SIDEWALK TALK

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London Calling

2012-07-29 12:49:59 | アニメ・コミック・ゲーム
Paul_mccartney2ロンドン五輪が開幕した。
明け方近くから放送された開会式、
僕は常日ごろ4時には起きてるから、普通にみることができた。


最近のオリンピック、開催国の開会式にかける意気込みは凄まじく、
白けたこと言わせてもらえば、やたらと長い。
ご高齢の Her Majesty は大丈夫だったんだろうか?


オープニング付近の大英帝国の成り立ちなどは興味なかったけど、
ジェームズ・ボンドが女王陛下をお迎えに上がるという演出は、
さすが英国王室、サバけてるなーと感心した。
初音ミクが畏れ多くも天皇陛下をお連れするようなプロットは日本では考えられないし、
何よりも皇室にお芝居をしていただくなど禁忌中の禁忌だ。


選手入場も興味深かった。
自分の無知さ故なんだけど、よくわからない国(地域)がホント多かった。
多くの国の選手が、民族衣装を身にまとっているのも楽しかった。
どこかの国の選手は長槍(もちろんダミーだろう)を持って行進していた。
ならば日本は、和装に日本刀を差して行進したらどうだろう?
これって、荒唐無稽なことなんだろうか。


そして、ブリティッシュ・ロック。
選手入場のしんがり、英国選手団入場とき、
BGM がデヴィット・ボウイの「 Heros 」に変わったのには
鳥肌が立ったし、そんな文化を持つ英国がうらやましかった。


U.K ロック・メドレーの最後は「 Come Together 」。
この曲をオリンピック開会式で演るなんて、さすがパンクの国。
けど、泉下のジョンは苦笑いしてるんじゃないかな?


最後に “Sir” ポール・マッカートニー登場。
「 The End 」に続いて「 Hey Jude 」を演奏。
この選曲について、多くの人が Twitter で、
イッキに閉会式みたいな雰囲気になったとツイートしていたけど、
まったくの同感、激しく同意!
ポールほどのビッグショットなら、他にいくらでもあっただろ。


オリンピックの主役はもちろん選手で、ビッグゲストは余興でしかない。
けど閉会式も、ブリティッシュ・ロックのあらゆる世代のミュージシャンが登場するらしい。
日本選手の活躍を祈りつつ、そっちの方も期待したいな。


オスプレイってどうよ?

2012-07-23 11:21:02 | ニュース
Osprey実際に事故が起こってるんだから、
絶対安全な乗り物ではないんだろう。
もっとも「絶対」なんてものは、この世にはないんだけどね。


とにかく、総スカンを喰らってるオスプレイ。
しかし、今までのヘリとは桁違いの運用性があるという。
この兵器が配備されることは、
日本の安全保障に資するところ大なんじゃないだろうか。


先日、TV で、オスプレイの事故率について誰かが語っていた。
それをまとめているサイトを見つけたので、以下に孫引きする。


オスプレイ ━━━┳━MV22: 事故率 1.93 ← 海兵隊採用で日本配備予定
         ┃ (参考4月モロッコで演習中の事故前 MV22: 事故率 1.12)
         ┗━CV22: 事故率 13.47 ← 新型で、先日事故

ハリア━━━━━━━━ AV8B:事故率 6.76 ← 事故が多いことで知られる垂直離着陸機

米海兵隊大型輸送
ヘリコプター ━━━━ CH53D:事故率 4.15 ← 2004年普天間で墜落事故

海兵隊所属航空機━━━━━ :事故率 2.45
(ヘリを含む平均)


この数字をみる限り、オスプレイの事故率は、
現在使用中のヘリよりも、海兵隊所属機の全体平均よりも、低い。
もっとも実戦配備されてまだ日が浅いから、
統計数が少ないことを差っ引かなきゃいけないだろうが。


尖閣諸島や北方領土、日本の国境が喧しくなっている昨今、
事故が多発しているという印象だけで毛嫌いするのは、
近隣国の思う壺のような気もする。
今まで関心もなかったくせに、メディアに踊らされ、
やたらとヒステリックになるのは、僕ら日本人の悪い癖だ。


