最近、あちこちの教室に呼ばれて、二胡の調整をすることが多くなりました。
そこで気が付いた、幾つかの調整に関する事項、
それと二胡を取り扱うについての最低限の知識がきちっと伝わっていないことに気が付きましたので、
少し書かせていただきます。
まずは以前から書いていますように、木軸のがたつき。
これはいくつかのパターンがあります。
一番多いのは、意外と不具合では無く、棹の穴の中に木軸がきっちり最後まで入り切っていない事、
これは仕方ないですね女性のか弱い力では、木軸が棹の穴にしっかりとは入りにくいので、
少し手前で、半止まりの状態で刺さっている事が多いのです。
ですから木軸が抜けやすい。
これはある程度先生が見てあげて、しっかりと棹の穴に食いつくまで木軸を押し込んであげて下さい。
やはり木軸を回す時には親指を棹にかけて回すという事が徹底いされていないようなのです。
先生方は一度は教えているのでしょうが、、、、
一度は教えたはず、教わったはずなのでしょうが、どうも徹底されていないようです。
親指を棹にかけて木軸を回せるようになると、自然に木軸はしっかりと棹の穴に留まりやすくなります。
これも慣れだと思います。
それから、棹の穴の中に、大変沢山のチョークの粉が入っていて、一部が固まっていたりすると、
木軸がガタつき、このチョークを綿棒などでふき取ってやるだけで、かなりしっかりと止まる物も在るのです。
そして約80%以上は、削り合わせないといけない状態だということです。
これを直すのは、光舜堂に来ていただくきりないですね。
そして次は、台がガタついていないか。
これも、雑音の原因になりますし、調弦が不安定になります。
これは台を胴に停めている木ネジが緩んでいる場合。
もう一つはネジが細すぎて、いくらネジを回しても空回りして、台がシッカリと胴に密着していない状態が多いのです
そして約50%は、台と胴の接触部分がゆがんでいてネジ一本では止まり切れない状態です。
胴は局面ですから、台とぴったりと納まるようにしてないことが多いです。
これも削り合わせなければいけません。
ホント些細な問題のようでいて、音楽する気持ちが無くなってしまうような不安な音になり易いのです。
以上の二つさえ治れば二胡の雑音の半分以上は直ります。
このことは気を付けてあげて下さい。
そこで気が付いた、幾つかの調整に関する事項、
それと二胡を取り扱うについての最低限の知識がきちっと伝わっていないことに気が付きましたので、
少し書かせていただきます。
まずは以前から書いていますように、木軸のがたつき。
これはいくつかのパターンがあります。
一番多いのは、意外と不具合では無く、棹の穴の中に木軸がきっちり最後まで入り切っていない事、
これは仕方ないですね女性のか弱い力では、木軸が棹の穴にしっかりとは入りにくいので、
少し手前で、半止まりの状態で刺さっている事が多いのです。
ですから木軸が抜けやすい。
これはある程度先生が見てあげて、しっかりと棹の穴に食いつくまで木軸を押し込んであげて下さい。
やはり木軸を回す時には親指を棹にかけて回すという事が徹底いされていないようなのです。
先生方は一度は教えているのでしょうが、、、、
一度は教えたはず、教わったはずなのでしょうが、どうも徹底されていないようです。
親指を棹にかけて木軸を回せるようになると、自然に木軸はしっかりと棹の穴に留まりやすくなります。
これも慣れだと思います。
それから、棹の穴の中に、大変沢山のチョークの粉が入っていて、一部が固まっていたりすると、
木軸がガタつき、このチョークを綿棒などでふき取ってやるだけで、かなりしっかりと止まる物も在るのです。
そして約80%以上は、削り合わせないといけない状態だということです。
これを直すのは、光舜堂に来ていただくきりないですね。
そして次は、台がガタついていないか。
これも、雑音の原因になりますし、調弦が不安定になります。
これは台を胴に停めている木ネジが緩んでいる場合。
もう一つはネジが細すぎて、いくらネジを回しても空回りして、台がシッカリと胴に密着していない状態が多いのです
そして約50%は、台と胴の接触部分がゆがんでいてネジ一本では止まり切れない状態です。
胴は局面ですから、台とぴったりと納まるようにしてないことが多いです。
これも削り合わせなければいけません。
ホント些細な問題のようでいて、音楽する気持ちが無くなってしまうような不安な音になり易いのです。
以上の二つさえ治れば二胡の雑音の半分以上は直ります。
このことは気を付けてあげて下さい。