こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

坂本龍一のサウンドストリート 1981年6月2日

2005-06-24 07:20:58 | 坂本龍一のサウンドストリート
この回は、お手紙特集の続きだが、かかった曲からするとDAFの新譜「Alles Ist Gut」特集といっても差し支えない。
ここで初めてDAFに出会った我輩であった。
教授から教わった音楽は多い。

1.DAF Der Mussolini (The Mussolini)  Alles Ist Gut
2.DAF Sato-Sato
3.大村憲司 春がいっぱい
4.矢野顕子 ひとつだけ
5.DAF Als War's das Letzte Mal (Like It Was the Last Time)
6.DAF Der Rauber und Der Prinz (The Robber & The Prince)
7.DAF Mein Herz Macht Bum (My Heart Goes Boom)
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坂本龍一のサウンドストリート 1981年5月26日

2005-06-23 06:00:00 | 坂本龍一のサウンドストリート
休みの日曜日。
必死こいて、昔のカセットテープをガサゴソ。
やっとのことで、5月26日の回のテープを探し当てる。すっかり無くなったんじゃあないかと意気消沈して、泣きながら探していたので、発見したときはガッツポーズをしてしまう。

この回は、ゲストは無し。
不気味な効果音で始まる。クラフトワークの新譜「コンピューター・ワールド」(6月21日発売)の小特集&お手紙特集。
イギリスに滞在中のユキヒロがクラフトワークのライブを見ようとしたが延期になり、見られなくなったという便りが来たという。思えば、ユキヒロが当時イギリスで作っていたのは名盤「ニウロマンティック」。(この後も、ユキヒロは「僕、大丈夫?」の為にイギリスに長期滞在している。)

1.クラフトワーク 電卓
2.クラフトワーク コンピューターは僕のおもちゃ
3.クラフトワーク コンピューター・ワールド

お手紙特集。睡眠時間を削って読んだ手紙の特集という。今聞くと、色々あって面白い。

・ゲスト希望 1位は、柄本明さんということ。
・しば漬けが好きといったら、エライ量のしば漬けが来てしまったので、近所に配った。(近所って誰だ?当時、独身だったはず)
・写真集「OMIYAGE」にポルノを開いてイイ笑顔をしているページがあるが、アムステルダムで大村さんと2人で歩いてポルノショップで買ったそうな。
・さだまさしとYMOのファンが居ることに愕然とした。
(教授は、よくオフコースとYMOのファンにも嫌悪していた。我輩も同様嫌悪していた。死ねという感じだ。)

4.YMO UT(すごいリクエスト数が多かったという。久々に聞くと実に混沌とした凄い曲だと痛感。)
5.坂本龍一 フロントライン

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坂本龍一のサウンドストリート 1981年5月19日

2005-06-21 07:12:00 | 坂本龍一のサウンドストリート
ゲストは、なんと一風堂の土屋昌巳師。

1.The forgotten language of light アンディ・パートリッジ
2.早い話が スパンダーバレエ
3.二人のシーズン 一風堂 「radio fantasy」
4.イミテーション・チャ・チャ 一風堂
5.LISTEN TO ME 一風堂
6.ダブリング・レディオ 一風堂
7.チャイナ・ステップ 一風堂
8.アヴァンチュリエール 大貫妙子

思えば、この後、7/21に、この一風堂の「radio fantasy」は発売され、同時に、日本初めてのMTV「コズミック・サイクル」がイギリスで放映されました。これが、きっかけとなって、イギリス他ヨーロッパでも、どうも「日本」のオンガクは面白そうだぞ、という盛り上がりが出て、一風堂も向こうの雑誌の紙面を飾るなんてことにもなる前夜の時期の放送でした。とにかく、僕のように当時中学3年の少年にとっては、夢のような日々。僕にとって、テクノ、そしてオンガクの黄金時代であったと想います。当時の少年には、2800円のレコードはポンポン買えるなんて夢のようなこと。純粋にオンガクが好きでいられた少年は、必死に夜な夜なエアチェックをしていました。そんなことで、実はこの「radio fantasy」も手に入れたのはつい最近のこと。苦節、10数年、神保町でやっとのこと発掘しました。一風堂のレコードはBESTしかCDにもなっておらず、また今では、LPもなかなか中古屋さんでも発見出来ない代物です。

