二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
YouTubeにXeno Quartet+の東京公演ダイジェストがアップされましたよ!
ご覧になられましたか?
ワタクシ、アンコールの情熱大陸の時、花粉症の鼻水をズビズビ大音量ですすっていた場所が、
後で気づいたのですが録画していた機材の台の横でしたので、
鳴尾さん、編集の時に沢山カットしなければならなかったのではないかと申し訳なく。。。
しかし、素敵に仕上がっています♪
鳴尾さんはこういう編集がとっても得意でいらっしゃるので、
何度も繰り返し見たくなるような楽しい動画です☆
秋葉原の大通りの街並みを背負っての演奏で、スクリーンが無かった為に前半は逆光、
後半はネオンが目立ってしまい、いささか残念なバックではありますが、
どうぞ臨場感をお楽しみくださいませ。
さて、そんな興奮冷めやらぬ翌日の日曜日は、
午前中は特別イベント、『鳴尾牧子公開レッスン@光舜堂』でした。
面白かったのが、Xeno Quartetのメンバー3人とご一緒にいらした鳴尾先生、
到着早々、店に入るなり皆で、「ここがミエズ席かぁ!」 と(笑)
光舜堂のミエズ席部屋は、噂の場所だったのですね???
そうして始まった公開レッスン、3人の受講生の希望受講曲は、
第一レッスンが『光明行』、
第二レッスンが『賽馬』、
第三レッスンが『ガラスの海』でした。
第一レッスンから、聴講生は前日のイベントにもご来場の方がほとんど。
ですから鳴尾先生の迫力の演奏は既に聴いていらっしゃいます。
しかし、このレッスンでは中国曲、
しかも、生で、至近距離で聴く鳴尾先生の唸るような二胡の鳴りには驚きの連続だったことでしょう。
Xeno Quartet+では今回はノリの良い曲ばかりでしたが、
中国曲の基礎の土台がどれほどしっかりしているか、鳴尾先生の真の実力が垣間見えたと思います。
的確な指摘、目から鱗の奏法ポイント、基礎の大切さ、
どれもこれも、しっかりした技術と的確な指導法で教えてくださるので、
各回の受講者皆さんが受講中にもめざましく鮮やかに進歩しているのがハッキリ分かりました。
とにかくレッスンの中身の濃い事、濃い事!
鳴尾門下生のレベルが高い理由が解りますね!
受講生Kさんなんて、「真剣に関西に習いに通う事考えちゃおうかな。。。」 とまで(笑)
鳴尾先生のお住まいがもう少し近かったら、
年に数回、こんなレッスンイベントをまたしたいところですねぇ。
さて、そんなレッスンイベントが終わり、営業開始。
Xeno Quartetの皆さんは帰途は別ルートだそうで、まず川野さんが去り、
飛行機の時間迫る重松さんが去り、、、でもお時間に余裕があった鳴尾先生と森君はゆっくり。
レッスン聴講後も残った方々とミエル席部屋の方で交流を楽しまれていました。
その後いらした数人の方々も加わり交流の輪は大人数。
しかし店主とワタクシは、4人グループでご予約の方々の調整がありましたので、
その輪には加われず、皆様を放置して、ミエズ席部屋の方で二胡屋営業をしておりました。
ところで、その4人のうちのお一人、Tさんの二胡は、
中国製には珍しい樹種がブラジリアンローズの二胡でした。
購入した時言われた樹種とは違う事が判明したわけですが、
「言われた木よりも、こっちの木の方が高価なんだよ、良かったじゃないですか」 と店主に言われても、
Tさん、嬉しいような、でも複雑なお顔。
そこでワタクシ、「うちの楽器では、これと同じ木ですよ」 と
西野二胡のブラジリアンローズをお見せしようと思ったら、ありゃ、うっかり弦が外れた!
しかしワタクシ、手慣れた二胡屋ぶって弦を直し、さも出来る風に空で調弦。。。していたら、
お客様の調整をしながら聴いていた店主に、
「おまえさん、調弦、全然合ってないよ」
(あらーーー!相対音感しか無いもんでーーー!)
