八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

高倉健と八甲田山

2014年11月19日 14時10分22秒 | 音楽・映画
高倉健というと、私は新田次郎の小説:八甲田山死の彷徨(映画はココ)を思い浮かべてしまう。
リーダーシップ研修などの題材として、この小説中の神田大尉と徳島大尉が採り上げられることが多い。
映画での徳島大尉の役を見事に演じた高倉健に、寡黙で不器用だけど一徹でストイックな男の中の男を見た。

私が脳幹出血で倒れる前年(45歳)の5月GW、当時五所川原に住んでいた兄貴夫婦と弘前公園で花見をした帰り、
車で両親を連れて、酢ヶ湯温泉を通って八甲田山を経由し十和田湖に立ち寄った。
210名が遭難した青森第5聯隊が辿ったコースを、私は一度走ってみたかった。
青森から八甲田山に行く途中、寒かったので母はドライブインの中にいたけど、
私と父は5月でもヒザまで残雪があったけど、雪道を歩いて雪中行軍・後藤伍長の銅像まで行ってみた。
私は小説や映画、社内研修などを思い出して非常に感慨深かったし、
父は父で残雪の積もってる銅像の前で、長いこと直立不動の最敬礼をしていた。

高倉健さんのご冥福をお祈りいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする