こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夕暮れの列車でどこかへ行こう。 ~christ 「 pylonesque ep」 '02~

2006-12-05 23:00:45 | 音楽帳
キリストではありません、クライストと読むみたいです。

ウルリッヒ・シュナウスを知った時に、同時に、ジャニスにあったのが「pylonesque ep」というアルバム。



ジャケット写真に、郷愁を覚えて、ついつい手が伸びた。

このバンドの人は、今のBoards Of Canadanoのメンバーらしいです。


電車に乗っている感じです。
風景がすぐ浮かぶ。
鉄道で、夕暮れのセンセットの時間、どこか知らないところに向かい家出をするような感じとでもいうのでしょう・・・。



ビートが続いていく上に、物悲しげなシンセの音。
ビートはまるで、夜行列車が走るガタゴトという音と同じに、自分には聞こえる。

ジャケットがまた、鉄塔マニアにはこたえられない、夕暮れの美しい夕焼けを浴びた鉄塔。
それは、多分、どこかに向かう列車の両脇に並ぶ、ひたすた大きく続く鉄塔たち。



7曲とも、美しく統一された、この「家出」の音が響いている、ひたすら。

個人的には、オススメです。
小さい頃、このかたちんばと同じように、家出をした少年だった人なら聞いて欲しい。

***

christ 「 pylonesque ep」 

"A Dream of the Endless" – 5:31
"Arctica" – 1:43
"Spengly Bengly" – 4:48
"Pylonesque" – 3:13
"Perlandine Friday" – 6:08
"Fantastic Light" – 5:03
"Absolom (For Lucy)" – 6:21
コメント
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