☆ 楽器としての二胡の扱い方。
1) 二胡を壁や家具などに立てかけておかない事。
うっかり立てかけておいて、倒したりひっかけたりしての楽器の破損は年間で10件以上あります。
その時に軽ければ木軸が外れる程度ですが、頭が取れたり割れたり、酷い時には胴が割れたりもします。
二胡は二胡スタンドに置くか、あるいは、ケースを開いて入れるか、あるいはテーブルの上に横にして
おきましょう。
2) 弓に松脂を塗る時には、必ず楽器から外して、弓だけを持って松脂を塗りましょう。
弓を楽器から外す時にも、テーブルなどの上に横に置いてはずします。
楽器を抱えておいて外すのはうっかりすると、落下の原因になります。
楽器をひざに抱えて、弓を付けたまま松脂を塗ろうとすると、松脂が弓全体に塗りにくくなりどうしても 手元や先端の部分は塗りにくくなります。
そうすると演奏していても松脂のちゃんと塗っていない先端や手元は、音が出にくくなり、
だんだん弓を全部使って演奏すると言うことから外れてきます。演奏上のことにも問題が出てきます。
テーブル或いは床に置いて、せめて膝の上に横に置いて下さい。弓を楽器から外しても、1分も掛かりま せん。
これは是非癖にして下さい。
3) 楽器をしまう時には、木軸を緩めましょう。
緩めるのは半回転で良いです。始終弦を張りっぱなしにすると、駒の跡が皮に着きます。
そうするとそのところだけへこみます。
均一になっていてこそ皮はよい振動をするのですから是非木軸は緩めて下さい。
或いは駒は外すか、胴の一番上、デンペンのすぐ下の所まで持ち上げて下さい、ここは木でできています 硬いのです。
もう何十台も、駒の跡がついてなりの悪くなったニ胡を見ています、酷い物は皮の張り替えをしなければ いけなくなります。
4) 長期間楽器をしまいっぱなしにする時には、湿度の少ない所へ保管しましょう。
二胡に使ってある蛇皮は、生です。生干しなのです。ですから湿度の高い所へ置いておくと、
必ずと言ってよいほど、カビやバクテリアで傷みます。これももう10台ほどは見ています。
保存は、湿度の少ない風通しの良いところで、保存して下さい。
そして弦は緩めて、駒は外してください。
5) 温度の高い所へ、長時間置かないでください。
蛇皮は50度以上の温度になると、硬化を起こします。歪んで硬化する場合も多いのです、そして木も温 度で乾きますから、明清楽器と言われるような古い良く乾いた木を使っていても、高温に長くさらさない でください。
そういう点で、同じくエアコン或いはストーブの近くには置かないようにして下さい。
夏場の車の中は厳禁です、内部の温度が50度60度になります。
1) 二胡を壁や家具などに立てかけておかない事。
うっかり立てかけておいて、倒したりひっかけたりしての楽器の破損は年間で10件以上あります。
その時に軽ければ木軸が外れる程度ですが、頭が取れたり割れたり、酷い時には胴が割れたりもします。
二胡は二胡スタンドに置くか、あるいは、ケースを開いて入れるか、あるいはテーブルの上に横にして
おきましょう。
2) 弓に松脂を塗る時には、必ず楽器から外して、弓だけを持って松脂を塗りましょう。
弓を楽器から外す時にも、テーブルなどの上に横に置いてはずします。
楽器を抱えておいて外すのはうっかりすると、落下の原因になります。
楽器をひざに抱えて、弓を付けたまま松脂を塗ろうとすると、松脂が弓全体に塗りにくくなりどうしても 手元や先端の部分は塗りにくくなります。
そうすると演奏していても松脂のちゃんと塗っていない先端や手元は、音が出にくくなり、
だんだん弓を全部使って演奏すると言うことから外れてきます。演奏上のことにも問題が出てきます。
テーブル或いは床に置いて、せめて膝の上に横に置いて下さい。弓を楽器から外しても、1分も掛かりま せん。
これは是非癖にして下さい。
3) 楽器をしまう時には、木軸を緩めましょう。
緩めるのは半回転で良いです。始終弦を張りっぱなしにすると、駒の跡が皮に着きます。
そうするとそのところだけへこみます。
均一になっていてこそ皮はよい振動をするのですから是非木軸は緩めて下さい。
或いは駒は外すか、胴の一番上、デンペンのすぐ下の所まで持ち上げて下さい、ここは木でできています 硬いのです。
もう何十台も、駒の跡がついてなりの悪くなったニ胡を見ています、酷い物は皮の張り替えをしなければ いけなくなります。
4) 長期間楽器をしまいっぱなしにする時には、湿度の少ない所へ保管しましょう。
二胡に使ってある蛇皮は、生です。生干しなのです。ですから湿度の高い所へ置いておくと、
必ずと言ってよいほど、カビやバクテリアで傷みます。これももう10台ほどは見ています。
保存は、湿度の少ない風通しの良いところで、保存して下さい。
そして弦は緩めて、駒は外してください。
5) 温度の高い所へ、長時間置かないでください。
蛇皮は50度以上の温度になると、硬化を起こします。歪んで硬化する場合も多いのです、そして木も温 度で乾きますから、明清楽器と言われるような古い良く乾いた木を使っていても、高温に長くさらさない でください。
そういう点で、同じくエアコン或いはストーブの近くには置かないようにして下さい。
夏場の車の中は厳禁です、内部の温度が50度60度になります。