どこで購入された二胡でも直します。

このところ、メールでのお問い合わせが、多くなりました。

「他社で購入したものでも直していただけますか？」

もちろん、直します。

楽器屋さんの中には自社の販売したもの以外は直さない、調整しないというところも多いと聞きました。

しかし光舜堂は、修理屋です。修理をする為に始めた二胡作りです。

家族の持っていた懐かしい戦前の二胡直そうと思って始めた、修理屋です。

作れないと直せないのです。

調整もいたします。調整は駒と千金が含まれて１０００円です。

駒は、楠や楓や松、ゼブラ、もちろん紫檀や黒檀もありますので、お望みの音に近くできると思います。

千金も巻き方いろいろで棹のなりが変わりますので、御相談しながら、巻いて行きます。

その千金の高さに合わせ、また、皮の状態に合わせて、駒の高さも大きさもその場で削り込みながら、調整していきます。

皮の状態によっては通常８，５ミリの高さを９ミリあるいは１０ミリ、

雑音がひどければ反対に、７ミリ６ミリと削り込んでいきます。

二胡の駒の調整というのは、駒の種類を変えるというだけではないのです。

高さも大きさも、変えるのがベストです。

なぜならば、それぞれの二胡によって、皮の弾力、弾み、ゆがみ方が違いますから。

幸いにも４００台以上の二胡調整させていただきましたので、かなりのことはできると思いますが、、

それもやはり木の胴と棹そして皮の経年変化によっては、皮の張り替えをおすすめすることもあります。

皮は、その木の種類や同に合わせて、ご自分でも選ぶことができます。

皮を張り替えるときに内部を削ることができますので、変な雑音など、あるいはウルフ音など消すことも可能です。

でも殆どの場合、千斤と駒との調整で、良い状態は作れます。