二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ある意味、贅沢?紙か皮か。

2023-05-14 12:31:08 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
13周年記念イベント、
ご当選の方々、おめでとうございます。
当選者も決まり、少しボーとしていた、昨日、工房営業日、突然のご来客、そして遠方からの、お客様の到着予定の変更などが重なり、大混雑になってしまいました。
元々の、ご予定のTさんには、ゆっくりしていただけなくて、大変失礼致しました。
まだ隣の音楽室もできあがっておらず、その上外は雨、多摩川散歩してて下さいとも言えず。
気遣いのネオちゃんが、大活躍してくれたのですが、楽器をさわる以外は無能な私ですから、お客様には、ずいぶんご迷惑を、掛けてしまったかもしれません。
早いとこ、音楽室を、作って、待っていただく場所を、確保しなければなりませんね。
それと。突然のお客様は、空き時間まで、お待ちいただくことになりました、その事ご了承下さいませ。
と、大混雑だった一時もすぎ、北海道から来られた、長い間ニ胡の教室を運営されてきたT先生。この方は生徒さんや、私の古いニ胡友を通じて、光舜堂が、良い弓を作っていたり、紙の人工皮のニ胡を作ったりしているらしいと、東京への出張のタイミングで、工房に、来られたのでした。
「先生なら、本場の弓幾らでも入るでしょう?」と、私が聞きますと「中国製、全部が良いものとは限らないですしね、なかには良いものもあるのですが、弓は、相性もあるし」とのこと。
弓も色々試して、ネオちゃんが、これはどうですか?と恐る恐る差し出した「しまかぜ
」弾いた途端の、笑顔が忘れられません。
弾いた瞬間に決まるものですね。
「しまかぜ」最初のご注文頂きました。
ネオちゃん良かったネ‼️
そして、CDM
「この楽器は、家庭用のニ胡としては、もうこの方が向いていそうです、演奏会で大きな会場で弾くのでなければ、音色も良いし」
との感想です。
そこで、少しだけCDMの特徴を説明しました。
最近では、CDMでも木との組み合わせで、鳴尾牧子さんの、ハカランダのように2000人の会場でも、音が響くようにも作れるし、今度の花紫檀のように、家庭で楽しむようにも作れるのです。
同じ花紫檀でも、蛇皮だと演奏活動にも使えます。
それは、紫檀が、胴のどの部分に使われているかによって、変わります。
こんな感じですね。
今回の光舜堂13周年記念のニ胡の当選者の方々も、だいぶ、どちらにしようか迷われているようですが、こんなことも、考慮の内にいれてみて下さいね。
そんなこんなバタバタで、困ったニ胡を見ると後先考えずに、手が動いてしまう私です。ほぉさんにも、良く怒られましたし、今回はネオちゃんにも、困った人だと、、、
十分な、お時間取れず、申し訳なかったですが、あの柔らかくなりすぎた皮には、松富士駒で、しばらくは楽しんでいただけると思います。
ほぉさんにまで、お土産頂きましてありがとうございました。
来週の工房営業日は、20日21日と神戸元町の「あーるふぅ」さんで行われます。
オーナーの道上さん、ニ胡以外見えない私です。色々ご面倒をお掛けいたします。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ、ネオ



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