「ほらほら、忙しいから、あっちの部屋に上手い人たちが沢山居るから直してもらってらっしゃい」
と、ワタクシをシッシッ。
そこで、すごすごと隣の部屋の人々にブラジリアンローズの西野二胡を託し、
再びミエズ部屋へ戻ると、、、
♪~
なんとも美しい音色が聴こえてきました。
隣で鳴尾先生と森君が交互に弾いて下さっていたのが聴こえてきたのです。
「ほら、Tさんの二胡は、あの音の木と同じ音色の木なんですよ!」と店主が言うと、
「あんなに良い音色がするなんて!!」と、Tさんビックリ、
ようやくご自分の二胡の樹種の良さに安心されたようでした。
そのTさん、店主が直した後のご自分の木軸に、
「あら!止まる!!」「あら?!回る!!」
ビックリするポイントがそこだったようで、逆にこちらが驚きました。
聞けば、今まではいつも合わずに、押し込んで、叩き込んで、
回すのに毎回、毎回とても苦労され続けたそう。
二胡の木軸がきれいに回り、且つ、きちんと止まる物だとは
ハナっから当てにしていなかったそうです。
「きちんと回って、しっかり止まるのが正常ですからね」 と店主に言われて、
「考えてみれば、そうですよねぇ(笑)」 と。
その言葉で、今までどれほど木軸と格闘されてきたかが見えるようでした。
やがて、鳴尾先生と森君も帰りのお時間が。
思えば、この日はほとんど放置状態で、全然おもてなしもせず。。。
イベントを開催した関係で部屋も二胡棚も開けずに二胡屋仕様にしないままでいたので、
二胡が部屋に1本も無い状態の所へお迎えしたわけですが、
そんな変な二胡屋:光舜堂をXeno Quartetの皆様は心から楽しんで下さったようです。
それは、光舜堂が、楽器屋というより、
皆様が来て下さることで成り立つ“場”であるからかもしれません。
西野が居て、二胡を持ったお客様がいらっしゃれば、
何処であれ、そこはもう光舜堂なのですね。
今週も共に光舜堂を作り上げてくださいました皆様に感謝いたします。
と、言っておいて、
移転先が未完成でも引越しを企む言い訳の布石を打つ。。。
ふっふっふ、
新店舗は、工事途中経過がご来店毎に見えることになる可能性が濃厚です。
(まだ先ですが)
YouTubeにXeno Quartet+の東京公演ダイジェストがアップされましたよ!
ご覧になられましたか?
ワタクシ、アンコールの情熱大陸の時、花粉症の鼻水をズビズビ大音量ですすっていた場所が、
後で気づいたのですが録画していた機材の台の横でしたので、
鳴尾さん、編集の時に沢山カットしなければならなかったのではないかと申し訳なく。。。
しかし、素敵に仕上がっています♪
鳴尾さんはこういう編集がとっても得意でいらっしゃるので、
何度も繰り返し見たくなるような楽しい動画です☆
秋葉原の大通りの街並みを背負っての演奏で、スクリーンが無かった為に前半は逆光、
後半はネオンが目立ってしまい、いささか残念なバックではありますが、
どうぞ臨場感をお楽しみくださいませ。
さて、そんな興奮冷めやらぬ翌日の日曜日は、
午前中は特別イベント、『鳴尾牧子公開レッスン@光舜堂』でした。
面白かったのが、Xeno Quartetのメンバー3人とご一緒にいらした鳴尾先生、
到着早々、店に入るなり皆で、「ここがミエズ席かぁ!」 と(笑)
光舜堂のミエズ席部屋は、噂の場所だったのですね???
そうして始まった公開レッスン、3人の受講生の希望受講曲は、
第一レッスンが『光明行』、
第二レッスンが『賽馬』、
第三レッスンが『ガラスの海』でした。
第一レッスンから、聴講生は前日のイベントにもご来場の方がほとんど。
ですから鳴尾先生の迫力の演奏は既に聴いていらっしゃいます。
しかし、このレッスンでは中国曲、
しかも、生で、至近距離で聴く鳴尾先生の唸るような二胡の鳴りには驚きの連続だったことでしょう。
Xeno Quartet+では今回はノリの良い曲ばかりでしたが、
中国曲の基礎の土台がどれほどしっかりしているか、鳴尾先生の真の実力が垣間見えたと思います。
的確な指摘、目から鱗の奏法ポイント、基礎の大切さ、
どれもこれも、しっかりした技術と的確な指導法で教えてくださるので、
各回の受講者皆さんが受講中にもめざましく鮮やかに進歩しているのがハッキリ分かりました。
とにかくレッスンの中身の濃い事、濃い事!
