八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

受容れるまでが苦しいんだなぁ

2011年11月27日 08時31分42秒 | 日常
そうは言っても、私も倒れてからの数年間は必死にもがいていた。
私の場合は手術や薬に頼るというより、何が何でもの歩行リハビリで5年後には幕張に転勤して仕事をしてみせる、というものだった。

最終的には、会社の会議室で杖歩行の練習をしていた最中、電信柱をズッドーンと倒したようなマヒ側への転倒を連続で2日やって、
あの時は幸いにも青アザで済んだけど、相談した病院の主治医にそれこそ耳から血が出るくらい怒られた。
これでダイレクトに歩行を目指したリハビリが失敗だったことを悟り、精根尽き果てたように退職を決心した。(実際の退職は3年後)

その末に光明を見出したのが、負った後遺症を素直に全て受容れて、そのうえでどう後遺症と向いあって生きて行くか。
私のセカンドライフの命題はこうして得たけど、そこまでの数年間は今振り返ってみても、ホント苦しかったなぁ~

で歩行リハビリに失敗して、まわり道してきた挙句に得た命題とは、
脳幹(橋)出血で奪われた自由に歩きまわれるカラダを、いくら時間がかかっても必ず取り返してやる、だった。
コメント
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