二胡の木軸は、回しにくい、
抜けやすい、動かない、などいろいろ問題があります。
そこで、微調整器だけを使うようになり、木軸を緩めたりすることも少なくなり。
そこで、皮の保護のために、皮の保護棒などを使うようになり、
皮は保護されたとしても、今度は棹に負担がかかり、
樹種によっては棹が曲がってきてしまうなどという不具合のもとを作り出します・。
木軸は本来はきれいに棹の穴に合わせて削り合わせるものなのですが、
そのことをやれる楽器屋さんや調整をする方も少なく、
木軸の回りにくさで、問題を抱えている二胡というのは、相当多いはずです。
二胡弾き皆さんにお会いできて、皆さんの楽器を調整できれば良いのですが、
全国を行脚するわけにもいきません。
私なりにこの2.3年誰でも、木軸を楽に回せらるような方法はないかと考えました。
色々な方法を試してみて、これならだれにでも、技術もいらないという方法を見つけ出したと思いますのでその方法を書きます・
使用する材料道具は、
アンティークワックスとして発売されている蜜蝋。
漆喰(本漆喰)以前の画像は取り下げました、本漆喰であるならばどこのメーカーの物でも問題はないと考えますので。
綿棒、
小匙。
ウエス。
注意すること
作業の前に木軸と棹の穴の中に残っているチョークの粉を拭き取ってください。
棹の穴の中のチョークの粉は、綿棒などでよくつついてとってください。
チョークの粉が残っていると効果が薄れます。
① 木軸を棹から抜き、棹に当たる部分に、綿棒でとったワックスを塗ります。
多少斑でも構いません。
② 棹の穴にそのまま入れて、親指を棹にかけないくらいな力でかるく2,3回まわします。
③ そのワックスに小匙でとった、漆喰を全体にまぶします。
④ 棹の穴に入れ、軽く親指をかけないくらいな力で2,3回まわします。
⑤ この時まだ、滑って木軸がしっかり止まりにくいでしょうから、再度木軸を抜き、
漆喰を小匙でとって、ワックスの部分に全体にまぶします。
⑥ 棹の穴に再度、木軸を差し込み、今度は普通に、調弦するときのように、棹に親指をかけてまわします。
最後にはみ出たワックスや漆喰をウエスでふき取ります。
よく磨き込めば、きれいに戻ります。
ほとんどの場合これで非常にスムーズな回転と止まり具合を得られるでしょうが、
ワックスと漆喰の量のバランス次第では、まだ、回りやすいものもあるかもしれません。
その時には、また漆喰をまぶしてください。
回りやすいときには漆喰をまぶし、
回りにくければ、ワックスを塗るという工程です。
万一棹の穴の中のチョークの粉を取り忘れた場合。あるいは取り切れなかった場合は
一度わっくすと漆喰を施しても、何他無くギシギシ感がのこります。
その際には、少し多めにワックスを木軸に塗り、軽く、ほんとに軽く棹の穴に差し込んで2,3回まわし、
ワックスを中に良く塗りこんでから、再度漆喰を木軸に均一にかけてください。
後はおm九軸の回るかげん次第で、漆喰を施す回数を増やしてください。
古い楽器の木軸の中には、木軸自体が上下違うものが入っている時もありますから、
一度は木軸を上下入れ替えて安定する状態を選んでください。
今までは、木軸には単にチョークの粉を塗って、止まりやすくする方法がとられていましたが、
このワックスと漆喰との組み合わせは、回りやすくなおかつ止まりやすい状態を作るものです。
この方法は、ネットショップの弦堂さんの協力も得て、より皆さんに広げたい方法として、
ここに書きました。
何の技術もいりません、ただ購入できるワックスや漆喰の量がかなり多く最低でも1000本以上の木軸を調整できるでしょうから、
お友達と分けるかしてください。
楽器屋さんはぜひこれを取り入れてください。
材料の費用は、両方合わせて2000円前後で購入できると思います。
またワックスはクリーム状の蜜蝋というのも販売しておりそれは、400円前後のはずです。
メーカーによって多少の金額の違いはあるかもしれません。
