私としては、折角デンペンが皮を保護し、弓毛を保護するのだとすると、このように、8角の内3辺につけたほうが良いと思っています。
保護するという事、そして、弓毛がデンペンの端をこすって、シュー―という雑音を消す意味で、光舜堂のデンペンは、
このように棹側を丸め込んで、デンペンの端が弓毛に当たった時に音が雑音が出ないようにしてあります。
これは、熱をかけながら曲げ込みますが、立体になりますから、プラステイックでもできないことはありませんが、セルロイドだから、造りやすい形とも言えます。
通常デンペンは、0,5ミリ厚のプラステイックや、セルロイドを使っていますが、1ミリ厚の方が耐久力はあります。