昨日はほぉさんがまだ体調が万全でないので、私一人での営業日となりました。
無理やりもう少し休ませたのです。
私と仕事を一緒に、やっているといつの間にか、真っ先駆けている私の後ろで、バタバタと仲間たちが倒れていくと、よく言われました。
さすがに、最近は、昔のように、昼間作って、夕方打合せ、その後現場に入って取り付け、
返ってから次の打ち合わせのためのお絵かき、などと言うことはなくなっていますが、
どうも次から次へと、弓の張替、
と思いきやいきなり弓の製作、福音弓の進化、その間に、次の日本製の弓の準備、
またまた多人工皮の開発、
ゼノカルテットの次の東京公演の下準備、
りのべーsyン二胡の製作
ふと思いついてやはり低音二胡、それもアービン礼賛、「二泉映月用の弓」の開発、
やっと完成した8角形用の駒の製作、
そろそろ中胡用の弓も作って大阪へ送らねば、
里地帰君に頼まれた二胡ももうすぐ完成、
そうそう、福音弓完成したのですが、その前に作った弓の中に少しだけチューブに熱をかける時に、
熱のかけ方の足りないものや、多過ぎたものなどあります、それらは本当にまれですがチューブが緩くなりやすい物などあります。
もし有ったら言って下さい。それは直しますのでいつでも行ってください、とこんなことも。
これではほぉさんが疲れるのも無理はないのですね、、、、
そこで昨日は独りでの営業、
先日のインフルエンザの宣伝効果か、昨日は予約の方も少なく、
接客に無能な私としては大変助かりましたが、
そんな中で、かなりショックなことがありました。
私が弾いていると、(珍しく)ニコニコと笑顔で入ってこられた、うら若き女性
「弾いてみても良いですか」
「どうぞどうぞ」と言いながら椅子に座ってもらい、二胡を手渡しました。
「あれ!」これは形になっているなと思っていると、
いきなり弾き始めました、なんだか私の知らない中国曲
とんでもなく上手いのです、たぶんその辺の先生が真っ蒼になるほど、
「どこかで教えているのですか?」とお聞きすると
「いえ!もう5,6年触っていないのです、久しぶり♪」
色々お訊ねすると、小学校から大学1年ぐらいまでやっていたそうです。
上手いわけです。
「でも、大学に入る時に、いろいろ考え忙しくもあり止めてしまった!」そうなのです。
「理由は!」と私が聞きますと、
「二胡をやっていても先が見えない、将来どうしたら良いのかが分からない、演奏家としてやっていくのも、そんな人もなかなかいないし
。いずれ仕事が落ち着いたら楽しみでやればよいかと思っているうちに、勉強も面白くなって、今はすっかりやめている」
そうなのです。
全く同じではないですがこの話に近い方がもうひと方!!!
一日にお二人も二胡やっていても食べていけないし、演奏ではやっていけそうもないし、先が見えないから、、
そういう方がお二人、たぶんお二人とも20才代。
ホントもったいないで宇sここまで光る人がやめてしまわざるを得ない二胡の世界、
むかし私の周りにも、アーティストになろうと美術学校へ通っていても、せっかく才能がありながら、中途断念、というのがごろごろ今いました。
私みたいにただ食べていくために自分のできること、追いかけていて、いつの間にか二胡つくりなどと言うのはとんでもなく運が良い??のかもしれません。
これらの若い演奏家に、私もこの人のようになって演奏家に成るのだという気持ちを抱かせてくれるような演奏家が、実際に世の中で活躍していないと、若い世代が続きません。
今演奏家あるいは先生で頑張っている方々へ、もっと頑張って未来の君たちの夢はこのように実現できるのだよと、指示してくれる人々が沢山欲しいですね。
今皆さんは自分の事で一杯かもしれません、でも爺としては、お願いです、
皆さんの近い未来も、今のこれからの皆さんにかかっているのです。
皆さんがどんどん広く活躍することで、未来の演奏家二胡愛好家も育ち、しいては皆さんの未来も支えられるのです。
そんな、事を考えさせられた、ほぉさん無しの二胡屋でした。
ご来店の皆さん会員様ありがとうございました。
では!
