SIDEWALK TALK

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#ちむどんどん反省会

2022-07-29 13:44:12 | テレビ番組
PajamasTwitter上で、
NHK朝ドラ『ちむどんどん』に対する
怨嗟の声が吹き荒れている。
出演している俳優さんたちが気の毒なほどである。


僕はほとんどTVドラマを見ないんだけど、
朝ドラだけは出社前のルーティンに組み込まれていて、
長年にわたり何となく見つづけている。
今は『芋たこなんきん』『ちむどんどん』を見てから、
家を出る。


『ちむどんどん』は、ある意味、
スゴいプロットともいえる。
適切な例えではないけど、
登場人物の8割方が知的障害者もどきで、
ときたま狂人やサイコパスみたいなのまででてくる。
まるで、映画『ノーカントリー』を毎朝
見せられているかのようだ。


僕的にはこのクソドラに対して、なんの感慨もない。
ルーティンのひとつだし、時間つぶしだし、
ドラマになにも期待していないからだ。
それどころか人の悪い僕は、
ハッシュタグ「#ちむどんどん反省会」を
むしろ楽しんでいる節がある。

生まれてこの方

2022-07-28 09:24:08 | グルメ
PajamasJALショッピングのサイトにそそのかされて、
神楽坂[鴨匠]鴨しゃぶセットをポチってしまった。
じつは鶏肉の方が美味しいと思ってるんだけど、
なぜか鴨肉にはときめきを感じるんだよね。


いくら神楽坂の名店といっても、
お取り寄せの鴨肉は
お店で食べるそれには遠く及ばないだろう。
ネットショッピングの恐ろしさだよな。


商品情報の欄には、
白髪ネギと食べることがレコメンドされてる。
白髪ネギか...
大げさにいえば、生まれてこの方、
白髪ネギを切ったことがないんだよね。

りえちゃん

2022-07-25 10:45:49 | 日記・エッセイ・コラム
Pajamas幼なじみのりえちゃんとお酒を飲んだのは、
今回が初めてだったと思う。
3年前、妻が亡くなったとき、
やはり幼なじみのミートと一緒に
拙宅にお線香をあげにきてくれた。
約40年ぶりの邂逅だった。


今回、そのりえちゃんが帰省するというので、
コロナ禍をつんざいて、
幼なじみ5人で食事をした。
僕んち近くのちゃんこ屋さんで食事したあと、
二次会はウチにきて、
12時ごろまで楽しいときを過ごした。


りえちゃんは、退職後、長野県松本に行きたいという。
とりあえず1ヶ月ほど滞在したいというのだ。
当の本人は松本に行ったことはなく、
彼女の空想の中で彼の地がシャングリラに昇華されている。


ちょうどメンバーの中に信州大学出身のヤツがいて、
彼の松本経験をりえちゃんに語ってくれた。
りえちゃんは、ますます松本への思慕を募らせていた。


りえちゃんは、松本行きに加えて、
富士山(or 八面山)登山やその他もろもろ企んでいる節がある。
年を重ねても、少女時代そのままの
瑞々しいときめきを胸に秘めている女の子なのである。

輿亮さんの解説がききたい

2022-07-20 09:51:15 | テレビ番組
Pajamas地上波はニュースくらいしか見ないんだけど、
NHKのNFL中継は録画して毎試合たのしんでいた。
それが、昨シーズンから放送がなくなった。
今年のシーズンもないみたい。
大谷翔平くん人気にほだされて、
MLBに多額の放送権料を支払ってるんだろうか?


それで、NFLを見るためだけに、
2年前、CSの日テレジータスを契約した。
週2試合ほど中継がある。


そんな僕に朗報が舞い込んできた。
Prime Video でも放送するというのだ。
オンデマンドで配信してくれるんだろうか?
ライヴ配信のみだと、見るのは不可能にちかい。


そして、解説。
現地放送のままだと英語解説だろうから、
僕にはちんぷんかんぷん。
日本でNFLをたのしむのはハードルが高いんだよね。


解説といえば、僕は輿亮さんのそれが好きだ。
わかりやすさや知識の豊富さもさることながら、
語り口調が佐野元春に似ているんだよね。
佐野さんが解説してくれてるみたいで、
僕はニヤニヤしながらゲームをたのしめる。

海の日に

2022-07-19 10:32:20 | 食・レシピ
Pajamas僕が住んでる街は、ずいぶん前から
名産である「鱧(ハモ)」をPRしてきた。
行政も民間も努力してきたのだけど、
残念ながら大きな効果はなかったと思う。


今は鱧よりも「からあげの聖地」として名が通っていて、
さほど努力もせずに全国区になった。
価格のこともあるだろうし、
なによりも取っつきやすいからだろう。


それはさておき、
昨夜、幼なじみと鱧を食べに出かけた。
彼女もあっけらかんとお酒が飲める女性で、
肩肘を張らずに会食することができる。


鱧のトップシーズンは中津祇園のころといわれている。
ひさしぶりの鱧はやはり絶品で、
彼女との楽しい会話も相まって、
日本酒がくいくいすすんだ。
いつものことながら、
最後の方はあんまりおぼえていないんだよね。

