明日は暑気払いBBQ＠１０８城

明日は、ワンシーズンに１回は開催している、１０８城のＢＢＱ、夏の陣。


鍛冶屋教室の生徒さん、
木工教室の生徒さん、
陶芸教室のＯＢさん、
仲間の、金工、木工、陶芸、染織、デザイン、楽器製作、等の作家さん達、
その時期お付き合いのある業者さん、お施主さん、
お友達、

などなど、多いときには５０人超。

オープンパーティのように、午後から夜までのんびりダラダラと過ごし、
みんな、来たい時間に来て、帰りたい時間に帰っていく。

ホスト役のタロ若は、それこそ夜中まで仲間達と楽しく過ごすが、
後半はニコニコしつつ、実は記憶がなくなっているかもしれない。
いつも以上にニコニコといいお酒なので分かりにくいが、
彼のでっかい目の面積が半分ぐらいになってきたら、酔ってる証拠。


そんな中、お酒を召し上がらない大殿様は、
みんなが酒宴の間も、適当に勝手に独り工房で二胡作業して、
呼んでもなかなか宴の輪にはやって来ない。
お腹がすいたら、、、やっと宴に加わる。
だけど、
イカが美味しく焼けていい匂いがすると、
呼ばなくてもヒョッコリと、嬉しそうにやってくる。
あまり食事に執着しないが、イカだけは大好きなのだ。


それまで居なかったのに、殿が登場すると、なぜか話題の中心になる。
凄い存在感だと思う。
幼少時から読経で鍛えた声が、見えない迫力なのかもしれない。
ここらへんが、大殿様と呼ばれる所以であろう。

それから、必ず、一同は二胡を聴かされる破目になる。
これは、まだ、二胡制作試作の段階の時からのお決まり。
だから、ある意味、このＢＢＱのレギュラーメンバーが一番、
殿の二胡の腕の成長ぶりを知っているかもしれない。
かなりコメントしづらい時期から、みんな忍耐強く聴いていてくれたと思う。
美的センス抜群の作家さん達は、
その木工技術や、木目の美しさ、デザインの洗練っぷりに逃げ場を見出し、
初期の頃は、その辺の話題に上手くすり替えて、
演奏については触れていなかった気がする。

でも、最近は、演奏の腕も上達し、
二胡を楽しみにしてくださる方も出てきて、殿もご満悦である。
ワタクシも、お客様の顔色を伺わずに済むようになって、
殿の演奏中も心置きなく呑んでいられるようになった。



そんなＢＢＱの会に、
今シーズンからは、秘密結社の会員もご招待することになりました。

ええ、もちろん、二胡演奏し放題ですよ？
多摩川からの夜風に吹かれて二胡演奏、気持ちいいですよ。

今回は決まったのが間際だったので、都合が合わない方が多かったけれど、
何人かは参加されるとのこと。
ある意味、『カラオケ的オフ会』より緊張するかも？？？
でも、大丈夫。なにしろみんな酒豪ぞろい。
ほろ酔いでウットリ聴いてくれますよ。


これで、他の方々が、もっと、
大殿様以外のアプローチで、二胡について知る機会が出来たと、
ワタクシはひとり喜んでおります。