孤独なプラネタリウム

2012-07-22 14:26:16 | 悩み
Planetariumここんとこ公私ともにトラブル続きだから、
自分ルールを犯して、ガス抜きにちょっと愚痴ってみる。


日曜日は無情の日。
前ぶれも、あいさつもなく、
問いと答えが逆になる。


経営者は孤独、とよく言われる。
最近、それを痛感している。
けど、弱音を吐いてる暇はない。
虚勢を張り、崖っぷちでも笑顔を絶やさず、
大きなデタラメにからまって、酔っ払ったまま立ち上がって歩いていく。


かつて、ほろ苦い冬の門にひとり立ち、
大いなる決意を抱き、踏みだした僕。
初夏の雨、鳩の瞳、呆実の収穫、ヒナギク月。


憂鬱な梅雨を越え、僕は喜びを謳いたい。
海に釘づけされた瞳ではなく、
どこか不可解な場所にいることを嘆くのではなく、
僕と共にいてほしい。
僕に関わる息をひそめる愛しき者たち。


豪雨の街路は、実態と幻想の間、
絶望のワルツを奏で、燃え上がっている。
ここいらの政治家は何もしやしない。
ただ、距離を置いて、眺めているだけ。


でも、夜が核心に近づくと、
手を差しだし、その瞬間をつかみ、正直な立場を主張しようとする。
でも結局、彼らは手も差し伸べず、立ち尽くすだけ。


そして僕は、プラネタリウムに独りたたずみ、
光を探し続けている。
朝がくるまで、ジャングルランドで...


梅ちゃん先生

2012-07-21 14:36:50 | アニメ・コミック・ゲーム
Marida_cruz僕は、TV ドラマというものをほとんど見ない。
べつに毛嫌いしてるわけじゃなく、
見る習慣がない、といった方がいいかもしれない。
ドラマが放映されている夜の時間帯、
大学時代は遊び呆けていたし、20~30代は飲んだくれてた。
で、いつの間にか、縁遠くなった。


けれど NHK の朝ドラだけは、ここ何年も、毎朝欠かしたことがない。
これは、いわゆる朝のルーティンになっていて、
出社前に朝食をとりながら、漫然とみている。


今やってるのは、『梅ちゃん先生』。
ドラマのデキなど僕にはわからないけど、
登場人物のキャラがたっていて、なかなかオモシロい。


中でも僕のお気に入りは梅ちゃんの彼氏、松岡先生。
けど、アメリカ留学が決まり、来週からは登場しないようだ。
ちょっと寂しいぞ。


もう一人のお気に入りキャラは、世良公則の病院で働いてる
木村文乃ちゃん演じる看護婦(役名は知らん)。
この看護婦さんの物言いが、マリーダ・クルスみたいで素敵だ。
訳ありっぽい影も、マリーダを彷彿とさせる。


そのマリーダが登場する小説『ガンダム UC』も、
ついに最終章へと読み進んだ。
どうも雰囲気的に、マリーダは戦死するようだ。


松岡先生にしろ、マリーダにしろ、
好きなキャラが舞台に姿を現さなくなるってのは、やっぱ寂しい。
まぁ、松岡先生が帰ってくることを、僕も梅ちゃんも信じているけどね。


傘がない

2012-07-18 10:25:05 | テレビ番組
Rain2一昨日だったか、野田総理がニュース番組に生出演して、
昨今の諸問題についてご自身の所見の述べていた。
頭ごなしの批判や無用な中傷はしたくないんだけど、
内容についての賛否や好悪はともかく、
僕には「熱」が感じられなかった。


怒りとも虚しさともつかない感情が去来して、
僕の頭の中では、ある曲が鳴っていた。
それは、井上陽水の「傘がない」。


 都会では自殺する若者が増えている
 今朝きた新聞の片隅に書いていた
 だけども問題は今日の雨 傘がない

 テレビでは我が国の将来の問題を
 誰かが深刻な顔をしてしゃべってる
 だけども問題は今日の雨 傘がない

 行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
 君の街に行かなくちゃ 雨にぬれ

 つめたい雨が今日は心に浸みる
 君の事以外は考えられなくなる
 それはいい事だろ?


