SIDEWALK TALK

This website is brought to you by KIRIBAKO.NET

The Last Play at Shea

2011-02-26 14:49:13 | テレビ番組
The_last_play_at_shea数日前、WOWOWでみた
『Billy Joel: Live at Shea Stadium』についての雑感。
検証なしで記憶だけのエントリーだから、
思い違いなどあるかもしれない。


Shea Stadium はNYメッツのホーム球場で、
僕の子ども時分はでは「シェア・スタジアム」と呼ばれていた気がするけど、
最近では「シェイ・スタジアム」と表記されることが多いようだ。
「シェイ」の方が、原音にちかいのだろう。
現在は新球場 Citi Field が隣に建設されたことにより、
解体され、駐車場となっている。


Shea Stadium は、史上初の野球場でのコンサートがおこなわれたことで名高い。
ビートルズのコンサートだった。
2009年、スタジアム解体にあたり、記念コンサートが開催された。
この球場のトリを務めたのが、NYアイコンとでもいうべきビリー・ジョエル。
この番組は、その模様を収録したものだ。


ビリーの名曲たちの素晴らしさは、今さら語るまでもないだろう。
フィル・スペクター風の Wall of Sound を体現するためのビッグバンド。
いったい何人編成だったんだろう?
なかでも素晴らしかったのは、クリスタル・タリフェロとマーク・リヴェラ。
二人とも複数の楽器をハイレベルでプレイしていた。


そして、ゲストも豪華。
トニー・ベネット、ガース・ブルックス、トドメにポール・マッカートニー。
ちなみにポールはこの後、
新球場 Citi Field のオープニング・アクトを務めることになる。
ビリーも彼のアイドルであるポールとの共演は特別だったようで、
バックコーラスに専念。
Maestro!と最大級の賛辞を贈っていた。


A concert celebrating the end of an era: The Beatles opened it and Billy Joel closed it.
一時代の終わりを寿ぐコンサート: ビートルズがこじ開けて、ビリーが幕を閉じた。


中学生のころから聴いているビリー・ジョエル。
僕がオッサンになった分、ビリーも歳をとった。
デブで、ハゲで、チビで、汗っかき。なのに、めちゃめちゃカッコイイ!
僕も、あんなジジイになりたいぞ!

元春クラシックを現在に鳴らせ!

2011-02-23 10:23:42 | デジタル・インターネット
佐野元春デビュー30周年記念盤
セルフカバー・アルバム『月と専制君主』

内容もさることながら、セールス的にも好調のようだ。
めずらしく佐野さんのアピアランスが頻繁で、
自身であれだけプロモーションしてるから、
当たり前か。


ユースのファンには、カバーというより新作として映ってるようだ。
佐野さん自身も、
「今回は自分の新作を作るのと全く同じコストとエネルギーをかけて作りました」
のようなことを語っていた。


月と専制君主(CD+DVD) 月と専制君主(CD+DVD)

 佐野 元春
 価格:¥ 3,500(税込)
 発売日:2011-01-26


話はガラッと変わって、
何度かこのブログでも触れたように、
最近Facebookをいじくってる。
まだ機能というか、システムをよく把握できてない。


「ノート」という機能があるんだけど、
これの利用方法がよくわからない。
備忘録的に使用するのか or ブログのように投稿するのか?
まぁ個人の自由で、どっちでもいいんでしょう。


僕にはこのブログがあるし、
会社のブログも時たま書いてるから、
この「ノート」は、『月と専制君主』を気取って、
セルフカバー・ブログにしようと思う。
「元春クラシックを現在に鳴らせ!」ほどカッコよくないけど、
過去のエントリー(といっても、せいぜい5年以内だけど)を
今の僕の言葉で綴ってみようと思う。


