![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/95/b316c6e9728e3bc9264bbddfaeeb0fed.jpg)
お待たせしました、表紙のヴィジュアルです。
さて、光舜堂の古くからのお客様、何か見覚えがございませんか?
今回の本のタイトルが『 二胡の救急箱 』という時点で
ピンと来た方もいらっしゃるかもしれません。
かつて、光舜堂は同じタイトルの小冊子を作りました。
なにげに地味にじわじわと売れ、のべ200部は作ったと思います。
はい、その文字通り「作り」ました。
コピーして、半分に折って、糊貼りして、製本テープ貼って。
完全手作りのその小冊子、
当時切り絵が流行っていたので、やりたくなって、
表紙のこの絵の原画は、実はワタクシ作の切り絵です。
ヘタレな切り絵でしたが思い入れがありまして、
今回の表紙は特にシンプルにしたかったので再び採用となりました。
これなら可愛くて、お傍に有ってもイヤじゃないでしょう?
そしてこれが裏表紙です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/56/a32aa860edab63bbffd7c84a4de64996.jpg)
こちらは、二胡の調整講座のテキストの内容でもありました。
二胡の各部位の、”不具合の分布図”みたいなものです。
この絵は店主がたいそう気に入っており、当初は表紙にしたがりましたが、
ワタクシと編集組から却下されました。
その代わり、それでもあきらめられなかった熱意をくんで、
真っ白でシンプル過ぎる表紙のアクセントに、裏側に使いました。
この辺のバランスはデザイナーさんのセンスの良さですね。
ぺろん、と裏にして置いてあるのを眺めるだけでもタメになります。
医学書ではなく救急箱、
出来たら二胡ケースに入れて持ち歩いて欲しい。
そんな想いで作った本なので、だから、
ワタクシ的に、自分ならこれなら持ち歩ってもいいかも、
という表紙にしました。
皆様にもそう思っていただけると嬉しいのですが☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/9c/91b3b04c4cc99f0af56f1e9c330ef05a.jpg)
2010年度版 旧『二胡の救急箱』