放送当時、土屋は、矢野顕子の「ただいま」ツアーで、ギターとして参加している最中。この「radio fantasy」もそのツアーの間を縫って創っているという土屋に、「どうもすみません」と教授が恐縮する場面も。制作途中のテープを持ってきてくれて、発売2ヶ月も前というのに、5曲も聴くことが出来ました。「REAL」で初めて一風堂を聞いた僕でしたが、かなりPOPで、また1つ良いものが出たなあという感じで聞いていました。

また、楽器が重要な1つのキーでもあった当時のシンセの機能・技術に関する話しの当たりも、興味深い。「LISTEN TO ME」では“キカッ”という音が入っており、土屋が「これはコルグの、そう17万円位するデルタというやつで創った」というのに対し、教授は「僕が、プロフィットで創った音と同じだ。いいですよねえ、ホワイトノイズのレズノンスあげてね・・“キカッ”って(笑い)」という話がある。この音は、「左うでの夢」の“ヴェネチア“やNeuMuzikの”while you wait“という曲(サンストでは6/16にかかりました)にも使用されているカッコイイ音で、当時のNewWaveの流行だったのです。また、面白いことに、「チャイナ・ステップ」はトラックダウン前のものをかけてくれて、これはLPに収録された曲とは趣を異にしています。(ということがLPを入手してわかったのですが、、、。)LPでは、仙波清彦さんの雅楽器が入り、ユキヒロのFlashbackのような中華っぽさというかオリエントっぽさがあります。また、シンセのフレーズも若干違う。僕個人は、ラジオでかかったモノのほうがステキです。今で言えば、リミックス・バージョンですね。

土屋昌巳は、外国の色んな音楽を、教授を通じて、教えてもらったということを、当時のFMレコパルでも語っていた。彼にとっては、非常に大きい影響を坂本から受けていたのだと思う。番組の初めには2人とも好きなのであろうアンディパートリッジもかかり、どちらかといえば、この類は土屋のほうが好きなのだろうと思える当時のムーブメント・ニューロマンティックよりスパンダーバレエがかかり、Visageのスティーブ・ストレンジの化粧が「メチャ濃くて」冬になるとヒビ割れるという笑い話をされていました。

この当時は、矢野顕子ツアーにも参加し、教授とも師弟関係かのような関係は、実はこの後ねじれて行きます。僕も、正直その根元的な所は判らないのですが、土屋昌巳のミーハーですぐパクる病が気に入らなくなったのか(彼のそこがいいと僕は想うのですが)、外国に対して東洋への誤解をさせる方法論が気にいらなかったのか、YMO・坂本の利用の仕方が気に入らなかったのか、多分そういった当たりだと想うのですが、この2人は、たもとを分かつことになります。このサンストにも、以後、ちらっちらっと、土屋昌巳を批判するセリフが出てきます。


ロッキンオン‘84年1月号に掲載のイギリスNME誌に答えたインタビューで、教授はこういっています。
<Q>POPスターとして知られたいですか?
<A>「答えにくい質問ですね。坂本龍一のコメントやルックスの方が、坂本の音楽よりも重要になるか、ということでしょう?やってみますよ。もし。もし、自分のパーソナリティというものを装うのが化粧するのと同じ位カンタンならそれは一風堂の土屋昌巳にまかせますけど。」