大津いじめ自殺事件や九州北部豪雨被害とこの曲の詞がシンクロして、
この古い歌が脳裏をよぎった。
一見、理路整然としている首相の語り口にはツッコミどころが満載なんだけど、
そういう理屈を超えた熱 ― 本当の真実が伝わってこなかった。


この曲は40年ちかく前の作品。
その当時、陽水さんはプロテストソングとして書いたんだろう。
時代を超えて、現代にも響いてくる。


今この瞬間も、傘がなくてズブ濡れになっている人がいる。
その人たちに傘を差しだすのが、政治の役割だろう。
いま差しだされている傘は、破れ傘のような気がしてならない。

夜のメリーゴーランド

2012-07-16 08:40:33 | まち歩き
Merry_go_round嫁さんが回転寿司にいこうというので、
近所にできたチェーン店に歩いて出かけた。


僕は、回転寿司というものにほとんどいったことがない。
うろ覚えだが、最後に入店したのは20年ちかく前じゃないだろうか?
金持ちぶってるわけじゃなく、飲んべえの僕にとって、
酒の肴としていきなり米を食べるというのは、どうも抵抗があるからだ。


疲れたし、正直、後悔した。
TV では今どきの回転寿司のネタはかなり美味しいというが、
当たり前だけど、大したことはなかった。
ま、一皿(2貫)100円という金額だから、
通常のお寿司屋さんと比較するのは酷だし、
どちらも姿は寿司の形状をしているけど、別モノといっていい。
酷評してるようだけど、それなりに美味しかった。


後悔の理由は、味じゃない。
店内のざわざわ感というか、喧噪に辟易した。


僕が食事処を選ぶ基準は、味以前に居心地重視。
入店から着席まで1時間待ち、飲み物セルフサービス、パチンコ屋並の喧噪、
とても食事をするような環境じゃない。


とはいえ、これは僕の負け惜しだ。
お子さん連れの家族のほとんどは、その長い待ち時間も会話で楽しんでいたし、
例の喧噪も幸せな家族の賑わいの結晶体なんだよな。
そんな前向き家族にとって、回転寿司のコンベアは、
さしずめ遊園地の回転木馬みたいなものなんだろう。


お会計をすると、さすがに安い。
けど、満腹にはなったけど、満足感はなかった。
夜のメリーゴーランドでゴールデンリングをつかめなかった僕は、
帰宅後、淡い自嘲を噛みしめながら、缶ビールの栓を開けた。


平成自衛隊

2012-07-14 13:22:39 | ニュース
Jieitai3僕は、防衛庁が防衛省になったことも、
もし自衛隊の名称が自衛軍に変わったとしても、
何の違和感も感じない。
薄っぺらい表現だけど、自衛隊をリスペクトしている。


ここんとこ、僕んち付近を含め、九州北部で豪雨被害がひどい。
今も、各所に避難勧告がでている。
住民の安全を確保するために、
知事は即座に、災害派遣法に基づき、自衛隊に出動要請をした。
適切な判断だと思うし、自衛隊にはそれについてのスキルも装備もある。
非常時にもっとも頼りになる行政機関だろう。


けど、違和感を感じる。
自衛隊がこの国に存在するもっとも重要な意義は国防だろう。
そして軍隊は暴力の装置でもある。
その軍隊を街にいとも簡単に繰りださせるのはどうだろう?
ある意味、平和ボケだと思うし、自衛隊の便利使いともいえなくもない。


安全地帯で平穏を貪ってる身でいえた義理じゃないけど、
漫然とそんなことを災害が起こるたびに思う。
とはいえ、日本には自衛隊以外に緊急時に対応できる組織はなく、
被災している人のこと思えば一刻も早い出動が望まれる。


米国の FEMA 、ロシアの非常事態省のような機関が、
日本にも必要なんじゃないだろうか?
それほどこの国には、人災を含めて、非常事態が続発している。


逃亡者たち

2012-07-12 10:06:03 | デジタル・インターネット
Ijime大津いじめ自殺事件のニュースには、いちいち反吐がでる。
いじめの内容がネットで飛び交っているけど、
これは「いじめ」という範疇に収まりきれるものじゃない。
「暴行」であり、「傷害」であり、「恐喝」であり、
広義の意味での「殺人」に相当する。


