人生を振り返ってみたら、
そう言えばワタクシほぉは、割と幼少期からリペアが大好きでした。
最初に良い物をちょっとフンパツして手に入れ、
その後はとことんメンテナンスと修理を繰り返して長~く愛用する。
その、記憶に古く残る中でも最たるモノは、
高校生活3年間で履き倒した1足の皮靴でした。
その、とあるブランドの皮靴は最初は皮がひじょ~に硬く、
足に馴染むまでは踵の流血を繰り返し、繰り返し。。。
現在の、常にバンドエイドを持って歩く習慣が形成されたのはその時からです。
同級生達にポピュラーだった別のメーカーの皮靴の方が足には優しい柔らかい皮でしたが、
我がまま言ってねだった物だっただけに、どんなに足が痛んでも意地で履いていたような。
その代わり、とにかく、とことん大事にしました。
毎日のお手入れ、
週末のお手入れ、
学期が終わる度のメンテナンス、
学年が変わるごとの修理。。。
きちんとしたブランドだけにアフターケアも充実したお店でしたが、
当時、頻繁に修理の為に靴を持って現れる高校生は珍しかったのでしょう、
ショップの店員さんとはすっかり仲良くなって、
高い靴を買わないと貰えないはずのノベルティグッズをオマケでよく貰ったりしたものです。
最終的にはその靴は、
皮の縫い目のところから、メモ帳のキリトリセンみたいに皮がピピピ、と切れて、
もはや修理不可能、というところでサヨナラしました。
だからか、
今、こうして二胡の修理屋に関わり、
一つの楽器をとても大切にしていらっしゃる方々にお会いすると、とても嬉しくなります。
二胡購入のされ方は十人十色、人それぞれ、様々で、
ある方は最初安めのを買って上達したらバージョンアップ、とか、
またある方は、最初のも良い楽器だし、音色の違う楽器を求め更に良い物を買われる。
またある方は、二胡という楽器に魅せられ家族が続々。。。(たくさん居ますね~♪)
そんな中、
高価な物、初心者用の安価な物、お土産物、― 価格の高低はさておき、
最初に出会った ただ1把を一途に大事に弾き続ける方も多いですよね。
個人的に、とっても共感してしまいます。
どうか、がんばって弾き倒してください♪
最近、どういうわけか、
「新しい二胡の購入を勧められているのです」
と言っている方が増えた気がします。
(どこかで『2把目を買おう!キャンペーン』でもやってるのかな???)
「そろそろバージョンアップしようかな」
と考え始めた方には、良いきっかけでしょう。
ですが、
そんな話が出る方の中には、前出の“一把一途”タイプの方も少なくないようです。
そういう方は、辛いですね。。。
むげに断って人間関係が壊れたらどうしよう、と悩まれる方もいらっしゃるようです。
居心地悪くなって教室を辞める決心をされた方もいると聞きました。
勧める方が、その生徒さんが“バージョンアップしたいタイプ”なのか、
“一把一途タイプ”なのかを、くみ取って下さる方だと良いですよね。。。
教室を辞めて、二胡ぷー(別名:二胡難民)で彷徨うだけなら救いはありますが、
二胡そのものにも嫌な印象だけ強く持って辞めてしまう方もいるのです。
数少ない二胡人口がこれ以上減少しないことを願ってやみません。
どうか、いろんな意味で頑張って、
貴方の一把を弾き倒すほど鳴らし育てきってから、、、
それから、
いろいろ考えてほしいな、と。。。
そう言えばワタクシほぉは、割と幼少期からリペアが大好きでした。
最初に良い物をちょっとフンパツして手に入れ、
その後はとことんメンテナンスと修理を繰り返して長~く愛用する。
その、記憶に古く残る中でも最たるモノは、
高校生活3年間で履き倒した1足の皮靴でした。
その、とあるブランドの皮靴は最初は皮がひじょ~に硬く、
足に馴染むまでは踵の流血を繰り返し、繰り返し。。。
現在の、常にバンドエイドを持って歩く習慣が形成されたのはその時からです。