僕は、いわんとする通り彼の批判が判りながらも、非常に下世話で人間的なこの土屋昌巳というヒトは、今でも何故か好きなのです。非常に屈折していますが、やりかたがあさはかだなあと想いながらも、コドモのように、すぐヒトのモノを欲しがり、手に入れて、すぐ表現する彼には、同じニンゲンとしての興味が沸いて、逆に何かやってくれるんじゃないかという期待もありました。

しかし、この頃のシャイで寡黙なロマンティストと、それに内心憧れる青年という感じのこの番組は、いい感じの時代の空気が流れていて好きでした。僕は、今でもたまに聞くことがあります。音楽にわくわくしていたキモチを思い出すために。
(2000年12月記す)
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憂鬱な日々

2005-06-20 00:00:07 | 雑記帳
自分の憂鬱の根源が、仕事とかそういうことでは無い気もする。
憂鬱を発生させるDNAが自分の中にある気もする。
しかし、そのDNAが反応するのは日々の些細な事である。

日々の些細な事に反応し、ボロボロになった神経は疲れて眠りはてる。
この土日は、ひたすら寝た。
起きていてもいいことは無いから、起きることもイヤでまた目をつむるのさ。
そうしている間に十数時間寝ることになる。背中と腰が痛くて起きる。

起きている間は憂鬱の苦痛を和らげるために、酒をひたすら飲む。そして酔う。
音楽は、ひたすらYMO関連と、「坂本龍一のサウンドストリート」のテープを聴く。
昔の自分に戻ることで生命力を得るために。

酒を飲むことと、音楽を聴くことと、寝ること、この3つだけの休みだった。
みんなもそうだろうが、日曜の夜は憂鬱。
夜の長さを酒で誤魔化す。

太宰的自滅生活だ。

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一風堂 シングル「ドリーム・オブ・ザ・ジプシーズ/NeverMind」

2005-06-19 15:38:53 | 音楽帳
このシングルは、必死こいて神保町をめぐり歩いて発掘したもの。

「ドリーム・オブ・ザ・ジプシーズ」は、アルバム「NightMirage」からの曲。
当初、このアルバムタイトルは「NightMirage」では無く、「ドリーム・オブ・ザ・ジプシーズ」だったが変更になったのだ。
この曲は、当時、ダイヤトーンのFMラジオCMで使われてた。土屋本人が声で出ていた。

B面が良い。夏になるとよく聴く。
サントリーウィスキーのCMに使われた。「・・・みんな、孤独なんだ・・・」というMCの背後に流れた曲。ビジュアルは砂漠の姿。
四半世紀たつ今、未だに手に入れられていないが、土屋昌巳は当時「Alone」という写真集を出している。この写真集にはソノシートがついていて、インストゥルメンタルの曲が収まっている。
その中に納まっているのが、この曲「NeverMind」。
スパニッシュなギターと、かすかなシンセの音、孤独感を漂わせた5分近い曲。

土屋昌巳のインストゥルメンタルはこういったものが多く、ブライアン・イーノの「MusicForFilms」に入っている小品のようなものが多いが、この孤独感が好きだ。

しかし、写真集「Alone」はどこにいったら手に入れられるのだろうか。

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梅雨空 一風堂「Night Mirage」を聴く。

2005-06-18 13:14:22 | 音楽帳
やっと休日がやってきた。仕事が重くのしかかり、ただでさえ「かたちんば」な日々は重くなっていた。
おまけにフレッツADSLは繋がりにくく不安定で、NET生活まで犯されていた日々だった。

外は梅雨空で重い白い空。
LP「ナイト・ミラージュ」を掛ける。
今、気づいたが、どういう訳か、初夏~夏の終わりまでは一風堂を聞いていることが多い。
土屋昌巳という人の不埒な道化師具合は気まぐれで明るい。
憧れた人のものはとことんかっぱらって・パクってやろうという精神の若さが夏に似合うからだろうか。

