これらはの調べは、完全な科学的な調査と言うことではありません、
あくまでも私の手持ちの材料を、私の手の感覚と、刃物の減り方や、痛み方、
或いは油分などは、熱してからプレスして出てきた油分の量の目検討です。
コウキとチンチャンどちらが硬いと言っても、それぞれの木にも芯材と辺材ではだいぶ硬さが変わったりもします。
あくまでも手作業での感覚的な比較と考えて下さい。
ただ、ホンジュラスローズと胡桃の硬さを比較すれば、胡桃は普通の刃物で手で切れますが、
ホンジュラスローズは、金工用の刃物で切らなければいけないという違いは明らかに有ります。
さてまとめです、
導管の数 繊維室の硬さ 油分の多さ
胡桃 ホンジュラスローズ リグナムバイダ
タガヤサン タガヤサン 真黒(スリランカ黒檀)
白檀 リグナムバイダ アフリカンブラックウッド
ゼブラ アフリカンブラックウッド 白檀
マダガスカルローズ 真黒 コウキ
ブラックチーク 縞黒檀 ブラジリアンローズ
ホンジュラスマホガニー シャム柿 縞黒檀
シャム柿 ココポロ チンチャン
欅 欅 ブラジリアンローズ
桑 楓 シャム柿
ココポロ ブラジリアンローズ ココポロ
ホンジュラスローズ ホンジュラスマホガニ― 欅
ブラジリアンローズ チンチャン マダガスカルローズ
パーローズ コウキ ホンジュラスローズ
チンチャン 桑 ホンジュラスマホガニー
桜 マダガスカルローズ パーローズ
楓 桜 桑
縞黒檀 白檀 タガヤサン
コウキ ブラックチーク 楓
アフリカンブラックウッド 花梨 桜
真黒 胡桃 胡桃
リグナムバイダ ゼブラウッド ゼブラウッド。
以上のような結果です。
胡桃やゼブラのように、導管はたくさんあるが、硬さはなく油分の少ない木と言うのは
音は爆音だけれども、重量感がある音、粘りのある音色と言うのは望みにくいかもしれません。
また真黒やリグナムバイダのように硬さは有るし油分もあるが、導管が少ない木と言うのは、
音のボリュームを出すには、今までの構造と少し変えないといけないのかもしれません。
3つの要素が真ん中辺の10個ぐらいに納まっている木と言うのもあります。
シャム柿、ブラジリアンローズ、ココポロ、ホンジュラスマホガニー、チンチャンそして欅です。ほぼ近い所にあるのがマダガスカルローズや縞黒檀でしょう。
これらは既に二胡にも作られていますが、その他の楽器材としても既に使われています。
昔から楽器に使われていたということでは、それらの木を研究するのも大切なことだと思います。
面白いのは、欅の存在だと言えます。
欅は、韓国の一部を除くとほぼ日本だけに有る木です。
まさに日本の木と言えるのが欅です。
欅は、鎌倉時代以後寺院の建築にたくさん使われ、また楽器としては和太鼓として使われてきています。
二胡は太鼓と同じ構造と考える私としては、この欅は二胡材として、
日本人が作る日本の二胡と言ういい方ができる木なのかもしれません。
既に作り始めてはいますが、非常に捻じれの強い木なので、作るのに時間をかけたいですね。
西野和宏
あくまでも私の手持ちの材料を、私の手の感覚と、刃物の減り方や、痛み方、
或いは油分などは、熱してからプレスして出てきた油分の量の目検討です。
コウキとチンチャンどちらが硬いと言っても、それぞれの木にも芯材と辺材ではだいぶ硬さが変わったりもします。
あくまでも手作業での感覚的な比較と考えて下さい。
ただ、ホンジュラスローズと胡桃の硬さを比較すれば、胡桃は普通の刃物で手で切れますが、
ホンジュラスローズは、金工用の刃物で切らなければいけないという違いは明らかに有ります。
さてまとめです、
導管の数 繊維室の硬さ 油分の多さ
胡桃 ホンジュラスローズ リグナムバイダ
タガヤサン タガヤサン 真黒(スリランカ黒檀)
白檀 リグナムバイダ アフリカンブラックウッド
ゼブラ アフリカンブラックウッド 白檀
マダガスカルローズ 真黒 コウキ
ブラックチーク 縞黒檀 ブラジリアンローズ
ホンジュラスマホガニー シャム柿 縞黒檀
シャム柿 ココポロ チンチャン
欅 欅 ブラジリアンローズ
桑 楓 シャム柿
ココポロ ブラジリアンローズ ココポロ
ホンジュラスローズ ホンジュラスマホガニ― 欅
ブラジリアンローズ チンチャン マダガスカルローズ
パーローズ コウキ ホンジュラスローズ
チンチャン 桑 ホンジュラスマホガニー
桜 マダガスカルローズ パーローズ
楓 桜 桑
縞黒檀 白檀 タガヤサン
コウキ ブラックチーク 楓
アフリカンブラックウッド 花梨 桜
真黒 胡桃 胡桃
リグナムバイダ ゼブラウッド ゼブラウッド。
以上のような結果です。
胡桃やゼブラのように、導管はたくさんあるが、硬さはなく油分の少ない木と言うのは
音は爆音だけれども、重量感がある音、粘りのある音色と言うのは望みにくいかもしれません。
また真黒やリグナムバイダのように硬さは有るし油分もあるが、導管が少ない木と言うのは、
音のボリュームを出すには、今までの構造と少し変えないといけないのかもしれません。
3つの要素が真ん中辺の10個ぐらいに納まっている木と言うのもあります。
シャム柿、ブラジリアンローズ、ココポロ、ホンジュラスマホガニー、チンチャンそして欅です。ほぼ近い所にあるのがマダガスカルローズや縞黒檀でしょう。
これらは既に二胡にも作られていますが、その他の楽器材としても既に使われています。
昔から楽器に使われていたということでは、それらの木を研究するのも大切なことだと思います。
面白いのは、欅の存在だと言えます。
欅は、韓国の一部を除くとほぼ日本だけに有る木です。
まさに日本の木と言えるのが欅です。
欅は、鎌倉時代以後寺院の建築にたくさん使われ、また楽器としては和太鼓として使われてきています。
二胡は太鼓と同じ構造と考える私としては、この欅は二胡材として、
日本人が作る日本の二胡と言ういい方ができる木なのかもしれません。
既に作り始めてはいますが、非常に捻じれの強い木なので、作るのに時間をかけたいですね。
西野和宏