福井晴敏のこと

2022-07-15 11:32:34 | 本と雑誌
Pajamas若いころは歴史小説ばかり、
とりわけ司馬遼太郎作品を好んで読んでいた。
日本史好きということに加えて、
父親の影響が大きかったのかな?
家の書庫には歴史小説がずらりと並んでいた。


40歳を超えたあたりから、
他のジャンルも読み漁るようになった。
ある時期は、福井晴敏の作品ばかり読んでいた。
福井氏とは年齢がちかいから、
ガキのころ、同じような景色を見て育ったんだと思う。
読んでて、すごく共感できるんだよな。


『亡国のイージス』で知られる氏だが、
最近ではガンダム作品に深くコミットしている。
実際、彼自身、
自分は小説家ではなくアニメ作家だと規定しているらしい。
彼のガンダム作品は好きなんだけど、
もうちょい小説に軸足を置いてほしいんだよね。

宇宙の秩序

2022-07-13 11:46:47 | 日記・エッセイ・コラム
Pajamas無粋な輩だから
花を愛でる習慣はないのだけど、
敢えて好きな花をあげるとすれば、
それはコスモス。


wikiってみると、
語源「コスモス」はギリシャ語の「宇宙」の「秩序」を意味し、
「コスモス」とはラテン語で星座の世界、
秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙の事とある。


メキシコにいたスペイン出身の聖職者が
中南米原産のコスモスをみて、
花びらが整然とバランスよく並んでいることに、
ギリシャ語の「調和」と名付けたらしい。


土手の叢中に点々と灯をともしたように咲いているコスモスが、
どういう花より好きです。
人生で、小庭に、
わが手で植えた花といえばコスモスだけだ。


次に好きなのは、ラベンダーで、
他については、
花より青い枝葉の方を好んでいる。

駆けぬけてゆくもの

2022-07-12 09:49:39 | 佐野元春
Pajamas仕事の環境が変わり、
午前中に時間が取れるようになった。
というか、暇になった。
それで、しばらくサボっていたブログを
やってみようという気になった。
さて、前回につづき、佐野元春のことである。


佐野元春という人にライヴで接したり、
作品を聴いたりするとき、
ときどき阿羅漢のようだと思ってしまう。


無明長夜という山坂を懸命に駆けつづけている阿羅漢というのは、
当然ながら、
虚空の中の絶対光明の世界へ出ようとしている。
その野に出れば、
舞い散る落ち葉も光明であり、
落ちている石ころも光明である。


僕は、古代インドの心のままのこの阿羅漢が、
絶えず目の前を駈けぬけていくのを、
あらゆる佐野作品に見るのである。


新作『今、何処』を聴いて、
佐野さんに対する雑感を
少し気取って
しかつめらしく書いてみた。

『今、何処』に寄せて

2022-07-11 10:44:15 | 佐野元春
Pajamas佐野元春 & The Coyote Band の新作
『今、何処 (Where Are You Now)』がリリースされた。
数回、通しで聴いてみた。
ぼやっとした印象だけど、
イーグルスとデヴィッド・ボウイのミクスチャーと感じた。
むろん、佐野さんとバンドにそんな意図は毛頭ない。


誇りといえば自慢めかしいが、
なにがなくなっても、
あるいはすべてをうしなっても、
ロックンロールだけ残れば、
僕は立って歩くことができる。


佐野さんの音楽はいうまでもなく、
その言語とその感受性とその思考法の、
みがかれた集成である。


僕は10代の多感なころに佐野音楽に出逢った。
最初の拠りどころであるだけでなく、
たとえ人生の途上で置き忘れようとも、
終の棲家であることにはかわりがない。

あっけらかんとお酒が飲める女性は美しい。

2022-07-07 14:19:57 | 日記・エッセイ・コラム
Pajamas名古屋に幼なじみが住んでいる。
盛って言わせてもらえば、
彼女は杉浦友紀アナウンサーに似ている。
昨夜、連絡があって、
8月下旬、名古屋で一杯やることになった。


どういうわけか?
ガキのころから、彼女がどうも苦手で、
人的プレッシャーを感じていた。
彼女の秀麗な容姿、明晰な頭脳、
そして親分肌な気質に気圧されていたんだろう。


50歳を過ぎてひさしぶりに再会し、
(失礼ながら)ビビってたことを伝えた。
すると、不思議とその呪縛が解けてしまった。
以来、年イチくらいで食事するようになった。


気が合うなと感じたのは、デザートが出たとき、
彼女は珈琲じゃなくワインをたのんだ。
僕も食後にお茶する習慣はないから追随した。
あっけらかんとお酒が飲める女性は美しい。


彼女は毎年、亡妻の命日に供花を贈ってくれる。
そのお礼を兼ねてご馳走したい。
今回は和食のお店にいって、日本酒を交わそうと思う。
ここんとこ名古屋はたいへんな猛暑のようだけど、
そのころは少しはマシになってるんだろうか?