しかし、未だに一風堂のLPはCDされない。日本の音楽業界は腐っている。

個人的な思い出の方が強いが、
アジア・中近東・アフリカ 様々な匂いを漂わせた、土屋昌巳の80年代の冒険駆け巡るこのLPは是非、多くの人に聞いて欲しいものだ。

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雨の日 鎌倉 勝烈丼を食す。

2005-06-16 21:51:04 | 雑記帳
パソコンまでかたちんば。
最近、ネットが繋がりにくい為、更新も出来ないでいた。
かつ、多忙なり。

本日も、朝から仕事で鎌倉に行っていた。

あじさいの時期の鎌倉は風情あって良いが、雨が降り続いて、しかも、時間が無く、ゆっくり出来なかったのは惜しい。

また、ゆっくり行こう。

といって中々行けないものだが・・・。

昼食は、鎌倉駅を降りて、少し歩くと、駅近くに「勝烈庵」を発見!
1050円の「勝烈丼(カツレツどん)」を食べる。

美味しいが、個人的には、お土産の四角四面のぺったんこの箱に入った冷めてしまったカツレツのほうが好きかもしれない。

T山さんも、横浜に居て食べたこと無いんじゃ「モグリ」だから、早く食べた方が良いですよ。
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坂本龍一のサウンドストリート 1981年5月12日

2005-06-15 18:59:24 | 坂本龍一のサウンドストリート
ちなみにアルコ堂の表記はめちゃめちゃに間違っている。

ライターを擦る音から始まるこの回は、えらいかっこいい。

1・ブライアン・イーノ カーツス・リジョインダー
2・スネークマン・ショー 咲坂と桃内のごきげんいかが ワン・ツゥー・スリー
3・教授の現代詩の朗読
4・New Age Steppers   Private Armies
5・robert wyatt   at last i'm free
6・スネークフィンガー ザ・モデル(クラフトワーク)
7・矢野顕子 「太陽のおなら」シリーズ〔5/1発売〕
8・クラフトワーク 電卓
9・矢野顕子 ただいま。






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津嘉山正種さん

2005-06-12 10:28:15 | クロスオーバーイレブン
「クロスオーバー・イレブン」の中でも、一番長いナレーターは津嘉山正種さんだった。
一番なじみのある声。

ためしに「津嘉山正種」で検索してみたら、凝ったファンサイトを発見。
そこで発見した事実。多分、我輩が遅いだけなのかもしれないが。。

まず、クロスオーバー・イレブンがCDになっているという。

 CD化第2弾!
 7月20日(水)コロンビア盤、発売予定
 7月21日(木)テイクチ盤、発売予定 とある。

また、NHK-FMでクロスオーバー・イレブンが8月に2週間限定復活の企画があるという。

これが、本当ならえらいこっちゃ!
久々に「エアチェック」しないと。
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かたちんばウィークエンド

2005-06-11 15:37:42 | 雑記帳
本日も、ひどいかたちんば状態だ。

昨夜は呑んで酔って、常磐線で北千住まで来た所で電車が無くなった。
仕方無くタクシーにのり、家に帰ると深夜2時。

本日は、朝から二日酔いの「ぐるぐる」感で過ごしている。
調子は最悪。かたちんばどころの騒ぎではない。

あれや、これや、セラピーとして、音楽をかけてみたが、しっくり来ない。

で、なぜかたどり着いたのが、スパンダー・バレエ(spandau ballet)。

・I'll Fly For You
・With The Pride

という2曲のみを聴く。

何か、二日酔いのせいかもしれないが、何度か地震があった気がする。
よく、ヘンな迷信で、こんな生あったかい日には地震があるという話しを聞いたことがある。
雑誌でもよく最近、大地震が来るといううわさが載っている。必ず、毎年、この時期~夏にかけての定番記事になってはいるが、何か胸騒ぎがする。
と、阪神大震災に遭った我輩は思ってしまうのだ。

単なる二日酔いのせいならいいのだが。

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