二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

中古の二胡の仲介の通販について。

2012-10-15 12:46:03 | ■工房便り 総合 
中古の二胡を通販してくれとのご依頼も大変多いのです。

しかし残念ですが、来てみて頂くしかないのですよ。

去年の8月にこの中古の二胡の仲介始めて以来、もう30台にまでなりました。

今在庫は、4台だけです。凄いですね。

光舜堂は、中古の二胡の販売をしているわけでは無く、単に紹介というだけにしたいのです。

販売するということで行くと、そして通販ということで行くと、それなりに体制を整えて、それなりに、費用もかかっていってしまいます。

良質な眠っている(使われない二胡)が、皆さんの手でまた弾かれるようになって欲しいということです。

頭の壊れやすい中国製の二胡を壊れないように保護して、梱包して、などなど、大変に手間のかかることです。その為の費用を乗せたくないのです。

そして楽器はやはり、弾いてみてというのが、基本にしたいです。

例えば、とにかく希望者に送って、弾いてみてもらってから、気に入ったら購入していただき、気に入らなければ返還してもらうなどというのも考えられますが、、、、

それはそれなりの事務方をきっちり雇わないとできないと思います。

何せ光舜堂は、事務というのが有る程度できるのがほぉさんきりおりません。(ほぉさんは美大出です、それにしてはもの凄く頑張っているのです。ましてやこの店主の我儘について行くだけで一杯でしょう)
この楽器を今日誰々に送って、この楽器は今日帰って来たからこれメールでお客様に説明して、等々。

無理でしょうね。

そういえば、中に入っていた駒はどこへ行ったか弦はどうなっているのか、等々、チェックしている時間があるなら、

二胡の修理と製作をしていたい、店主なのです。

通販など始めたら、毎日皆さんからのお叱りのメールや電話で追われまくるでしょう。

そうでなくとも煩雑な二胡作りです(今度書きます)店主の頭では事務まで回りきれないのです。

写真撮りなどは、できても、それをアップする為にフォトショップ、何それそのお店?とついこの間まで言っていた店主です。

とてもとても、通販など皆様にご迷惑をかけるだけになってしまいますし、そんなことを始めたら、二胡作りの手が止まるどころか、二胡屋止めたくなります。(バイオリンの人はこんな辺鄙な多摩川まで、弾きに来てくれますよ。私の友達は、長野の山奥或いは岩手にまでバイオリン弾きに行くと言います。)

また、買い取りをしているところもあるようですが、殆ど、20分の1くらいの金額のようですし、新しいのを購入した時に、下取りをするというところも有ります。

光舜堂はあくまで、買う方、売る方、双方により良い状態の物を正確な知識で、ご紹介するということにとどめておきたいのです。

楽器は出会いです、是非是非、光舜堂に足を運んでご自分で弾いて確かめて下さい。
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