殿の前回の大きな怪我がいつだったか、
と、『ほぉ舜堂』を読み返してみたら、昨年5月でした。
今回は比較的軽め。
というか、小さな怪我や傷、は日常茶飯事の108城、
毎度、殿もワタクシも慣れたもの。
昨夜のは、
木にこびり付いて固まったボンドをカッターで落としていたら、すぱっ!
左手人差しの指先を切りました。
あらら、と、言いつつ冷静に、偶然傍に居合わせたワタクシはバンドエイドを取りに走り、
戻ってみると、殿は電話をどこかにかけて聞いている。
「救急でやってる病院はどこ?」
え?!
あれ、傷、深い?
怪我人がよく出る我が工房は、いざ、という時の為に、
壁には救急病院の連絡先が10軒ほど書いた紙が貼ってある。
だけど、それを見に行くのは煩わしいらしい。
ぎゅーっと、傷口を親指で押さえているから血はほとんど出ていないけど。。。
「思ったより深い。これは縫ってもらっちゃおう」
と、携帯電話を離してワタクシに一言。
殿は怪我慣れしているので、病院が必要か、必要でないか、だいたい判断出来る。
前回の時の怪我の方が大変そうだったのに、
あの時は、ついに病院には行かないで済ませてしまった。
「深いですか?」
「うん、幅は狭いけど深いから縫っちゃった方が治りが早いよ、この場合」
「2針ですかね?」
「3針だろう」
そんな会話をしながら、
指先ちょっとの傷で救急車は恥ずかしい、と、殿はワタクシを伴い片手運転で病院へ。
こんな時、ワタクシが運転できるといいのですが、運転向きではない性格上、
「その方がコワい」
と言われ、役立たずのお供。
病院の深夜救急受付で書類記入だけお手伝いして、なんとか無意味なお供は免れました。
検温は35度7分。
「あー、有るねぇ」
「有る有る」
変な会話ですが、平熱が異常なほど低い殿にしては高めの熱です。
そうこうするうち、殿は処置室へ。
持って行った短編集を1話読みきらないうちに戻って来て、
「3針だった」
あら、殿の当たり。
「看護師さんって優しいね」
「良くしてもらってきましたか」
「うん、みんな優しかったよ」
ハイハイ。
城じゃ、ほぉ婆ぁやが優しくないから、なんか嬉しそう。
「あっ、光舜堂のチラシ有る?チラシ」
「は?」
「手術中、二胡の話してたら、一人、二胡に興味ある看護師さんがいてさ。
二胡始めたいんだけど、どこで習ったらいいかとか、いろいろ分からないんだって」
はぁぁ~~~、怪我してもなお、二胡の布教(笑)活動は怠らない。
そう言うワタクシも、鞄には常にチラシを欠かさないので、車まで取りに走ります。
さすがにチラシは仰々しい、と、光舜堂のショップカードを持って再び処置室へ戻る殿。
「質問は、ここのHPのメルアドにくれればいいから」
なんて声が処置室の中から聞こえてくる。
再度戻って来ると、
「これで二胡人口、一人増えるよ」
と、にんまり。
痛い思いもただでは終わらせない、二胡の伝道師のお話でした。
追記: 怪我の方はと言えば、
殿は、異常なまでに免疫力と治癒能力が高いので、完治は4日後ってところでしょうか。
怪我慣れしてるから抜糸は自分でやっていい、って、お医者様から言われたそうです。
追記2: そんなわけで福岡と福井への納品が1日遅れます。ゴメンナサイ。
と、『ほぉ舜堂』を読み返してみたら、昨年5月でした。
今回は比較的軽め。
というか、小さな怪我や傷、は日常茶飯事の108城、
毎度、殿もワタクシも慣れたもの。
昨夜のは、
木にこびり付いて固まったボンドをカッターで落としていたら、すぱっ!
左手人差しの指先を切りました。
あらら、と、言いつつ冷静に、偶然傍に居合わせたワタクシはバンドエイドを取りに走り、
戻ってみると、殿は電話をどこかにかけて聞いている。
「救急でやってる病院はどこ?」
え?!
あれ、傷、深い?
怪我人がよく出る我が工房は、いざ、という時の為に、
壁には救急病院の連絡先が10軒ほど書いた紙が貼ってある。
だけど、それを見に行くのは煩わしいらしい。
ぎゅーっと、傷口を親指で押さえているから血はほとんど出ていないけど。。。
「思ったより深い。これは縫ってもらっちゃおう」
と、携帯電話を離してワタクシに一言。
殿は怪我慣れしているので、病院が必要か、必要でないか、だいたい判断出来る。
前回の時の怪我の方が大変そうだったのに、
あの時は、ついに病院には行かないで済ませてしまった。
「深いですか?」
「うん、幅は狭いけど深いから縫っちゃった方が治りが早いよ、この場合」
「2針ですかね?」
「3針だろう」
そんな会話をしながら、
指先ちょっとの傷で救急車は恥ずかしい、と、殿はワタクシを伴い片手運転で病院へ。
こんな時、ワタクシが運転できるといいのですが、運転向きではない性格上、
「その方がコワい」
と言われ、役立たずのお供。
病院の深夜救急受付で書類記入だけお手伝いして、なんとか無意味なお供は免れました。
検温は35度7分。
「あー、有るねぇ」
「有る有る」
変な会話ですが、平熱が異常なほど低い殿にしては高めの熱です。
そうこうするうち、殿は処置室へ。
持って行った短編集を1話読みきらないうちに戻って来て、
「3針だった」
あら、殿の当たり。
「看護師さんって優しいね」
「良くしてもらってきましたか」
「うん、みんな優しかったよ」
ハイハイ。
城じゃ、ほぉ婆ぁやが優しくないから、なんか嬉しそう。
「あっ、光舜堂のチラシ有る?チラシ」
「は?」
「手術中、二胡の話してたら、一人、二胡に興味ある看護師さんがいてさ。
二胡始めたいんだけど、どこで習ったらいいかとか、いろいろ分からないんだって」
はぁぁ~~~、怪我してもなお、二胡の布教(笑)活動は怠らない。
そう言うワタクシも、鞄には常にチラシを欠かさないので、車まで取りに走ります。
さすがにチラシは仰々しい、と、光舜堂のショップカードを持って再び処置室へ戻る殿。
「質問は、ここのHPのメルアドにくれればいいから」
なんて声が処置室の中から聞こえてくる。
再度戻って来ると、
「これで二胡人口、一人増えるよ」
と、にんまり。
痛い思いもただでは終わらせない、二胡の伝道師のお話でした。
追記: 怪我の方はと言えば、
殿は、異常なまでに免疫力と治癒能力が高いので、完治は4日後ってところでしょうか。
怪我慣れしてるから抜糸は自分でやっていい、って、お医者様から言われたそうです。
追記2: そんなわけで福岡と福井への納品が1日遅れます。ゴメンナサイ。
怪我慣れ(!?)されてるとはいえ、Dr.のこの落ち着きぶり…(そして布教活動とは…)
お大事に、お大事に、本当にお大事になさって下さいませね!!
(ほぉさんの御心痛がまた一つ…ああ)
抜きたい早まる気持ちを思い留まらせて、思い留まらせて、本日ようやく抜糸です。
大事とって一応絆創膏は巻きましたが、
痛くは無く、痒いんだそうです。