SIDEWALK TALK

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年末雑感

2009-12-30 16:34:26 | 日記・エッセイ・コラム
Imawano_kiyoshiro2009年、音楽の世界では、
僕らは、クリス・コナーとハンク・クロフォードを失った。
"King of Pop" マイケル・ジャクソンも亡くなった。
そして、忌野清志郎さんも逝ってしまった。


清志郎さんは、僕に
大人になることはつまらないことじゃない
と、教えてくれた人だ。


ハイティーンのころ、
僕のような人間がマトモな大人になれるだろうか?
と、不安だった。
そんなとき、忌野清志郎という人が現れて、
「大人だってこんなに自由なんだぜ、ベイベー!」
と、音楽を通してあっさりと言ってのけた。
目の前の霧が晴れて、胸がすく思いがした。


清志郎さんは、いつも社会にコミットしていた。
清志郎さんは、いつも権力にキックしていた。
清志郎さんは、いつも転がりつづけていた。


僕もそんな大人になりたい。
なれるだろうか?
2010年のテーマが朧気ながら見えてきた。


とりあえず御用納め

2009-12-28 17:49:52 | 日記・エッセイ・コラム
Office4きょう、とりあえず御用納め。
12月は、1日も休みがなかった。
きつかったけど、このご時世に仕事があるのはありがたい。


「とりあえず」と書いたのは、実際は30日まで業務があるから。
輸入貨物が入港したり、お節の重箱の納品やら、資金繰りやら、コザコザと。


そして、年賀状がまったくの手付かず状態。
慌ただしい年末になりそうだ。


聖なる夜に口笛吹いて

2009-12-25 12:45:00 | 日記・エッセイ・コラム
Champagneガキのころ、誰もがそうであるように、
クリスマスが大好きだった。
イヴの夜には、ツリーを飾り、
少しだけオシャレして、クラッカーを鳴らして、
ささやかなご馳走を食べた。
そしてクリスマスの朝、
枕元にゲッターロボの超合金が置かれていて、
サンタさんに感謝した。


いつの頃からだろう?だんだん捻くれてきて、
クリスマスに無邪気に浮かれることに何となく怯みをおぼえるようになった。
バブル期のクリスマスの、あのイカれたバカ騒ぎに辟易したからかもしれない。


さらに、僕は仏教徒を自称している。
と、エラそうに書いたけど、信心などは毛ほどもなく、
仏壇に手を合わせることはほとんどないし、
亡父の墓参りにも年1~2回しかいかない。
オマケに子ども時分は、毎週のように教会の日曜学校に通い、
ミサに参加したりもしていた。
口先だけの似非仏教徒だ。


とは言え、天の邪鬼を標榜しようが、仏教を信奉しようが、
クリスマスは今や日本の伝統(年中)行事のひとつといってよく、
この僕の独りよがりな含羞をひとに押しつける気は毛頭ない。
ましてや女房には...


Pop open a bottle of champagne
イヴの夜の夕べ、ガラにもなくグレイト・ギャツビーを気取って、
シャンパンの栓を開け、
チキンを頬ばり(チキンをクリスマスに食べるのは日本だけらしいが)、
シングルモルトをロックで流し込み、
苺がのったホールケーキにナイフを入れた。


Tonight's gonna be alright
世界平和に寄与するなど大それたことはできないが、
少なくともこれで家庭の平和は保たれた。


Christmas Time in Blue
聖なる夜に口笛吹いて

TEAM 2000

2009-12-24 09:58:46 | まち歩き
Team2000僕には「2000年度チーム」という仲間がいる。
10年ほど前、カルト集団とでもいうべき団体で活動を共にした
「野性的で冴えてる連中」だ。


活動していた1999~2000年は毎日のように顔をつきあわせていたし、
仕事そっちのけで、熱病に冒されたようにその活動に没頭していた。
つるんで九州を何周もしたし、
全国津々浦々はいうに及ばず、海外にも一緒に出かけた。
言わば、戦友だろうか。


いまは、年に1度、忘年会で顔をあわせるだけの穏やかな集まりで、
昨夜がその日だった。
場所は地元の居酒屋さんで、メニューは軍鶏鍋。


当時20~30代の若造だった僕らも、今ではアラフォーに。
酒も弱くなったな。
それでも気が置けない仲間との飲み会は楽しく、あっという間に時間が過ぎた。


次に集まるのは来年の年末ということだけど、今から楽しみだ。
10周年だな。

We are the Team Two Thousand  


See Far Miles Tour

2009-12-21 16:21:00 | 佐野元春
9091oarきのう、休日出勤して、家に帰ると届いてました。
ご褒美かな?