けど最大の問題は、Twitterとちがって、
なかなか友達ができないんだよな。
Facebookしてるブロガーさん、友達リクエスト送ってくださいな。

たまの休み

2011-02-21 09:45:45 | アート・文化
The_proposal最近、仕事が忙しい。
ここんとこ残業&休日出勤が続いていたんだけど、
きのうは久しぶりの完全休養日だった。


たまの休みだったんだけど、何にも予定がない。
こういうのを幸せっていうんだろうな。
結局、日がな一日、TV とお酒とジャンクフードで、
ダラダラと無為に過ごしただけだった。

  06:00 TV 『時事放談』
  07:00 ストレッチ、そして朝食
  08:00 映画 『あなたは私の婿になる』
  10:00 映画 『噂のモーガン夫妻』
  13:00 TV 『プロ野球オープン戦: 巨人 vs 楽天』 sometimes シエスタ
  15:00 TV 『たかじんのそこまで言って委員会』
  17:00 FM 『あ、安部礼司』 while 登山トレーニング
  18:00 晩飯
  19:00 HDD 『 Billy Joel: Live at Shea Stadium 』

まぁ、テレビっ子ですな。
「子」というわりには、ずっと飲みっぱなし (^_^;)


偶然にも、NY がフィーチャーされたプログラムが多かった。
僕世代はアメリカの占領政策に完全に毒されてるから、
無防備に無邪気に NY に憧憬を抱いちゃう。


20代前半、1ヶ月ほど NY に滞在したことがあるけど、
今はもっと治安もよくなって素敵な街になってるんだろうな。
と、たまの休みに、ほろ酔い気分で NY に思いを馳せた次第です。


尊敬する人

2011-02-19 10:09:10 | デジタル・インターネット
Kukai最近、いま流行りの Facebook をいじくっている。
実名主義の Facebook は、義務ではないのだけど、
学歴や職歴、個人的趣向やフィロソフィーまで公開する。


プロフィール設定に「あなたが尊敬する人」というカテゴリーがあって、
一瞬、戸惑ってしまった。
僕は、誰かに心酔したり、何かに傾倒するといった
好ましい意味でのパッションが薄い質だ。
だから単に「好き」という意味で、思いつくままに数人あげてみた。

  王陽明
  児玉源太郎
  Bob Dylan
  高杉晋作
  空海法師


この5人の中で、空海は説明しがたい存在だ。
敢えて比較すると、空海よりも最澄の方が親しみを感じる。
僕は顕教的な体質の人間だし、
密教などはこれっぽっちも理解できない。


数年前に、空海の全集?を手に入れたので、
無理と承知で、この宗教的天才を少しでも理解できればと読みだした。
六朝風に過剰に装飾された文章を理解することは
僕のような無学の徒にはほとんど不可能だったけど、
べつに訓詁にこだわるわけじゃないから、およその意味を想像しながら読んだ。


読みつつ思った感想は、やはりこの人は僕などの理解を超越している。
素人考えで恐縮だけど、真言密教は空海のみの宗教で、
彼以外にこの際どい教義を本当に理解した人はいないんじゃないだろうか?
と思わざるを得なかった。


空海のどこを尊敬しているのか?
と問われれば、茫漠としていて答えることができない。
ただ言えることは、理由もわからないのに
漫然とスゴいというプレッシャーを感じる人物は、
僕の中では空海ただ一人だ。

政教分離

2011-02-17 11:33:50 | ニュース
Jasmine_revolutionジャスミン革命勃発以来、
北アフリカや中東で民主化・自由化を求めるデモが続発している。
「民主化」や「自由化」というお題目は、
いかにも正しい思想のようにきこえるし、理想的な社会のイメージがする。
けど、イスラムの教え(教義・文化)と民主主義は両立するんだろうか?