無理やりもう少し休ませたのです。
私と仕事を一緒に、やっているといつの間にか、真っ先駆けている私の後ろで、バタバタと仲間たちが倒れていくと、よく言われました。
さすがに、最近は、昔のように、昼間作って、夕方打合せ、その後現場に入って取り付け、
返ってから次の打ち合わせのためのお絵かき、などと言うことはなくなっていますが、
どうも次から次へと、弓の張替、
と思いきやいきなり弓の製作、福音弓の進化、その間に、次の日本製の弓の準備、
またまた多人工皮の開発、
ゼノカルテットの次の東京公演の下準備、
りのべーsyン二胡の製作
ふと思いついてやはり低音二胡、それもアービン礼賛、「二泉映月用の弓」の開発、
やっと完成した8角形用の駒の製作、
そろそろ中胡用の弓も作って大阪へ送らねば、
里地帰君に頼まれた二胡ももうすぐ完成、
そうそう、福音弓完成したのですが、その前に作った弓の中に少しだけチューブに熱をかける時に、
熱のかけ方の足りないものや、多過ぎたものなどあります、それらは本当にまれですがチューブが緩くなりやすい物などあります。
もし有ったら言って下さい。それは直しますのでいつでも行ってください、とこんなことも。
これではほぉさんが疲れるのも無理はないのですね、、、、
そこで昨日は独りでの営業、
先日のインフルエンザの宣伝効果か、昨日は予約の方も少なく、
接客に無能な私としては大変助かりましたが、
そんな中で、かなりショックなことがありました。
私が弾いていると、(珍しく)ニコニコと笑顔で入ってこられた、うら若き女性
「弾いてみても良いですか」
「どうぞどうぞ」と言いながら椅子に座ってもらい、二胡を手渡しました。
「あれ!」これは形になっているなと思っていると、
いきなり弾き始めました、なんだか私の知らない中国曲
とんでもなく上手いのです、たぶんその辺の先生が真っ蒼になるほど、
「どこかで教えているのですか?」とお聞きすると
「いえ!もう5,6年触っていないのです、久しぶり♪」
色々お訊ねすると、小学校から大学1年ぐらいまでやっていたそうです。
上手いわけです。
「でも、大学に入る時に、いろいろ考え忙しくもあり止めてしまった!」そうなのです。
「理由は!」と私が聞きますと、
「二胡をやっていても先が見えない、将来どうしたら良いのかが分からない、演奏家としてやっていくのも、そんな人もなかなかいないし
。いずれ仕事が落ち着いたら楽しみでやればよいかと思っているうちに、勉強も面白くなって、今はすっかりやめている」
そうなのです。
全く同じではないですがこの話に近い方がもうひと方!!!
一日にお二人も二胡やっていても食べていけないし、演奏ではやっていけそうもないし、先が見えないから、、
そういう方がお二人、たぶんお二人とも20才代。
ホントもったいないで宇sここまで光る人がやめてしまわざるを得ない二胡の世界、
むかし私の周りにも、アーティストになろうと美術学校へ通っていても、せっかく才能がありながら、中途断念、というのがごろごろ今いました。
私みたいにただ食べていくために自分のできること、追いかけていて、いつの間にか二胡つくりなどと言うのはとんでもなく運が良い??のかもしれません。
これらの若い演奏家に、私もこの人のようになって演奏家に成るのだという気持ちを抱かせてくれるような演奏家が、実際に世の中で活躍していないと、若い世代が続きません。
今演奏家あるいは先生で頑張っている方々へ、もっと頑張って未来の君たちの夢はこのように実現できるのだよと、指示してくれる人々が沢山欲しいですね。
今皆さんは自分の事で一杯かもしれません、でも爺としては、お願いです、
皆さんの近い未来も、今のこれからの皆さんにかかっているのです。
皆さんがどんどん広く活躍することで、未来の演奏家二胡愛好家も育ち、しいては皆さんの未来も支えられるのです。
そんな、事を考えさせられた、ほぉさん無しの二胡屋でした。
ご来店の皆さん会員様ありがとうございました。
では!
あけましておめでとうございます
今年も光舜堂さんのアグレッシブなご活躍を
お祈りしています!!
先日の二胡教室でワタクシのお師匠さんである
ぱんだ師匠(パンダっぽい体型の先生です~)が
この弓はすぐ替えたほうがいい、みたいなことをおっしゃったので、
前々から欲しかった福音弓の東風を二胡姫さんから予約しました。
もぉ、すご~く楽しみです!!
はやく弾いてみたい~!! です。
黒檀の八角二胡(筒付)用の駒の売り出しも楽しみにしています♪
東風弾き易いですよ、より力を入れない力を抜くというのが実感されます、
8角形用のこま、これも何年か考えて実験を繰り返してきて最近はかなり安定して度の8角形にも会います意外と中国的あ音の好みの方は、虎駒の方が良いようです。是非お試しください。
フェルナンブーコの駒を使った方は、皆さん同じことを言います。この音聴いてしまったら買わないわけにはいかない、、残念です、もっと高額にしておけば、良かった(笑)
でもこの駒も材料が入った時だけです、たぶん次は2月の終わりかな