それはお調べください
抜けやすい、動かない、などいろいろ問題があります。
そこで、微調整器だけを使うようになり、木軸を緩めたりすることも少なくなり。
そこで、皮の保護のために、皮の保護棒などを使うようになり、
皮は保護されたとしても、今度は棹に負担がかかり、
樹種によっては棹が曲がってきてしまうなどという不具合のもとを作り出します・。
木軸は本来はきれいに棹の穴に合わせて削り合わせるものなのですが、
そのことをやれる楽器屋さんや調整をする方も少なく、
木軸の回りにくさで、問題を抱えている二胡というのは、相当多いはずです。
二胡弾き皆さんにお会いできて、皆さんの楽器を調整できれば良いのですが、
全国を行脚するわけにもいきません。
私なりにこの2.3年誰でも、木軸を楽に回せらるような方法はないかと考えました。
色々な方法を試してみて、これならだれにでも、技術もいらないという方法を見つけ出したと思いますのでその方法を書きます・
使用する材料道具は、
アンティークワックスとして発売されている蜜蝋。
漆喰(本漆喰)以前の画像は取り下げました、本漆喰であるならばどこのメーカーの物でも問題はないと考えますので。
綿棒、
小匙。
ウエス。
注意すること
作業の前に木軸と棹の穴の中に残っているチョークの粉を拭き取ってください。
棹の穴の中のチョークの粉は、綿棒などでよくつついてとってください。
チョークの粉が残っていると効果が薄れます。
① 木軸を棹から抜き、棹に当たる部分に、綿棒でとったワックスを塗ります。
多少斑でも構いません。
② 棹の穴にそのまま入れて、親指を棹にかけないくらいな力でかるく2,3回まわします。
③ そのワックスに小匙でとった、漆喰を全体にまぶします。
④ 棹の穴に入れ、軽く親指をかけないくらいな力で2,3回まわします。
⑤ この時まだ、滑って木軸がしっかり止まりにくいでしょうから、再度木軸を抜き、
漆喰を小匙でとって、ワックスの部分に全体にまぶします。
⑥ 棹の穴に再度、木軸を差し込み、今度は普通に、調弦するときのように、棹に親指をかけてまわします。
最後にはみ出たワックスや漆喰をウエスでふき取ります。
よく磨き込めば、きれいに戻ります。
ほとんどの場合これで非常にスムーズな回転と止まり具合を得られるでしょうが、
ワックスと漆喰の量のバランス次第では、まだ、回りやすいものもあるかもしれません。
その時には、また漆喰をまぶしてください。
回りやすいときには漆喰をまぶし、
回りにくければ、ワックスを塗るという工程です。
万一棹の穴の中のチョークの粉を取り忘れた場合。あるいは取り切れなかった場合は
一度わっくすと漆喰を施しても、何他無くギシギシ感がのこります。
その際には、少し多めにワックスを木軸に塗り、軽く、ほんとに軽く棹の穴に差し込んで2,3回まわし、
ワックスを中に良く塗りこんでから、再度漆喰を木軸に均一にかけてください。
後はおm九軸の回るかげん次第で、漆喰を施す回数を増やしてください。
古い楽器の木軸の中には、木軸自体が上下違うものが入っている時もありますから、
一度は木軸を上下入れ替えて安定する状態を選んでください。
今までは、木軸には単にチョークの粉を塗って、止まりやすくする方法がとられていましたが、
このワックスと漆喰との組み合わせは、回りやすくなおかつ止まりやすい状態を作るものです。
この方法は、ネットショップの弦堂さんの協力も得て、より皆さんに広げたい方法として、
ここに書きました。
何の技術もいりません、ただ購入できるワックスや漆喰の量がかなり多く最低でも1000本以上の木軸を調整できるでしょうから、
お友達と分けるかしてください。
楽器屋さんはぜひこれを取り入れてください。
材料の費用は、両方合わせて2000円前後で購入できると思います。
またワックスはクリーム状の蜜蝋というのも販売しておりそれは、400円前後のはずです。
メーカーによって多少の金額の違いはあるかもしれません。
それはお調べください