鳴尾門下生のレベルが高い理由が解りますね!
受講生Kさんなんて、「真剣に関西に習いに通う事考えちゃおうかな。。。」 とまで(笑)
鳴尾先生のお住まいがもう少し近かったら、
年に数回、こんなレッスンイベントをまたしたいところですねぇ。
さて、そんなレッスンイベントが終わり、営業開始。
Xeno Quartetの皆さんは帰途は別ルートだそうで、まず川野さんが去り、
飛行機の時間迫る重松さんが去り、、、でもお時間に余裕があった鳴尾先生と森君はゆっくり。
レッスン聴講後も残った方々とミエル席部屋の方で交流を楽しまれていました。
その後いらした数人の方々も加わり交流の輪は大人数。
しかし店主とワタクシは、4人グループでご予約の方々の調整がありましたので、
その輪には加われず、皆様を放置して、ミエズ席部屋の方で二胡屋営業をしておりました。
ところで、その4人のうちのお一人、Tさんの二胡は、
中国製には珍しい樹種がブラジリアンローズの二胡でした。
購入した時言われた樹種とは違う事が判明したわけですが、
「言われた木よりも、こっちの木の方が高価なんだよ、良かったじゃないですか」 と店主に言われても、
Tさん、嬉しいような、でも複雑なお顔。
そこでワタクシ、「うちの楽器では、これと同じ木ですよ」 と
西野二胡のブラジリアンローズをお見せしようと思ったら、ありゃ、うっかり弦が外れた!
しかしワタクシ、手慣れた二胡屋ぶって弦を直し、さも出来る風に空で調弦。。。していたら、
お客様の調整をしながら聴いていた店主に、
「おまえさん、調弦、全然合ってないよ」
(あらーーー!相対音感しか無いもんでーーー!)
「ほらほら、忙しいから、あっちの部屋に上手い人たちが沢山居るから直してもらってらっしゃい」
と、ワタクシをシッシッ。
そこで、すごすごと隣の部屋の人々にブラジリアンローズの西野二胡を託し、
再びミエズ部屋へ戻ると、、、
♪~
なんとも美しい音色が聴こえてきました。
隣で鳴尾先生と森君が交互に弾いて下さっていたのが聴こえてきたのです。
「ほら、Tさんの二胡は、あの音の木と同じ音色の木なんですよ!」と店主が言うと、
「あんなに良い音色がするなんて!!」と、Tさんビックリ、
ようやくご自分の二胡の樹種の良さに安心されたようでした。
そのTさん、店主が直した後のご自分の木軸に、
「あら!止まる!!」「あら?!回る!!」
ビックリするポイントがそこだったようで、逆にこちらが驚きました。
聞けば、今まではいつも合わずに、押し込んで、叩き込んで、
回すのに毎回、毎回とても苦労され続けたそう。
二胡の木軸がきれいに回り、且つ、きちんと止まる物だとは
ハナっから当てにしていなかったそうです。
「きちんと回って、しっかり止まるのが正常ですからね」 と店主に言われて、
「考えてみれば、そうですよねぇ(笑)」 と。
その言葉で、今までどれほど木軸と格闘されてきたかが見えるようでした。
やがて、鳴尾先生と森君も帰りのお時間が。
思えば、この日はほとんど放置状態で、全然おもてなしもせず。。。
イベントを開催した関係で部屋も二胡棚も開けずに二胡屋仕様にしないままでいたので、
二胡が部屋に1本も無い状態の所へお迎えしたわけですが、
そんな変な二胡屋:光舜堂をXeno Quartetの皆様は心から楽しんで下さったようです。
それは、光舜堂が、楽器屋というより、
皆様が来て下さることで成り立つ“場”であるからかもしれません。
西野が居て、二胡を持ったお客様がいらっしゃれば、
何処であれ、そこはもう光舜堂なのですね。
今週も共に光舜堂を作り上げてくださいました皆様に感謝いたします。
と、言っておいて、
移転先が未完成でも引越しを企む言い訳の布石を打つ。。。
ふっふっふ、
新店舗は、工事途中経過がご来店毎に見えることになる可能性が濃厚です。
(まだ先ですが)
です。
なんだかとても楽しそうです (^-^)♪
” X Day ” の発表をお待ちしております。