八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

心を鬼にして

2011年11月04日 07時40分13秒 | リハビリ・ADL
◇昨日も朝から天気が良かったけど、放射冷却のせいで早朝は冷え込んだ。
  夜は娘は夜勤だし、陽も高くなってだいぶ気温も上がってきたので、小原庄助さんの気分で朝風呂に入った。

  身体が感じるお湯の感覚は、良いほうの半身ではリアルタイムにお湯の暖かさを感じる。
  しかしマヒ半身側では、人肌のぬるま湯をゴム手袋を通したように、遠くぬるく感じるだけだ。
  たたし良い半身から暖かさがジワジワ寄せてくるので、3,4分もするとマヒ側でもほんのり暖かく感じたようになる。

  良い半身だって最初からお湯の暖かさが分かった訳ではなく、3年目にしてやっと温度感覚が蘇ったのだった。
  良い半身の温度感覚はある時期に劇的に蘇ってきたけど、マヒ半身側は薄皮を剥ぐように長期に亘ってじわじわと改善して行くみたいだ。

◇夜勤で病院へ行く直前になって娘が、 『お父さん、布団敷いて行こうか?』と案じて言った。
  先日の一人で布団を敷く日記を読んで、私が布団で難渋していると受け取ったようだ。
  そうかそうか、ごめん、でもどうもありがとう、先日のブログはちょっと言葉足らずだったかも知れない。
  私の生活は=リハビリなので、先日はADLリハビリの一端を披露したつもりだったんだけどね。

  そういえば、以前お銀も似たようなことを言っていたな。
  不自由な私を見ていると、つい手を出して何でもやってあげたくなる。
  だけどそれではリハビリにならないから、『心を鬼にしなければ』と自分に言い聞かせていると。

   注:ADL=Activity of Daily Living の略で、日常生活に根ざしたリハビリの意味。
コメント
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