以下は傍証なしの素人見解だけど、
民主主義はキリスト教とセットになって、初めて機能するんじゃないかな?
ホメイニ革命後のイランの例もあるし、
仏教(無宗教)国のわが国もちゃんと機能しているかどうかは甚だ疑問だ。


そもそも、「政教分離」というものは可能なんだろうか?
日本への仏教伝来も、鎮護国家のシステムとして律令制とセットで輸入された。
21世紀になった今も、ドイツにはキリスト教民主同盟という政権与党があるし、
米大統領は聖書に左手をのせ就任の宣誓を God にする。


宗教と政治は分離不可なものだと、そろそろ認めてはどうだろうか?
中東で起きてることは、民主主義運動じゃなくて、
キャピタリズムへの傾倒のような気がしてならない。


極東の片隅で、僕ごとき小市民が、
他国の政治システムや宗教観などを気に病んでも仕方がないけど、
この一連のムーヴメントは何か大きな揺り返しがくるようで心配だ。


電気的なバレンタイン

2011-02-14 11:42:00 | デジタル・インターネット
Valentine_dm僕にとって2月14日は、バレンタインデイというより、
思い出深いひとのバースデイ。
て、なんかもったいぶった文頭になっちゃったけど、
ただ単にバレンタインデイに
それほどいい思い出がないだけなんだよな。


きのうは丸一日、選車に乗っていた。
隣町の市議会議員選挙に、こともあろうに親戚が立候補してしまった。
とはいえ投票権もない地域だし、それに伴走車だったから、お気楽なドライヴ気分だった。
その遊説中、夕方、一本の電話がケータイに入った。


ガールフレンドからで、チョコを家に届けてくれたらしいんだけど、
僕が不在だったから嫁にことづけた、と。
彼女とはもちろん色恋の関係ではないんだけど、
にしても、まったく色気のない話だよな。


そして今朝、佐野元春ファン(というよりファナティックかな?)のブロガーさんから
Twitter 経由で、「気持ちです? 」というツイートが添えられたチョコ画像が贈られてきた。
さすが元春ファン!「電気的なバレンタイン」気取りで、イカしてる。


チョコ好きな僕にとって、義理でもお情けでも、はたまた絵に描いた餅でも、
チョコをプレゼントされるのはこの上ない喜びだ。
いつの頃からだろう?
僕は家に、ビールとシングルモルト、そしてガーナを切らしたことがない。


今夜の僕はきっと、お菓子メーカーの策略にまんまと嵌まって、
バレンタイン司教のことなどまったく意に介さずに、
偽りのチョコの日を寿ぎながら飲んだくれてるにちがいない。

エコバッグとレジ袋

2011-02-11 16:22:00 | まちづくり
Ecobagスーパーに買い物にいくことなんてほとんどないけど、
エコバッグを5個以上もってる(買ったことはない)と思う。
けど、それが今、どこにあるのかおぼつかない。


レジ袋有料制を採用しているスーパーが、地元に数件ある。
JC の後輩 H 君のお店もその一つ。
そのレジ袋の収益は、中津・桜ともみじの里づくり事業に寄付されている。


その H 君とは JC 卒業後も、まちづくり系の NPO で今も親交がある。
今朝も会議で一緒だった。


H 君に、僕は言った。
「オマエの店にいくとき、オレは絶対エコバッグをもっていかない」
「敢えて、レジ袋を5円だして買う」


僕のような放蕩者は、
なまじグリーンコンシューマーを気取ってエコバッグをもつよりも
レジ袋に5円払って、桜やもみじを植える資金の一助にしてもらう方がいい。
大げさにいえば、その方がずっと地球に優しい。


こういうのを天の邪鬼というんだろうけど、
僕なりのエコ・アクトとして慎ましやかに続けていこうと思う。


Sport pure and simple

2011-02-09 12:48:42 | アニメ・コミック・ゲーム
Notarimatsutaro大相撲の八百長問題。
まるで、ちばてつや著『のたり松太郎』の世界だな。
いや、漫画じゃなくて、これは現実世界での出来事だ。


