古い城下町は、
このような純粋培養された人柄にとっては、
幸福な条件を与え続けているように思う。
津は彼女を育み、彼女は津を敬愛し、
彼女の制作環境は津 -友人・知人・家族- によって
常に良好な状態に保たれているのではないだろうか。


そんな真美さんが、ふるさと「津」をテーマに書いた楽曲がある。
「この街で夢を見てた」
というタイトルのバラードだ。
今回のライヴでも、重要な位置にセットされていた。


この楽曲のモチーフは「望郷」です
と、彼女は言う。
作者本人のコメントだから異を唱えることは無用なことだけど、
僕には、「望郷」じゃなくて、
「成長」がモチーフになってるように思えてならない。


ことさらに小難しく言えば、
「都市放浪者のカタルシス」や「荒廃した都市の中に息づくイノセンス」
について歌っていると思う。
この楽曲は、彼女自身も認めてるように、都市(東京)にいたから生まれた。
かといってリリックもメロディも「望郷」的なノスタルジックなものじゃなく、
故郷を離れ「成長」しても変わることのない彼女のイノセンスが表現されていて、
やわらかいバラードにもかかわらず鋭く胸に突き刺さる。


さて、ライヴはフレンドリーでピースフルな雰囲気が横溢していて、
真美さんは、鈴が転がるように笑い、
ゴムまりが弾むようにパフォーマンスしていた。
オーディエンスたちも、真美さんの笑顔につられてか、
一様にニコニコしながらスウィングしていた。
僕はライヴ中、いろんな想いが交錯し、
言葉に表せない切なさが何度も去来した。


ライヴ終了後の夜、
僕は、海が見える初夏のボードウォークに座って、
波の歌を聴きながら、心のスクラッチを抱いて、
ひとり酒を飲んだ。


シングルモルト・ウィスキー
チェダーチーズ
まるで夢を見ていたような気持ちだぜ!