
寺井尚子さんというと、間近数十センチのところで、優雅にヴァイオリンを弾いたのを「ぽかん」として、「色っぽいなあ~」と聴いた記憶・キンチョーのステキなCM・・・・そんなことから、とにかく色気のあるフェロモンの出た「良いオンナ」というところに、スケベなかたちんばの気持ちは行ってしまうのだが・・・

そういったステキな容姿を抜きにして、全く演奏者の名前を伏せても、いとおしい曲が、この「シンキング・オブ・ユー」、1998年の初のソロCDの中に入っている曲。
ヴァイオリンという楽器が、こんなにも、美しく繊細な、しかも、こんなにも広く豊かな表現力のある楽器だとは、と、ヴァイオリンの好きな自分ですが、今更ながら改めて思わざるを得ない、黙って静かに聴きたい曲。
カラダが、感動で震えて、温かくなり、気持ちが安らぎます。
鬱をわずらっている方には、実際に癒しの効果があると思えます。
あなたが、この曲を、聴いたときに、もし、そこに青い空があったとしたら、それは、幸福のしるし。
ナミダが出るような永遠なる名曲・名演奏として、是非オススメしたい1曲です。