楽器が鳴るというのは、空気が振動して聴こえてくる音なのです。
ですから真空中では、音は聞こえませんね。
皆さんも良くご存じのように、ベッドルーム等の布地の沢山有る部屋では楽器の鳴りと言うのがいま一つです。
廊下などの狭い空間で、周りが硬い木等で出来ている所では楽器はよく響きます。
お風呂の中のカラオケもそうですね、なかなかに良い声になります。
ですから楽器自体はどこで鳴らしても同じ振動なのですが、周りの環境で音の聞こえ方も違ってきます。
よく弾く人によって音は違うと言われますし、確かにその通りですね。
それは弾く人の体つきも違うからでしょう。
馬頭琴のアヨーシ・バトエルデネさんは、音色を良くするためにもっと体重つけなければと、日々訓練の為に、お酒を飲みます。
奥さんはどう思っているのでしょうね。
確かに私みたいな、大男は、二胡を弾いても大きな鳴りがするようです。
しかし、劉継紅先生や、中西桐子さんのように、小柄な方でも、私などよりもっと良く鳴らします。
何が違うのでしょう。
大きな音と言うことではないのですね。
楽器自体を良く鳴らすのです。
同じく子供のころから、二胡を始めたという、お二人ですが、、、体格は少し違うようです。
桐子さんはホントに細い、怪力自慢の光舜堂のほぉさんより相当細い手をしていますが、鳴り自体は何倍か違います。
ちいさい音を出した時にも、その音がしっかりと鳴っているのが判ります。
鳴るというのはボリュームの事ではないのです。
昨日光舜堂に、二胡初めて、3ヶ月と言う方がいらっしゃいました。
とんでもなく良く楽器を鳴らします。
殆ど日本人の先生方ぐらいには鳴らすのです。
お聞きしたところ、音楽大学でバイオリンを専攻していた方だそうです。
バイオリンやビオラを弾いていた方に特徴的なボーイングをします。
右手が真っ直ぐに水平に動くのです。
流石という感じじがしますが、あくまで水平なのです。
これでもくねくねと曲がった演奏よりははるかに良く音を出しますが、
大きなお世話とは思いましたが、バイオリンと違うということを一つだけ指摘させていただきました。
二胡の棹は、垂直に立てていたとしても、弦は手前に傾いているし棹の角度によっては、弦は左に傾くのですよと。
ですから右手自体が水平に動いても弦を直角にはとらえていないのです。
弓で弦をとらえる感覚と言うのは子供のころからの練習の成果ですからとてもしっかりしています。
少し右手が上がって行くようになるのですと説明したところ、たちまち会得して更に倍増しの楽器の鳴りになりました。
流石です。
この方の他にもビオラやバイオリンをやっていた方達が、いらっっしゃいます。
その方達はとても良く楽器を鳴らします。
私の鳴らすという言葉をこの方たちの二胡の演奏を聴いてもらえればよく解ると思うのです。
音程もしっかりしていて、音楽にもなり、とても気持ち良く響かせてくれます。
いま、二胡が日本に徐々に定着してきています。
これから、子供のころから、バイオリンなどを弾いていた方達も、二胡の魅力に取りつかれて、(バイオリンにない音色の変化と鳴りと言うのが二胡には有りますから)どんどん参加して来るようになったら、日本の二胡は、沢山の良い演奏家と、しっかりとしたレッスン基準を持った先生方が沢山増えてきて、ますます、良い演奏が聴かれるようになるのではないでしょうか。
とても楽しみです。
ですから真空中では、音は聞こえませんね。
皆さんも良くご存じのように、ベッドルーム等の布地の沢山有る部屋では楽器の鳴りと言うのがいま一つです。
廊下などの狭い空間で、周りが硬い木等で出来ている所では楽器はよく響きます。
お風呂の中のカラオケもそうですね、なかなかに良い声になります。
ですから楽器自体はどこで鳴らしても同じ振動なのですが、周りの環境で音の聞こえ方も違ってきます。
よく弾く人によって音は違うと言われますし、確かにその通りですね。
それは弾く人の体つきも違うからでしょう。
馬頭琴のアヨーシ・バトエルデネさんは、音色を良くするためにもっと体重つけなければと、日々訓練の為に、お酒を飲みます。
奥さんはどう思っているのでしょうね。
確かに私みたいな、大男は、二胡を弾いても大きな鳴りがするようです。
しかし、劉継紅先生や、中西桐子さんのように、小柄な方でも、私などよりもっと良く鳴らします。
何が違うのでしょう。
大きな音と言うことではないのですね。
楽器自体を良く鳴らすのです。
同じく子供のころから、二胡を始めたという、お二人ですが、、、体格は少し違うようです。
桐子さんはホントに細い、怪力自慢の光舜堂のほぉさんより相当細い手をしていますが、鳴り自体は何倍か違います。
ちいさい音を出した時にも、その音がしっかりと鳴っているのが判ります。
鳴るというのはボリュームの事ではないのです。
昨日光舜堂に、二胡初めて、3ヶ月と言う方がいらっしゃいました。
とんでもなく良く楽器を鳴らします。
殆ど日本人の先生方ぐらいには鳴らすのです。
お聞きしたところ、音楽大学でバイオリンを専攻していた方だそうです。
バイオリンやビオラを弾いていた方に特徴的なボーイングをします。
右手が真っ直ぐに水平に動くのです。
