無くなって来たのは体力だけですね。
昔から、私の場合何かをしたいというのが無かったです。
人に言われて、あるいは人に頼まれて、何かを始めましたね。
二胡屋を始めたのも、ほぉさんが、「そんなに二胡作るの好きなら二胡屋始めたら?」の一言です。
二胡を作り始めったのも、家族の残した二胡を直してほしいというということから、それなら二胡作ってみないと、治せない。と、中国製の二胡を分解し始めたところから始まっていますね。
始めると,もう止まりません。
ましてや、二胡は、楽器つくりは奥が深いです。
作ってみて、弾いてみて、そして尚且つ、その弾くのを聞く人がいる。
その聴く人たちにまで、作る気持ちが届かないといけませんね。
二胡は道具ですから、使い心地、弾き心地、でも音楽を作り出すものでもありますから、聞き心地というのも考え始めると、もうこれは止まりません。
音楽を奏でるために、楽器も弓も、そして、ついには松脂までもということになってしまいました。
その松脂にしても、自分が弾いて楽しむもの、合奏のための物、音源を通して聞かせるもの、そして録音して、人様に聞かせるための。
今考えているのは、オーケストラバックで生音でオーケストラの中から抜きんでてくる音、音色。出来ないものかと。
松脂一つにしても限りなく広がりますね。
ましてや楽器は、二胡のそのものは、さらに奥が深いですね。
というところにたどり着いた、75才です。
工房光舜堂西野和宏あんどほぉ・ネオ
寒くなってきましたので お体に気をつけて下さいね。
もう暫くは二胡造り楽しめそうですが。
でも、木工所は暖房ないのです。気の屑が危険ですしエアコンなど、まったく役に立ちません。気の埃凄いですからね。春までじっと我慢です。