同級生達にポピュラーだった別のメーカーの皮靴の方が足には優しい柔らかい皮でしたが、
我がまま言ってねだった物だっただけに、どんなに足が痛んでも意地で履いていたような。
その代わり、とにかく、とことん大事にしました。
毎日のお手入れ、
週末のお手入れ、
学期が終わる度のメンテナンス、
学年が変わるごとの修理。。。
きちんとしたブランドだけにアフターケアも充実したお店でしたが、
当時、頻繁に修理の為に靴を持って現れる高校生は珍しかったのでしょう、
ショップの店員さんとはすっかり仲良くなって、
高い靴を買わないと貰えないはずのノベルティグッズをオマケでよく貰ったりしたものです。
最終的にはその靴は、
皮の縫い目のところから、メモ帳のキリトリセンみたいに皮がピピピ、と切れて、
もはや修理不可能、というところでサヨナラしました。
だからか、
今、こうして二胡の修理屋に関わり、
一つの楽器をとても大切にしていらっしゃる方々にお会いすると、とても嬉しくなります。
二胡購入のされ方は十人十色、人それぞれ、様々で、
ある方は最初安めのを買って上達したらバージョンアップ、とか、
またある方は、最初のも良い楽器だし、音色の違う楽器を求め更に良い物を買われる。
またある方は、二胡という楽器に魅せられ家族が続々。。。(たくさん居ますね~♪)
そんな中、
高価な物、初心者用の安価な物、お土産物、― 価格の高低はさておき、
最初に出会った ただ1把を一途に大事に弾き続ける方も多いですよね。
個人的に、とっても共感してしまいます。
どうか、がんばって弾き倒してください♪
最近、どういうわけか、
「新しい二胡の購入を勧められているのです」
と言っている方が増えた気がします。
(どこかで『2把目を買おう!キャンペーン』でもやってるのかな???)
「そろそろバージョンアップしようかな」
と考え始めた方には、良いきっかけでしょう。
ですが、
そんな話が出る方の中には、前出の“一把一途”タイプの方も少なくないようです。
そういう方は、辛いですね。。。
むげに断って人間関係が壊れたらどうしよう、と悩まれる方もいらっしゃるようです。
居心地悪くなって教室を辞める決心をされた方もいると聞きました。
勧める方が、その生徒さんが“バージョンアップしたいタイプ”なのか、
“一把一途タイプ”なのかを、くみ取って下さる方だと良いですよね。。。
教室を辞めて、二胡ぷー(別名:二胡難民)で彷徨うだけなら救いはありますが、
二胡そのものにも嫌な印象だけ強く持って辞めてしまう方もいるのです。
数少ない二胡人口がこれ以上減少しないことを願ってやみません。
どうか、いろんな意味で頑張って、
貴方の一把を弾き倒すほど鳴らし育てきってから、、、
それから、
いろいろ考えてほしいな、と。。。
いつも同門の方々に囲まれた人気者のすぅさんは、
きっとご自身の人柄の良さが、先生も、仲間も、良い方々を引きつけていらっしゃるのでしょう。
“胡だくさん”のすぅさんですが、仲介制度をフル活用して、次の人の為に良い楽器を世に送り出しているのですから、
それはそれで、とても素敵な事だと思いますよ~♪
なので、大手楽器屋さんへ行って、やめてもしょうがないか価格の二胡を買ってみて、ギコギコしてました。が、「やはり先生に習わないとアカンわ。」と何故か関西弁でつぶやき、今も趣味は二胡中心の生活を送っています。(たぶん先生や仲間に恵まれたおかげでしょう)
最初に買った二胡を皮切りにどんどんと二胡レクションが増え続け、結局持て余してしまい、光舜堂さんで3本中古二胡出品し、新しい御主人のもとへと旅立って行きました。
しかし、未だに自分のほしい音の二胡というものに出会った、と確信が持てないというのが本心なのです。
ぶれまくりの私は、一本の二胡を大事に使う方を見るととても羨ましく思います。
私の二胡探しの冒険は、まだまだ終わりそうもありません。