そもそも「八百長」の定義とは、いったい何なのだろう?
放駒理事長は、
「無気力相撲も八百長の範疇に入る」
と、一歩踏み込んだコメントをした。

これはキツイ。

僕は、人情相撲はあってもいいと思ってるから。
それに、いくら試合時間が短いとはいえ、
格闘技で、年6場所の本割だけで、年間90試合は狂気の沙汰だ。


もちろん、今回のケースは最悪。
断固たる処置をすべきだ。
にしても、騒いでるヤツらは、日ごろ大相撲を見てるんだろうか?
春日錦や恵那司などという、十両下位のサンピン力士を知ってたんだろうか?
この国のメディアや人びとは、ふだんは無関心のくせに、
悪意の矛先を簡単に一方向に向けてしまう。


相撲はピュアスポーツか?
と問われれば、その答えは No! だ。
スポーツ(立ち技系格闘技)であることはまぎれもないが、
神事(伝統文化)と興行の要素もあって、
その三角形の真ん中に相撲という摩訶不思議なパフォーマンスが存在している。


今回の問題、僕にはこれといった善後策は思いつかない。
安易に、独特の古俗や賃金体系に原因を求めるのは早計だと思う。
さしあたってお相撲さんたちは、
雪下ろしと火山灰除去作業に精をだしたらどうだろう。


Facebook

2011-02-06 09:56:17 | デジタル・インターネット
Router何かしらのデータをもってるわけじゃないけど、
ネット犯罪は年々増加傾向にあるにちがいない。
けれどインターネットや SNS は善意の心で運用すれば、
これほど便利で快適なものはない。


実生活では知り合う確率ゼロの人たちにめぐり逢えたり、
自分の感性にちかいひと(もしくは真逆なひと)の断簡零墨にふれることは、
ホントにたのしい。
僕がこの拙いブログを懲りずに続けている最大の理由は、
善意のストレンジャーたちとのコミュニケーションをたのしみたいからだ。


半年か、もっと前かな? Facebook に登録した。
けど、プロフィールを設定しただけで、アクセスさえしていなかった。
mixi も続かなかったくらいだから、コノテの SNS は合わないと独り合点していた。


チュニジアで、ジャスミン革命というのが起こった。
報道によると、Facebook などのネットメディアが重要な役割を果たしたという。
このニュースをきいて Facebook に登録してたことを思いだし、
ここ2~3日、ちょっといじくってみた。


四捨五入すると、英語圏の mixi という印象かな?
日本人なら mixi の方が取っつきやすいと思う。
けど、Facebook は Twitter と連携できる(今は mixi もできるのかな?)。
mixi を断念した僕だけど、Facebook はもう少し粘ってみようかと思う。


問題は、英語力と(Facebook 内の)友達がいないこと。
Sheryl Crow や Bruce Springsteen などの情報が英語圏から入ってくる。
無視すればいいんだろうけど、何となく読んでしまう。
そして友達は、まだ2人だけ。


とりあえず、肩に力を入れず、ゆるゆるッとやっていこうかと。
誰か、友達リクエスト送ってください <(_ _)>

【 Click & Go 】----> Facebook(Daisuke Masuya)


オバタリアン

2011-02-03 15:24:44 | スポーツ
Obatarian「オバタリアン」というのは、今やもう死語なのかな?
元々はシニシズムを含んだ造語なんだろうけど、
元気なオバチャン!
と、前向きに解釈してもいいと思う。


先年のヨン様ブーム、
昨今の石川遼くんの人気、
そして今、佑ちゃんフィーバー。


以前と違って、若い娘の黄色い声援というより、
オバサマたちが熱狂しているような気がするのは僕だけじゃないだろう。
オバサマには暇とカネがある、ということなんだろうか?
自分の息子がああだったらいいのにな、という無謀な願望も孕んでるんだろう。


けど、家に引き籠もって TV を見てるより、
外に飛びだして追っかけをする方がずっと健全だし、
経済活動としても日本に貢献していると思う。


オバチャンが元気いいというより、
若いヤツらが老け込んでるという見方のほうが正しいのかもしれないな。