今まで二胡に携わってきて、やっと最近答えを見い出せたかなと思うことがあります。
しかしその答えは、今まで先生方が皆さんに伝えていたことと大いに違います。
一つは、蛇皮の鱗は大きなほうが良い、という意見。
これは中国人の二胡の演奏家、というか先生たちが言い始めたのか、どうか??
とにかく、鱗は大きなもののほうが良いという意見がまかり通っています。
販売されている二胡の中には、その蛇皮の鱗一枚が、
直径で、13ミリ位ある大きなものも在ります。
「どうだこれは鱗が大きいから、良い皮だ」と、生徒に売る人もいます。
ところが、なぜ?
何故鱗が大きいから良いのか、という理由を言う人がいません。
何故なのでしょう?
何故鱗が大きいほうが良いと、言う意見になるのでしょうか。
そのように言って販売している方、もしこのブログ読んでいるなら、教えてもらえますか。
今ここであえて言うなら、
もし本当に名人の作った物であったなら、(私に何人かの方が、これは名人の作という二胡を見せてくれています。
楽器屋さんだったり、あるいは中国人演奏家だったりしていましたが。
それらの名人作の二胡の蛇皮を見ると、私の使っている位な大きさの鱗です。(大体7ミリから8ミリくらい)
蛇は成長するに従って大きさも大きくなります。
9歳くらいまでは成長し、その後は脱皮をしなくなりますので大きくはなりません。
私の使っているのが、5歳から7歳くらいの物です。
個体差にもよりますが、大きくなればなるほど皮も厚くなります。
厚くなれば振動は鈍くなります。
二胡の胴の大きさから言って適当な厚みというのがあります。
それが名人たちも使っている7歳くらいまでの蛇なのですが、
一方では、名人の作と言って褒めておきながら、鱗が小さいものは良くないという話をする先生方。
教えてください、きちっとした理由があるからこそ、鱗は大きければ大きいほど良いと言っておられるのでしょう。
皆さんもそう言われたとき、鱗は大きいほど良いと言われた時に聞いてみてください、
何故鱗が大きいほうが良いのか???
そのことに答えていただいたら
そっと教えてください。
次に、
千斤は弦と棹の間がほぼ20mmになるようにするのが適正である、という教え。
実はこれは様々な本に書いてあります。
何故20mmなのですか?
許可さんなんかは、10ミリくらいですが、
人によって千斤の位置というのは違います。
しかし一様に弦との間は(これを幅と呼びましょう)20mmと書いてあります、
あるいは20ミリ位ですかね。
これも実は理由が書いてないのです。
経験値だよと言われればそれまでですが。
二胡はすべて研究し尽くしてあるということならば、何故そうなのか、という理由があっても良いと思うのです。
私なりにはこの事については、ある答えを出しています。
しかし本場の二胡業界から比べれば、
教わったわけでもないのに真似だけで二胡を造っている片田舎の二胡作りが、何を言ってるんだといわれかねません。
ですから、私の答えを確認する意味でも教えてほしいです。
しかしその答えは、今まで先生方が皆さんに伝えていたことと大いに違います。
一つは、蛇皮の鱗は大きなほうが良い、という意見。
これは中国人の二胡の演奏家、というか先生たちが言い始めたのか、どうか??
とにかく、鱗は大きなもののほうが良いという意見がまかり通っています。
販売されている二胡の中には、その蛇皮の鱗一枚が、
直径で、13ミリ位ある大きなものも在ります。
「どうだこれは鱗が大きいから、良い皮だ」と、生徒に売る人もいます。
ところが、なぜ?
何故鱗が大きいから良いのか、という理由を言う人がいません。
何故なのでしょう?
何故鱗が大きいほうが良いと、言う意見になるのでしょうか。
そのように言って販売している方、もしこのブログ読んでいるなら、教えてもらえますか。
今ここであえて言うなら、
もし本当に名人の作った物であったなら、(私に何人かの方が、これは名人の作という二胡を見せてくれています。
楽器屋さんだったり、あるいは中国人演奏家だったりしていましたが。
それらの名人作の二胡の蛇皮を見ると、私の使っている位な大きさの鱗です。(大体7ミリから8ミリくらい)
蛇は成長するに従って大きさも大きくなります。
9歳くらいまでは成長し、その後は脱皮をしなくなりますので大きくはなりません。
私の使っているのが、5歳から7歳くらいの物です。
個体差にもよりますが、大きくなればなるほど皮も厚くなります。
厚くなれば振動は鈍くなります。
二胡の胴の大きさから言って適当な厚みというのがあります。
それが名人たちも使っている7歳くらいまでの蛇なのですが、
一方では、名人の作と言って褒めておきながら、鱗が小さいものは良くないという話をする先生方。
教えてください、きちっとした理由があるからこそ、鱗は大きければ大きいほど良いと言っておられるのでしょう。
皆さんもそう言われたとき、鱗は大きいほど良いと言われた時に聞いてみてください、
何故鱗が大きいほうが良いのか???
そのことに答えていただいたら
そっと教えてください。
次に、
千斤は弦と棹の間がほぼ20mmになるようにするのが適正である、という教え。
実はこれは様々な本に書いてあります。
何故20mmなのですか?
許可さんなんかは、10ミリくらいですが、
人によって千斤の位置というのは違います。
しかし一様に弦との間は(これを幅と呼びましょう)20mmと書いてあります、
あるいは20ミリ位ですかね。
これも実は理由が書いてないのです。
経験値だよと言われればそれまでですが。
二胡はすべて研究し尽くしてあるということならば、何故そうなのか、という理由があっても良いと思うのです。
私なりにはこの事については、ある答えを出しています。
しかし本場の二胡業界から比べれば、
教わったわけでもないのに真似だけで二胡を造っている片田舎の二胡作りが、何を言ってるんだといわれかねません。
ですから、私の答えを確認する意味でも教えてほしいです。
そうやっていると、いつか日本人の先生が増えてきて、困ることになるのは自分なんですがね。
具合の悪い楽器をきちんと治せるようになってから、やってほしいです。
音がよくなったらの話ですが、
千金は基本的に新しい弦と古い弦とでは巻き方を変えないと、駒を押す力が古い弦では弱くなりますからね。
ですからあの理論でいってとんでもなく千金の幅を狭くしなければいけないとしたら、それはもう弦が交換時期に来ていると考えたほうが良いと思います。
あるいは、駒の高さを少し高くすれば、1ミリくらい、そうすると、また、理論上正しい形になります。