ヴァイオリン用の光舜松脂には二つの種類があります。
一つは、天然熟成された松脂をモデルとした、0(ゼロ)と呼んでいるものです..
大変細かな粒子、染料に近いほどの細かな粒子になっていますので、弦を振動させるときに非常に敏感に、あらゆる弦の振動を実現します。
そのため拾い出す倍音が増え大変ふくよかな音色になります。
音の立ち上がりが極めて速いです。移弦などした時に滑るようなこともありませんし、音が一つづつ粒の様に反応します。
高度な技術に対応してくれますし、その技術を活かしてくれます。
2つ目は、「1」と呼んでいます。0(ゼロ)をベースに、さらに引っかかりを強くし尚且つ切れのあるものです。
今までの松脂ですと引っ掛かりの強いものは、そのまま音を引きずりやすく音の切れというのを実現しにくかったのですが、この光舜松脂の「1」は引っ掛かりの良さと音の切れを二つながら実現しているため、重音を弾くときなどに、重なった音同士が潰し合うことがありません。音色は深くなり、クラシックの古典派やロマン派の曲など弾くには最適だと考えられます。
またヴィオラやチェロには、すでに発売している「25」が向いていると考えています。これはヴァイオリンなどより長さもあり太さもある弦を弾くために、ヴァイオリン用の「1」より更に松脂の粒子を硬くし長さのある弦をよりよく振動させるために作られた松脂です。
また発売はいましばらく先になりますが、ジャズやポップスなど多く弾かれる方の為の、切れがあって強く鳴るもう一つ別のKタイプと呼んでいるヴァイオリン用の松脂も用意しつつあります。
発売金額 7700円(税込み)
通信販売は、ネットショップの 弦堂 さん。http://www.cyada.org/ の光舜松脂
ヴァイオリン用の光舜松脂のHPは、http://www.cyada.org/rosin/index.html
通販ではありませんが、お申込みいただければ、光舜堂でも送りでの販売はいたします。(その際には代引取引のみ)
工房光舜堂西野和宏&ほぉ