流石という感じじがしますが、あくまで水平なのです。
これでもくねくねと曲がった演奏よりははるかに良く音を出しますが、
大きなお世話とは思いましたが、バイオリンと違うということを一つだけ指摘させていただきました。
二胡の棹は、垂直に立てていたとしても、弦は手前に傾いているし棹の角度によっては、弦は左に傾くのですよと。
ですから右手自体が水平に動いても弦を直角にはとらえていないのです。
弓で弦をとらえる感覚と言うのは子供のころからの練習の成果ですからとてもしっかりしています。
少し右手が上がって行くようになるのですと説明したところ、たちまち会得して更に倍増しの楽器の鳴りになりました。
流石です。
この方の他にもビオラやバイオリンをやっていた方達が、いらっっしゃいます。
その方達はとても良く楽器を鳴らします。
私の鳴らすという言葉をこの方たちの二胡の演奏を聴いてもらえればよく解ると思うのです。
音程もしっかりしていて、音楽にもなり、とても気持ち良く響かせてくれます。
いま、二胡が日本に徐々に定着してきています。
これから、子供のころから、バイオリンなどを弾いていた方達も、二胡の魅力に取りつかれて、(バイオリンにない音色の変化と鳴りと言うのが二胡には有りますから)どんどん参加して来るようになったら、日本の二胡は、沢山の良い演奏家と、しっかりとしたレッスン基準を持った先生方が沢山増えてきて、ますます、良い演奏が聴かれるようになるのではないでしょうか。
とても楽しみです。
鳴りがいいというのは、いい暖房と似ているのではないかと思います。暖房はあったかくならなければ意味がありません。音も、やはりボリュームは必要です。「二胡を鳴らす」の最初のところで弦の横揺れについて書いていらっしゃいましたよね。横揺れが見えるということは、振幅が大きいということ、それはすなわち音が大きいということです。「鳴り」について「大きい」「小さい」という形容詞を使うのも、やはりボリュームと無関係ではないことを示していると思います。では、単なるボリュームとどこが違うのか、というと、「効率」ではないかと思うのです。暖房器具でも省エネは大事ですよね。あと、気持ちの良い暖かさ。音も、汚い音は困ります。暖房器具の場合、エネルギー効率と気持ちよさが関係あるかどうかはわかりませんが、楽器の場合、効率よく音を出すことが美しい音にもつながるように思います。
小さい音でもよく鳴るというのは、暖房器具の近くだけではなくて、部屋のすみずみまで暖まるということに似ているように思いますが、どうでしょう? ただ、効率よく大きい音を出せれば、小さい音も遠くまで響かせることができるのか、その辺はまだよくわかりません。
熱と言うのは空気中を伝搬されます、その時の伝搬のし方が音と同じかどうか、輻射熱と言うのも有りますし、直接的な熱と言うのも有ります、そして、熱を起こすシステムの問題や、その火力の原料の問題もあります。エアコンと薪ストーブの暖房ではその伝わり方も効率も違いますから、相当難解な文章になると思いますし、綺麗な音と言うのがどんな音なのかというのを特定してから話を始めないと思いますが、木のン的にPちゃん 2号さんの、愛では何かイメージとしては分かる気もします。考えてみます。
おもしろいと思っていただけて光栄です。でも、単なるたとえですよ。「鳴らす」ということを「暖房の暖かさ+省エネ」で考えてみたらわかりやすいんじゃないかと思っただけです。でも、いろいろ共通点があるかもしれませんね。
興味深く読んでいます。
先日の記事に弓を持つ手に重みがある場合鳴りが良くなる(音にボリュームが出る)との話。
確かに実感があります。
教室の通っていた時に、昔テニスをされていた方がいて、右手だけ筋肉が発達していました。
私は、運動と縁のない生活をしてきたのでとても貧弱な腕をしています。
その方と比較すると音の大きさが全然違いました。
私の音は、小さいというか、弱々しい感じでした。
筋肉の質は、西野さんが書いておられるような柔らかいものかは、わかりませんが。(触ってないので)
でも、物理的に考えても、腕の重みを上手く弓から弦へかける事が出来れば、効率よく鳴らす(音のボリュームを出せる)事ができますね。
鳴りのお話は、情緒的とか、心に響くなどの、人の感性への訴えかけであったり、美しいと感じるかといった事も含むので、そういった事は、表現することは難しいですね。
それでも今の私のように、一人で練習している者にとっては、試行錯誤するのに、とても役立つお話です。
一人で練習していても、記事を読んでいると練習する意欲がでます。
ありがたいです。
ボリューム、というのは未だ解りやすいのです。
大きな音を出すのと、鳴りというのは違うと思います。何が違うというと音を小さくしても鳴るということはあるからです。楽器を良く振動させるという言い方も有りますね。
それには振動させる弾き方が有ると思います。それにはウエートを乗せて、最高に脱力して、鞭のように手を使うのだそうです。、、、しかし、それが実感として解らない、、ですね。
でも、そのうち、、お互い頑張りましょう。
頑張らないで力まないで、自然体で、呼吸を整えてだそうです。