数日前、僕は Facebook のウォールに、
加害者側の実名がネット上で拡散していることについて、
「この拡散も別種のいじめだ?」ときれい事を書いた。
しかし、京都に転校(逃亡)した首謀者の糞ガキが
GREE に書き込んだ余裕をこいたコメントを目の当たりにすると、
怒りの持って行き場がない。
ネットで晒す人たちの気持ちも理解できる。


情報ソースの確度や精度はある程度差し引きしても、
加害者側の親、学校、市教委、行政の事件後の対応は目に余るものがある。
隠蔽体質と事なかれ主義。
コイツらも、現実(真実)や責任から逃亡している輩だ。
薄っぺらい価値観、まことしやかな常識で行動している。


警察が、ようやく重い腰を上げた。
泣きべそ市長も、コミットしはじめた。
遅すぎるよ。
けど、このまま教育委員会に調査を委ねていたら、真実は闇に葬られる。
ここは警察の捜査能力に期待したい。


法務省のウェブサイトには、
  この問題(いじめ)を解決するためには、
  学校を始めとする教育機関、家庭、地域社会が一体となって子どもを人間として尊重し、
  豊かな心を育てていこうとするみんなの意識が必要です。
と、書かれている。


もっともなご意見だけど、
その肝心の「学校を始めとする教育機関、家庭、地域社会」が腐っていたのが今回のケース。
真実を明らかにして、再発を防いでほしい。
もうこんな陰惨な事件はこりごりだよ。


仕事とインターネット

2012-07-09 16:54:10 | デジタル・インターネット
Doberman先日、取引銀行の担当者から電話があって、
銀行会報誌の取材を受けてくれと依頼された。
基本そういう雑誌に喜々として載ることを良しとしないのだけど、
そこは借りてる身、二つ返事で OK! した。


弊社が紹介される特集ページは、
仕事にインターネット、とりわけ SNS を活用している企業
というテーマらしい。
たしかに、ウチにはウェブサイトもあるし、Facebook Page もある。
私的ながら、ブログも Twitter もやってる。
けれど、実際、それが売上向上に役立っているかといえば、はなはだ疑問だ。


会社サイトを通してご注文をいただくことは、無論ある。
けど、そのほとんどはオーダーメイド桐箱で、
初心者相手にオリジナルを作製するためには相当なやり取りが必要だ。
仮に1日にたった1件だけの注文でも、大変な労力が必要になる。


社長として、僕のサイト運営の方針はひとつだけ。
それは、Google や Yahoo! などの検索エンジンで、
「桐箱」で検索したとき、1番上位に表示されること。
これだけだ。


僕にいわせれば、ホームページや SNS は単なるツールでしかない。
魅力的なソフトや商品がなければ、それをやったところで商売や売上に大した効果はないと
素人解釈ながら、そう結論づけている。


取材は30分足らずで終わったし、
内容も、こんなだから、期待していたそれとは大きく違っただろう。
ま、そこは編集のプロのすること、
ウマい具合にまとめてくれるんだろうな。


お中元

2012-07-05 10:20:03 | 写真
Leonidas2時節がら、お中元やお歳暮のやり取りが少なくなった。
景気の低迷と人間関係の希薄さがその大きな理由だと思われるが、
20年ほどまえからこの傾向はあったと思う。


それは、「公」と「私」の区別の明確化だったと思う。
個人経営の会社は別として、
取引先の部長さんや担当者が会社の方針で贈り物を受け取らなくなった。
一見正しいようにも思えるけど、贈る側とすれば別に見返りを期待しているわけじゃない。
素直に「いつもお世話になります」という謝意を表しているだけだ。


こないだ、大学時代の後輩女子から、お中元なのかな?
チョコレートが贈られてきた。
ちょっと前に食事をご馳走した、そのお礼らしい。
僕がチョコ好きなのを覚えてくれてたのもうれしかったけど、
美人からの贈り物はやっぱ心がときめく。


義理とか、しがらみとか、仕事上とかじゃなく、
やっぱ季節のご挨拶は贈りたい人には素直に贈った方がいい。
もらった方は、今回の僕のように、幸せな気持ちになる。
とはいえ、僕が今年、お中元を贈ったのは会社関係も含めて10人ちょい。
ま、その分、全力で選んだつもりです。