「そんな日本人だけの演奏会なんか人は集まらないですよ、やっぱり著名な中国人の演奏家が入らないとダメですよ」
と、今計画している、{日本の二胡物語}というイベントを計画し始めた時に、さんざん言われました。
確かに、二胡は中国から来たものですから、そう言えなくもないとは思います。
また、日本人の弾く二胡はまだ二胡の音になっていないし、二胡の演奏という感じもしない。とも言われました。
そうでも無いんじゃないですかという個人的な感想は置いて。
ある先生のお話ですと、二胡の弓は、音の頭とお腹と尻尾があるのです。今の日本人の弾き方では音の頭だけで、バイオリンみたいだとも言われたこともあります。
それがどう言う事かというのはさて置いて、
むしろ良い音を聴かせてくれたら、私達はそれを目標にするのにとも思います。
ホントにこの音というのに出会えれば、同じ人間ですから、日本人もちゃんと二胡の音を引き出すはずです。
とても美味しい料理を食べたことの無い人は、美味しい物が解りませんし。
美味しい物を食べればそれが目標になります。
残念なことに、その味を忘れられなくなり、それ以外は認められなくなります。
むしろ私は教室や先生に期待するのは、良い音で弾いて欲しいという事です。
それをレッスンの時に弾いて欲しいのです。
何でかというと、レッスンの時には先生方はどうしてもレッスン用の楽器を使うようです。
演奏会用のは何故弾かないのでしょう。
あまりにも楽器の質が違い過ぎて弾けないのでしょうか。
私はちゃんと良い音そして良い楽器はこれぐらいの音が出て、それを弾けばこんなに良い音がするというのを生徒に何時も聴かせて欲しいのです。
確かに大切な多分高額な楽器をそんなレッスンぐらいでは使えないかもしれません。
でも、よい音を聴かせるというのも、良いレッスンなのではないでしょうか。
そうしたら生徒はそれを目標にしますよね。
私は弟子達には私の一番切れる鑿を貸し与えます。
そうすると刃物が切れると言う事が実感として解るからです。(後で研ぎ直しに泣きますが)
自分の鑿に戻った時にとても一生懸命研ぎをします。
そうでないと仕事が出来なくなるからです。
何も先生の楽器を使わせろということではないのです。
その音をいつも聞かせてやって欲しいのです。
多分これを読んでいる方の中にも先生がいらっしゃると思います。
これはお願いです。
一番良い楽器の一番良い音色というのを生徒さんにレッスンでも聞かせてやって下さいませ。
と、今計画している、{日本の二胡物語}というイベントを計画し始めた時に、さんざん言われました。
確かに、二胡は中国から来たものですから、そう言えなくもないとは思います。
また、日本人の弾く二胡はまだ二胡の音になっていないし、二胡の演奏という感じもしない。とも言われました。
そうでも無いんじゃないですかという個人的な感想は置いて。
ある先生のお話ですと、二胡の弓は、音の頭とお腹と尻尾があるのです。今の日本人の弾き方では音の頭だけで、バイオリンみたいだとも言われたこともあります。
それがどう言う事かというのはさて置いて、
むしろ良い音を聴かせてくれたら、私達はそれを目標にするのにとも思います。
ホントにこの音というのに出会えれば、同じ人間ですから、日本人もちゃんと二胡の音を引き出すはずです。
とても美味しい料理を食べたことの無い人は、美味しい物が解りませんし。
美味しい物を食べればそれが目標になります。
残念なことに、その味を忘れられなくなり、それ以外は認められなくなります。
むしろ私は教室や先生に期待するのは、良い音で弾いて欲しいという事です。
それをレッスンの時に弾いて欲しいのです。
何でかというと、レッスンの時には先生方はどうしてもレッスン用の楽器を使うようです。
演奏会用のは何故弾かないのでしょう。
あまりにも楽器の質が違い過ぎて弾けないのでしょうか。
私はちゃんと良い音そして良い楽器はこれぐらいの音が出て、それを弾けばこんなに良い音がするというのを生徒に何時も聴かせて欲しいのです。
確かに大切な多分高額な楽器をそんなレッスンぐらいでは使えないかもしれません。
でも、よい音を聴かせるというのも、良いレッスンなのではないでしょうか。
そうしたら生徒はそれを目標にしますよね。
私は弟子達には私の一番切れる鑿を貸し与えます。
そうすると刃物が切れると言う事が実感として解るからです。(後で研ぎ直しに泣きますが)
自分の鑿に戻った時にとても一生懸命研ぎをします。
そうでないと仕事が出来なくなるからです。
何も先生の楽器を使わせろということではないのです。
その音をいつも聞かせてやって欲しいのです。
多分これを読んでいる方の中にも先生がいらっしゃると思います。
これはお願いです。
一番良い楽器の一番良い音色というのを生徒さんにレッスンでも聞かせてやって下さいませ。
スポーツの世界もそうです。
かつて粗悪品のイメージだったMade in Japan の製品は高級品へと変わりました。
もしかしたら無意識のうちに、二胡の世界も席巻されてしまうかも・・・という危惧があったりして・・・?
それは冗談ですが、基本的にマジメな民族ですからこの先どうなるかはわかりません。
どんなことも最初はいろいろ言われてしまうものです。
続けていけば、必ず成果は出ます。
『日本の二胡物語』 とても楽しみにしております。
地道に盛り上げていきましょう!!
日本の二胡世界は、今教室だけの付き合いか、或いは反対にネットだけの付き合い、いずれにせよかなり偏った情報だけのようです。実際に日本人の演奏家達或いは楽器屋さん達の地道な活動というのを見て聴いて欲しいのです。
私は比較的批判に強いというか多少鈍いところが有って、大雑把ですから、めげずにやっていきます。例え今回のイベントお客様が小梅さん一人でも、演奏者同士も初めての顔合わせの方が多いので、演奏者の方達も大変期待してくれているようです。楽しみですね。