「コウキ」「紅木」「小葉紫檀」「紫檀」いろいろ言い方はありますが、英語名レッドサンダー。
日本では一般的にコウキ(紅木)と言われます。
いうまでもなく、三味線の最高級の材料です。
二胡にも使われ、今や中国にもこの木は無くなり、中国の楽器商が、この木を探して日本にまで来ます。
今中国から入ってきている小葉紫檀の二胡のほとんどは、植林物が多いようです。
植林物といっても、300年ぐらは経っています、その頃からもうすでに亡くなって来ていてこの木の木理の美しさ肌の美しさは圧倒的です。
王侯貴族たちの家具専用で使われたと言われています。
楽器を作ったとしてもその鳴りと響きのまろやかさ、膨らみ、そして何より遠鳴りのする楽器になります。
この小葉紫檀の天然ものの木の二胡というのはもしかしたら、日本には1,2台、有るか無いかです。
この木目はほぼ無いのではないでしょうか。
この木で二胡作りました。
台まで小葉紫檀を使いもちろん木軸も贅沢の極みかもしれません。
今度の日曜日には光舜堂に持って行きます。当然光舜堂の代表として、シャム柿と共に「日本の日胡物語」にも展示します。
もしかしたら見ない方が、或いは弾かない方が、幸せかもしれません。
絶対欲しくなるからです、何より私が、、、