こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

かたちんばアレルギー日和

2008-10-31 23:26:31 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
Warm Leatherette


「ここにいたっていいじゃないか」
これは、パンクの写真集のタイトルである。80年代のね。

***

資本主義のスピードに反して、街に、群衆の中に、
佇むこと。

流れろ!という流れにさからって、とどまること。

資本主義ではなかなか許されない行為だ。

それを犯し、自らの泳ぎ方をすること。
これが、僕らの目指すべき思想だ。

そういう意味では、うんこ座りするヤンキー軍団も、ホームレスも、みな「同志」である。

「ここにいたっていいじゃないか」

***

だが、とどまることを許さない資本主義では、そこに権力の圧力や、資本主義奴隷の「民衆」とやらの差別介入がある。

そうであっても、僕らは、この資本主義の罠にかからず、群衆に押し流されること無く、街のどこでも佇めるだけの強固な思想と前進基地=キョウホトウを持つのだ。

その前進基地をめぐりながら、僕らは、独自のネットワークをつくらねばならないのだ。

警察に連行されもせず、街の真ん中で、ビールを飲んで、昼寝をする、
公園でぼけっと、はとたちの群れをながめるに終始する
あるときは喫茶店の常連、またあるときは異邦人相手のマッサージの常連

なんだっていい。

***

自由と開放のために、「世間」などは信用してはならない。

地上波テレビも三大新聞も、会社社会も、常識に洗脳された民衆も、しょせんははりぼての舞台のセットと踊る役者に過ぎない。

「彼ら」は、実にしたたかに「平気に」うそをつく。
その「うそ」で偉くなり、資本たるカネを手に入れるのに躍起だから。

近付いてしまったとしても、友達になるな。
巻き込まれるな。
切れ!断絶せよ!
断絶せよ!
断絶せよ!

そして、そういう舞台セットの中に溺れるな。
やられたら逃げろ!
タマシイを売るな!
消耗しきったら寝ろ。

逃げながら佇み、
佇みながら、巻き込まれないこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする