中国では、中胡の方が普通だそうです。
二泉はどちらかと言うと、普通の二胡に、中古の弦を張って、
G、Dに調弦するそうです。
確かに、それでも鳴ります。
でもそれなら、二泉を作って、普通の弦を張っても良いのでは、
という思いで、ここしばらく、二泉二胡テストしてきました。
普通の二胡は、胴の直径が、92ミリ前後、
中胡は、直径が110ミリ。
私の作る二泉は、胴の直径、100ミリ。
それほどの差は無いようですが、
胴の面積は、約135%くらい増えます。
その分ボリュウムも、低音の拾い出しも良くなります。
しかし、ここで問題が有ります。
それは、このたった8ミリ違いの直径でも、
皮が、周辺が薄くなりすぎます。
強く張りきれないのです。
思いっきり強く張ろうとすると、皮が破けます。
皮の張りにくさ、考えると、
どうせだったら、中胡の方が、1オクターブ低い分、合奏にに使いやすいのかもしれません。
そういう意味で、二泉は中途半端なのかもしれません。
ソロの曲もあまりないようですし。
でも、私としては、あの低音たまらなく好きです。
またアービンも好きです。
元々、チェロをやっていたせいもあるでしょう。
それと、自分の声の低いせいもあるのかもしれません。
また、中国人の声の方が、口頭音が多いせいか、比較的日本語より高いのかもしれません。
その言葉の音に合わせた時、
二胡は、あの、バイオリンの、真ん中の二弦になったのかもしれません。
そういう意味で行くと、日本人に、弦楽器はどんなのが好き?
と質問すると、
圧倒的に、チェロと答える人が多いと思います。
日本語に近いのか?と言う意味も有ります。
二泉を作る時、一番の問題は、皮を、普通の二胡程は強く張りきれず、
普通は高音が、ほぼ、でません、
二胡より、更に出にくいのです。
皮が強く張りきれず高音が出にくいのと、音の輪郭がはっきり出にくいのです。
その上、売れにくい物でもありますし、一番良い皮を、二泉に使いたくないのかもしれません。
ですから、今市販の二泉と言われるものでは、私的には、満足感を得たものがありません。
ですから、これは、やってみる価値ありと、思ったのは、単なる天邪鬼なのかもしれません。
元々、私の作る二胡は、今の楽器と違って、
高音を出すのに、皮の張り方だけに頼っているわけではありません。
木の構造上から、高音が出るように、作っています。
ですから、多少、皮が普通の二胡程張りきれなくても、高音を出すのは自信が有りましたから、作ってみました。
もちろん、そうは言っても、皮は、一匹の蛇から取れる、私としては最高の皮を使ったつもりです。
結果、
私としては、5度下げても、8度下げても、かなり満足できました、
普通に二胡のように弾けると思います。
光舜堂へいらして試してみてください。
低音好きの西野。
二泉はどちらかと言うと、普通の二胡に、中古の弦を張って、
G、Dに調弦するそうです。
確かに、それでも鳴ります。
でもそれなら、二泉を作って、普通の弦を張っても良いのでは、
という思いで、ここしばらく、二泉二胡テストしてきました。
普通の二胡は、胴の直径が、92ミリ前後、
中胡は、直径が110ミリ。
私の作る二泉は、胴の直径、100ミリ。
それほどの差は無いようですが、
胴の面積は、約135%くらい増えます。
その分ボリュウムも、低音の拾い出しも良くなります。
しかし、ここで問題が有ります。
それは、このたった8ミリ違いの直径でも、
皮が、周辺が薄くなりすぎます。
強く張りきれないのです。
思いっきり強く張ろうとすると、皮が破けます。
皮の張りにくさ、考えると、
どうせだったら、中胡の方が、1オクターブ低い分、合奏にに使いやすいのかもしれません。
そういう意味で、二泉は中途半端なのかもしれません。
ソロの曲もあまりないようですし。
でも、私としては、あの低音たまらなく好きです。
またアービンも好きです。
元々、チェロをやっていたせいもあるでしょう。
それと、自分の声の低いせいもあるのかもしれません。
また、中国人の声の方が、口頭音が多いせいか、比較的日本語より高いのかもしれません。
その言葉の音に合わせた時、
二胡は、あの、バイオリンの、真ん中の二弦になったのかもしれません。
そういう意味で行くと、日本人に、弦楽器はどんなのが好き?
と質問すると、
圧倒的に、チェロと答える人が多いと思います。
日本語に近いのか?と言う意味も有ります。
二泉を作る時、一番の問題は、皮を、普通の二胡程は強く張りきれず、
普通は高音が、ほぼ、でません、
二胡より、更に出にくいのです。
皮が強く張りきれず高音が出にくいのと、音の輪郭がはっきり出にくいのです。
その上、売れにくい物でもありますし、一番良い皮を、二泉に使いたくないのかもしれません。
ですから、今市販の二泉と言われるものでは、私的には、満足感を得たものがありません。
ですから、これは、やってみる価値ありと、思ったのは、単なる天邪鬼なのかもしれません。
元々、私の作る二胡は、今の楽器と違って、
高音を出すのに、皮の張り方だけに頼っているわけではありません。
木の構造上から、高音が出るように、作っています。
ですから、多少、皮が普通の二胡程張りきれなくても、高音を出すのは自信が有りましたから、作ってみました。
もちろん、そうは言っても、皮は、一匹の蛇から取れる、私としては最高の皮を使ったつもりです。
結果、
私としては、5度下げても、8度下げても、かなり満足できました、
普通に二胡のように弾けると思います。
光舜堂へいらして試してみてください。
低音好きの西野。
暑い中、いかがお過ごしでしょうか?
このたびぽこは台北にいつものようにお気楽珍道中に行くことになりました。そこでまた楽器を見てこようと思います。
現地で“いい皮を使ったものってどんなものだろう・・?”って思いつつ、「光舜二胡を超えるものはないだろうて・・・」と、ほくそえみながらも色々学んできますね!
余裕があったら・・・購入しちゃおうかな♪って財布の中身が寒いから、ムリだな。
約1年半ぶりの凱旋です。楽しみです!
http://tw.myblog.yahoo.com/cachinamusic/article?mid=-2&prev=107&l=a&fid=1
出来れば旅立つ前に光舜堂には帰省Uターンが間に合う16日の夕方、それがムリなら9月になっちゃいます。いずれにせよ再び皆勤賞目指してガンバルンバ!
(よって、かなり先になります。m(__)m )
ってか、オーダーしたいですね。
ブラックウッドの二泉二胡を
台北で、二泉弾いてみてください。
後で教えてください、弾き比べてみてください。
光舜二泉と
御注文お請けいたします。
と言うか、なんでだか、アフリカンブラックウッド、2台分持っているのですよ。
木の宝箱、持っていますから。
材料は、なんでも手に入ります。
御先祖様のおかげです。
お盆ですから。
感謝。
二泉胡は二胡と中胡との中間サイズなのですね。初めて知りました。
この二泉胡で弾く曲って二泉映月の他を知りません。そういう意味ではかなり贅沢な楽器かもしれませんね。
確かに欲しい…
そいいえば、今の楽器を買うときにそれまでの楽器はどうしようかと大御所に聞いたところ、
「それ二泉弦に交換して二泉専用にしちゃえばいーじゃん!」
っていわれたことを思い出します。昔はそうだったのですね。なんか西野さんの文を読んで今になって納得しました(笑
で今、2オクターブ下の音を出して遊んでいますが、もう病み付きです。低音の魅力、フランク永井です。
目下の悩みはこの2オクターブ下から2オクターブ上への切り替えをどうするかということと、綺麗な和音を出したいということです。和音が思ったように綺麗じゃないのですよね。
厳しいッ!
ともかく弾いてください。
二泉胡の実物を拝んだことが無いので、ぜし拝見させて戴きとうございます。
いつも楽しみにブログ拝見しています。
私も低音好きです。(弦楽器の中では、チェロが一番好きです。)
二泉映月に限らず、二泉二胡の音域は、重奏などにも便利ですよね。
今は、普通の二胡に二泉弦を張っていますが、いつか納得できる二泉二胡に出会えたら欲しいなあ、と思っていました。
西野さんの二泉二胡、ぜひ弾かせていただきたいです♪
近々関西でも弾いてもらえる機会作ります。
その時には是非弾いてください。