空弦を弾いた時に雑音が出る楽器というのがかなりあります。
特に外弦ですね。
内弦は解りにくいというのは有るのですが、同じ原因で、内弦の高音というのが出にくくなります。
原因はいくつかあります。
一番解りやすいのは、
まず木軸を抜いて下さい。
真っ白に、チョーク(白墨)が塗ってあると思います。
これを全部拭きとって下さい。
穴の中までも良く拭きとって下さい、中にはかなり固まりになったものもあると思いますので、割箸でもクシでも良いですから中を掃除して下さい。
チョークが無くなると、抜けやすいものもあると思います。
その時には松脂を塗って下さい。
以上の理由は、チョークは湿気で固まります、内部に塊があると、木軸がピタッとはまりません。
木軸がガタつくと、空弦の時にビーンと金属的な雑音の出ることもあります。
次には、チョークを取り除いても、木軸を穴に差し込んだ時に、カタカタ動くものも多いと思います。
これはk木軸自体が歪んでいるか穴が歪んでいるか、或いは両方の時が有ります。
バイオリンなどは、ペグ(木軸)リーマーという木軸削りや、木軸の穴を直す道具が有ります。
二胡には有りません。
私の場合は、金属用の、ボルトを作ったり、ナットの螺子をあける道具を、いくつか組み合わせて直しますが、これは皆さん難しいかと思います。
技術の問題ではなく、道具が手に入りにくいので、但し、ハンズには売っています。
とにかく木軸が安定していないと、空弦の時の雑音になります。
木軸を直せなくとも、千金で多少は抑えることもできます。
それは糸千斤の場合、弦に普通は5,6回巻いてあるのを、10回ぐらいに増やすことです。
糸の巻き数が増えますから、弦の振動を抑えることができます。
タダ多少響きが良くなくなるので、柔らかめの糸を使うと良いかもしれません。
麻糸を蝋で擦って、巻くのは良いと思います。
それから、木軸を削り合わせてピタッとしても出る空弦の雑音というのも有ります。
これは、駒が高さが高い時です。
駒を少し削って、低くして下さい。
それに合わせて千斤も、巻き直しが必要になります。
駒で雑音を消すというのにもう一つ方法が有ります。
今みなさんの楽器の駒は、弦に対して直角についているはずです。
これを少し、傾けるのです。
二胡を前から見て、駒を時計回りに、少しだけ傾けると、外弦が多少長くなり、緩みが出来ますので、直る場合もあります。
それから駒の位置を少し、2、3mm程、中心から下げます、すると現行の駒の特性で
駒の圧力が真ん中に行きます。
すると空弦の雑音が直ることもあります。
現行の円い駒は、実際には、今は二胡の中心に置いたとしても、弦の角度の問題で中心を押してはいないのです。
中心に置くと、弦の力は少しだけ上を押しているのです。
駒の下側が少し浮いている状態なので、雑音の出ることもあるのです。
(それを改良したのがウチダ駒なのです)
もう一つ空弦の時の雑音というのが有ります。
それは、内弦と外弦違うメーカーの物を使った時です。
弦は内弦外弦同じメーカーの、ワンセットの物を使って下さい。
それでも直らない様な楽器は、光舜堂に持って来て下さい。
かなりの確率で、皮の歪みというのがあると思いますが、、、、、、
まずは皆さんご自分でやってみてください。
特に外弦ですね。
内弦は解りにくいというのは有るのですが、同じ原因で、内弦の高音というのが出にくくなります。
原因はいくつかあります。
一番解りやすいのは、
まず木軸を抜いて下さい。
真っ白に、チョーク(白墨)が塗ってあると思います。
これを全部拭きとって下さい。
穴の中までも良く拭きとって下さい、中にはかなり固まりになったものもあると思いますので、割箸でもクシでも良いですから中を掃除して下さい。
チョークが無くなると、抜けやすいものもあると思います。
その時には松脂を塗って下さい。
以上の理由は、チョークは湿気で固まります、内部に塊があると、木軸がピタッとはまりません。
木軸がガタつくと、空弦の時にビーンと金属的な雑音の出ることもあります。
次には、チョークを取り除いても、木軸を穴に差し込んだ時に、カタカタ動くものも多いと思います。
これはk木軸自体が歪んでいるか穴が歪んでいるか、或いは両方の時が有ります。
バイオリンなどは、ペグ(木軸)リーマーという木軸削りや、木軸の穴を直す道具が有ります。
二胡には有りません。
私の場合は、金属用の、ボルトを作ったり、ナットの螺子をあける道具を、いくつか組み合わせて直しますが、これは皆さん難しいかと思います。
技術の問題ではなく、道具が手に入りにくいので、但し、ハンズには売っています。
とにかく木軸が安定していないと、空弦の時の雑音になります。
木軸を直せなくとも、千金で多少は抑えることもできます。
それは糸千斤の場合、弦に普通は5,6回巻いてあるのを、10回ぐらいに増やすことです。
糸の巻き数が増えますから、弦の振動を抑えることができます。
タダ多少響きが良くなくなるので、柔らかめの糸を使うと良いかもしれません。
麻糸を蝋で擦って、巻くのは良いと思います。
それから、木軸を削り合わせてピタッとしても出る空弦の雑音というのも有ります。
これは、駒が高さが高い時です。
駒を少し削って、低くして下さい。
それに合わせて千斤も、巻き直しが必要になります。
駒で雑音を消すというのにもう一つ方法が有ります。
今みなさんの楽器の駒は、弦に対して直角についているはずです。
これを少し、傾けるのです。
二胡を前から見て、駒を時計回りに、少しだけ傾けると、外弦が多少長くなり、緩みが出来ますので、直る場合もあります。
それから駒の位置を少し、2、3mm程、中心から下げます、すると現行の駒の特性で
駒の圧力が真ん中に行きます。
すると空弦の雑音が直ることもあります。
現行の円い駒は、実際には、今は二胡の中心に置いたとしても、弦の角度の問題で中心を押してはいないのです。
中心に置くと、弦の力は少しだけ上を押しているのです。
駒の下側が少し浮いている状態なので、雑音の出ることもあるのです。
(それを改良したのがウチダ駒なのです)
もう一つ空弦の時の雑音というのが有ります。
それは、内弦と外弦違うメーカーの物を使った時です。
弦は内弦外弦同じメーカーの、ワンセットの物を使って下さい。
それでも直らない様な楽器は、光舜堂に持って来て下さい。
かなりの確率で、皮の歪みというのがあると思いますが、、、、、、
まずは皆さんご自分でやってみてください。
実体験から……
結果、3種類あった雑音の内2つが解決しました。
外弦の空弦のみ変な音がしていたのでとても憂鬱でした。
実はこの件に関してはGoogleで調べたり過去記事を読んだりしたのですが、ネット上には解決方法が今までありませんでした。
これだけ方法があったとは目から鱗です。
実は明日、オケの発表会があり何とかならないかとずっと気になっていたところだったのです。
不安が吹き飛びました。ありがとうございます!
忘れてましたというより、これは、二胡の常識
弦楽器の常識に入れるべきことかもしれませんね、
三味線などは、弦を張り替えて、3、4時間鳴らしをしないといけないみたいですし。
バイオリンなども、1週間くらいはかかるみたいです。
でしゃばりかとは思いましたが、生地にさせていただきました。
何ほどか、お役にたてれば幸いです。
毎日楽しみに記事を見ています。またよろしくお願い致します。