『 佐野元春 1990-1999 ORIGINAL ALBUM REMASTERED BOX 』

1万5千円もするんだけど、
ボーナス・トラックが収録されているわけじゃないし、
特典映像も付いてない。
リアル・ファンじゃないと買わない商品ということだろう。
僕も一瞬逡巡したが、結局、ネット予約してしまった。


僕の90年代の佐野元春の印象は、
See Far Miles をさまよっていたという感じだ。


90年代は、クロニクル的には、
The Heartland の解散、H.K.B の結成などのトピックがあげられるが、
80年代のワークスのような爆発力はない。


確かに90年代のアルバムはバラエティに富んでいる。
言いかえれば、佐野さんのマインドは、
ときにはタオイズムにしびれ、ときには空よりも高く舞い上がって、
やぶいたり、壊したり、ひっくり返したりして、
世界中にジャンプしていたんだろう。


あらためて90年代の作品を聴いてみると、
アーティストとしての精神の成熟や
ミュージシャンとしてのプレイヤービリティの充実に驚かされる。
また、オルタナティヴな領域にも果敢にチャレンジしていて、
メジャーとマイナー、当事者とアウトサイダーの間を自由自在に泳いでいる。
こんなミュージシャンは、佐野元春しかいないだろう。


そして2000年代、
See Far Miles Tour から帰還した佐野さんは、
『 The Sun 』『 Coyote 』という究極といっていいほどの
ハイクオリティのアルバムをリリースして、
その輝かしいキャリアの中で何度目かのピークを迎える。


90年代の See Far Miles Tour は、佐野元春にとっては必然だったのだろう。

The 25th Anniversary Rock and Roll Hall of Fame Concerts

2009-12-20 16:13:46 | テレビ番組
きのう、WOWOW で、エキサイティングな音楽プログラムを偶然みた。


The 25th Anniversary Rock and Roll Hall of Fame Concerts

25th_rrhf

ロックンロール・ホール・オブ・フェイム 25周年記念コンサート
-ロックの創造者たちの音楽祭-



「 The Rock and Roll Hall of Fame 」
言うまでもないが、「ロックの殿堂」のことである。
この記念コンサート、出演アーティストがスゴすぎる。


いちいち列挙しないが、特に印象に残ったのは、
Stevie Wonder + Smokey Robinson
U2 + Mick Jagger + Fergie
Jeff Beck + Sting
Crosby, Stills & Nash + Ozzy Osbourne
そして圧巻は、トリを務めた
Billy Joel + Bruce Springsteen & The E Street Band 。


スプリングスティーンは MC で、
ビリー・ジョエルとの夢の共演をそれぞれの出身地(ニュージャージーとロングアイランド)に引っかけて、
ニューヨークでの「トンネルと橋のサミット」と比喩していた。


さらに、B.B.King 、James Taylor 、Buddy Guy 、John Fogerty 、
そして Simon & Garfunkel など、
僕にとってはレジェンド(ていうか、まだ生きたてんだ!)としか言いようのない
巨人たちのパフォーマンスも楽しめた。
貴重ですよ、これは!


アメリカにおけるロックの地位の高さをあらためて感じたし、
うらやましくもあった。
日本でも、いつかこのような祭典が社会のマジョリティとして開催されるとウレシイのだけど。


黄金のバンタム

2009-12-19 12:57:04 | スポーツ
Bantamチャンピオン、強すぎ。

むかし、ジャンプに「黄金のバンタム」という漫画が連載されていた。
内容はおぼえてないけど、
バンタム級は選手層が厚く、もっとも過酷な階級と紹介されていた。


現在では、階級が当時よりも細かく分かれているので、
「黄金のバンタム」という表現が正しいのかどうかはわかんない。
けど、10回連続防衛というのはまちがいなく偉業だろう。


チャンプ長谷川穂積こそ、まさに「黄金のバンタム」だ!
それにしても、減量11キロってハンパないですね。


初冠雪

2009-12-18 12:47:25 | ニュース

Snow_mountain


きのう今日と、初雪のニュースが飛び交ってますね。
九州も雪が舞ってます。


きのうは、山口県のお客さまに暮れのご挨拶回りに。
瀬戸内海から日本海に抜ける途中、中国山地には初冠雪。
「初冠雪」の使い方、あってるのかな?


スタッドレスタイヤを履いてるとはいえ、
九州育ちの僕の雪道ドライビングのスキルなどたかがしれている。
帰路を心配したけど、積雪はほとんどなくて無事に帰還できました。


きょうも、九州は雪模様。
家に引きこもっときます。


筆が進まない

2009-12-15 15:37:21 | デジタル・インターネット
Note_pc最近、どうもブログの更新が滞ってる。
ネタがないわけじゃない。
何かがあって、落ち込んでるわけでもない。


強いてあげれば、仕事が忙しいからかな?
年末ということもあり、納期がきびしい。
で、ふだん事務所に引きこもってる僕も最近は工場を手伝ってる。
やはり、現場は楽しいですね。


この拙いブログも、お陰さまで30万アクセスを超えることができました。
ここに訪れてくれたすべての人に感謝したいです。
せめて週に3回は記事をエントリーしたいと思ってるんですが、
なぜか筆が重い今日この頃です。