二胡工房 光舜堂

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老紅木

2012-07-17 09:56:27 | ■工房便り 総合 
紅木、コウボク、老紅木。

老コウボク。という木を自分なりに再度この辺でまとめてみた。

コウボクというのは要するに赤い木。

紫檀は、紫がかった赤になる木。

コウボクは、最初赤でも時間が経つと、茶色に変色。

今販売されている中で、一番多い老紅木は、パドーク。

これは、比較的高級な老紅木として売られている物に多い。

20万円以上の販売額が多い。

比較的安い10万代の老紅木は、アサメラが多い。

そして珍しいけれども、ソノケリンというインドネシアの材料は、紫檀としても売られ、老紅木としても売られている。

どちらにしてもかなり高額なものになる。

ソノケリンは、インドの小葉紫檀(レッドサンダー)をインドネシアに移植したものだと言われている。

これは、育つところによって、本紫檀の様な縞が出る。これは殆ど紫檀として売られている。

縞の薄い物は、老紅木として売られている。

成長が比較的早い為だろうか、硬度はかなり硬く、小葉紫檀より導管が多くその為に、パドークなどに近い鳴りをする。

だから老紅木として販売されるのかもしれない。

いずれにせよ、30万円以上のものに使われることが多い。

正直、何が何だか、もうわからない。

私としては、パドーク、アサメラ、ソノケリンとして、皆さんに伝えるのが良いのか。

しかし皆には判らないかもしれない。
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