二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

誤解の無きように。追加。

2013-07-03 13:00:34 | ■工房便り 総合 
弓の竹をシッカリと持ってというのは、がちがちに固めてという事では無いです。

弓は毛だけでも音は出ますが、竹の弾みがいろいろな役割を果たします。

ですから言葉が悪かったようですがシッカリと、というのは安定してという意味考えて下さいませ。

やってみて下さい、弓の先端から押し弓で音を出し始めて下さい。(これはどんな擦弦楽器の練習でもやることです)

その時に、安定していないと、音になりません。

安定して竹を押さえられれば、とても良い音色で鳴るはずです。

二胡の弓は長いです。

バイオリンよりも長いです。

その上、竹の先端はふらふらしますね、これがプロの演奏家ですとふらふらしないのです。

ここに、よい音色の秘密はありそうですね。

毎日、弓の先端だけで押し弓から練習してみて下さい。

手をあまり固めては、がちがちで音にならないですし、真っ直ぐに弾けもしません。

そこが工夫だし、そこが先生に聴く所ではないでしょうか。

そして一音を全弓で弾くのだというのを先生からお聞きしているはずなのです。

これを引き弓、押し弓でやってみてはどうでしょうか。

これ以上は先生に聴いて下さい。

これ以上は、私ので出る幕では無いようです。

その上もし、このブログをプロの方やもうライヴ等で沢山活躍しておられる方が呼んで下さっているかと思います。

或いは、先生方も。

お前は余計なことを言ってと、お怒りに鳴る方もいらっっしゃるでしょうが、光舜堂にいらっっしゃるお客様の中にもこの音色のことではとても悩んでおられる方が多いのです。

その方達の代表のような形で、レッスンの時にはこんな事も教えて欲しいという思いからこの文(レッスン)を書いています、

たまたま光舜堂に、先生方やプロの方たちがお見えになると、皆さんそれはもう熱心に、レッスンをお願いするようなこともあるのです。

そのような時には、その先生がたは非常に御丁寧に対応して下さいます。(中にはその事で新しい師弟関係が出来たりもしています)

私としては、自分が教えられるくらいならよほど、教えようかとも思いますが、先日もJIMMY先生にこちらが教わったぐらいのレベルですので、

ただ、どう言うわけか、元々の科学者気質で、物事を観察し、何故かというのを考えるのがとても合っていますから、今このような・レッスン・というのを書いています。

これもひとえにニ胡の良い音色を作り出す楽器作りの大きなお世話かもしれませんが、その熱意のとばっちりという風に考えていただければ、幸いです。
Comment    この記事についてブログを書く
« 二胡のレッスン・6 | TOP | 二胡のレッスン・7 音色の住家 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ■工房便り 総合