二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

Canone Report by MAO #3

2016-06-26 09:10:42 | ☆店主の鞄持日記 ほぉ舜堂
シリーズ、早くも第3弾!
梅雨真っ盛りの大阪のMaoちゃんから、『かのねI』の近況が届きました!
機会有る毎に連れ出して二胡友さんからも大絶賛をいただいているそうで、
とりあえずスクスクと育っているようで、なにより、なにより。

★事のイキサツは、コチラ☆
★レポ第1弾『Canone Report by MAO #1』は、コチラ☆
★レポ第2弾『Canone Report by MAO #2』は、コチラ☆



『 西野さま

こんにちは!
こちら大阪は、梅雨に入ってからは雨の日がとても多く、ムシムシとした日が続いています・・!
楽器にとっても人間にとってもは大変な季節に入ってきたなあと感じておりますが、そんな中でかのねちゃんの変化の仕方も変化してきたように感じています!


弾き始めからしばらくは日々変化が大きく、特に湿度の高い日に少し暴れてしまうこともあったりと、
音量がとてつもない分、少しおてんばな時期もあったのですが、現在は少しずつレディな風格が出来たように思います。

ちょうど弾き込んで少しずつ角が取れてくる時期に差し掛かってきたのかな!と感じていて、
前回レポートした時よりも高音域の鳴り方もより響くようになって、特に一番高い音は弓の毛に触ってしまいそうなF#まで出ているので、バイオリン移植曲などでよく使うEの音なんかは余裕できちんと音として突き抜け、
弾き始めは少し鳴りにくかったハーモニクスも今は綺麗に鳴りますし、元々の楽器の反応の良さも相まって、他の音に沈まずず高らかに歌ってくれています。


かと言って音量ばかりに特化しているのではなく、あらゆる方面にレンジが広く、音色も濃く鳴るというところに私はもうかのねちゃんの虜になっています(笑)
ちゃんと音色のまま音量が底上げされる、というのはどの楽器でも難しいことだと思うのです。
特に、二胡の場合はこれまでのイメージでは雑音も共に大きくなってしまったり、音量は大きいけれど音色が・・ということが多かったのが、
そんなことは全く無いということに改めて驚かされています。


どんな楽器でもやっぱり生音が一番ですし、今まで生音は諦めていた場面でも大きな味方になってくれています(*^^*)

この梅雨時期、そのような変化を見せてくれているかのねちゃん、湿度の高い時期にたくさん弾き込んでみて、どのような変化を更に見せてくれるのか楽しみです!

Mao 』


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